あなたはこんな話を聞いたことがありますか?
これ最もな購入理由だと、一見思いますよね?
でも、サポート終了でWindows10を購入した方が良いと言ってくる業者は優良業者ではありません!
なぜ、優良業者ではないのか。どんな業者に注意するべきなのか。優良業者を見極める判別方法は何か。
Windows10の購入を勧める業者に注意!優良業者を判別する3つの方法と題しまして、どんな業者が良心的な業者なのかをしっかり見極められるようになりましょう。
Windows7のサポートが完全に切れるのは2020年1月14日ではない
先日わたしは、Twitterでこんなツイートをしました。
今日のITニュース📰ベスト3❗️
・公正取引委員会がデジタル分野の競争を促進する考えを発表。
・東大特任准教授がTwitterに差別的な投稿をして解雇。
・Windows7本当にダメになるのはまだ先だった?
#IT#ニュース#Windows7
https://t.co/XSI9DPnS9R— uri uri (@Uriuri_writer) January 15, 2020
Windows7のサポートは、2020年1月14日で切れましたが!
Windows7が、実際にセキュリティ的にリスクが高くなるのは、2020年2月12日(水)です。
Windows7のサポートについての内容は、マイクロソフトも発表していますので、もし興味があったらツイートの中に私の記事のリンクが貼ってありますのでそちらから見てください。
売りたいだけの業者が言う決まり文句3選
優良業者を見極める為には、売りたいだけの悪質業者の決まり文句を知っておかなければいけません。
売りたいだけの業者が言う決まり文句3選
- サポート終了により、セキュリティ更新プログラムの提供が停止し、お使いの PC をリスクにさらし続ける事になります。
- Windows10 は過去最高クラスのセキュリティを備え、企業の業務改革や、働き方改革、人材獲得などにも貢献できる優れたITツールです。
- Windows10以降のOS・バージョンは出ないので購入すれば、ウィルス感染や情報漏洩などのリスクに今後心配することはなくなります。
どれも、パッと聞くとその通りだと思うことなんですが、これはITリテラシーのない他の業務と兼任しているような人を狙ったワードになりますので注意が必要です。
では、なぜか?1つ1つ解説していきます。
サポート終了でお使いのPCをリスクにさらし続ける事になります。
冒頭でも少しお話しましたが、「サポート終了により、セキュリティ更新プログラムの提供が停止し、お使いのPCをリスクにさらし続ける事になります。だからWindows10を買いましょう」は違います。
確かに、Windows7のままであれば、サポート終了により、セキュリティ更新プログラムの提供が停止し、あなたの使っているパソコンはウィルス感染や情報漏洩のリスクは高いです。
でも、Windows7を、Windows10にアップグレードする選択肢はどこに消えた?Windows7は、有料でサポート期間延長できるけど、その選択肢もないの?って問いかけたくなる話です。
スペックによってバラツキはありますが、パソコンは大体10万円前後します。
1台購入するという事は、10万円費用発生するという事。10台購入するとならば、約100万円の費用が掛かるという事。
でも、アップグレードすれば費用は発生しません。かかる費用とすれば、更新作業する人間の人件費ぐらいです。
1日で1台ずつアップグレードすると仮定しても、人件費だけで100万円かからないですよね?w
有料でサポートを1年間追加しても1台あたり2,500円~3,000円ぐらいでできるので、10台で大体3万円ぐらい。
なんか笑っちゃうぐらいコストに違いがありますよね?w
つまり、サポートを終了したからと言って安易に購入した方が良いというのは、私は正直詐欺だと思っています。
Windows10は優れたツールです。
たしかに、優れたツールだとは思います。
しかし、過去最高クラスのセキュリティを備え、企業の業務改革や、働き方改革、人材獲得などにも貢献できるというのは、言い過ぎ。むしろ、景品表示法に違反しているように思えます。
過去最高クラスのセキュリティでも、ウィルス感染や情報漏洩の危険性はなくなりません。セキュリティは新しいウィルスとのイタチごっこなんですから。
本当にウィルスに感染しないのであれば、世界最高峰のセキュリティをもつ、米国防総省(ペンタゴン)で働く3万名の個人情報が流出したなんてことありえないですよね。
企業の業務改革・働き方改革・人材獲得についてもWindows10じゃなきゃいけない理由は、なに1つありません。
日本の場合は、企業の業務改革・働き方改革・人材獲得がWindows10を導入するだけで、解消するのであれば国がWindows10を購入するを推進して補助金を出してもいいでしょう。
でも、現実していないですよね。
それは、日本の企業や会社においてWindows10などの機器導入という選択肢よりも、まずは社内体制や風土自体の変革や改革をしないといけないというのがわかりきっているからです。
だから、法律で縛り、やらなければいけない環境にしたのです。
断言します!Windows10の導入では、企業の業務改革・働き方改革・人材獲得は改善されません!
