おやすみモードは、より良い睡眠パターンを促進するのに役立つiPhoneの便利な機能です。
しかし、なぜかおやすみモードが解除できない！
てか、設定してないのに勝手におやすみモードになってる！
そんなトラブルが発生しているユーザー向けにおやすみモードをオフにする方法について解説していきます。
おやすみモード以外に快眠するための方法をお探しの方は、別の記事で解説していますので、そちらもあわせてご覧ください。
おやすみモードをオフにできない原因
結論、iPhoneのおやすみモードをオフにできない原因は大きくわけて３つあります。
- iOSアップデートが原因
- バグまたは障害が原因
- 設定ミスが原因
iPhoneのおやすみモードがオフにできない原因は、上記の３つのいずれかに該当している場合が考えられます。
１つ目は、iOSのアップデートが原因の場合です。
iOSのアップデートによってApple側が意図しないバグが発生しておやすみモードをオフにできなくなる場合があります。
iOSのアップデートが原因の場合は、ひとつ前のiOSのバージョンにダウングレードするか、不具合が改善された次のiOSのアップデートを待つしかありません。
２つ目は、バグまたは障害が原因の場合です。
原因はよくわからないが「おやすみモード」が解除できない場合は、別のアプリのバグや競合による障害が発生している場合があります。
バグや障害が発生している場合は、原因を特定して改善しないとおやすみモードがオフにできないなんてこともありえます。
３つ目は、設定ミスが原因の場合です。
地味に多いのが、自分で設定しているのを忘れてしまっているケースです。
例えば、おやすみモードを自動的に有効にする設定をしている場合は、自動でオンにする設定を変えないとオフにできない場合があります。
他にも、Apple製品を複数使用している人で、おやすみモードを「デバイス間で共有」している場合は、設定した記憶がないのにiPhoneが勝手におやすみモードになっているなんてこともあります。
おやすみモードをオフにする方法
意図せず、おやすみモードになっていると通知が来なくなるので必要な通知に気づくことができなくなってしまいます。
おやすみモードをオフにする解決方法は、下記の５つです。
- コントロールセンターやロック画面からおやすみモードをオフにする。
- iPhoneを再起動する。
- iOSを最新にアップデートする。
- 設定アプリからすべての設定をリセットする。
- 設定の競合を確認する。
おやすみモードをオフにできない場合は、上記の５つを試すことで9割は解決できます。
それでは、１つ１つ解説していきたいと思います。
コントロールセンターや設定からおやすみモードをオフにする
おやすみモードをオフにする最も簡単な方法は、iPhoneのコントロールセンターからおやすみモードをオフにすることです。
手順は下記の通りです。
- iPhoneの画面右上隅から下に指で滑らせるように画面を操作する。（スワイプ）
- 「三日月アイコン」を押す。
- オフになると三日月アイコンが紫色から灰色に変わります。
おやすみモードをオフにするのは、コントロールセンターからだけでなくロック画面からもオフにすることができます。
- ロック画面の下に表示されている「おやすみモード」を押す。
- 「おやすみモード」を押す。
- おやすみモードがオフになると、ボタン全体が白色から灰色に変わる。
iPhoneを再起動する
iPhoneを再起動すると、おやすみモードをオフにできない原因となっているバグや障害などの不具合が解決する場合があります。
iPhoneを再起動するには、電源オフスライダーが表示されるまでサイドボタンと音量ボタンのどっちかを押し続けます。スライダーをドラッグしてデバイスの電源をオフにします。iPhoneの電源が切れたら、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンをもう一度押し続けます。
iPhoneの機種によっても再起動の方法は違いますので、詳しい方法を別の記事でまとめています。
iPhoneの再起動の方法がわからない方はそちらをご覧ください。
iPhoneを再起動するには、電源オフ スライダーが表示されるまでサイド ボタンといずれかの音量ボタンを押し続けます。スライダーをドラッグしてデバイスの電源をオフにします。iPhone の電源が切れたら、Apple ロゴが表示されるまでサイドボタンをもう一度押し続けます。
iOSを最新にアップデートする
iOSが原因でおやすみモードがオフにならない場合は、最新のiOSにアップデートすることで不具合が解決する場合があります。
