iPhone12シリーズといえば、2020年の10月に発売されたので、まだ1年たっていない機種です。(記事作成時ね)
目玉の機能である「処理速度の速い最新のA14 Bionicチップ」「5G対応」「どのカメラモードでもナイトモードに対応」などは素晴らしい機能です。
ですが、iPhone12シリーズには欠点があります。
バッテリーの減りがヤバイ!
すべてのiPhone12ユーザーが同じ症状が出ているわけではないですが、iPhone12シリーズのバッテリーの消耗がめっちゃ速くて困っているユーザーがネット上には大変多いです。
なぜ、多くのユーザーのiPhone12が異常なバッテリー消費を起こしてしまうのか。
できれば、原因を特定して、少しでも長くiPhone12を使い続けられるように問題を解決したいですよね?
今回は、iPhone12シリーズのバッテリーがすぐに減ってしまう問題の原因と解決の糸口になる解決方法をお伝えしたいと思います。
全部見るのウザかったら目次から解決方法の部分だけ見てください。
また、iPhoneのバッテリーに関する情報を別の記事でも解説していますので、もっと情報を得たい方は下のリンクを押してご覧ください。


バッテリーが消耗しているか確認する方法

あなたのiPhone12は本当に大丈夫?
普通、ありえないことですが…。バッテリーが寿命を迎えつつあるのかもしれません。
え?なにそれ?iPhone12シリーズせっかく買ったのに…。
ふざけんな!って思うかもしれません。
イライラしてるとこ、ホントにごめんなさいm(__)m
ちゃんと理由を説明しますので💦
落ち着いて話を聞いてください💦
実は、iPhone製品って不良品(個体差)がある端末があるんですよね💦
具体例をあげると、iPhone12シリーズが従来のiPhoneの画面と比べて黄色く表示される、不良品があったんですけど、あなたはご存知でしょうか?
iPhone 12または12 Proの画面が黄色がかっている端末があることが、実は報告されています。もちろん、一部のユーザーだけです。黄色い画面の色合いを修正する方法については、ここでは省略しますが、実際にあった話です。
つまり、iPhone12シリーズには不良品が必ず存在します。
iPhoneだけに限った話ではありません。GalaxyでもHUAWEIでも不良品はあります。なぜなら、電化製品には、生産の段階では意図していなかった不具合が発生するケースがそもそもあるからです。特に、中身のソフトウェアを定期的に更新している電化製品は、予期せぬ不具合が起こる可能性が高いです。
天下のGoogleやMicrosoftでも不良品はあります。不良品が100%ないとは誰も言ってないです。
つまり、不良品のバッテリーの場合は、通常のiPhone12よりバッテリーの消費が早い可能性があるのです。
だからこそ、iPhone12のバッテリーの不具合なのか、あなたの使い方でiPhone12のバッテリーの消耗が激しくなってしまっているのかを、しっかりチェックしなければいけません。
すでに、確認されている方や知ってるよ!って思った方は、次の項目まで読み飛ばしてください。
わかってない方は確認しましょうね💦
あなたのiPhone12のバッテリーの状況を確認する為にも、一緒に確認しましょう。
- 「設定アプリ」を押す。
- 下にスクロールする。
- 「バッテリー」を押す。
- 「バッテリーの状態」を押す。
- 最大容量に表示されている「○○%」を確認する。
じゃあ、バッテリーの最大容量がわかったからって、バッテリーの寿命とかってどう判断するの?何%なら正常なの?って思うかもしれません。
Appleは、iPhoneのバッテリーの充電について以下のように話をしています。
通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。
引用元:Apple公式ホームページ「iPhone のバッテリーとパフォーマンス」
要するに、バッテリー最大容量の項目が80%を下回っていたら、バッテリーの交換時期ということです。
あなたの普段の使い方や使用日数にもよりますが、80%を維持しているのであれば「問題ないよ」ということをAppleは言っているとも取れますね。
ですが、「iPhone12のバッテリーの減りが早くてヤバイ!」「最大容量が残り90%以上だけど、日中の電池の減りがヤバくて半日もたない!」っていう問題の解決には至ってないですよね?
現に、iPhone12シリーズは、朝に充電100%でも、お昼には50%を下回っているユーザーもいるとのことです。
iPhone12シリーズは2020年10月に販売を開始しています。一年も経過していない状況なのに、なぜでしょうか。
じゃあ、今度は、なぜiPhone12のバッテリーが早く減るのかについて、深く掘り下げてお話していきたいと思います。
バッテリーがすぐに減る原因

バッテリーがすぐに減る原因とは?
