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iPhone13に搭載される?低軌道(LEO)衛星通信モードってなに?国家トラブルに発展?

iPhone13に搭載される?低軌道(LEO)衛星通信モードってなに?国家トラブルに発展?
インフラ担当携帯電話・固定電話
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iPhone13の正式発表が控えている中で、新たなニュース(噂)が飛び込んできました。

それは、低軌道(LEO)衛星通信モードが新型iPhoneに搭載されるのでは?

正直、低軌道(LEO)衛星通信モードって言われてもよくわかりませんよね?💦

この記事では、今後iPhoneに搭載される「低軌道(LEO)衛星通信モードってなに?」というわからない方の疑問や「実際にどんなことができるようになるのか?」「なぜこのタイミングで噂されるようになったのか?」などについても、解説していきたいと思います。

iPhone13の最新のリーク情報などについては、別の記事でまとめていますので、iPhone13に興味がある方はそちらをご覧ください。

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低軌道(LEO)衛星通信モードとは

低軌道(LEO)衛星通信モードってなに?

低軌道(LEO)衛星通信モードってなに?

結論、地球の表面にある人工衛星を使って、インターネットや電話などの通信ができるようになるモードのことです。

ちなみに、”衛生”ちゃうからな!”衛星”やからな!衛生通信って健康を守り、病気の予防をはかるようなソーシャルディスタンスな通信じゃなくて、人工衛星の衛星通信やからな!

低軌道(LEO)衛星通信モードとは、宇宙にある静止している人口衛星よりも、低い位置で地球の周りを飛んでいる人工衛星から直接地球の地表に向けて電波を飛ばし、衛星から送られてきた電波を受信して通話やインターネットなどのやり取りをするスマートフォンのモードを指します。

例えば、天気予報などをするために情報を送ってくる気象衛星「ひまわり」は、約36,000kmの上空の静止軌道から地球を観測していますが、低軌道衛星通信モードで利用される人工衛星は高度2,000km以下で地球を周回するため、電波の遅延が少なく通常の4Gと変わらないような速度で、通信のやり取りをすることが可能と言われています。

低軌道(LEO)衛星の使用例でよく挙げられるのが、通信、軍事利用、画像アプリなどになります。

「電波が届かないような登山や船旅で使用できる電話」って言うとイメージしやすいと思います。

電波が届かないような圏外で通信のやり取りをできるようになるのが、低軌道(LEO)衛星通信モードです。

要は、衛星電話がiPhoneでできるようになるよ!ってことですね。

どんなことができるようになるの?

結論、地上の電波に関係なく衛星通信をすることが可能になります。

現在のスマートフォンやガラケーの通信は3G・4G・5G通信のエリア内でないと、使用することができません。

しかし、低軌道(LEO)衛星通信モードが登場したら、地上の基地局から飛んでいる電波(4G・5G)のエリア範囲外にいたとしても通信をすることが可能になります。

つまり、地上のアンテナを利用することなく電話ができるようになり、大災害でアンテナが故障したとしても、電話やSMSのやり取りができるようになるということです。

東日本大震災などの災害があった際は、地上のインフラ設備は機能しなくなります。

ですが、衛星電話は、地上のアンテナや基地局などを使用する必要がないので、外部と連絡を取り合うことができます。

iPhoneに、低軌道(LEO)衛星通信モードが搭載されれば、災害時のSOSや遭難のSOSはもちろん。地球上のどんな場所(山、海、無人島)でも、iPhoneの機能を利用することができるようになる可能性を秘めています。

低軌道(LEO)衛星通信モードの問題点

どんな場所でもiPhoneが使えるようになるというのはすごく魅力的な機能ですが、大きな問題も秘めています。

「国の問題」と「どんな場所でも電波が100%入るとは限らない」という問題点です。

衛星電話に関する2つの問題点

  • 衛星電話が使えない国や制限がある国がある。
  • 建物内・地下・洞窟などには電波が入らない。

具体的に掘り下げて解説していきます。

国の問題

iPhoneで搭載されるとウワサされている「低軌道(LEO)衛星通信モード」は、平たく言うと「衛星電話」と同じ扱いだと考えられます。

「低軌道(LEO)衛星通信モード」=「衛星電話」となった場合、新型iPhoneを所持しているだけで犯罪になる国も出てきます。

これってワンチャン国際問題に発展するんじゃね?ってどうしても思ってしまいます。

例えば、中央アフリカにある「チャド共和国」では、テロの脅威に常にさらされている関係上、いかなる理由があっても衛星電話の持ち込みや所持を禁止しています。発覚した時点で没収or逮捕のようです。

