パソコンでイヤホンやマウス、キーボードをつなぐたびに、スタートボタンから「設定」を開いて、その中の「Bluetooth とデバイス」まで何度もクリックしていく。ちょっとした操作ですが、毎日のことになると意外とわずらわしいものです。実は、この「Bluetooth とデバイス」の画面(いわゆるBluetooth設定の画面)は、デスクトップに置いた小さなショートカットをダブルクリックするだけで一発で開くようにできます。
この記事では、当サイトの実機(Windows 11・build 26200)で実際にショートカットを作り、本当に一発で開くのかを確かめた結果をもとに、作り方を最初からご案内します。さらに、キーボードのキーだけで開く便利技(すぐに効かないときの正直な注意もあわせて)、パソコン同士でファイルを送り合う機能、設定を開かずにBluetoothをオン・オフする方法まで、実機で確認できた範囲でまとめました。手順の紹介だけでなく、「試してみたら実際どうだったか」まで書き残した記録として読んでいただけます。
デスクトップにダブルクリックで開くショートカットを作る

まずは、この記事の中心になるショートカットの作り方です。Windowsには、設定の中の特定の画面をひとことで呼び出すための合言葉のような文字列が用意されていて、Bluetoothの画面はms-settings:bluetoothで呼び出せます。これはMicrosoftが公式に定義しているURIスキームという仕組みで、この文字列をショートカットの行き先に指定しておくと、ダブルクリックしたときにその画面へまっすぐ飛べる、というわけです。
- デスクトップの何もないところで右クリックし、「新規作成」から「ショートカット」を選びます。
- 「項目の場所を入力してください」という欄に、
ms-settings:bluetoothと入力して「次へ」を押します。 - 名前をたずねられるので、「Bluetooth設定」など自分でわかりやすい名前を付けて「完了」を押します。デスクトップにアイコンができあがります。
当サイトの実機(Windows 11・build 26200)でこのショートカットを作ってダブルクリックしたところ、設定アプリの「Bluetooth とデバイス」の画面が実際に一発で開きました。スタートボタンから何度もたどらなくても、この一手で目的の画面まで届きます。旧来からご案内していた作り方ですが、今のバージョンでも問題なく通用することを実機で確かめられました。
なお、このショートカットに付いた名前が「Bluetooth設定」で、これがそのままデスクトップのアイコンの下に表示されます。見た目もBluetoothらしくしておくと見つけやすくなりますが、アイコンはプロパティの「アイコンの変更」から、お好みで変えられます。
キーボードのキーだけで開く 便利技と正直な注意

作ったショートカットには、キーボードの組み合わせを割り当てて、キーを押すだけで呼び出せるようにする欄があります。ここは旧来の記事では触れていなかった部分なので、実機で確かめた内容をそのままお伝えします。
やり方は、作ったショートカットを右クリックして「プロパティ」を開き、「ショートカット キー」と書かれた欄をクリックしてから、割り当てたいキー(ここではB)を1回押すだけです。当サイトの実機では、この操作で欄の表示が「なし」から「Ctrl + Alt + B」へと変わるのを画面で確認できました。Windowsが自動でCtrlとAltを足して、3つ同時押しの組み合わせにしてくれる仕組みです。
ここで、正直にお伝えしておきたいことがあります。当サイトの環境では、このキーを割り当てた直後に Ctrl+Alt+B を押しても、Bluetoothの設定はすぐには開きませんでした。原因ははっきり分かりませんでした。うまく効かないときは、いったんサインインし直すか、パソコンを再起動してから試してみてください。それで反映されることがあります。
- 欄をクリックしてキーを1回押すだけで「Ctrl + Alt + キー」の形で登録される
- すぐ効かないことがある。そのときはサインインし直すか再起動してから試す
いっぽうで、ショートカットをダブルクリックする方法は、割り当て直後でも確実に「Bluetooth とデバイス」が開きました。キーがまだ効かないうちも、アイコンをダブルクリックすれば問題なく使えます。まずはダブルクリックで使い、キーはおまけとして気長に試す、という順番が安心です。
パソコン同士でファイルを送受信する(fsquirt)