結論、iPhone12のバッテリーがポンコツの可能性が高いからです。
なぜ、ポンコツの可能性が高いのか。
原因は複数ありますが、主な理由は3つだと考えられます。
iPhone12のバッテリーがすぐに減る原因
- iPhone12の機能やスペックにバッテリー容量が合っていない。
- iOSの内容がiPhone12シリーズに合っていない。
- 充電器自体に問題がある。
1つ1つ解説していきたいと思います。
iPhone12の機能やスペックにバッテリー容量が合っていない

iPhone12の機能やスペックにバッテリー容量が合っていない
iPhone12には目玉機能と呼ばれるものがいくつか存在します。
iPhone12の目玉機能
- 5G回線に対応
- スマートフォンで最速のA14 Bionicチップ
- OLEDディスプレイ(Super Retina XDRディスプレイ)
- スマートHDR 3 撮影
- どのカメラでも使えるナイトモード
- 4K HDRビデオ撮影
- ドルビービジョン撮影
などなど。この高機能・高性能のiPhoneを動かしているエネルギーがバッテリーです。
iPhone12シリーズは、前作のiPhone11シリーズより高機能・高性能なスマートフォンとして販売されています。
機能が多くなれば、使用する電力量も多くなるのは当然です。
5G回線を使おうとすれば電波を探そうと内部チップやセンサーが動きますし、画質が明るく綺麗になれば、それを維持するにも電力を消費しますし、カメラやアプリを使用すれば、その分電力を消費します。
つまり、iPhone12シリーズの機能は高性能な為、その分バッテリーの使用量が多くなっています。
しかも、iPhone12シリーズはiPhone11シリーズよりバッテリー容量で劣っています。
下の表は、iPhone12のバッテリー容量とiPhone11シリーズのバッテリー容量って比較した表です。
iPhone11シリーズ | iPhone12シリーズ | |
---|---|---|
mini | ー | 2,227mAh |
無印 | 3,110mAh | 2,775mAh |
Pro | 3,046mAh | 2,775mAh |
Pro Max | 3,969mAh | 3,687mAh |
表を見ていただければわかると思いますが、iPhone12シリーズより、iPhone11シリーズの方が、バッテリー容量は上です。
しかし、iPhone12シリーズには、A14 Bionicチップが搭載されており、iPhone11シリーズより、さらに高速になり電力効率も向上させたのでバッテリーが長時間駆動するってAppleは言っています。
A14 Bionicは業界初の5ナノメートルチップ。詰め込まれた先進的なパーツのサイズは原子レベルです。トランジスタの数が40パーセント増えたので、さらに高速。電力効率も向上したため、バッテリーが長時間駆動します。
引用元:Apple公式ホームページ「iPhone 12 Pro」
Appleの理論上は、新しいチップが搭載されているので、バッテリーを長時間動かすことができるということです。
ですが、ハッキリっと否定させていただきます。
机上の空論ではなく、iPhone12シリーズがiPhone11シリーズよりバッテリーで劣っていることを実際に検証して証明してくれた方たちがいらっしゃいます。
上の動画は、「iPhone 12 Pro」「iPhone 12」「iPhone SE(2020)」「iPhone 11 Pro Max」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11」「iPhone XR」を、同じ環境・同じ使用状況でバッテリーの持ちを検証した動画になります。
順位 | 時間数 |
---|---|
1位 | iPhone 11 Pro Max:8時間29分 |
2位 | iPhone 11 Pro:7時間36分 |
3位 | iPhone 12:6時間41分 |
4位 | iPhone 12 Pro:6時間35分 |
5位 | iPhone 11:5時間8分 |
6位 | iPhone XR:4時間31分 |
7位 | iPhone SE(2020):3時間59分 |
※検証動画からデータ引用
上の動画は、「iPhone 12 Pro Max」「iPhone 11 Pro Max」「iPhone XS Max」を、同じ環境・同じ使用状況でバッテリーの持ちを検証した動画になります。
順位 | 時間数 |
---|---|
1位 | iPhone 11 Pro Max:14時間5分 |
2位 | iPhone 12 Pro Max:14時間4分 |
3位 | iPhone XS Max:7時間59分 |
※検証動画からデータ引用
つまり、iPhone12シリーズはバッテリーの持ちは、今まで以上に良くなったわけではありません。
勘違いしている方も多いと思いますが、A14 Bionicチップはバッテリーを効率良く使用することは出来ていますが、過去一でバッテリーが長持ちするiPhoneではありません。
また、実際にiPhone12を使用してバッテリー消費が多くなったユーザーからスクショを貰ったので掲載させていただきます。
使っている環境もユーザー使用用途も全く違いますので、参考程度にみて下さい。

iPhone12ProMaxとiPhone11Proの比較
上の画像は、約9ヶ月間つかっているiPhone 12 Pro Maxと1年10ヵ月使用しているiPhone 11 Proの比較になります。
iPhone 12 Pro Maxは、電気効率の良いA14 Bionicチップを搭載している最新のiPhoneです。さらに、バッテリー容量は3,687mAhなので、iPhone 11 Proの1.2倍あります。
なのに、燃費自体は悪いようで、バッテリーの消費量がiPhone 11 Proは月平均0.68%に対し、iPhone 12 Pro Maxは0.77%ずつ減っていっています。
