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Windows 11のタスクマネージャーの使い方|開き方・固まったアプリの終了・CPUやメモリの見方・スタートアップ設定【2026年版】

Windows 11タスクマネージャーでCPUやメモリを確認するイメージ
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パソコンを使っていると、「アプリが固まって動かない」「最近やけに動作が重い」「電源を入れてから使えるようになるまで時間がかかる」といった困りごとに出会います。こうしたときに役立つのが、Windows 11に最初から入っている「タスクマネージャー」です。今どのアプリがどれだけパソコンの力を使っているかを見たり、固まったアプリだけを安全に終了させたりできる、いわばパソコンの健康診断の道具です。この記事は、タスクマネージャーの使い方を1ページにまとめた総合案内として、①開き方・②固まったアプリの終了・③CPUやメモリの見方・④起動を速くするスタートアップの調整・⑤詳細タブの位置づけ・⑥よくある勘違い集までを、実際の画面で確認したスクリーンショット付きで一通り網羅しています。気になるところから読み進めてください。

手順は実際の画面で確認していますが、お使いのWindowsのバージョンにより、画面の表示や項目名が少し異なる場合があります。本記事はWindows 11 24H2で動作を確認した内容を中心にまとめています。

Windows 11のタスクマネージャーの左サイドバーにプロセスやパフォーマンスが並びプロセスタブが表示された画面
タスクマネージャーを「Ctrl」+「Shift」+「Esc」で開いた直後の「プロセス」タブです。左側にプロセス/パフォーマンス/スタートアップ アプリなどが縦に並び、右側でアプリごとのCPU・メモリ・ディスク・ネットワークの使用状況がひと目で分かります。
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タスクマネージャーとは何か(最初に知っておきたいこと)

タスクマネージャーは、いま動いているアプリやプログラムの一覧と、それぞれがパソコンの力(CPU・メモリなど)をどれくらい使っているかを表示する道具です。ふだんは開く必要はありませんが、次のようなときに役立ちます。

現在のWindows 11では、タスクマネージャーを開くと画面の左側に「プロセス」「パフォーマンス」「アプリの履歴」「スタートアップ アプリ」「詳細」「サービス」「設定」といった項目が縦に並んだ一覧(左サイドバー)が表示され、見たい項目をクリックして切り替えます。起動した時点で最初から詳しい画面が開くので、特別な切り替え操作は必要ありません。以前のバージョンでは、最初に小さな「簡易表示」が出て「詳細」ボタンで詳しい画面に切り替える形でしたが、現在のWindows 11ではこの簡易表示はなくなっています。

こんなとき タスクマネージャーでできること
アプリが固まって閉じられない そのアプリだけを選んで強制的に終了する
パソコンが急に重くなった どのアプリが力を使いすぎているか確認する
電源を入れてから使えるまでが遅い 起動時に自動で立ち上がるアプリを減らす

「パソコンが重い」と感じる原因の多くは、特定のアプリが裏で力を使い続けていることにあります。再起動や買い替えを考える前に、まずタスクマネージャーで「今どこに負荷がかかっているか」を一度見てみるのが、遠回りのようでいちばんの近道です。

少し身構えてしまう方もいますが、タスクマネージャーは「見るだけ」なら何も壊しません。一覧をながめて、グラフを見て、そのまま閉じる——これだけなら、パソコンに何の影響もありません。注意が必要なのは「タスクの終了」やスタートアップの「無効化」のように、何かを変える操作のときだけです。この記事では、その「変える操作」をするときに気をつける点を、その都度はっきり書いていきます。まずは一度開いて、画面に慣れることから始めましょう。

① タスクマネージャーの開き方(3通り)

開き方はいくつかありますが、覚えやすい3つを紹介します。どれか一つを覚えておけば十分です。とくに、アプリが固まってマウスが効きにくいときでも使える1つ目の方法は、覚えておくと安心です。