Bluetoothは機器をつなぐだけでなく、パソコンとスマートフォンなどの間でファイルをやり取りするのにも使えます。その入口になるのが「Bluetooth ファイル転送」という昔からあるウィザードで、これを起動するプログラムがWindowsのシステム用フォルダーの中にfsquirt.exeという名前で入っています。「新しいバージョンでは無くなったのでは」と思われがちですが、当サイトの実機(build 26200)でもこのプログラムは実在し、ちゃんと起動しました。
起動するいちばん手軽な方法は、キーボードでWindowsキー+Rを押し、出てきた小さな入力欄にfsquirtと入力して「OK」を押すやり方です。当サイトの実機でも、Windowsキー+Rにfsquirtと入力して開くことを確認しました。これで「Bluetooth ファイル転送」という窓が開き、「ファイルを送信する」と「ファイルを受信する」の2つのボタンが並んで表示されました。送りたいときは「送信する」、受け取りたいときは「受信する」を選び、あとは画面の案内どおりに相手の機器を選んでいく流れになります。よく使うなら、先ほどと同じ要領で行き先にfsquirtを指定したショートカットを作っておくと、ダブルクリックで呼び出せます。
設定を開かずにBluetoothをオン・オフする(Win+A)

「設定の画面まで開かなくても、Bluetoothを入れたり切ったりしたいだけ」というときは、画面右下から呼び出せるクイック設定が便利です。当サイトの実機では、キーボードのWindowsキー+Aを押すと、音量やWi-Fiなどのボタンが並んだクイック設定のパネルが開きました。
その中にBluetoothのボタンがあり、押すたびにオンとオフが切り替わります。実機ではボタンの上に「Bluetooth デバイスの管理」といった案内も表示され、ここから機器の一覧へ進むこともできました。ふだんはこのボタンでオン・オフし、機器を新しく追加したいときだけ、最初に作ったBluetooth設定のショートカットで「Bluetooth とデバイス」を開く、という使い分けがすっきりします。
よくある質問
Win+Kを押すとBluetoothは開きますか

いいえ、開きません。当サイトの実機でWindowsキー+Kを押すと、開いたのは「キャスト」という別のパネルで、「使用可能なディスプレイ」を探す画面でした。これは画面をテレビなどにワイヤレスで映すための機能で、Win+Kはキャストを開くキーであって、Bluetoothの画面ではありません。公式でもWin+Kはキャストを開くキーとして案内されています。以前は「Win+KでBluetooth」という説明も見かけましたが、実機で確かめるかぎりBluetooth専用の画面は出てきませんでした。Bluetoothを入れ切りしたいときは、前の章のWindowsキー+A(クイック設定)を使うのが正しい方法です。
作ったショートカットをタスクバーに置けますか
はい、置けます。作ったショートカットを右クリックすると、メニューの中に「タスクバーにピン留めする」といった項目が出てきます。これを選ぶと、画面下のタスクバーに常に表示されるようになり、デスクトップを表に出さなくても、ひと押しでBluetoothの設定へ飛べるようになります。よく使う方には、デスクトップよりこちらのほうが便利かもしれません。
特定のイヤホンやマウスに一発でつなげられますか
このショートカットで開けるのは、あくまで「Bluetooth とデバイス」という設定の画面までです。特定の機器へワンクリックで直接つなぎ直すような機能は、Windowsの標準では用意されていません。バッチファイルなどを使って自動化する方法もありますが、そちらは上級者向けの内容になります。ふだんは、このショートカットで設定画面を開き、一覧から機器を選んでつなぐ、という使い方がいちばん確実です。
まとめ
Bluetoothの設定は、デスクトップに小さなショートカットを1つ作っておくだけで、ぐっと近くなります。当サイトの実機で確かめた要点を、最後にもう一度整理しておきます。
- 行き先にms-settings:bluetoothを指定したショートカットは、ダブルクリックで「Bluetooth とデバイス」を一発で開く(実機で確認)
- Win+KはキャストでありBluetoothではないのでWin+Aのクイック設定でオン・オフする。ファイル送受信はfsquirtで起動できる
まずは最初の章のとおりにショートカットを1つ作って、ダブルクリックで本当に開くところまで試してみてください。キーの割り当てやファイル転送は、その先の「もう一歩便利に」という部分です。少しずつ自分の使いやすい形に育てていけます。
Bluetoothは、イヤホンやマウス、キーボードなど、身のまわりの機器とパソコンをつなぐ大切な入口です。この記事のショートカットを作ってみたけれど「ダブルクリックしても設定が出てこない」「機器が一覧に出てこなくて、どうしてもつながらない」と、いざ自分のパソコンでやってみると細かいところで手が止まってしまうこともあります。そんなときは、今どの画面で、どんなふうに困っているかを教えていただければ、一緒に画面を確認しながら進められます。ひとりで抱え込まず、気軽にお声がけくださいね。
出典・引用サイト
最終確認日 2026年7月19日/記事作成 uri uri


コメント
Bluetoothの起動に手間取っていましたがこれで簡単にできそうです。
まだ実行までは至っていませんが。
かぼっち村長 様
コメントありがとうございます。
お役に立ちそうで何よりです。