パソコンが突然動かなくなったり、動作が重くなったりしたとき、まず試してほしいのが「セーフモード」です。セーフモードは、Windowsを最小限の状態で起動し、問題の原因を特定・修正するための強力なツールです。
この記事では、Windows 11をセーフモードで起動する方法を、初心者でもわかりやすく解説します。さらに、セーフモードでの作業後に役立つトラブルシューティングのコツも紹介します。
セーフモードとは?
セーフモードは、Windowsを最小限のドライバーと設定で起動するモードです。通常の起動では動作しない場合でも、セーフモードでは起動できることがあります。これにより、以下のような問題の診断と修正が可能になります。
- 新しくインストールしたソフトウェアが原因で起動しない場合
- ドライバーの不具合や設定ミスによる問題
- ウイルスやマルウェアの感染による異常動作
Windows 11をセーフモードで起動する3つの方法
通常起動中に「Shift」+「再起動」でセーフモードへ
最も簡単な方法です。以下の手順で実行できます。
- スタートメニューを開き、「電源」ボタンをクリックします。
- 「再起動」をクリックしながら、キーボードの「Shift」キーを押し続けます。
- 「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」をクリックします。
- 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順にクリックします。
- 再起動後、表示されるオプションから「セーフモード」を選択します。
設定アプリからセーフモードへ
設定アプリを使用してセーフモードに入る方法です。
- スタートメニューから「設定」を開きます。
- 「システム」→「回復」の順に選択します。
- 「PCの起動をカスタマイズする」の下にある「今すぐ再起動」をクリックします。
- 再起動後、「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順に進みます。
- 再起動後、表示されるオプションから「セーフモード」を選択します。
サインイン画面からセーフモードへ
サインイン画面から直接セーフモードに入る方法です。
- サインイン画面で、右下の「電源」ボタンをクリックします。
- 「再起動」をクリックしながら、キーボードの「Shift」キーを押し続けます。
- 再起動後、「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順に進みます。
- 再起動後、表示されるオプションから「セーフモード」を選択します。
セーフモードでの作業後に試すべきトラブルシューティング
セーフモードで起動できた場合でも、問題が解決しないことがあります。以下の方法でさらにトラブルシューティングを行ってみましょう。
- ドライバーの更新やアンインストールデバイスマネージャーから問題のあるドライバーを確認し、更新またはアンインストールします。
- 最近インストールしたアプリケーションのアンインストール問題が発生する前にインストールしたアプリケーションをアンインストールします。
- システムの復元システムの復元ポイントを使用して、問題が発生する前の状態に戻します。
セーフモードで起動できない場合の対処法
セーフモードで起動できない場合、以下の方法を試してみてください。
- 強制的に回復環境に入るPCの電源を入れ、Windowsロゴが表示されたら電源ボタンを長押ししてシャットダウンします。これを3回繰り返すと、回復環境に入ることがあります。
- Windowsインストールメディアから起動USBメモリやDVDからWindowsインストールメディアを起動し、「コンピューターを修復する」オプションを選択します。
- BIOS設定の確認BIOSでセキュアブートやブート順序の設定を確認し、必要に応じて変更します。
よくある質問
Q1: セーフモードでインターネットに接続できますか?
A1: はい、「セーフモードとネットワーク」を選択することで、インターネットに接続できます。ただし、セキュリティソフトは動作しないため、注意が必要です。
Q2: セーフモードで作業した後、通常モードに戻すにはどうすればよいですか?
通常モードに戻すには、PCを再起動するだけで自動的に通常モードで起動します。
Q3: セーフモードで起動できない場合、どうすればよいですか?
上記の「セーフモードで起動できない場合の対処法」を試してみてください。それでも解決しない場合は、専門のサポートに相談することをおすすめします。
まとめ
Windows 11のセーフモードは、トラブルシューティングにおいて非常に有用なツールです。問題が発生した際には、まずセーフモードで起動し、原因を特定・修正することを試みてください。上記の方法を参考に、適切な手順でセーフモードを活用しましょう。




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