Windows 11 を買ったばかりのパソコンには、最初から Microsoft Edge というブラウザが入っています。ただ、仕事や学校で使うサイトが「Google Chrome 推奨」になっていたり、スマホの Chrome とブックマークをそろえたかったりして、Chrome を入れたい人はとても多いです。
このページでは、Edge しか入っていない Windows 11 パソコンに、公式サイトから安全に Google Chrome をインストールする手順を、つまずきやすいポイントまで含めて解説します。ダウンロードから既定ブラウザの設定、Edge からのデータ引き継ぎ、うまくいかないときの対処までひととおりカバーしているので、この記事だけで完了できます。

インストール前に知っておきたいこと
手順に入る前に、最初に押さえておくと迷わないポイントが3つあります。とくに会社や学校のパソコンを使っている人は、最後のひとつを確認しておいてください。
- Chrome は無料です。ダウンロードにもインストールにも料金はかかりません。「有料版を買え」と表示するサイトは偽物なので開かないでください。
- 32bit・64bit といった種類は多くの場合、自分で選ぶ必要がありません。公式サイトのボタンから入れれば、たいていはあなたのパソコンに合ったものが選ばれてダウンロードされます。
ひとつだけ注意したいのが、会社や学校から支給されたパソコンでは、そもそもアプリを追加できないよう制限されていることがあるという点です。管理者の設定でインストールが制限されている場合は、勝手に回避しようとせず管理担当者に確認してください。自分のパソコンなら、そのまま次の手順に進んで大丈夫です。
種類の選び方に迷ったら
Snapdragon などの ARM 搭載 Windows 11 が増えたことで「自分は ARM 版が必要なのか」と不安になる人もいます。多くの場合は公式サイトのボタンを押せば適切な版が入りますが、ARM 搭載機(Snapdragon など)でうまく動かないときは、公式の ARM 向け案内に沿って入れ直すと確実です。ふつうの Windows 11 なら、下の図のように公式ボタンを押すだけで問題ありません。

Windows 11 に Chrome をインストールする手順
ここからが本番です。最初から入っている Edge を使って、Chrome の公式ダウンロードページを開くところから始めます。所要時間は回線速度にもよりますが、だいたい2〜3分です。
- タスクバーの Edge アイコンをクリックしてブラウザを開き、アドレスバーに
google.com/chromeと入力して Enter キーを押します。検索窓ではなく、上のアドレスバーに入れるのがポイントです。 - Chrome の公式ダウンロードページが開いたら、「Chrome をダウンロード」ボタンをクリックします。数秒でダウンロードが始まります。
- ダウンロードしたインストーラー(通常 ChromeSetup.exe という名前のことが多いです)を開きます。このとき Windows から確認メッセージが出ることがあります。ブラウザによっては『このファイルを実行しますか?』と表示される場合があり、そのときは『実行』を選びます。続けて Google 公式ヘルプの案内どおり、『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と表示されたら『はい』を選びます。
- あとは自動でインストールが進みます。完了すると Chrome のウィンドウが開くので、これで Windows 11 への Chrome インストールは完了です。
もし Edge を経由せず直接アクセスしたい場合は、公式ページ https://www.google.com/chrome/ を開いても同じです。下の画像が本物の公式ダウンロードページなので、見た目を覚えておくと偽サイトに引っかかりません。

Chrome を既定のブラウザに設定する
インストールしただけでは、メールのリンクなどをクリックしたときに開くのは Edge のままです。Chrome をふだん使いのブラウザにしたいなら、「既定のブラウザ」を Chrome に切り替える設定が必要です。Google 公式ヘルプでも、Chrome は既定のブラウザに設定できると案内されています。
Windows 11 では、Chrome を初めて起動したときに「既定のブラウザに設定しますか」と案内が出ることがあります。そこで設定するのがいちばん簡単です。案内が出なかった場合や、あとから切り替えたい場合は、Windows の設定アプリから変更します。
- スタートボタンから「設定」を開き、左側の「アプリ」を選びます。
- 「既定のアプリ」を開き、上の検索欄に
Chromeと入力して Google Chrome を選びます。 - Chrome の画面上部にある「既定に設定」ボタンをクリックします。Windows 11 ではこのボタン一つで、主なリンクの種類がまとめて Chrome に切り替わります。

