iPhoneで目の前のものを3Dスキャンしたいって思ったことありませんか?でも、なんだか難しそうって思いますよね?
それ、無料アプリの「Scaniverse」でできますよ!
当サイトではiPhoneについて知っておくべき情報を多数掲載しています。あわせてそちらもご覧いただくと専門的知識が得られますよ。
アプリ「Scaniverse 3.0」とは?
「Scaniverse 3.0」とは、米Nianticが開発したスマートフォン向けの3Dキャプチャーアプリです。このアプリは、最新技術である「3D Gaussian Splatting」に対応しており、iPhoneを使用して高品質な空間スキャンを可能にします。従来の技術ではLiDARセンサーや特定のフォトグラメトリ技術が必要でしたが、3D Gaussian Splattingの採用により、LiDARを搭載していないiPhoneでも高精度な空間スキャンが行えるようになりました。さらに、この技術は、複数の画像から3D空間を構築することができ、光沢や反射のある表面も高精度にレンダリングすることが可能です。
アプリのダウンロードはこちらから→https://apps.apple.com/jp/app/scaniverse-3d-scanner/id1541433223
3D Gaussian Splattingは、複数の画像から3D空間を構築する技術で、従来の技術に見られた問題点を克服しています。例えば、実際には存在しないモヤ(ゴースト)が出てくる問題や、光沢・反射のある表面の高精度レンダリングが可能になりました。
Scaniverse 3.0は無料で提供されており、現在はiOS版のみが利用可能ですが、Android版の開発も進行中です。このアプリの登場により、プロフェッショナルから日常のユーザーまで、誰でも簡単に3D空間スキャンを行うことができるようになり、空間スキャンの新しい可能性を切り開いています。
使い方と適用シーン
Gaussian Splatting技術の活用には、従来、NVIDIAなどのハイエンドGPUが必要でしたが、「Scaniverse」では、スマートフォンのローカル処理のみでこの技術を実現しています。これにより、クラウドを介さずに、スマートフォン一つで簡単に空間スキャンを行うことが可能です。また、この技術は、照明と反射を含むフォトリアリスティックな結果を求める場合や、背景を含む全体のシーンをキャプチャしたい場合に特に適しています。
実際に使ってみた
実際にアプリを使ってみました。
久々に面白い
iPhoneのカメラアプリ見つけた‼️
3D画像を作れるアプリなんですけど、手軽さとデキがやばい😅詳しい情報は↓↓をチェック✅https://t.co/UiMQNfTQ9K pic.twitter.com/x2XfK68ifP
— uri uri (@Uriuri_writer) March 22, 2024
実際にアプリを使用してみて、その精度の高さには感動しました。被写体をしっかりと認識させるには、周囲を細かく撮影する必要がありますが、その労力に見合う価値があると感じました。
また、明暗差がはっきりしている場所での撮影の方が、いい結果になりやすい気がします。撮影するときは、光にも気を配ることで画像がより立体的になり、臨場感が増します。使ってみた総評として、このアプリは高い精度と立体感の3D写真が簡単に撮ることができます。
アプリを使えない機種はあるの?
アプリの公式ページではiPhoneは、iOS14.0以降、およびA12 Bionicチップ以降を搭載したデバイスが必要で、iPadは、iPadOS14.0以降、およびA12 Bionicチップ以降を搭載したデバイスが必要と記載がありました。
まとめ
「Scaniverse 3.0」の登場により、iPhoneユーザーは誰でも手軽に高品質な3D空間スキャンを行えるようになりました。「3D Gaussian Splatting」技術の導入は、空間スキャンの精度と可能性を大きく広げるものです。無料で利用できることから、プロのクリエイターから日常のユーザーまで、幅広いシーンでの活用が期待されます。これは、テクノロジーが私たちの生活に新たな次元をもたらす素晴らしい例と言えるでしょう。では、最後に本記事の内容をサクッとまとめてお別れとなります。
簡単まとめ
- 「Scaniverse 3.0」は、Nianticが開発したiPhone向け3Dキャプチャーアプリで、「3D Gaussian Splatting」技術を採用している。
- この技術により、LiDARを搭載していないiPhoneでも高精度な空間スキャンが可能で、複数の画像から3D空間を構築できる。
- アプリは無料で提供され、iOS版のみ利用可能だがAndroid版の開発も進行中。iOS14.0以降、A12 Bionicチップ以降を搭載したiPhoneやiPadで使用できる。
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