Excelで余分なスペースを一括削除する３つの方法！便利なデータの整形術

2023.08.072023.08.09

Excelでデータを扱う際、文字列に含まれる余分なスペースが気になることがあります。この記事では、Excelで文字列に含まれるスペースを一括で削除する3つの方法を紹介します。

こんにちは！uri uri（@Uriuri_writer）です。Excelの余分なスペースをいっぺんに削除したい時ってありますよね？本記事の内容を知っておけば、データの整理整頓や整形をより効率的に行えます。

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それではいってみましょー。

「検索と置換」機能を使う方法
TRIM関数を使う方法
SUBSTITUTE関数を使う方法
まとめ

「検索と置換」機能を使う方法

Excelで最もシンプルなスペース削除方法は「検索と置換」機能を使う方法です。

以下の手順で機能を使うことができます。

「検索と置換」機能を使って余分なスペースを削除する方法1

「検索と置換」機能を使って余分なスペースを削除する方法2

「検索と置換」機能を使って余分なスペースを削除する方法3-4

スペースを削除したいセルを選択する。
「ホーム」タブから「置換」を選択する。（ショートカットキーは「Ctrl」+「Hキー」です。）
「検索する文字列」に「全角スペース」or「半角スペース」を入力する。
「すべて置換」ボタンをクリックすると一括でスペースを削除することができます。

この操作で全角スペースも半角スペースも一緒に削除できます。

また、ショートカットキーの「Ctrl」+「Hキー」を駆使することで、「検索と置換」のボックスを素早く表示させることができ、簡単に余分なスペースを削除することができます。

TRIM関数を使う方法

TRIM関数は、セル内の余分なスペースを一括して削除することができます。

特に文字列の先頭や末尾にあるスペースを削除するのに便利です。

‘TRIM関数の数式
=TRIM(範囲)

‘TRIM関数の使用例
=TRIM(B3)

TRIM関数を使って余分なスペースを削除する方法1

TRIM関数を使って余分なスペースを削除する方法2

別のセルに=TRIM(範囲)を入力する。
=TRIM(範囲)の「範囲」の部分はスペースを削除したい元のセルを選択する。

TRIM関数は、文字列の先頭や末尾に挿入されているスペースはすべて削除することができます。

しかし、文字列の間に挿入されているスペースは、1つだけを残してすべて削除されるので、スペースをすべて削除したい場合には不向きです。

SUBSTITUTE関数を使う方法

SUBSTITUTE関数を使うと、特定の文字列を別の文字列に置換することができます。スペースの削除にも使用できます。

SUBSTITUTE関数はTRIM関数とは違い、細かい指定ができるようになります。

例えば、全角スペースと半角スペースが変に入力されている場合は一律すべてを削除したいなんて場合にも対応可能です。

‘SUBSTITUTE関数の数式
=SUBSTITUTE(文字列, 検索文字列, 置換文字列, 置換対象)

‘SUBSTITUTE関数の使用例

'全角スペースを指定して削除する数式

=SUBSTITUTE(B3,"　","")

'半角スペースを指定して削除する数式

=SUBSTITUTE(B3," ","")

'全角スペースと半角スペースを削除する数式

=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(B3,"　","")," ","")