こんにちは。今日は、SharePointからExcelにデータをエクスポートしようとした際に表示される「予期しないエラーが発生しました。データに対する変更は保存できません。」というエラーメッセージについて、その原因と解決方法をわかりやすくお伝えします。
エラーの原因
このエラーは、ExcelがSharePointからデータを取得する際に、55秒というタイムアウト制限を超えてしまうと発生します。つまり、データの量が多かったり、通信環境が遅かったりすると、Excelがデータを取り込むのに時間がかかり、タイムアウトしてしまうのです。
解決方法タイムアウト時間の延長
この問題を解決するためには、Excelのタイムアウト時間を延長することが有効です。以下に、その手順を説明します。
- レジストリエディターの起動
パソコンの「スタート」ボタンをクリックし、「regedit」と入力してEnterキーを押します。これでレジストリエディターが開きます。 - 該当するフォルダの選択
レジストリエディター内で、以下のフォルダを探してクリックします。
– 32ビット版Excelをお使いの場合
`HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\16.0\Access Connectivity Engine\Engines`
– 64ビット版Excelをお使いの場合
`HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Office\16.0\Access Connectivity Engine\Engines` - 新しい値の作成
右側の空白部分で右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。名前を「DataFetchTimeout」と入力します。 - 値の変更
作成した「DataFetchTimeout」をダブルクリックし、表示されたウィンドウで「10進数」を選択します。値のデータに「90000」と入力し、「OK」をクリックします。これでタイムアウト時間が90秒に延長されます。 - レジストリエディターの終了
全ての作業が終わったら、レジストリエディターを閉じます。
この設定を行うことで、Excelがデータを取得する際のタイムアウト時間が延長され、エラーの発生を防ぐことができます。
注意点
– レジストリの編集は慎重に
レジストリはWindowsの重要な設定を管理しています。誤った編集を行うと、システムに不具合が生じる可能性があります。操作に自信がない場合は、詳しい方に相談するか、サポートを受けることをおすすめします。
– 設定後の再起動
変更を適用するために、パソコンを再起動することを忘れないでください。
よくある質問や疑問
Q1. レジストリエディターが見つからないのですが、どうすればいいですか?
レジストリエディターはWindowsのシステムツールの一部です。スタートメニューの検索バーに「regedit」と入力しても見つからない場合は、管理者権限でログインしているか確認してください。また、職場のパソコンなどでは、システム管理者によってアクセスが制限されている場合があります。その際は、システム管理者に相談してください。
Q2. タイムアウト時間をさらに延長することは可能ですか?
はい、可能です。手順4で入力する値「90000」はミリ秒単位で90秒を意味します。例えば、120秒に延長したい場合は「120000」と入力してください。ただし、あまり長く設定しすぎると、他の問題が発生する可能性もあるため、適度な値に設定してください。
まとめ
SharePointからExcelへのデータエクスポート時に「予期しないエラー」が発生する場合、Excelのタイムアウト時間を延長することで解決できることが多いです。レジストリの編集は慎重に行い、設定後はパソコンの再起動をお忘れなく。



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