開き方 操作 こんなときに便利
キーボードで直接開く 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」の3つを同時に押す いちばん速い。覚えるならこれ
スタートボタンから開く 画面下の「スタート」ボタンを右クリックし、一覧の「タスク マネージャー」を選ぶ キーの組み合わせが覚えにくい方に
青い画面のメニューから開く 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押し、表示された画面で「タスク マネージャー」を選ぶ アプリが固まって他の操作が効かないとき
💡 迷ったら「Ctrl + Shift + Esc」3つのキーを同時に押すだけで、すぐにタスクマネージャーが開きます。スタートボタンを右クリックする方法と2通り覚えておけば、たいていの場面で困りません。開いたあとは、画面左側に並んだ項目(左サイドバー)から見たいものをクリックして切り替えます。

② 固まったアプリを安全に終了する(タスクの終了)

タスクマネージャーがいちばん役立つのが、「アプリが固まって、×ボタンを押しても閉じない」という場面です。こういうときは、タスクマネージャーからそのアプリだけを終了させれば、パソコン全体を再起動せずにすみます。終了させたいアプリ以外には影響しないので、落ち着いて操作しましょう。

  1. タスクマネージャーを開き、左側の一覧から「プロセス」(一覧が出る最初の画面)をクリックします。
  2. 「アプリ」の見出しの下に、今開いているアプリが並んでいます。閉じたいアプリ(固まっているもの)を一度クリックして選びます。
  3. そのアプリを右クリックし、表示されたメニューの「タスクの終了」をクリックします。画面右下の「タスクの終了」ボタンを押しても同じです。
  4. 少し待つと、選んだアプリが一覧から消えて閉じます。これで完了です。

「タスクの終了」を選ぶと、そのアプリは保存していない作業をそのまま捨てて閉じます。たとえば書きかけの文章は消えてしまうことがあるので、可能であれば一度試しに数分待ってみて、それでも反応がないときの手段と考えてください。固まっているように見えても、裏で重い処理をしているだけで、しばらくすると自分で復帰することがあります。画面の上のほうに「(応答なし)」と表示されていても、すぐにあきらめず、まずは少し待つのがおすすめです。

もし、終了したいアプリが「アプリ」の見出しの下に見当たらないときは、そのアプリ名の左にある小さな矢印(「>」のような印)をクリックすると、隠れていた項目が開いて見えることがあります。また、同じ名前のものが複数並んでいるときは、いちばん上の見出し(親)を選んで「タスクの終了」を押すと、その下にまとまっている分もあわせて閉じられます。

⚠️ 名前のよくわからないものは終了しない「プロセス」タブには、自分で開いた覚えのない名前(Windowsの仕組みを動かしているもの)もたくさん並んでいます。これらを終了させると、画面が乱れたり、パソコンが不安定になったりすることがあります。終了してよいのは、自分が開いたアプリ(「アプリ」の見出しの下に並んでいるもの)だけと覚えておくと安全です。よくわからないものには触らないのが基本です。なお、「アプリ」欄に並んでいても、「エクスプローラー」(Windows エクスプローラー、ファイルやデスクトップを表示するWindowsの土台になっている部分)のように、Windowsそのものを動かしているものは終了しないでください。終了すると画面の表示が一時的に消えるなど、戸惑う動きになることがあります。

③ どのアプリが重いのか調べる(CPU・メモリ・ディスクの見方)

「パソコンが重い」と感じたとき、原因を見つける手がかりになるのが「プロセス」タブの数字です。一覧の上に「CPU」「メモリ」「ディスク」「ネットワーク」という列があり、それぞれのアプリがどれだけ使っているかがパーセントなどで表示されます。まずは、いちばん力を使っているものを見つけるのが基本です。

列の名前 意味(ざっくり) 高いとどうなる
CPU 計算をする頭脳の使われ具合 動作が全体的にもたつく
メモリ 作業机の広さの使われ具合 アプリの切り替えが遅くなる
ディスク データの読み書きの忙しさ ファイルを開くのが遅くなる
ネットワーク 通信の使われ具合 ダウンロード等で一時的に上がる
  1. 「プロセス」タブを開きます。
  2. 調べたい列(たとえば「CPU」)の見出しをクリックします。クリックするたびに、使っている順・少ない順に並べ替わります。
  3. いちばん上に来たアプリが、その時点でいちばん力を使っているものです。心当たりのないアプリが上位に居座っているなら、それが重さの原因かもしれません。