もっと、自社の業務改革・働き方改革・人材獲得がなんで出来ていないのかという根本的な部分を、見ないで機械や機器を導入したら改善するってお門違いもいいところですよ。それって、ただ逃げてるだけです。
まずは、自社の問題点を洗い出すことが先決です。Windows10の導入は別問題なので、そもそも同列で話されていることがおかしいです。
Windows10以降のバージョンは出ないので、サポート切れに今後悩むことがなくなります。
お前Microsoftの人間か?って言いたくなるような言葉ですよね。
確かに、MicrosoftはWindows10以降のOS・バージョンは出さない予定とは言っています。
しかし、どこで方針が変わるのかはMicrosoftのサジ加減です。
Windows8のように8.1が出たり、違うバージョンが出る可能性は誰にも否定できないのです。
「サポート切れに今後悩んだらお前責任取ってくれるのか!」って言いたいですけど、そうなった時は責任を取ってくれる営業マンや販売店はいません。
予定は未定ということをキモに銘じておきましょう。
優良業者を判別する3つの方法
優良業者は大きく分けて3つのことをやっています。
優良業者を判別する3つの方法
- 解決案を早く持ってきてくれる。
- 購入以外で対応策を一緒に考えられる。
- 選択肢を3つ以上提案できる。
これだけだと、ちょっとわかりづらいと思いますので1つ1つ詳しく説明していきたいと思います。
解決案を早く持ってきてくれる。
Windows7の期限が既に決まっている状況において、こちらの依頼した内容の提出が2週間・3週間かかりそうな業者や営業は論外でしょう。
だって、期限が決まっているのだから。いつまでに対応しなきゃ、間に合わなくなるのかのデットラインは2020年2月12日までです。
社内稟議や対応をするためにも、2月の頭に書類持って来られても、すでに選択肢がないという状況に陥る場合があります。
期限も限られているので、出来るだけ早く解決案を持ってきてくれる業者が優良業者と言えます。
あなたも業者に依頼する時は、2日・3日以内に持って来れますか?と確認した方が良いでしょう。
購入以外で対応策を一緒に考えられる
購入で解決できるのは、お金がある人や予算がある企業だけです。
正直バカの1つ覚えのように「Windows7のサポートが切れたら御社の情報が危険に晒されてリスクです。だから購入して下さい。」だけで乗り切ろうとしている業者を見ると「こいつ人の事、馬鹿にしてるな」って思った方が良いです。
そんな業者に、あなたの貴重な時間を割く必要性はありません。
優良業者を見極めるときは、購入できないことを営業に一度伝えた上で、どんな提案をしてくれるのか。
様子を見た方が良いでしょう。
提案内容が、あくまで「購入しなければいけない」の一辺倒であれば、そこで話を切り上げてしまいましょう。
当たり前だと思いますが、Windows7の問題で悩んでいるユーザーには実は色んな人がいます。
お金が無いから買えない人・今使っている業務に必須のソフトがWindows10に対応していない人・購入を検討しているけどパソコン自体が品薄になっていて希望のスペックやメーカーのパソコンが購入できない人などなど。
こちらの悩みや問題点を聞いてくれた上で、ユーザーの最善の選択肢を提供できる業者が優良業者です。
選択肢を3つ以上提案できる
最初に注意しておきますが、選択肢を3つ以上というのは新しいWindows10のパソコンを3つ選ばせてくれる業者ではありません。
選択肢を3つ以上提案し、我々ユーザーにとって最善の選択をさせてくれた上で、お互いにとってwinwinな関係を築けるようなパートナーでなければ正直必要ないですよね。
購入の場合だったらコストがどのくらいかかるのか。リース契約などの場合は金額どうなるのか。
Windows7からWindows10にアップグレードするにはどのくらい時間が掛かって人件費がどのくらいかかるのか。
Windows7を使い続けたいユーザーがいたらライセンスを購入すれば3年までは、今のまま使い続けることが可能なのか。
「松・竹・梅」「上・中・下」「ヘビー・ミドル・ライト」のような最低3つのグレードを相手に提示できるような営業マンや販売店でなければ、優良業者とは呼べません。
まとめ
正直、この記事を営業マンや販売店の人が見たら対策とられて「丸パクリされるかもw」っていう内容でしたねw
私自身20社以上の営業担当と話しましたけど、購入以外の提案が出来たのは1人だけしかいませんでした。
でも、提案内容が金額的に高かったから、私はWindows7のパソコンをWindows10に手動でアップデートしましたがw
私の勤めている会社が、東京のような都会の会社じゃないので、舐められていたということもあったと思います。
最近の営業は楽しようとして情報や知識が足りないやつ多いから、マジ客なめてんのかって気分になります。
ただ買え!というわけではなく、会社が抱える悩みや問題に真摯に対応してくれる優良業者と長くお付き合いしたいと思うのが、あなたの本音だと思います。
この記事を見てくれた、あなたがより良いパソコンライフをエンジョイできることを願っています。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
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