Windows10の更新プログラムのインストールが失敗して、なんか変なエラーコード出てる💦
Windows Updateが失敗して正常に更新が終わらない💦
はい!それよくある問題だから大丈夫ですよ~!

当サイトではWindows11について知っておくべき情報を多数掲載しています。あわせてそちらもご覧いただくと専門的知識が得られますよ。


セキュリティーソフトウェアの一時停止
更新プログラムのインストール前には、セキュリティソフトウェアを一時的に停止することをお勧めします。セキュリティーソフトが更新プロセスの邪魔をすることがありますので、一時的に無効にすることで問題が解決することがあります。操作はソフトウェアの製造元の指示に従って行ってください。対処方法実施後は、必ずセキュリティーソフトウェアを再開させてください。
- セキュリティーソフトウェアを開きます。 これは、タスクバーのアイコンを右クリックするか、スタートメニューから該当するセキュリティーソフトウェアを探して開くことで行えます。
- 一時停止または無効化のオプションを探します。 ほとんどのセキュリティソフトウェアでは、保護を一時的に停止するオプションが設定メニュー内にあります。オプションの位置や名称はソフトウェアによって異なりますが、「リアルタイム保護を一時的に停止する」「保護を無効にする」などの表現が用いられることが多いです。
- 更新プロセスが完了するまで無効にします。 セキュリティーソフトウェアを無効にした後は、Windows Updateを再試行してください。更新プロセスが完了したら、セキュリティーソフトウェアを再び有効にすることを忘れないでください。
クリーンブートの実行
クリーンブートを実行してから更新を試みると、トラブルシューティングが容易になります。クリーンブートは、不要なバックグラウンドプロセスを停止させ、更新プロセスに集中させる方法です。クリーンブートは、最小限のドライバとスタートアッププログラムでWindowsを起動する手法です。これにより、ソフトウェアの衝突が更新プロセスを妨げている場合に有効です。
- 「msconfig」と入力してシステム構成を開きます。 スタートメニューの検索ボックスに「msconfig」と入力し、表示された「システム構成」をクリックします。
- 「サービス」タブを選択し、「Microsoftのサービスを除くすべてのサービスを非表示にする」をチェックします。 これにより、Microsoft以外のすべてのサービスがリストから除外されます。
- 「すべて無効にする」をクリックして非Microsoftサービスを無効にします。
- 「スタートアップ」タブに移動し、「タスクマネージャーを開く」をクリックします。 スタートアップにあるすべてのアイテムを無効にします。
- 変更を適用し、コンピュータを再起動します。 これにより、クリーンブート状態でWindowsが起動します。
トラブルシューティングツールの使用
Windowsにはトラブルシューティングツールが内蔵されており、これを使用して一般的な更新プログラムの問題を解決できます。スタートメニューから「トラブルシューティング」を検索し、表示されたオプションからWindows Updateのトラブルシューティングを実行してください。Windows Updateのトラブルシューティングツールは、更新プログラムのインストールに関する一般的な問題を自動で診断し、修復するのに役立ちます。
- 設定アプリを開き、「更新とセキュリティ」を選択します。
- 「トラブルシューティング」をクリックし、「追加のトラブルシューター」を選択します。
- 「Windows Update」を見つけ、「トラブルシューティング ツールの実行」をクリックします。
- 画面の指示に従ってトラブルシューティングを完了させます。 このプロセスは、潜在的な問題を特定し、自動的に修正を試みます。
- トラブルシューティングが完了したら、コンピュータを再起動し、Windows Updateを再度実行してみてください。
BITS トラブルシューティングツールの実行
BITS(Background Intelligent Transfer Service)トラブルシューティングツールを使用して、更新プログラムのダウンロードに関する問題を解決します。Microsoftの公式サイトからツールをダウンロードし、指示に従って実行してください。Background Intelligent Transfer Service (BITS) は、Windows Updateなどのサービスがバックグラウンドでファイルをダウンロードするのに使用されます。BITSに問題がある場合、更新プログラムのインストールが妨げられることがあります。
- BITS トラブルシューティングツールをダウンロードします。 Microsoftの公式サポートページから「BITS トラブルシューティング ツール」をダウンロードしてください。
- ダウンロードしたツールを実行します。 ファイルを開き、画面の指示に従ってトラブルシューティングプロセスを進めます。
- プロセス完了後、コンピュータを再起動します。 そして、Windows Updateを再度試みてください。
DISMとシステムファイルチェッカーの利用
DISM(Deployment Image Service and Management Tool)ツールとシステムファイルチェッカー(SFC)を使用して、システムのイメージとファイルの整合性をチェックし、修復することができます。コマンドプロンプトを管理者権限で開き、指示に従ってこれらのツールを実行してください。システムファイルの破損や不整合が更新に失敗する原因となることがあります。これを解決するためには、Deployment Image Servicing and Management (DISM) ツールとシステムファイルチェッカー (SFC) を使用します。
- コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。 スタートメニューで「cmd」と検索し、表示された「コマンドプロンプト」に対して右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- DISMツールを実行します。 コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、実行します。
- SFCスキャンを実行します。 DISMツールのプロセスが完了したら、次に以下のコマンドでシステムファイルチェッカーを実行します。
- プロセス完了後、コンピュータを再起動します。 そして、Windows Updateを再度試みてください。
/* コマンドプロンプトに入力するコマンド */
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