グラフで全体の状態を見たいときは、左側の一覧から「パフォーマンス」をクリックします。ここでは、CPU・メモリ・ディスクなどの使われ具合が、時間とともに動くグラフで表示されます。パソコンの構成によっては、ここに「GPU」(映像を担当する部品)の項目が表示されることもありますが、環境によっては表示されないことがあります。一時的にグラフが跳ね上がっても、すぐ下がるなら心配いりません。ずっと高いままのときは、何かが裏で動き続けている合図です。

なお、CPUやメモリが一時的に高くなること自体は異常ではありません。たくさんのアプリを同時に開いていれば数字は上がります。気にすべきなのは、「何も操作していないのに、特定のアプリだけがずっと高い」という状態です。その場合は、そのアプリを一度閉じる、アプリやWindowsを最新の状態に更新する、といった対処を順に試してください。

重さの原因になりやすいのは、「ブラウザのタブをたくさん開いたまま」「写真や動画を裏で同期するアプリが動き続けている」「Windowsの更新プログラムをダウンロード中」といったケースです。いずれも一覧の上位にそれらしい名前が並びます。とくにパソコンを起動してしばらくは、更新の確認やバックアップで一時的に重くなることがあります。電源を入れた直後に重いと感じたら、数分置いてから様子を見るだけで落ち着くこともよくあります。

メモリの数字が高い場合、「メモリが足りないのでは」と心配される方が多いのですが、Windowsはメモリを上手にやりくりする作りになっており、ある程度使われているのはむしろ正常です。問題が出るのは、メモリがほぼいっぱいの状態が続き、アプリの切り替えがはっきり遅くなったり、「メモリが不足しています」という案内が出たりするときです。その場合は、使っていないアプリやブラウザのタブを閉じるだけで、かなり改善します。

④ パソコンの起動を速くする(スタートアップアプリの調整)

「電源を入れてから、使えるようになるまでが遅い」という悩みの多くは、起動と同時に自動で立ち上がるアプリが多すぎることが原因です。これらは「スタートアップ アプリ」と呼ばれ、タスクマネージャーから不要なものをオフにできます。アプリ自体を削除するわけではなく、「起動と同時に立ち上げるのをやめる」だけなので、必要になったらいつでも自分で開けます。

  1. タスクマネージャーを開き、左側の一覧から「スタートアップ アプリ」をクリックします。
  2. 起動時に自動で立ち上がるアプリの一覧が表示されます。「状態」の列が「有効」になっているものが、自動で立ち上がるアプリです。
  3. 「スタートアップへの影響」の列を見ます。「高」と表示されているものほど、起動を遅くしている可能性が高いアプリです。
  4. 止めたいアプリを右クリックし、「無効化」をクリックします。「状態」が「無効」に変われば完了です。次回からは自動で立ち上がらなくなります。
  5. 元に戻したくなったら、同じ手順でそのアプリを右クリックして「有効化」を選べば戻せます。
💡 無効にしても大丈夫なものの見分け方判断に迷ったら、まずは「自分でよく使うアプリ以外」で、かつ「影響が高」のものから一つずつオフにしてみるのが安全です。たとえば、ほとんど使っていないチャットアプリや、動画・音楽の配信アプリなどが候補になります。一方で、ウイルス対策ソフトや、パソコンの部品を動かすためのソフト(メーカー名がついたものなど)は、止めると不具合のもとになることがあるため、よくわからないものは残しておきましょう。一度に全部止めず、一つずつ様子を見ながら進めるのがコツです。

無効にしても、そのアプリが使えなくなるわけではありません。あくまで「パソコンを起動したときに、自動で立ち上がらなくなる」だけです。必要になったら、これまでどおりスタートメニューから自分で開けます。「もしかして必要なものだったかも」と不安になっても、前述のとおり同じ画面で「有効化」に戻せるので、気軽に試して問題ありません。

名前を見ても何のアプリか分からないものがあるときは、その項目を右クリックして「プロパティ」や「ファイルの場所を開く」を選ぶと、どのソフトのものか手がかりがつかめます。それでも判断がつかないものは、無理に止めず、はっきり「使っていない」と分かるものだけをオフにしてください。変更の効果は、次にパソコンを再起動したときから現れます。

⑤ もっと細かく見る「詳細」「サービス」タブ(上級者向け・無理に触らない)