初回セットアップと Edge からのデータ引き継ぎ
Chrome を初めて開くと、Google アカウントでのログインをすすめる画面が出ます。ここでスマホと同じ Google アカウントでログインすると、ブックマークや履歴、保存したパスワードが自動で同期されて、どの端末でも同じ状態で使えるようになります。もちろんログインせずに使うこともできます。
これまで Edge を使っていた人は、Edge に保存したお気に入りや保存済みパスワードを Chrome に引き継げます。Chrome の初回セットアップや設定にあるインポート(取り込み)機能で、取り込み元に Microsoft Edge を選ぶだけで移行できるので、ゼロからやり直す必要はありません。

うまくインストールできないときの対処
手順どおりでも止まってしまうことがあります。よくある3つのパターンと対処を、原因別にまとめました。
| 症状 | 主な原因 | 対処のポイント |
|---|---|---|
| ダウンロードがブロックされる | Edge の安全機能(SmartScreen)が警告している | 公式サイトからのダウンロードだと確認できたら「保存」「実行」を選ぶ。少しでも不安なら削除する |
| 「すでにインストールされています」と出る | 過去に入れた Chrome が残っている | スタートメニューで Chrome を検索し、あれば起動して確認。動かないなら一度アンインストールしてから入れ直す |
| インストールが途中で失敗する | 回線の一時的な不調やファイルの破損 | パソコンを再起動し、ダウンロードからやり直す。ウイルス対策ソフトを一時停止すると通ることもある |
とくに「ダウンロードがブロックされる」は、Windows が新しくインストールするファイルに対して安全のため一度確認を挟んでいるだけのことが多いです。アクセス先が公式サイトであることさえ確認できていれば、落ち着いて進めて問題ありません。
アンインストールと再インストール
調子が悪いときや、いったん消したいときは、設定アプリの「アプリ」から「インストールされているアプリ」を開き、一覧の Google Chrome の右のメニューから「アンインストール」を選びます。再インストールしたいときは、この記事の手順をもう一度たどれば大丈夫です。アンインストール前に Google アカウントでログインしてブックマークを同期しておけば、入れ直したあともデータはそのまま戻ります。
よくある質問
Chrome を入れると Edge は消えますか
消えません。Edge と Chrome は共存できるので、両方を使い分けられます。既定のブラウザに指定したほうが、リンクをクリックしたときに自動で開くようになるだけです。
32bit か 64bit か、どちらを選べばいいですか
公式サイトのボタンから入れれば自動で判別されるため、自分で選ぶ必要はありません。迷わずダウンロードボタンを押してください。
会社のパソコンに入れられません
管理者がインストールを制限している可能性が高いです。会社や学校のパソコンでは、こうした制限がかかっていることがよくあります。勝手に回避しようとせず、管理担当者に相談してください。
まとめ
Windows 11 への Chrome のインストールは、Edge で公式サイトを開いてボタンを押すだけで完了します。あとは既定のブラウザに設定し、Google アカウントでログインしておけば、スマホと同じ環境で快適に使えます。ダウンロードのブロックや途中失敗も、原因さえわかれば落ち着いて対処できます。
「ダウンロードの警告が出て先に進めない」「既定のブラウザに切り替えたのに元に戻ってしまう」など、Chrome の導入でつまずいたら、そのときの画面を LINE でそのまま送ってください。Windows 11 の画面を一緒に見ながら、あなたのパソコンの状態に合わせて次の一手をお伝えします。文字だけでは伝わりにくいブラウザまわりの設定こそ、やりとりしながら解決するのがいちばんの近道です。


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