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Windows 11で写真を簡単に圧縮・リサイズする方法

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メールに写真を添付しようとして「サイズが大きすぎて送れません」と弾かれたり、LINEやブログに載せたら表示が重くなったり。スマホやデジカメの写真は1枚で数MBあることが珍しくなく、そのまま使うと何かと不便です。Windows 11なら追加のアプリを入れなくても、標準の「ペイント」で写真を小さくできます。ここでは元情シス職として画像運用に長く関わってきた立場から、「圧縮」と「リサイズ」の違いを最初に整理したうえで、目的別にいちばんラクな方法を、撮影用のWindows 11パソコンで実際にペイントを操作しながら順番に説明します。

圧縮とリサイズの違いを示した概念図
リサイズは写真の寸法(ピクセル)を、圧縮はファイルの容量(KB・MB)を小さくする操作です(当サイトによる図解)。
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写真の圧縮とリサイズの違いをまず理解する

同じ「写真を小さくする」でも、実は二つの意味があります。ここを取り違えると、思ったほど容量が減らなかったり、逆に画質だけ落ちて寸法はそのまま、という残念な結果になります。

リサイズは、写真の縦横のピクセル寸法を小さくする操作です。たとえば4000×3000ピクセルの写真を1200×900ピクセルにする、といった具合に「見た目の大きさ」を縮めます。いっぽう圧縮は、写真のファイル容量(KB・MB)を小さくする操作を指します。JPEGの画質を落として保存し直すのが代表例です。

そして写真を軽くしたい人にまず知ってほしいのが、容量を減らすのに最も効くのはリサイズ(寸法を小さくすること)だという点です。写真の容量は縦横のピクセル数にほぼ比例して増えるため、縦横をそれぞれ半分にすると、ファイル容量はおおよそ4分の1程度まで下がります(画像の内容により前後します)。メール添付やLINE送信で困っている人の大半は、まずリサイズを試すのがいちばんの近道です。

用語 変わるもの 主な使いどころ
リサイズ 縦横の
ピクセル寸法
寸法が大きすぎる写真を
適正な大きさへ(容量削減に最も効く)
圧縮 ファイルの
容量(KB/MB)
寸法はそのままで
容量だけ軽くしたい

目的別に最適な縮小方法を選ぶ

やりたいことによって、ちょうどいい縮め方は変わります。迷ったら次の表を目安にしてください。どの方法もWindows 11の標準機能か無料ツールで完結します。

目的 おすすめの方法 目安の寸法
メールに添付したい ペイントでリサイズ
してJPEG保存
長辺1600px前後
LINEやSNSに載せたい ペイントでリサイズ
してJPEG保存
長辺1080〜1600px
ブログ記事に使いたい ペイントでリサイズ
してJPEG保存
横幅1200px前後
大量の写真を一気に PowerToys
Image Resizer
まとめて指定
寸法はそのまま
強く圧縮したい
オンライン圧縮ツール
や専用アプリ(外部)
容量を指定

ペイントで写真のサイズを変更する手順

いちばんの王道が、Windows 11に最初から入っている「ペイント」です。追加のアプリをまったく入れずに使えるのが強みで、初心者にもいちばんおすすめできます。実際に操作した画面で説明します。

ペイントで写真を開くと、上部に「ファイル」「編集」「表示」のメニューとリボンが並びます。リボンの左のほうに「イメージ」というグループがあり、その中の「サイズ変更」ボタンから寸法を変えられます。ここで覚えておくと便利なのが、画面下部のステータスバーに、今開いている写真の寸法(たとえば4000 × 3000px)とファイルサイズ(たとえば サイズ: 249.2KB)が表示されること。縮小の前後でここを見比べれば、どれだけ軽くなったかがひと目で分かります。

ペイントのサイズ変更ボタンとステータスバーの寸法・容量表示
当サイトの実機(Windows 11)のペイントです。サイズ変更ボタンは左の「イメージ」グループ、下のバーで寸法と容量を確認できます。
  1. 小さくしたい写真を右クリックし、「プログラムから開く」から「ペイント」を選びます。
  2. リボン左の「イメージ」グループにある「サイズ変更」ボタンをクリックします。
  3. サイズ変更の画面が開いたら、「パーセント」か「ピクセル」を選びます。寸法をはっきり決めたいなら「ピクセル」が分かりやすいです。
  4. 「縦横比を維持する」にチェックが入っていることを確認し、「水平方向」に希望の横幅(たとえば1600)を入れます。「垂直方向」は自動で計算されます。
  5. 「OK」を押し、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」でJPEGなどを選んで保存します。
ペイントのサイズ変更ダイアログの図解
「パーセント」か「ピクセル」を選び、「縦横比を維持する」にチェックすれば水平方向だけの入力で縦も自動計算されます(当サイトによる図解)。