iOSをアップデートするには「設定」＞「一般」＞「ソフトウェアアップデート」＞「ダウンロードしてインストール」＞「今すぐインストール」の順で進めていけば最新のiOSにアップデートできます。
iOSのアップデート中は、iPhoneの操作ができなくなりますので、iPhoneを使わない時間帯にするようにしましょう。
もし、すでに「iOSは最新です」と表示されていれば最新のiOSにアップデートされています。
- 「設定アプリ」を押して起動する。
- 「一般」を押す。
- 「ソフトウェアアップデート」を押す。
- 「ダウンロードしてインストール」を押すとダウンロードが始まります。
- 「今すぐインストール」を押す。
設定アプリからすべての設定をリセットする
おやすみモードをオフにできない場合は、iPhoneのすべての設定をリセットすると解決できる場合があります。
１つ注意点です。
iPhoneのすべての設定をリセットすると、あなたが独自で設定したその他の設定までも初期設定にリセットされます。独自で行っている設定があれば、再度設定しなければいけませんのでご注意ください。
iPhoneの設定をすべてリセットする方法は下記の通りです。
- 「設定アプリ」を押して起動する。
- 「一般」を押す。
- 下にスクロールして「転送またはiPhoneをリセット」を押す。
- 「リセット」を押す。
- 「すべての設定をリセット」を押す。
- 「パスコード」を入力する。
- 「すべての設定をリセット」を押す。
設定の競合を確認する
アプリやあなたの設定によって、おやすみモードのオフができない場合があります。
なので、iPhoneのマナーモード設定やサイレント設定を操作するアプリがあれば、一度無効にするなどしておやすみモードがオフにできるかを試してみて下さい。
また、おやすみモードを時間指定をして自動で発動させる設定にしている場合は、おやすみモードの設定を変更するなどしてみてください。
勝手におやすみモードになる時の解決方法
設定していないのに勝手におやすみモードになる時の解決方法としては、「おやすみモードの自動発動のスケジュールやオートメーションの設定」と「ショートカットアプリによる設定」がされていないかを確認してください。
おやすみモードを特定の場所にいる間は発動させる設定をしている場合やショートカットアプリでおやすみモードを操作している場合は、勝手におやすみモードが発動するようになっています。
もちろん、自分で設定をしていないとこんなことは起こりません。ただ忘れているだけの場合もありますので、一度このあたりの設定も確認してみると問題は解決します。
また、保護者権限でスクリーンタイムの設定がオンになっていて、誰かに制御されているとおやすみモードと似たような機能が勝手に発動している場合があります。例えば、スクリーンタイムの中にある「休止時間」を設定されていると既定の時間まで着信やアプリから通知が来ないようにする設定ができます。この設定がオンになっていればオフにしましょう。
他に、設定したことないのにおやすみモードが勝手にオンになる方がいたら、記事の一番下にあるコメント欄からお聞かせいただければ幸いです。
おやすみモードの時間設定方法などがよくわからない方は別の記事で詳しく解説していますので、そちらもあわせてご覧ください。
まとめ
おやすみモードは、より良い睡眠パターンを促進するのに役立つiPhoneの便利な機能です。
ただし、オフにできない場合は、大切な通知が来なくてイライラしたり、不便に感じます。
そんな時は、本記事で紹介した「おやすみモードをオフにする方法」を見て試してみることで9割方は解決します。
どうしても解決しなかったら、記事の一番下にあるコメント欄にあなたの状況を教えてください。できる限りのサポートをさせていただきます。
あなたのiPhoneライフに、少しでもお役立ちできる情報の１つとして、本記事の内容が役立てば幸いです。
簡単まとめ
- iPhoneのおやすみモードがオフにできない原因は「iOSアップデート」「バグまたは障害」「設定ミス」の３つうちのいずれかの可能性が高いです。
- おやすみモードをオフにする方法は「コントロールセンターや設定からおやすみモードをオフにする。」「iPhoneを再起動する。」「iOSを最新にアップデートする。」「設定アプリからすべての設定をリセットする。」「設定の競合を確認する。」の５つです。
- 勝手におやすみモードになる時の解決方法は「おやすみモードの自動発動のスケジュールやオートメーションの設定」「ショートカットアプリによる設定」「スクリーンタイムの設定」の３つを確認して再設定してあげることです。
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