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ChatGPTとGoogle Bardの違いを比較!Bardのメリットとデメリットを解説

ChatGPTとGoogle-Bardの違いを比較!Bardのメリットとデメリットを解説
AI
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AI(人工知能)によるテキスト生成技術は、近年急速に進化しています。その中でも、ChatGPTとGoogle Bardは注目されていAIモデルです。

今後の生成系AIについて「ChatGPT」とGoogleの「Bard」の2つは押さえておかないと時代の流れに取り残されてしまいます。

文章を生成する系のAIだから似てるんだけど、違うんです。

それぞれ異なる特性と機能を持つこれら2つのAIを理解することで、どちらが自分に合っているのかどの業務には「Bard」を選べばいいのかなんて最適なツールを選択することができます。

本記事では、それぞれの違いと、特にGoogle Bardのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

GoogleのBardについて実際に使用した感じを他の記事で解説していますので、興味があったらぜひご参考までにご覧ください。

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ChatGPTとGoogle Bardの違い

実際に使用してみて感じたChatGPTとGoogle Bardの主な違いは5つです。

  • 人間のような反応
  • トレーニングデータセットと基礎技術
  • 回答の信頼性
  • インターネットへのアクセス
  • ユーザーフレンドリーさとインターフェース

では、1つ1つお話していきますね。

人間のような反応

Bardは人間のような反応を実現するために、文章だけではなく会話も学習データしているので人間の自然言語の模倣について、ChatGPTよりも高いレベルで処理ができるといわれています。

もちろん、使用している私たちからしてみたらChatGPTもすでに高いレベルで会話などを行ってくれるので違いがわからない点もあります。

しかし、現状公開されている情報で考えるとBardの方がこの点で一歩リードしていると言えます。

トレーニングデータセットと基礎技術

ChatGPTとBardはどちらも大規模言語モデル (LLM)であり、テキストとコードの膨大なデータセットでトレーニングされています。ただし、トレーニングに使っているデータや基盤となる部分で違いがあります。

ChatGPTは、OpenAIによって開発されたGPT-3言語モデルに基づき作成されており、書籍・記事・コード・ソーシャル メディアの投稿など、さまざまなソースが含まれています。

一方Bardは、PaLM 2という次世代の言語モデルに基づき作成されており、多言語、推論、およびコーディング機能が向上した最先端の言語モデルとGoogleが所有するテキストとコードのデータセットでトレーニングされているので、ChatGPTがトレーニングされるデータセットよりもはるかに多く、より多様なソースが含まれているのでは?と言われております。また、Googleのすでに持っているGoogleドキュメントやGmailなどのサービスとのスムーズな連携が期待されています。

回答の信頼性

Bardは人間らしさを追求しますが、一部の情報が不正確なことがあると報告されています。一方、ChatGPT-4も誤った情報を提供する可能性がありますが、その頻度はBardより低いとされています。

インターネットへのアクセス

Bardはリアルタイムのインターネット情報にアクセス可能です。これに対して、ChatGPTは2021年までのデータセットに依存しているので、最新の情報には弱い点が弱点としてよく話題に挙げられます。

今後、ChatGPTはブラウジングの機能が追加される予定とのことなので、ChatGPTも最新の情報をもとに回答を行えるようになったらどうなるのか期待ですね。

ユーザーフレンドリーさとインターフェース

ChatGPTはユーザーに対して少し優しくない点があります。例えば、ChatGPTに質問するときは文章で入力しなければいけないので、キーワードを打てない事情のあるユーザーはChatGPTを自分だけで使用することはできません。

しかし、Bardは音声入力の機能があるので、言葉だけで文字入力を行うことができます。

もちろん、ChatGPTも今後プラグインや追加機能などで対応することも予想されますが、2023年5月14日現在では音声入力は使用できません。

また、Bardは1つの質問に対して、複数の回答を提示してくれたり、情報ソースのリンクを提示してくれるのでユーザーにとってはChatGPTよりもBardの方が使いやすい場合もあります。

Google Bardのメリットとデメリット

Bardにはその他にも多くの特徴があります。

Bardの主なメリットとデメリットを深堀して解説していきたいと思います。

メリット

GoogleのBardのメリットは6つあります。

Google Bardのメリット

  • 無料で使える。
  • 音声入力。
  • テキストの書き出し。
  • Webページの要約作成。
  • 複数の回答草案提出。
  • 最新情報に基づいた計画の提案。