ここで一つ実務のコツを。「縦横比を維持する」のチェックは必ず入れたままにしてください。外すと縦横を別々に指定でき、写真が縦や横に間延びして不自然になります。特別な理由がない限り触らないのが安全です。

もう一つ大事なのが、元の写真を上書きせず「名前を付けて保存」で別名にすること。上書きしてしまうと高画質の元データが失われ、あとから「やっぱり大きいサイズが欲しい」と思っても戻せません。元は取っておく、が鉄則です。

JPEGで保存し直すと容量が下がる仕組みと注意点

寸法を変えなくても容量を減らす方法が、JPEG形式での保存です。JPEGは多少画質を犠牲にして容量を大きく減らす「非可逆圧縮」という方式で、写真のように色数の多い画像と相性がよく、同じ見た目でもPNGよりファイルがぐっと小さくなります。だから「メールで送りたい」「サイトに載せたい」写真はJPEGが基本になります。

ただし注意点があります。PNGからJPEGに変換すると、透過(背景が透けている部分)は失われて白などで塗りつぶされます。ロゴやアイコンなど透過を活かした画像をJPEGにすると背景が白くなってしまうので、そういう画像はPNGのままにしてください。また、非可逆圧縮のJPEGは保存するたびに少しずつ画質が落ちる性質があるので、何度も開いて保存を繰り返さないのもきれいさを保つコツです。

寸法を保ったまま強く圧縮したいときの考え方

ここは正直にお伝えしたい大事な点です。Windows標準のペイントだけでは、寸法を保ったまま画質を細かく指定して圧縮する機能は限定的です。ペイントはJPEGで保存し直すことはできても、「容量を○KBに」「画質を○%に」といった細かな圧縮の指定はできません。

ですので、寸法は変えたくないけれどもっと強く容量を落としたい、という場合は、オンラインの画像圧縮ツールや専用の圧縮アプリという外部の選択肢があります。これらはWindowsの標準機能ではありませんが、写真の画質を段階的に落として容量を大きく減らせるものが多くあります。特定のサービスを強くおすすめはしませんが、「画像 圧縮」で探すと無料で使えるものが見つかります。

オンライン画像圧縮ツールを使うときの流れと注意点

オンラインの圧縮ツールは、ブラウザで写真をアップロードすると、自動で容量を減らしたファイルを作ってダウンロードさせてくれる仕組みが一般的です。アプリを入れなくてよく手軽ですが、使ううえで気をつけたいことがあります。

最も注意したいのはプライバシーです。オンラインツールは写真を相手のサーバーにアップロードするため、家族や自分の顔が写った写真、書類や個人情報が写り込んだ写真は避けたほうが安心です。人が写らない風景やブログ用の素材などに限って使い、大事な写真はペイントなど手元だけで完結する方法で縮めるのがおすすめです。ダウンロードした後は、圧縮しすぎて画質が荒れていないか必ず開いて確認してください。

容量を効率よく減らすコツ

  • まず寸法(ピクセル)を用途に合う大きさへ下げる(最も効く)
  • 写真はJPEG、透過を残したいロゴなどはPNGのまま扱う

フォトアプリでサイズを変更する方法

ペイントのほかに、Windows 11標準の「フォト」でもサイズ変更ができます。フォトのメニュー構成は更新で少しずつ変わるため、ここでは大まかな流れで紹介します(画面は版によって異なります)。

写真をフォトで開いたら、上部の「…(もっと見る)」メニューを開きます。「画像のサイズ変更」はトリミングの中ではなく、この「…」メニューなどにある独立した項目として置かれていることが多いです。選ぶと、新しい寸法(ピクセル)や品質を指定して保存できます。版によって場所や名前が変わるので、見当たらないときはメニューを一通り探してみてください。細かなラベルは違っても、「寸法を指定して保存し直す」という考え方はどのバージョンでも共通です。

フォトアプリで画像のサイズ変更をする流れの図解
フォトアプリでは「…(もっと見る)」メニュー→画像のサイズ変更から寸法を指定して保存します(当サイトによる図解)。
Microsoft公式のフォト編集ヘルプページ
出典=Microsoftサポート「Windows で写真やビデオを編集する」。画像をクリックすると公式ページが開きます。