他にも、バングラディッシュでは「衛星電話を所持することは違法。国外からの人間は申請が必要。」中国では「衛星電話を置くことは違法であり、旅行者は、通常の電話の使用を検討してください。」など、国によっては、衛星電話の所持を禁止・制限をしています。

衛星電話の制限をしている国は一定数ありますが、国によって対応も違います。そこで、衛星電話の国ごとの対応とiPhoneが各国で販売されているかどうかをわかりやすく一覧表にしましたので、少し見てください。

衛星電話の禁止・制限内容 iPhone販売の有無
バングラデシュ 衛星電話を所持することは違法。旅行者は事前の承認が必要です。
ビルマ
(ミャンマー)
衛星電話は機能的に違法。衛星電話を含む通信機器は事前の許可が必要です。
チャド共和国 衛星電話は違法。旅行者の持ち込みも禁止。
中国 中国国内で登録のある衛星電話は合法の可能性あり。海外に登録のある衛星電話は違反の可能性あり。
キューバ 衛星電話は違法かつ禁止。所持や出荷には事前の承認が必要。 ×
エチオピア イリジウム衛星電話など国内で契約している回線は合法。旅行者は事前の承認が必要です。
インド 国内で許可している衛星電話のみ合法。旅行者は事前の承認が必要です。
ニカラグア 衛星電話は違法。
北朝鮮 衛星電話は違法かつ禁止。 ×
ロシア 許可制。旅行者は事前の承認が必要です。
スリランカ 承認・免許制。信頼されているジャーナリストは持ち込むことが可能。
スーダン 承認・免許制。旅行者は到着前に免許の取得が必要。
トルクメニスタン 衛星電話の所持・使用は違法
南スーダン 承認制。電子機器の持ち込み自体に制限あり。

※「国」と「衛星電話の禁止・制限内容」に関しては、OSAC(アメリカ国務省)の「Guide for Overseas Satellite Phone Usage」データをもとに作成。

一覧表の通り、国によって対応は違います。

じゃあ、新型iPhoneが衛星電話ができるようになったら?

まず間違いなく、禁止されている国では、iPhoneの販売中止か内部仕様の変更があります。そして、それでもiPhoneを所持している人は、逮捕させてしまいます。

もちろん、日本も無関係ではなく、日本においても衛星電話の取り扱いは、電波法によって定められています。

【混信等の防止】
第五十六条  無線局は、他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波の受信の業務をいう。)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く。)で総務大臣が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない。但し、第五十二条第一号から第四号までに掲げる通信については、この限りでない。
2  前項に規定する指定は、当該指定に係る受信設備を設置している者の申請により行なう。
3  総務大臣は、第一項に規定する指定をしたときは、当該指定に係る受信設備について、総務省令で定める事項を公示しなければならない。
4  前二項に規定するもののほか、指定の申請の手続、指定の基準、指定の取消しその他の第一項に規定する指定に関し必要な事項は、総務省令で定める。
引用元:一般財団法人情報通信振興会「電波法第56条」から引用

他の国では、テロリストやスパイに衛星電話を使用させないために禁止・制限していますが、日本の場合ですと、衛星電話電波天文観測への影響を回避するため、緊急時以外は日本国内の一部の地域(千葉県・群馬県・長野県・山梨県の一部の地域)で利用が制限されている衛星電話も存在します。

もし、iPhone13で低軌道(LEO)衛星通信モードが搭載されたとしても、すべての人が衛星通信を使えるようになるわけではないので、iPhoneユーザーは4Gや5G回線から解放されることはなく、日本では緊急時以外での利用はできないように制限される可能性が高いです。

どんな場所でも電波が100%入るとは限らない

衛星通信には欠点があります。

先ほど、低軌道(LEO)衛星通信モードが搭載されたら、「地球上のあらゆる場所でiPhoneが使用できるようになる可能性がある」とお伝えしましたが、建物内・地下・洞窟・深い森のような空からの電波を遮るような構造の場所では、正常に通信ができません。

例えば、「洞窟で探検していたら、崖崩れで土砂に埋もれてしまった。」「富士の樹海で遭難したが、森の木々が多すぎて電波を遮られてしまう。」など、閉鎖された空間や環境だと衛星との通信ができない状況は存在します。

つまり、災害時でも使用できないパターンが存在します。

衛星電話を使いたいのであれば、「空が見れる場所を探せ!」っていう人もいるぐらいですので、衛星とデバイスとの間に遮蔽物が無い場所じゃないと正常な通信が難しいです。

なぜiPhone13に搭載されるってウワサされているの?