つまり、iPhone12シリーズのスペックに対して、多くのバッテリーを消費しているので、iPhone11シリーズより、バッテリーに高負荷をかけている。いくら最新のチップで電力消費の効率があがったとはいえ、そもそもiPhone12というスペックに対して適切なバッテリーの容量や消費効率ではない可能性が高いです。
iOSの内容がiPhone12シリーズに合っていない

iPhone12の機能やスペックにバッテリー容量が合っていない
iPhoneには不良品(個体差)があります。
その中でも、多いのがiOSのアップグレードによって、バッテリーの消耗が多くなったケースです。
実は、日本時間2021年7月20日にiOS14.7のアップデートがあったんですが、アップデートの内容でバッテリーに関するアップデートもありました。
詳しい内容や新機能が知りたい方は、別の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
https://m32006400n.xsrv.jp/infrastructure/update-to-ios-14-7-new-features-and-bug-fixes/
Appleは、iOSのアップデートとバッテリーが減ることの因果関係について、下記のように公表しています。
iOS 14.5 には、一部のユーザに見られるバッテリー状態の予測精度の問題に対処するためのアップデートが組み込まれています。これにより、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max のバッテリーの状態報告システムが、バッテリーの最大容量やピークパフォーマンス性能を再調整するようになります。このバグには、バッテリーの消耗が想定外に速いという症状があり、ピークパフォーマンス性能が低下するという症例もわずかですが報告されています。これは、バッテリーの状態報告が精度を欠いているだけで、実際のバッテリーの状態に問題があるというわけではありません。
引用元:Apple公式ホームページ「iOS 14.5 のバッテリーの状態報告の再調整について」
つまり、iPhoneは設定アプリから見ることができるバッテリーの最大容量について、iOSのバグで誤りがあったことについて解説しています。
iPhone自体のバッテリーには問題はないが、最大容量の表記の誤りはあったということですね。
でも、個人的には納得していないんですよね。
だって、実際にiPhone12では、電池の消耗が激しくなって充電の回数が増えているユーザーがいるわけですから、バグの表記ミスだけじゃないと思います。
バグで、iPhoneの表示がおかしくなっても、本体の充電が切れるのとは違う問題ですよね?表記が誤っているなら、電池切れにならないってことですから。
実際に、AppleはiOSのアップデートによるバッテリーの不具合について、消費者に対し和解金を支払っています。
Still, lawsuits and investigations followed. In March of this year, Apple agreed to pay up to $500 million to settle a class-action lawsuit, in which the company agreed to pay customers $25 per iPhone, with a minimum payout of $310 million. It covered current and former iPhone owners in the US who had an iPhone 6, 6 Plus, 6S, 6S Plus or SE running iOS 12.2.1 or later. It also covered the iPhone 7 and 7 Plus running iOS 11.2 or later before Dec. 21, 2017.
引用元:CNET「Apple to pay $113M settlement over its iPhone ‘batterygate’ slowdowns」
要約すると、2020年3月にAppleは、一定の条件を満たすアメリカのユーザーを対象に、iPhone1台あたり25ドル(2600円)をユーザーに払うことに同意し、最小で計3億1000万ドル(約336億円)を和解金として支払うことになりましたということ。
そして現在も、iPhone12シリーズを含めたiPhoneシリーズのiOSアップデートによるバッテリー消耗の不具合について裁判が行われています。
El 9 de julio OCU, junto a Altroconsumo, Deco Proteste, y Test-Achats, envió una carta a Apple solicitando a la empresa que explicara los informes publicados sobre la falta de rendimiento experimentados por los usuarios de las series Iphones 12, 11, 8 y XS tras las actualizaciones de IOS 14.5, 14.5.1 14.6. Estas actualizaciones han dañado significativamente los dispositivos de los consumidores, lo que ha provocado que su velocidad de procesamiento disminuya drásticamente y que la batería se agote más rápido, según informan numerosos medios de comunicación, tanto tecnológicos como no tecnológicos.