タスクマネージャーには、ここまで紹介した以外にも「詳細」や「サービス」というタブがあります。これらは、パソコンに詳しい方やサポート担当者が原因を細かく調べるための画面で、ふだんの操作では触る必要はありません。どんなものか、概要だけ知っておけば十分です。

タブ名 何が表示されるか 初心者の関わり方
詳細 動いているプログラムを、より細かい単位(実行ファイル名)で一覧表示する 原則として見るだけ。終了操作はしない
サービス Windowsが裏で動かしている細かな機能の一覧 原則として触らない
アプリの履歴 各アプリが過去に使った力の累計(参考情報) 気になるときに見る程度でよい

「詳細」タブは、②で説明した「プロセス」タブのように「アプリ」という大きなまとまりではなく、プログラムを動かしている実行ファイル(一つ一つの細かい部品)の単位で一覧表示し、終了もこの単位で行います。そのため、ここで終了させると、見えているアプリだけでなく、それと連動して動いている別の部分まで一緒に巻き込んで止めてしまうことがあり、保存前のデータが失われたり、画面が一時的に乱れたりすることがあります。初心者の方は、②で説明した「プロセス」タブからの「タスクの終了」だけ覚えておけば、日常の困りごとはほぼ解決できますので、詳細タブは無理に使う必要はありません。

⑥ よくある勘違いと、安全に使うための心がけ

最後に、相談を受けるなかでとくに多かった勘違いをまとめます。タスクマネージャーは便利な反面、よくわからないまま操作すると不安定になることもあるため、次の点だけ押さえておきましょう。

よくある勘違い 正しい考え方
並んでいるものは全部終了してよい 終了してよいのは自分が開いたアプリだけ。仕組みを動かすものには触らない
CPUやメモリが高い=故障 一時的に高いのは正常。ずっと高いままが注意のサイン
スタートアップを全部オフにすれば速くなる 必要なものまで止めると不具合に。一つずつ様子を見る
「タスクの終了」で保存もされる 保存前の作業は失われることがある。可能なら先に保存・少し待つ
💡 まとめタスクマネージャーは、「Ctrl + Shift + Esc」で開き、固まったアプリを「タスクの終了」で閉じ、重いときは「プロセス」タブの数字を見て原因を探す——この3つを覚えておけば、日常の困りごとの大半に対応できます。起動が遅いと感じたら「スタートアップ アプリ」で不要なものを一つずつオフに。よくわからないものには触らない、これだけ守れば安心して使えます。

出典(Microsoft公式)

本記事の手順は、2026年6月時点でMicrosoftが公開している以下の公式情報をもとに、実際の画面名称を確認して作成しています。

内容 Microsoft公式ページ
Windowsでスタートアップ アプリを構成する(自動起動の有効・無効) https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/configure-startup-applications-in-windows-115a420a-0bff-4a6f-90e0-1934c844e473
Windowsで応答しないプログラムを終了する方法 https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/how-to-automatically-close-non-responsive-programs-62bf500c-72e4-8a81-735f-79766dbc9ccf
Windowsデバイスのプロセッサのコア数を確認する(パフォーマンスタブの見方) https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/find-out-how-many-cores-a-processor-on-a-windows-device-has-3126ef99-0247-33b3-81fc-065e9fb0c35b
タスク マネージャーのメニュー バーとタブが表示されない(簡易表示の切り替え) https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/task-manager-menu-bar-and-tabs-are-not-visible-8fa93165-7d0c-643f-62c4-61fe46c632fe

この記事は、元情報システム部門で10年以上にわたり社内パソコンの運用・サポートに携わってきた「uri uri」が、実際の画面で操作を確認しながら執筆しました。「パソコンが重い」「アプリが固まる」「起動が遅い」といった困りごとは、まずタスクマネージャーで負荷の場所を確かめ、固まったアプリを一つだけ終了させたり、スタートアップを一つずつ見直したりすることで解決できる場合が少なくありません。むやみに再起動や買い替えを考える前に、原因を一度「見える化」するだけで、対処がぐっと楽になります。著者の詳しい経歴はプロフィールをご覧ください。

最終確認日:2026年6月

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

現場や身近で実際に起きたトラブルをベースに、手順だけでなく「なぜそうなるか」「失敗しやすい落とし穴」「安全な設定(セキュリティ)」まで含めて解説します。

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