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Windows 11でMicrosoft Teamsに「問題が発生しました」と表示された場合の対処法

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まず落ち着く エラーの意味を正しく知る

Windows 11でMicrosoft Teamsを使おうとしたとき、バナーやメッセージで『問題が発生しました。』と表示されて先に進めない。このメッセージは、Teamsのいろいろな場面で現れる汎用的な案内です。とくにマイクロソフトの公式サポートは、クラシックTeamsで「新しいTeamsを試す」をオンにしたときに新しいTeamsが起動せず、バナーで『問題が発生しました。』と表示される事象を、はっきりと文書として説明しています。つまりあなたのパソコンが壊れたわけではなく、多くは順番に対処すれば直るものです。まずは深呼吸してから進めましょう。

このメッセージがやっかいなのは、原因が一つに決まっていない点です。「問題が発生しました」という表示自体はとても大まかで、次のように複数の要因が考えられます。どれか一つと決めつけず、可能性の高いものから順に消していくのが近道です。

ここがポイント!

  • アプリやサインインの状態が一時的に乱れている、または一時ファイル(キャッシュ)が壊れている、ネットワークが不安定など、軽い応急処置で直るもの。
  • クラシックTeamsから新しいTeamsへ切り替える場面で出るもので、公式はこの場合の本命対処としてWindows自体の更新などを案内しています(後述)。

この記事では、初心者の方が上から順に試すだけでよいように、まず軽い応急処置、次に公式が案内する本命の対処、それでも直らないときの立て直し、という流れで並べています。途中で直ったら、その先は試さなくて構いません。

Teamsのエラーが直らないときに試す順番の図解。軽い応急処置、Windowsを最新に更新、キャッシュ削除、リセットや再インストール、急ぎはブラウザ版で代替の順
直らないときは軽い応急処置から順に試します。途中で直ればその先は不要です。上から下へ試していきましょう。

まず試したい軽い応急処置

アプリは開くけれどエラーが出る、という場合は、データを消さない安全な操作から試します。この段階で直ることも多いので、面倒でも上から順にどうぞ。

  1. Teamsをいったん完全に終了して開き直します。タスクバー右下の隠れているアイコンからTeamsのアイコンを右クリックし、終了を選んでから、もう一度Teamsを起動します。
  2. それでも直らなければ、パソコンごと再起動します。スタートボタンから電源、再起動を選びます。
  3. サインインし直します。Teamsの画面右上にあるアカウントのアイコンからサインアウトし、あらためて自分のメールアドレスとパスワードでサインインします。
  4. インターネットにつながっているかを確認します。ブラウザで適当なサイトが開けるか試し、開けないときはWi-Fiやルーターを見直します。

なお、Teamsのアイコンをクリックしても画面がまったく開かない、そもそも起動しないという場合は、原因も対処も変わってきます。そのときはTeamsが起動しないときの対処法もあわせてご覧ください。

Teamsでサインインし直す手順の図解。右上のアカウントを開き、サインアウトし、もう一度サインインする3ステップ
軽い対処のひとつがサインインし直しです。右上のアカウントからサインアウトし、もう一度サインインします。

公式が案内する対処 Windowsを最新の状態にする

軽い応急処置で直らないとき、とくに「新しいTeamsを試す」で『問題が発生しました。』に当たった場合に、公式が本命の対処として挙げているのがWindows自体を新しいビルドに更新することです。マイクロソフトの解説ページは、最後の手順として『問題が解決しない場合は、システムを Windows 11 バージョン 22H2、OS ビルド 22621.2506 以降のバージョンに更新します。』と明記しています。手順は次のとおりです。

  1. 今のバージョンを確認します。検索ボックスに winver と入力して実行すると、Windowsのバージョンとビルド番号が表示されます。
  2. 「設定」を開き、「Windows Update」を選びます。
  3. 更新プログラムのチェックを押し、見つかった更新をすべて適用して、案内に従って再起動します。

公式ページによれば、この事象の背景にはフォルダーのアクセス権や特定のポリシー設定など、少し専門的な原因が関わっている場合もあり、マイクロソフトは状態を自動で確認する診断スクリプトも用意しています。ただし初心者の方が自力で安全に試せる範囲としては、まずWindowsを最新の状態にしておくことがいちばん確実です。それでも解決しないときは、無理に設定をいじらず、この記事の後半の立て直しや相談窓口の利用に進んでください。

Windows11の設定のWindows Update画面。最新の状態ですと表示され、更新プログラムのチェックボタンがある実機画面
当サイトの実機です。公式が本命の対処として挙げるのがWindowsの更新です。設定の「Windows Update」で更新をすべて適用します。

一時ファイル(キャッシュ)をクリアする

再起動やWindows更新でも直らないときは、Teamsがためこんだ一時ファイル(キャッシュ)が壊れている可能性を疑います。マイクロソフトのサポートでも『Microsoft Teamsに影響する問題が発生している場合は、デバイスのキャッシュをクリアすると役立つ場合があります。』と案内されています。新しいTeamsでファイルを削除してキャッシュをクリアする手順は次のとおりです。

  1. Teamsが動いていれば、タスクバーのTeamsアイコンを右クリックして終了させます。
  2. キーボードのWindowsロゴキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  3. 入力欄に %userprofile%\appdata\local\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache\Microsoft\MSTeams と入力し、OKを選びます。
  4. 開いたフォルダーの中にあるファイルとフォルダーをすべて削除します。
  5. Teamsを起動し直します。