引用元:OCU「OCU advierte sobre la acción reiterada Apple respecto a la obsolescencia de los iPhones」
外国語多くてごめんね💦
でも、ちゃんと要約するし、ソース出さないのは説得力ないから、最後にお付き合いいただけると幸いです💦
要約すると、iOS 14.5、14.5.1、14.6アップデートは、iPhone本体に重大な損傷を与え、処理速度を劇的に低下させ、バッテリーの消耗を早めた原因だったと、技術者と非技術者の両方の多数のメディアが報告しているということです。
つまり、iPhone12のバッテリーがiOSのアップデートが原因で、バッテリー消費が早くなってしまっている可能性が高い事を、実際に使っているユーザーや専門家が言っているということになります。
裁判は現在も進行中で、Appleも認めていません。
裁判の結果によっては、今のトラブルも無償で解決できる可能性もあります。
充電器自体に問題がある

充電器自体に問題がある
個人的には、先ほど説明した「iPhone12の機能やスペックにバッテリー容量が合っていない」「iOSの内容がiPhone12シリーズに合っていない」の2つが有力だとは思います。
しかし、iPhone12を充電するアダプタ本体に問題がある可能性も捨てきれません。
正直、消去法です。他に、iPhoneの中にあるバッテリーに直接干渉しているのが、充電時です。
充電アダプタが不具合を起こしていて、iPhone12のバッテリーを通常よりも早く消耗させてしまう何かがあるのであれば、iPhone12が販売されてから1年も経ってないのに、日中に充電切れを起こしそうになってしまう現象も頷けます。
また、iPhone12には専用の充電アダプタは入っていません。Appleは環境対策で入れないようにしたって言ってますけど、新しくiPhoneを購入した人からしてみたら二度手間だし、本当に必要あるのか?って疑問に思ってしまいますよね?
Appleは、環境に関する目標の達成に向けた取り組みを続けています。その一環として、iPhone 12とiPhone 12 miniには電源アダプタとEarPodsが付属していません。製品には、USB‑C電源アダプタとコンピュータのポートに対応する、高速充電ができるUSB-C – Lightningケーブルが同梱されています。
これらのiPhoneモデルに対応する、今お使いのUSB-A – Lightningケーブル、電源アダプタ、ヘッドフォンを再利用することをおすすめしますが、新しいApple電源アダプタやヘッドフォンが必要な場合は、購入することができます。
引用元:Apple公式ホームページ「iPhone 12を購入」
昔からのiPhoneユーザーは別にいいですよ。持ってるし。
でも、新しいユーザーならどうでしょうか。
純正の高速充電のできる高い充電アダプタを購入するでしょうか?
答えはNOです。
おそらく、サードパーティ製の安いやつ買いますよね。
そうなると、原因はサードパーティ製の安い充電アダプタの可能性も出てきますよね?
もちろん、純正のアダプタを使用していても、iPhone12の充電消費量が異常に早いというユーザーはいると思います。
ということは、iPhone12に充電する機器とバッテリーの相性がそもそも悪いのでは?という仮説が生まれてきます。
充電機器とバッテリーが相性悪いと、余計な負荷がかかってしまいます。iPhone12のバッテリーに余計な負荷がかかれば、毎日使用すればするほど、通常よりも早く消耗してしまいます。
合わない充電器を使用し続けてしまうと、バッテリーの劣化が早まるだけではなく、バッテリーや充電口の故障の原因となり、充電ができなくなってしまう。また、iPhone本体に負担がかかり、故障する確率がリスクが高くなります。
もし、充電アダプタがiPhone12のバッテリーを異常消耗させているいるのであれば、Appleの環境問題に対する施策は、自社のユーザーの不満を作ってしまった原因になってしまったということになります。
iPhone12のバッテリーの消耗を押さえる解決策
iPhone12のバッテリーの減りが、異常に早い原因について、Appleの公式回答は2021年7月24日現在もありません。
つまり、状況を改善する為には、とりあえず自力でなんとかするしかないってことです。
iPhone12シリーズのバッテリーの消費を抑える方法はいくつかありますが、その中でも最も効果が高い「iPhone12のバッテリーの消耗を押さえる6つの解決策」をご紹介させていただきます。
iPhone12のバッテリーの消耗を押さえる解決策
- バッテリーを消費を抑える細かい設定を行う。
- 省電力モードの設定を見直す。
- 4Gに変更してから強制再起動。
- 出荷時まで戻す。
- iOS15のベータ版にアップグレードする。
- バッテリーを無償で交換してもらう。
1つ1つ詳しく解説していきます。
バッテリーを消費を抑える細かい設定を行う