Microsoftの公式ヘルプ「Windows で写真やビデオを編集する」には、フォトでのトリミング・回転・反転などの編集手順がまとまっています。手元のメニュー名と見比べたいときの一次情報として便利です。

エクスプローラーの右クリックからサイズ変更する方法

「フォルダーの中で右クリックしたら『画像のサイズ変更』が出てきた」という人もいます。ただしここは誤解しやすいポイントです。右クリックの「画像のサイズ変更」は、PowerToysという無料ツールを入れて初めて現れる項目で、Windows 11の標準機能ではありません。

標準の状態では、写真を右クリックしても寸法を変える専用のメニューはありません。もし右クリックにその項目があるなら、そのパソコンにはすでにPowerToysが入っている、ということです。標準にない機能を「Windows標準」と思い込むと、別のパソコンで同じ手順を探して見つからず混乱するので、区別しておくと安心です。

複数枚をまとめて縮小したいとき

1枚2枚ならペイントで十分ですが、旅行の写真を何十枚も一気に小さくしたい、というときは1枚ずつでは大変です。そんなときはMicrosoftが無料で配布しているPowerToysに含まれる「Image Resizer」が便利です。これは標準機能ではない外部ツールですが、公式が提供しているので安心して使えます。

導入すると、エクスプローラーで複数の写真を選んで右クリックし、リサイズを選ぶだけでまとめて縮小できます。サイズはピクセルやパーセントで指定でき、元ファイルを残したまま別名で保存する設定もあります。大量の写真を一定の大きさへそろえたい人には、これがいちばん時短になります

PowerToys Image Resizerの公式ドキュメント
出典=Microsoft公式「Image Resizer」。複数の画像を一括でサイズ変更したいときに便利です(画像をクリックすると公式ページが開きます)。

メールで送れないほど大きい写真への対処

メールには1通あたりの容量制限があり、写真を数枚添付しただけで超えてしまうことがあります。エラーで送れないときの実用的な対処は、送信する前にリサイズしておくことです。前述のペイントで長辺1600ピクセル程度に縮めてJPEG保存すれば、たいていのメールは問題なく送れる容量に収まります。

どうしても高画質の元データを相手に渡したい場合は、メール添付にこだわらず、OneDriveやGoogleドライブなどにアップロードして共有リンクを送る方法もあります。用途に応じて「縮めて送る」か「共有リンクで渡す」かを使い分けると、送れなくて困ることがなくなります。

よくある質問

写真の容量を減らすのに一番効くのは何ですか

寸法(縦横のピクセル数)を小さくするリサイズです。縦横を半分にすると容量はおおよそ4分の1程度まで下がります。ペイントのサイズ変更が手軽です。

サイズを小さくすると画質は必ず悪くなりますか

寸法を小さくした分の細かさは減りますが、画面やSNSで見る用途なら劣化はほとんど気になりません。元データを別名で残しておけば、必要なときに大きいサイズへ戻せます。

右クリックに「画像のサイズ変更」が出ないのはなぜですか

その項目はPowerToysという無料ツールを入れると現れるもので、Windows 11の標準にはありません。標準だけで縮めたいときはペイントを使ってください。

PNGとJPEGはどちらで保存すべきですか

風景や人物などの写真はJPEGが軽くて向いています。ロゴやアイコンなど透過を残したい画像はPNGのままにしてください。

それでも写真の縮小がうまくいかないときは

手順どおりにやっても「保存先が分からない」「思ったより容量が減らない」「そもそもペイントが見つからない」とつまずくことは、初心者ほどよくあります。文字だけの説明では、自分のパソコンの画面と見比べるのが難しい場面もありますよね。「なんかよくわからないなぁ…。」と感じたら、無理に一人で抱え込まず公式LINEから気軽に聞いてください。

写真のリサイズはもちろん、メールに添付できないときの対処や、どのくらいの寸法にすればいいかの相談まで、あなたのパソコンの状況に合わせてお手伝いします。24時間365日、下の緑のボタンから受け付けています。お待ちしていますね。

公式LINE(無料相談)

出典・引用サイト

最終確認日 2026年7月13日/記事作成 uri uri(元情シス職・運用経験10年以上)

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

現場や身近で実際に起きたトラブルをベースに、手順だけでなく「なぜそうなるか」「失敗しやすい落とし穴」「安全な設定(セキュリティ)」まで含めて解説します。

相談窓口(問い合わせ/LINE等)を設け、記事で解決しないケースも個別にサポートしていますので「パソコンが急に動かなくなった」「スマホの設定がわからない」などの悩みは一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

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