ノートパソコンを使っていると、「あと何%バッテリーが残っているのか」をひと目で知りたくなります。ところが、いざ表示させようとすると、Windows 11とWindows 10では操作する場所がまったく違います。ここでつまずく方がとても多いのです。
結論を先にお伝えします。Windows 11では、バッテリーのアイコンはノートパソコンなら自動で表示され、残量のパーセント(%)表示だけを設定でオンにします。一方、Windows 10では「システム アイコンのオンとオフを切り替える」という別の画面から表示させます。この違いを知らずに古い手順を試して「設定が見つからない」と困ってしまうのが、最大のつまずきポイントです。
この記事では、当サイトが実際にノートパソコン(Windows 11 バージョン25H2・ビルド26200.8875)で操作して確かめた手順を中心に、Windows 10の手順も公式情報を添えてわかりやすくご案内します。画面のとおりに進めれば、パソコンが苦手な方でも迷わず表示できます。

まず知っておきたいWindows 11とWindows 10の違い
バッテリー表示の設定は、次のように考え方が分かれています。この全体像をつかんでおくと、以降の手順で迷いません。
- Windows 11:バッテリーの絵(アイコン)はノートPCなら自動で出る。残量のパーセント表示だけを設定でオンにする
- Windows 10:通知領域の「システム アイコン」からオンにして表示させる
つまり、同じ「バッテリーを表示したい」でも、お使いのWindowsのバージョンによって触る場所が変わります。まずはご自分のパソコンがどちらかを確かめてから読み進めてください。Windowsキー + Iで設定を開き、「システム」→「バージョン情報」で確認できます。ここでWindowsのエディションとバージョンが表示されるので、「Windows 11」なのか「Windows 10」なのかをまず把握しておくと安心です。
なぜこんなに操作が違うのかというと、Windows 11ではタスクバー右下のアイコン群が「クイック設定」という新しいまとまりに整理されたためです。音量・ネットワーク・バッテリーがひとつのグループにまとまり、Windows 10のように一つひとつを個別にオン/オフする画面がなくなりました。この設計の変更を知っておくと、「昔できた設定が見当たらない」という戸惑いがぐっと減ります。

Windows 11で残量(%)を表示する手順
ここからは、当サイトの実機(Windows 11 25H2)で実際に操作した手順です。当サイトの実機では、この残量%表示は最初オフになっていました。オンにすると、タスクバーのバッテリーアイコンの横に数字で残量が出るようになります。この機能は比較的新しいWindows 11で使えます(当サイトの実機は25H2で確認しています)。
Windowsキー + Iを押して「設定」を開きます- 左側の「システム」を選び、「電源とバッテリー」をクリックします
- 「バッテリーの残量 %」という項目を開きます
- 「タスク バーにバッテリーの残量 % を表示する」のスイッチをオンにします
設定するとすぐに、画面右下のタスクバーに残量の数字が表示されます。当サイトの実機はノートパソコン(バッテリー残量100%・電源アダプター接続中)で、オンにした直後に「100%」と表示されることを確認しました。数字が出ることで、充電がどれくらい進んでいるか、あるいは残りどれくらいで充電が必要かが、パッと見てわかるようになります。

なお、項目名は当サイトの実機の画面表示に合わせて「バッテリーの残量 %」と、語の間にスペースが入った表記でご案内しています。お使いのバージョンによって表記が少し違う場合がありますが、探す場所は「電源とバッテリー」の中で同じです。もしこの項目そのものが見当たらない場合は、後述の「よくある質問」で対処をご案内します。
Windows 11でバッテリーアイコンが見当たらないとき
「そもそもバッテリーの絵が出ていない」という場合の考え方を整理します。ここは大切なポイントなので、順番にご確認ください。最初に、Windows 11でのバッテリーアイコンの位置づけを知っておくと、原因の切り分けがしやすくなります。
ノートPCなら自動表示される仕様
Windows 11では、バッテリーアイコンは「クイック設定」という機能の一部として扱われます。公式は次のように説明しています。『バッテリー アイコン: このアイコンは、ノート PC とタブレットのバッテリーの状態を表します』。つまり、ノートパソコンやタブレットであれば、このアイコンは本来自動で表示されるものです。
また公式によれば、クイック設定はタスクバーから削除できない仕様になっています(削除はできないものの、好みに合わせて配置を調整することはできる、と説明されています)。ですから、ノートパソコンなのにバッテリーの絵がまったく見えない場合は、「設定でオフにしてしまった」というより、表示の不具合やドライバー・更新の問題を疑うのが順当です。
参考までに、当サイトの実機のタスクバー設定(個人用設定→タスクバー→システム トレイ アイコン)に並んでいたのは「絵文字など」「ペン メニュー」「タッチ キーボード」だけで、電源・音量・ネットワークを個別にオン/オフするトグルはありませんでした。これはWindows 10との大きな違いです。Windows 10のつもりで「電源をオンにするスイッチ」を探しても、Windows 11には見当たらないので、無理に探し続けないでください。