細かい設定というのは、「画面の明るさを暗く変える」「手前に傾けてスリープ解除をオフにする」「アプリを上にスワイプして消さない」など、日々の使い方や設定で、バッテリーの消費を抑えることができる設定や操作方法のことを指します。
小さな積み重ねで、バッテリーを節約する方法がiPhoneにはたくさんあります。
全部で30個以上ありますので、設定していない項目があれば、あなたのバッテリーの消耗を防ぐ助けになってくれます。
内容 | 設定方法 |
---|---|
バッテリーの充電を最適化する | [設定]> [バッテリー]> [バッテリーの状態]> [バッテリー充電の最適化をオン]にする。 |
5GをLTEにする | [設定]> [モバイル通信]> [通信のオプション]> [音声通話とデータ]に移動し、[LTE]を選択。 |
いらないウィジェットを削除する | [ホーム画面]> [一番左まで画面をスワイプする]> [一番下の”編集”をタップ]> [ウィジェットがプルプル震えるので使わないものは”ー”をタップ]する |
アプリをオフにしない。 | [ホーム画面]> [下から上にスワイプ]> [起動中のアプリを選択して上にスワイプ] するのはダメ |
True Toneをオフにする | [設定]> [画面表示と明るさ]> [True Toneをオフ]にする。 |
自動ロックの設定を変える | [設定]> [画面表示と明るさ]> [自動ロック]> [1分から3分]で設定する。 |
手前に傾けてスリープ解除をオフにする | [設定]> [画面表示と明るさ]> [手前に傾けてスリープ解除をオフ]にする。 |
ダークモードにする | [設定]> [画面表示と明るさ]> [画面表示と明るさ]> [ダーク]を選択 |
Airdropをオフにする | [設定]> [一般]> [AirDrop]> [受信しない]を選択 |
Bluetoothをオフにする | [設定]> [Bluetooth]> [Bluetoothをオフ]にする。コントロールセンターからもできる。 |
Wi-Fiが無い場所ではオフにする | [設定]> [Wi-Fi]> [Wi-Fiをオフ]にする。コントロールセンターからもできる。 |
圏外では機内モードにする | [設定]> [機内モードをオン]にする。コントロールセンターからもできる。 |
デザリングをオフにする | [設定]> [インターネット共有]> [ほかの人の接続を許可をオフ]にする。 |
視覚効果を使わない設定にする | [設定]> [アクセシビリティ]> [動作]> [視差効果を減らすをオン]にする。 |
通知をオフにする | [設定]> [通知]> [アプリを選択]> [通知がなくても問題ないアプリは”通知を許可”をオフ]にする。 |
iPhoneの解析共有をオフにする | [設定]> [プライバシー]> [解析および改善]> [iPhone解析を共有をオフ]にする。 |
位置情報の共有をオフにする | [設定]> [プライバシー]> [位置情報サービス]> [“常に”を”なし”か”このAppの使用中のみ許可”]に変更する。 |
HandOFFをオフにする | [設定]> [一般]> [AirPlayとHandoff]> [“自動的にTVへAirPlay”を”しない”に設定して”Handoff”をオフ]にする。 |
アプリの自動アップデートをオフにする | [設定]> [App Store]> [Appのアップデートをオフ]にする。 |
フィットネスをオフにする。 | [設定]> [プライバシー]> [モーションとフィットネス]> [フィットネストラッキングをオフ]にする。 |
アプリのバックグラウンドの更新をオフにする | [設定]> [一般]> [Appのバックグラウンド更新]> [“オフ”か”Wi-Fi”]にする。 |
Siriをオフにする | [設定]> [Siriと検索]> [“Hey Siriを聞き取る”と”サイドボタンを押してSiriを使用”をどちらもオフ]にする。 |
メールの受信設定をフェッチにする | [設定]> [メール]> [アカウント]> [データの取得方法]> [“プッシュ”になっているものをタップして”フェッチ”に変更]する。 |
利用頻度の高い場所をオフにする | [設定]> [プライバシー]> [位置情報サービス]> [システムサービス]> [利用頻度の高い場所]> [利用頻度の高い場所をオフ]にする。 |
サウンド認識をオフにする | [設定]> [アクセシビリティ]> [サウンド認識]> [サウンド認識をオフ]にする。 |
バイブレーションをオフ | [設定]> [サウンドと触覚]> [サイレントスイッチ選択時をオフ]にする。 |
背面タップをオフにする | [設定]> [アクセシビリティ]> [タッチ]> [背面タップをオフ]にする。 |
Safariで広告をブロックする | [設定]> [Safari]> [ポップアップブロックをオン]にする。 |
App Musicのイコライザをオフにする | [設定]> [ミュージック]> [イコライザ]> [オフ]にする。 |
App Musicのアニメーションをオフにする | [設定]> [ミュージック]> [アニメーションのカバーアート]> [“オフ”か”Wi-Fiのみ”]にする。 |