なぜiPhone13に搭載されるってウワサされているの?

なぜiPhone13に搭載されるってウワサされているの?

情報元は、Apple情報に強いアナリストMing-Chi Kuo氏の投資家向けのレポートです。

TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、投資家向けの最新レポートの中で、「iPhone 13」 は、低軌道衛星(LEO)通信システムをサポートすると伝えたことが、ウワサの発端です。

Ming-Chi Kuo氏は、iPhoneの情報に関して精度の高い予測を多くしている有名アナリストの1人です。

予想が当たっていても外れていても、多くのメディアが彼の情報をもとに、記事を書くほど影響力を持っています。

Kuo氏は、iPhone13にはQualcommX60ベースバンドモデムチップが搭載されるため、QualcommX60ベースバンドモデムチップが低軌道衛星(LEO)通信システムをサポートすることになるだろうと伝えています。そして、2022年には他社のスマホに低軌道衛星(LEO)通信システムの技術が搭載される予定だとも伝えています。

これは、Apple社が他社よりもサービスを実装する可能性を示唆しています。

精度の高い情報と推測を持つKuo氏が、Apple社は、今後低軌道衛星通信に力をいれていくとも語り、将来的にはiPhoneに限らず幅広い端末が対応していくと予想をしているので、今後iPhoneだけじゃなく、iPadやApple Watchなども対応していくのでは?という期待はあります。

しかし、iPhone13で低軌道(LEO)衛星通信モードが搭載される可能性は1%と思われます。

あって、緊急通報のみですが、QualcommX60ベースバンドモデムチップ自体は5G回線の通信を円滑にするためのチップであり、そもそも衛星通信モードを兼用するために作られていない。そして、iPhone13に衛星電話の機能を搭載するには、iPhone自体のスペックが足りていないのと、金額が高額になってしまうので、Apple社としてはiPhone13に低軌道(LEO)衛星通信モードは搭載したくてもできないというのが、個人的な考察です。

もちろん、Ming-Chi Kuo氏のような有名アナリストの予測とは違いなんの説得力もないですがw

日本で低軌道衛星通信モードは使えるの?

災害などの緊急時はどこでもつかえます。

しかし、日本国内において非常時以外の衛星電話は、制限されている地域が存在します。

iPhoneに搭載予定の低軌道衛星通信モードが与える影響は不明ですが、衛星通信を使うのであれば、既存の衛星電話と同様に制限の対象になる可能性は高いです。

衛星電話は、「東京都、埼玉県、新潟県、静岡県、長野県、山梨県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、福島県」の一部の地域で、衛星通信は制限されています。

日本国内では、衛星電話電波天文観測への影響を回避するため、緊急時以外は日本国内での衛星電話は制限がかけられています。

まとめ

もうすぐで、新型iPhone「iPhone13」の発表と発売が控えていますね!

いや~ワクワクですよね!iPhone13購入予定なので、昨年の以上にワクワクが止まらないんですよね!

ワクワク過ぎて、リーク情報をまとめて記事にまでしましたよ!

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そんな中で、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が「iPhone13に低軌道(LEO)衛星通信モードが搭載される」可能性を示唆しました。

しかし、個人的には、iPhone13での低軌道(LEO)衛星通信モードは搭載されないと思っています。

機能としては魅力ですが、国ごとの問題を調整しなければいけなくなる点やiPhoneの機能面で間に合わない可能性もあると個人的には思っており、iPhone13で搭載される可能性は1%です。

可能性としては、緊急時だけの使用に限定する方法ですが、どちらにしても国によって仕様の変更をしなければいけなくなるので、現実問題iPhone13には間に合わないと思っています。

もちろん、iPhone13には間に合わなかっただけで、近い将来には実装されてもおかしくない機能です。おそらく、1年~2年以内に実装されると思います。

iPhoneに低軌道衛星通信モードが搭載されるようになれば、災害時や遭難したときでも、衛星通信できるようになり、利便性や人命救助に役立ちますので、今後のAppleの動きに期待ですね。

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