アイコンが見当たらないときの対処
正直にお伝えします。当サイトでは、正常に動いている実機のバッテリーアイコンを意図的に消した状態は再現していません(環境を壊さないため、実機では確認できていません)。そのため、以下はWindowsやMicrosoft公式の一般的な対処として、出所を分けてご案内します。上から順に、負担の軽いものから試してみてください。
1. クイック設定の中を確認する
まずタスクバー右下の電池マークやクイック設定(Windowsキー + A)の中を確認します。前述のとおり、Windows 11ではバッテリーの状態はクイック設定に含まれます。クイック設定を開くと、明るさや音量の調整とあわせて、バッテリーの状況が確認できる場合があります。一時的に隠れているだけのこともあるので、まずはここを見てみましょう。
2. エクスプローラーを再起動する
タスクバーそのものの表示が乱れているときは、画面を管理している「エクスプローラー」を再起動すると直ることがあります。これはWindowsの表示の不具合に対する一般的な対処として知られています。
- タスクバーを右クリックして「タスク マネージャー」を開きます
- 一覧から「エクスプローラー」を探して右クリックします
- 「再起動」を選びます。一瞬画面のアイコンが消えて再表示されれば成功です
再起動しても他のアプリや作業中のデータには影響しませんので、安心して試せる対処です。
3. デバイス マネージャーでバッテリーを確認する
表示の再起動でも戻らない場合は、パソコンがバッテリーを正しく認識できているかを確認します。これは一般的なトラブル対処として知られている方法です。
Windowsキー + Xを押して、表示されたメニューから「デバイス マネージャー」を選びます- 「バッテリ」の項目を開き、「Microsoft ACPI 準拠のコントロール方法バッテリー」が表示されているかを確認します
- 項目に警告マークが付いている場合は、右クリックして「デバイスを無効にする」→もう一度「デバイスを有効にする」と操作すると、認識し直すことがあります
ここはハードウェアに関わる部分のため、操作に不安がある場合は無理をせず、記事末尾のサポートへご相談ください。むやみにドライバーを削除すると、かえって不具合が広がることがあります。
4. 更新プログラムを確認する
Windows自体の不具合が原因のこともあります。Windowsキー + Iで設定を開き、「Windows Update」から更新プログラムを確認してみてください。最新の状態にすることで、表示の不具合が解消される場合があります。パソコンの調子が全体的におかしいときにも有効な、基本の対処です。
Windows 10での手順
Windows 10をお使いの場合は、Windows 11とは操作する場所が異なります。当サイトの実機はWindows 11のため、ここはMicrosoft公式の案内としてご紹介します。公式では、通知領域の「システム アイコンのオンとオフを切り替える」画面で、目的のシステム アイコンをオンにする、と説明されています。
- タスクバーの何もないところを右クリックし、「タスクバーの設定」を開きます
- 「通知領域」の項目を探します
- 「システム アイコンのオンとオフを切り替える」を開きます
- 一覧の中から、目的のシステム アイコンをオンにします
この一覧に並ぶシステム アイコンのひとつが、バッテリー(電源)です。ノートパソコンであれば、電源にあたる項目をオンにすることで、タスクバーにバッテリーアイコンが表示されます。Windows 10では、このように個別にオン/オフを切り替えられる点が、Windows 11との一番の違いです。

よくある質問
残量のパーセント表示が見当たりません
残量の%表示は比較的新しいWindows 11の機能です。設定の「電源とバッテリー」→「バッテリーの残量 %」の中に「タスク バーにバッテリーの残量 % を表示する」があるかご確認ください。項目が見当たらない場合は、Windows Updateでお使いのバージョンを最新にすると表示されることがあります。
デスクトップパソコンでもバッテリーは表示できますか
いいえ。バッテリーアイコンはノートパソコンやタブレットのバッテリーの状態を表すものです。バッテリーを積んでいないデスクトップパソコンでは表示されません。これは正常な動作ですので、故障ではありません。
Windows 11でバッテリーの絵だけ消すことはできますか
公式の説明では、バッテリーを含むクイック設定はタスクバーから削除できない仕様とされています。ノートパソコンでバッテリーだけを非表示にする、という使い方は基本的に想定されていません。表示されているのが正常な状態だとお考えください。
バッテリーを長持ちさせるコツはありますか
画面の明るさを下げる、使っていないアプリを閉じる、極端に高温・低温の場所で使わない、といった基本が効果的です。残量表示を見ながら、こまめに充電状況を確認する習慣が長持ちにつながります。
ここまでお読みいただき、それでも「自分のパソコンだけ表示が出ない」「画面が説明と違う」と不安な方は、無理に設定をいじらず、まずお気軽にご相談ください。バッテリー表示のような小さなつまずきこそ、画面を一緒に確認しながら進めると一番早く解決します。
出典・引用サイト
最終確認日 2026年7月16日/記事作成 uri uri


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