常にすべてのアプリを最新にする | [App Store]> [右上のアカウントマークをタップする]> [すべてをアップデートをタップ]する。 |
AppleのサポートセンターやApple Storeに連絡したとしても、バッテリーの減りを押さえる設定をしていないのに、「バッテリーの減りが激しい!ヤバイ!」って言ったとしても「まずは、バッテリーの消費を抑える設定を試して、少し様子を見てください」って返されてしまいます。
まずは、自分にできる最大限の努力をして様子を見た後に、それでもヤバかったらAppleに連絡という流れにしないと、しっかり対応してくれません。
また、詳しい手順や方法については、後日画像付きで詳しく解説したいと思っています。
省電力モードの設定を見直す
電力消費が激しくて、少しでもバッテリーを節約したい方にはオススメの方法です。
iPhoneには、バッテリーが20%以下になると、電力を節約する低電力モードを選択できるようになります。
低電力モードは20%以下でなくても、指定したパーセンテージになったら自動で低電力モードに変えることができます。
- 「ショートカット」を押す。(アプリを起動させる)
- 「オートメーション」を押して「+」を押す。
- 「個人用オートメーションを作成」を押す。
- 「バッテリー残量」を押す。
- 「50%と等しい」にチェックを入れて「次へ」を押す。
- 「アクションを追加」を押す。
- 「スクリプティ」を押す。
- 「低電力モードを設定」を押す。
- 「実行前に尋ねる」をオフにする。
- 「尋ねない」を押す。
- 「完了」を押す。
低電力モードは、iPhoneの機能を一部制限することで、電池の減りを大幅に食い止めることができるので、バッテリーを長持ちさせたいのであれば大変便利です。
一度、設定してしまえば、iPhoneが自動で認識して設定を変更してくれるので、いちいち手動で設定する必要はなくなります。
しかし、iPhoneの機能を制限されるので、デメリットもあります。
- CPU速度が低下する
- メールの取得を手動のみに制限
- 自動ダウンロードを制限
- 自動ロックの制限
- iCloudフォトライブラリが一時的に停止
- Hey Siriを聞き取るがオフになる。
- アプリのバックグラウンド更新がオフになる。
- 視差効果を減らすがオンになる
効果は高いですが、自分に合っているかデメリットの内容を確認した上で設定するようにしてください。
4Gに変更してから強制再起動
端末の再起動することでバッテリーの消耗を改善できる可能性があります。
iPhoneの再起動は、いわば、色々な不具合を改善できる最終手段です。
どんなソフトウェアの一時的な不具合やバグであっても、軽微なトラブルの場合は改善することができます。
また、iPhone12の目玉機能の1つで、高速通信規格「5G」があります。
しかし、5Gはバッテリーの電力やたら消費します。LTEと比較してバッテリーを消耗してしまう5Gを常に使用しているとバッテリーの消耗が激しくなってしまいます。
一度、5Gオートを4Gに変更してから再起動することで、5Gを常に探している内部センサーを一時的に遮断し、一般的に普及している4G回線に切り替えてから強制的に再起動することで、5Gのセンサーを遮断した状態で常に使用できるようになります。
iPhone12で5Gから4Gに切り替える方法は「設定」アプリから行います。
5Gの設定をオフにしたら、iPhone12を強制再起動しましょう。iPhone12シリーズの強制再起動方法は簡単です。
iPhone12に変えてから「あれ?前のiPhoneより電池の減りが早いな!」って思うようであれば一度試してみるとバッテリーの減りが改善する可能性があります。
出荷時まで戻す
以前ですが、AppleがiOS14にアップデートしたユーザーの中に、iPhoneのバッテリーがすぐ減ってしまうという問い合わせが多く対策として手順を紹介していた解決方法になります。現在では、Appleの公式ホームページからは、消えてしまっているので詳しい手順を見ることができません。
当時の原因としては、Apple Watchが不具合を起こしており、iPhoneのバッテリーがすぐに減ってしまったという過去がありました。
バッテリーの減りの原因が、iOSやペアリングしている機器などのソフトウェア自体に原因があり、バグを起こしている場合の改善方法としては、一番手っ取り早いのでご紹介させていただきます。
- iTunesやiCloudでバックアップをとる。
- [設定]> [一般]> [リセット]> [すべてのコンテンツと設定を消去]で出荷時まで戻す。
- バックアップから復元。
バッテリーの消耗以外にも、iPhoneと周辺機器に不具合が出ているようであれば、改善する可能性は高いです。
時間も手間もかかる面倒な方法ですので、iPhoneを出荷時まで戻す時は、しっかりバックアップを取っておいて下さいね。
iOS15のベータ版にアップグレードする
iOSの不具合が原因だ!って思う人は、いっそのことiOS15にアップデートしちゃいませんか?