キャッシュを消した直後はTeamsの起動やデータの読み込みがいつもより遅く感じることがありますが、これはファイルを作り直しているためで異常ではありません。サーバー側に保存されたチャットや会議の情報は消えないので、安心して進めてください。

ファイル名を指定して実行のダイアログに新しいTeamsのキャッシュフォルダーのパスを入力した実機画面
当サイトの実機です。「ファイル名を指定して実行」にキャッシュのパスを入力し、開いたフォルダーの中身を削除します。

それでも直らないとき リセットと再インストール

ここまでで改善しない場合は、Windowsの設定からTeamsそのものを立て直します。公式が案内しているのは、設定アプリからのリセットです。設定画面へは次のように進みます。

  1. 検索ボックスに「設定」と入力し、結果から設定アプリを開きます。
  2. 『アプリ』→『インストールされているアプリ』を選び、検索ボックスに「Microsoft Teams」と入力します。
  3. 一覧から新しいMicrosoft Teamsを見つけ、右側の『その他のオプション』ボタン(…)から『詳細オプション』を選びます。
  4. 表示された画面で『リセット』を選びます。環境によっては、同じ画面にデータを残したまま試せる修復の項目が並ぶこともあるので、その場合は修復を先に試すと安心です。

ただしリセットには注意が必要です。公式の案内でも『Teams アプリをリセットすると、アプリ データが削除されます。これには、構成した可能性のあるパーソナル化設定が含まれます。』と明記されています。リセット後はもう一度サインインが必要になりますので、メールアドレスとパスワードがわかる状態で行ってください。リセットでも直らない場合は、いったんTeamsをアンインストールし、Microsoft Storeから新しいTeamsを入れ直す再インストールを検討します。

Windows11の設定のインストールされているアプリでMicrosoft Teamsを検索し、その他のオプションから詳細オプションを開くメニューの実機画面
当サイトの実機です。設定の「インストールされているアプリ」でTeamsの「…」から「詳細オプション」へ進み、リセットを行います。

急ぎのときはブラウザ版で代替する

「今すぐ会議に入りたいのにアプリが直らない」というときは、パソコンのアプリの復旧を待たず、ブラウザ版のTeamsで一時的に代替できます。Microsoft EdgeやGoogle Chromeで teams.microsoft.com にアクセスし、いつものメールアドレスとパスワードでサインインすれば、チャットや会議参加はブラウザ上でも行えます。アプリ側のトラブルを切り分ける意味でも役立ち、ブラウザ版で問題なく使えるなら、原因はアプリ側にあると判断できます。落ち着いたところで、あらためてアプリの立て直しに取り組めば安心です。

新しいTeamsとクラシックTeamsで手順が違うところ

お使いのTeamsが新しいTeamsか、従来のクラシックTeamsかで、キャッシュを消す場所などが少し変わります。画面の見た目や案内が下の表と違うときは、まずどちらのTeamsかを確かめると迷いにくくなります。

操作 新しいTeams クラシックTeams
キャッシュの消し方 設定のリセット、またはLocalCacheフォルダーの中身を削除 %appdata%\Microsoft\Teams フォルダーの中身を削除
アプリの初期化 設定→アプリ→詳細オプションのリセット 再サインインや一時データの削除で対応
ブラウザ版での代替 teams.microsoft.com にサインイン teams.microsoft.com にサインイン

クラシックTeamsのキャッシュは、実行ダイアログに %appdata%\Microsoft\Teams と入力して開いたフォルダーの中身を削除します。どちらの場合も、消したあとはTeamsを起動し直してください。

よくある質問

「問題が発生しました」は何が原因ですか。
原因は一つに決まっていません。アプリやサインインの一時的な乱れ、壊れたキャッシュ、ネットワーク、さらにWindowsのバージョンが古いことなど、複数の可能性があります。だからこそ、軽い対処から順に試すのが有効です。

キャッシュを削除すると、チャットの履歴は消えてしまいますか。
キャッシュ(一時ファイル)は、必要になれば自動で作り直されるデータです。サーバー側に保存されているチャットや会議の情報は、サインインし直せば再び表示されます。

リセットするとどうなりますか。
公式によれば、リセットするとアプリデータが削除され、設定していた個別の項目も消えます。実行後はサインインし直しが必要です。まずは軽い対処やWindowsの更新を試し、それでも直らないときの手段と考えてください。

会議の時間が迫っているのにアプリが開きません。
ブラウザで teams.microsoft.com にアクセスし、サインインすれば会議に参加できます。まずはブラウザ版でしのぎ、あとからアプリを直しましょう。

ここまで試しても「問題が発生しました」が消えない、どのボタンを押せばいいか画面を見ながら一緒に確認したい。そんなときは、表示されている画面のようすをそのまま送っていただければ、あなたの状況に合わせて順番にご案内します。一人で抱え込まず、気軽に声をかけてください。

公式LINE(無料相談)

出典・参照した公式ページ

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

現場や身近で実際に起きたトラブルをベースに、手順だけでなく「なぜそうなるか」「失敗しやすい落とし穴」「安全な設定(セキュリティ)」まで含めて解説します。

相談窓口(問い合わせ/LINE等)を設け、記事で解決しないケースも個別にサポートしていますので「パソコンが急に動かなくなった」「スマホの設定がわからない」などの悩みは一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

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