1つずつ簡単に解説していきたいと思います。

無料で使える

ChatGPTはサブスクリプション化していて機能のすべてを無料で使うことができませんが、Bardは無料で使うことができます。

しかし、これについては今後一部サービスを有料化する可能性もあるので、現状のメリットとして挙げさせてもらいました。

音声入力

Bardは音声入力でも使えるようになっており、キーボードが打てない人や状況でも使うことできるので色んなユーザーが使用することができます。

また、音声入力の方が入力する手間がないので、時間を節約してくれます。

テキストの書き出し

ChatGPTでは出力された内容をコピーすることができますが、BardはGoogleの既存アプリと連携して書き出すことができます。

例えば、GmailやGoogleドキュメントに書き出すことも可能ですし、プログラミングのコードであればGoogle Colaboratoryに書き出すことも可能です。

これにより、情報の共有や記録が簡単になります。

Webページの要約作成

Bardはインターネット検索能力を利用して、Webページの内容を要約したり、複雑な主題を理解するのを手助けします。これにより、大量の情報を短時間で把握することができます。

しかし、Webページの要約作成は実際に使ってみましたけど、実際に使えるとは言えないので今後に期待ですね。

複数の回答草案提出

Bardは一つの質問に対して三つの異なる回答を同時に提供します。これにより、ユーザーはより多角的な視点から情報を得ることができます。

文章のニュアンスが違ったり、表記の仕方が変わったりするので、今の回答で概ね合ってるんだけどなんか違うなぁ~って時に便利です。

最新情報に基づいた計画の提案

BardはGoogle検索の機能を使うことができるので、最新情報に基づいた計画の提案をしてくれます。

例えば、「いついつにどこに旅行にいきたいから計画を立ててほしい」みたいな感じでBardに質問すると、最新情報に基づいた計画を提案してくれます。

これにより、ユーザーは時間と労力を節約しながら効率的な旅行計画を立てることができます。

デメリット

Google Bardのデメリットは4つです。現在はベータ版なので今後改善されていくと思われますのであくまで現状ということで思ってください。

Google Bardのデメリット

  • 情報の信頼性が足りない。
  • リアルタイムへの対応が足りない。
  • 会話の応対力が足りない。
  • 過去の回答が見れない。

1つ1つ簡単に説明したいと思います。

情報の信頼性が足りない

Bardの応答は一部の情報が不正確なことがあると報告されています。

情報の不正確についてはChatGPTも同じですが、それはBardでも変わらず、本当に正確な情報かどうかは人間が判断しなければいけないというのが現状です。

リアルタイムへの対応が足りない

せっかく、Google検索の機能を一部使えているのに、完全にリアルタイムの情報をBardに反映させることは現状できていません。

私が実際に使用してみた感覚としては、完全にリアルタイムの情報を引っ張ってこれていない印象でした。

おそらく、リアルタイムに近い少し過去の情報をBardが読み取り、回答に反映させていると思われます。これは、インターネット上の回答が正しいのかどうかを精査する時間なども必要になるからだと思われます。適当に書いたネット記事の情報をBardがソースとして、回答したら大問題になりますからね。今後に期待ですね。

会話の応対力が足りない

Bardは対話型AIとしては、会話のキャッチボールが得意ではないと感じました。

長い会話をしていると途中で「え?そんな話してたっけ?」と思う場面がちらほらあります。

なので、Bardは対話の部分としてはChatGPTより劣ってしまっているというのが私の意見です。

途中で会話がバグると、いちいち「チャットをリセット」して最初からになってしまうのはちょっとダルいです。

過去の回答が見れない

ChatGPTでは過去の会話のやりとりを使って、新しい内容をさらに追記して対話をしていくことができます。

しかし、Bardは過去にどんな質問をしたかまでは確認できますが、Bardが回答した内容までは保存してくれません。

このせいで、いちいちまた同じプロンプトを書かなければいけないのは手間です。

まとめ

以上が、ChatGPTとGoogle Bardの違いと、特にGoogle Bardのメリットとデメリットについての解説です。それぞれのAIには独自の強みと弱点がありますので、利用する際は自分のニーズに最も適したものを選択することが重要です。

また、Googleの「Bard」は現在ベータ版のお試し期間中なので、今後今回お伝えしたデメリットが改善されることもあります。そうなったら個人的にかなり使い勝手の良いものになるんじゃないかな。って思っております。

最後に、本記事のポイントをおさらいしておきましょう。

簡単まとめ

  • ChatGPTとGoogle Bardの違い「人間のような反応」「トレーニングデータセットと基礎技術」「回答の信頼性」「インターネットへのアクセス」「ユーザーフレンドリーさとインターフェース」です。
  • Bardのメリットは「無料で使える」「音声入力」「テキストの書き出し」「Webページの要約作成」「複数の回答草案提出」「最新情報に基づいた計画の提案」です。
  • 逆にBardのデメリットは「情報の信頼性が足りない」「リアルタイムへの対応が足りない」「会話の応対力が足りない」「過去の回答が見れない」です。

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ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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