実は、嘘か誠か真偽はわかりませんが、海外では、iOS15のベータ版にすることで状況が改善したという意見があるんですよね。
アメリカで人気の投稿型のソーシャルサイトである「Reddit(レディット)」に興味深い投稿がありました。
My battery life is actually better on the iOS 15.0 public beta 2 versus the iOS 14.6. Anyone else agree or disagree? Running on an iPhone 12 pro max here
Posting again because I mistyped and said iOS 15.2 when that doesn’t exist yet.
In more or less words, I don’t do battery hogging tasks on my iPhone so it was strange to me that my battery life sucked so much on iOS 14.6. So it’s nice and refreshing to have a long battery life throughout the day on this version of the public beta. I hope that this stays throughout the beta and into iOS 15
引用元:Reddit「u / mrevanbell氏の投稿」
要約すると、iOS15のベータ版にアップグレードしたことで、バッテリーの寿命が改善されたと言っているユーザーがいるということです。
Appleは、次回リリース予定のiOS15をより、良いものにするために特定のユーザーに対して、ベータ版(開発途上のテスト版)を配布しています。
iOS15のベータ版を入手するためには、「Apple Beta Software Program」に参加する必要があります。
「Apple Beta Software Program」に参加し、iPhone12から「Apple Beta Software Program」にサインインすることでiOS15のプロファイルデータを、本体にダウンロードすることができます。iOS15のベータ版をダウンロードしたら、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からiOS15のベータ版にアップグレードできるようになります。
「Apple Beta Software Program」に参加すること自体は無料です。
しかし、注意点2つあります。
1つめは、Appleから特別な許可ある場合は公開できるが、秘密保持契約(NDA)を含む「Apple Beta Software Program契約」に同意する必要があるので、ベータ版の画面(スクリーンショットを含む)を撮影した写真や動画を共有することはできない点です。
あくまで、テストプレイヤーってことですね。
2つめは、必ずバックアップを取らないといけない点です。
iOS15はまだ正式発表前の開発版です。何が起こるかわかりません。不測の事態に備えてしっかりとバックアップをするようにしましょう。
バッテリーの消費が改善する可能性があるなら試してみたいって思いますけど、開発段階のソフトウェアはリスクが付きまといます。
一応、私自身が中小企業でIT担当者やっているので、開発段階のツールを何度も触った経験がありますけど、開発者が意図していないエラーやバグを発生させちゃったなんてことは、ざらにあります。
ベータ版は、発展途上のテストモデルの為、どんな不具合が起きるかわかりません。
実際使うことで、データの破損や予期せぬ不具合が起きるリスクがありますので、ギャンブルに近いです。
しかし、iOS15のベータ版にしたらバッテリーの寿命が改善されたということは、今後リリースされるiOS15ではiPhone12のバッテリー消費が早い問題については改善されている可能性が高いということです。もし、そうだとしたら朗報ですよね。iOS15の正式配布は2021年秋頃を予定されているので、正式版が出てからの方がリスクが少ないです。
バッテリーを無償で交換してもらう
あなたのiPhone12のバッテリーが、そもそも欠陥品の場合もあります。
Appleは、購入して1年以内のiPhoneのバッテリー不具合については、下記のように公言しています。
Apple 製品 1 年限定保証には、欠陥バッテリーに対する修理サービス保証が含まれています。製品保証の保証対象外であっても有償でバッテリーサービスを受けられます。
引用元:Apple公式ホームページ「iPhone のバッテリーとパフォーマンス」
また、AppleCare+に加入しているのであれば、バッテリーの交換は無償で行えます。
iPhoneのモデル | Apple製品限定保証またはAppleCare+の保証対象 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS iPhone XS Max、iPhone XR iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro iPhone 11、iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro、iPhone 12 iPhone 12 mini |
0円 | 8,140円 |
iPhone SE (第 2 世代)、iPhone SE、 iPhone 6、iPhone 6 Plus、 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、 iPhone 7、iPhone 7 Plus、 iPhone 8、iPhone 8 Plus、 およびその他すべての対象モデル |
0円 | 5,940円 |
※Apple公式ホームページ「iPhone のバッテリーと電源の修理」からデータ引用
つまり、購入してから1年以内もしくはAppleCare+に加入していれば、バッテリーの無償交換は可能ということになります。
もちろん、一定の条件はありますが、異常を感じているのであれば早めにAppleのサポートなどに連絡をするなど、動く必要があります。
なんかバッテリーの減りが早い。バッテリーの消耗を抑える細かい設定もしてるんだけど…。って思っている人は、そもそも欠陥品をつかんでしまった可能性がありますので、自分のiPhone12のバッテリーの減りが著しく早いことを、Appleのサポートセンター(0120-277-535)やお近くのApple Storeに相談しましょう。
欠陥が見つかれば、無償で交換してくれますし、AppleCare+に加入していれば、0円で交換してもらうことも可能です。
詳しい条件や方法については、別の記事で詳しく解説していますので、下のリンクからご覧ください。

最悪の場合はAppleを訴える?

最悪の場合はAppleを訴える?
どうしても!納得できない!
Appleに謝罪をして、早急にiPhone12のバッテリー問題について対応を要求したい!って思っているのであれば、司法の判断に委ねる=「裁判」という手もあります。
先ほどもお話しましたが、Appleは訴えられています。
ぶっちゃけ、今回のこと以外でも、iPhoneが原因で出火して家が燃えた可能性があるとか、充電アダプタが新しいiPhoneに入っていないこととかでも、Appleは訴えられています。
ちゃんとした根拠があれば、訴えを起こすことは誰でも可能です。
あなたの怒りがどうしても収まらない。Appleには、しっかりとした報告をして欲しいって思っているのであれば、裁判を起こすことは、あなたの自由だと思います。
しかし、お金も時間もかかりますし、必ず補償してくれるのかはわかりません。
日本でも、大量に困っている人がいて、行動する有志達を募ることができれば、海外のように一致団結してApple(日本の場合はApple Japan合同会社)を相手にするということもできないわけではありません。
でも、穏便に済ませるなら訴えを起こす前に、iPhone12のバッテリーの消耗が激しいことを、Appleのサポートセンターや購入元に相談して、どうしてもの最終手段だということは認識しておいてください。
まとめ
日本で最も人気のあるスマートフォンであるiPhone12シリーズには多くの優秀な機能が搭載されています。
私も便利でおしゃれなiPhoneが大好きです。
しかし、iPhone12のスペックにバッテリーが適切ではないのでは?と、どうしても思ってしまします。
好きで記事にもたくさん取り上げているからこそ、真実を知りたいという気持ちは強いです。
最新のA14チップになって、電力消費の効率は上がっていると思いますが、実際のバッテリーの寿命という部分に関しては、前作のiPhone11シリーズより短くなってしまった可能性が高いです。それは、実際に検証したデータやソースが物語っています。
もちろん、原因はそれだけではありません。
iPhone12のバッテリーがすぐに減る原因
- iPhone12の機能やスペックにバッテリー容量が合っていない。
- iOSの内容がiPhone12シリーズに合っていない。
- 充電器自体に問題がある。
ですが、原因を特定するには時間もかかりますし、Appleが公表しない限り、Apple StoreやApplesサポートは「お使いのiPhone12に異常は見られません」「すべてが仕様の範囲内です」という回答になってしまうでしょう。
実際イマ困っているのにそんな対応かよ!解決するには、どうすりゃいいんだよ!って思いますよね?
そんなすぐに、解決したい人は、本記事で紹介したバッテリーの消耗を押さえる解決策に記載されている内容を試してみて、iPhone12 のバッテリー寿命を可能な限り節約してください。
iPhone12のバッテリーの消耗を押さえる解決策
- バッテリーを消費を抑える細かい設定を行う。
- 省電力モードの設定を見直す。
- 4Gに変更してから強制再起動。
- 出荷時まで戻す。
- iOS15のベータ版にアップグレードする。
- バッテリーを無償で交換してもらう。
iPhone12のバッテリー消耗の問題は多くのユーザーを今も悩ませています。Appleの公式が本腰入れて調査をして、既存のiPhone12ユーザーの悩みを解決し、結果をユーザーに教えてくれることを期待しています。
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