/* コマンドプロンプトに入力するコマンド */
sfc /scannow
更新プログラムの手動インストール
特定の更新プログラムがインストールできない場合は、Microsoft Update カタログから直接ダウンロードして手動でインストールすることができます。これにより、自動更新プロセスで発生する問題を回避できます。
- 更新プログラムのKB番号をメモします。 Windows Updateが失敗した際に表示されるエラーメッセージから、問題となっている更新プログラムのKB番号を探します。
- Microsoft Update カタログにアクセスします。 任意のウェブブラウザからMicrosoft Update カタログにアクセスします。
- ダウンロードしたい更新プログラムのKB番号を検索バーに入力します。 検索結果から、システムアーキテクチャ(例: x64、x86)に合致する更新プログラムを見つけます。
- 更新プログラムをダウンロードし、インストールします。 「ダウンロード」ボタンをクリックし、画面の指示に従って更新プログラムをインストールします。
- インストール後、コンピュータを再起動して変更を適用します。
Windowsアップデートコンポーネントのリセット
コマンドプロンプトを使用してWindowsアップデートのコンポーネントをリセットすることも、問題の解決に役立ちます。このプロセスには、net stopコマンドを使用して関連するサービスを停止し、SoftwareDistributionフォルダとCatroot2フォルダをリネームすることが含まれます。Windowsアップデートのコンポーネントをリセットすることで、更新プロセスに関連する一時ファイルや設定をクリアし、問題を解決することができます。
- コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。 スタートメニューで「cmd」と検索し、表示された「コマンドプロンプト」に対して右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- Windows Update関連のサービスを停止します。 以下のコマンドを入力し、実行してください。各コマンドの実行後にはエンターキーを押します。
- SoftwareDistributionとCatroot2フォルダをリネームします。 これらのフォルダはWindows Updateが使用する一時ファイルを格納しています。以下のコマンドを使用してリネームします。
- Windows Update関連のサービスを再開します。 以下のコマンドを実行して、先ほど停止したサービスを再開します。
- コマンドプロンプトを閉じ、コンピュータを再起動します。 再起動後、Windows Updateを再度試みてください。
/* コマンドプロンプトに入力するコマンド */
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
/* コマンドプロンプトに入力するコマンド */
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old
/* コマンドプロンプトに入力するコマンド */
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
周辺機器の取り外し
時には、接続されている周辺機器が更新プロセスの妨げになることがあります。不必要なデバイスを一時的に取り外してから更新を試みてください。特定の周辺機器が更新プロセスの妨げになることがあります。不必要な外部デバイスを取り外して、問題が解決するかどうかを確認します。
- コンピュータから外部デバイスをすべて取り外します。 USBドライブ、外付けハードドライブ、プリンターなど、システムに必要不可欠でないすべてのデバイスを取り外してください。
- コンピュータを再起動します。
- デバイスを取り外した状態でWindows Updateを再試行します。
- 問題が解決したら、一つずつデバイスを再接続して、問題の原因を特定します。
マイクロソフトのサポート
上記の方法で問題が解決しない場合は、マイクロソフトのサポートチームに連絡することも検討してください。有料の遠隔サポートサービスも利用できますが、まずは無料でできる範囲でできるとこまで頑張ってみてから有料のサービスを使った方が良いと思います。
また、マイクロソフトコミュニティに情報を書き込んで、他のユーザーに相談するのも1つの手です。
どうしてもダメな場合の解決策
Windows Updateに失敗したからといって、すぐに業者に頼るのはオススメしません。
しかし、本記事で解説した解決方法では解決できなかった!ちょっと何言ってるかわからない!という方は、自力で解決は諦めたほうがいいかもしれません。
パソコンの不具合は、自分で原因を特定していくのが基本です。エラー原因が特定できないのであれば何をしても解決しないからです。
しかし、直したいですよね?
自力解決が困難なのであれば、修理業者へ依頼することをオススメします。知識がない状態で下手に動かすと、パソコンの中にある大切なデータを失うリスクがあります。今までの思い出や作業努力がすべて水の泡になってしまうかもしれません。
もし、今すぐにでも状況を改善したいという方は、「ドクター・ホームネット」か「PCメンテプロ
」のどちらかからパソコンの修理を依頼することをオススメします。
パソコンの修理会社は「パソコンの調子が悪い」「設定がわからない」「データの復元をしたい」などの時に役に立ちます。最短で当日出張もしてくれるので、自分で解決できなかったら依頼しましょう。
公式サイトからWeb見積もりも取れるので、修理にどの程度金額がかかるかがわかります。安ければ修理だし、あまりにも高額になるなら新しいパソコンの購入も検討しなきゃなって思っている方は、まずはWebから見積もりだけでも取ってみて、検討するのもアリです。
まとめ
本記事で紹介した手順に試すことで、ほとんどのWindows Updateの問題は解決されるはずです。問題が解決しない場合は、具体的なエラーコードやメッセージをもとに、さらに深堀していって問題を解決する必要があります。
では、最後に本記事の内容をサクッとまとめてお別れとなります。
簡単まとめ
- セキュリティーソフトウェアの一時停止が更新プログラムの問題解決に役立つ。
- クリーンブートを使用して更新トラブルを解決する方法。
- トラブルシューティングツール、BITSトラブルシューティングツール、DISMとSFC、手動インストール、Windowsアップデートコンポーネントのリセット、周辺機器の取り外し、マイクロソフトのサポートを利用して問題を解決できる。
この記事を少しでもためになった!と思ったならコメントやSNSでみんなにシェアをしていただけるととても励みになります!これからも、ガジェットの情報発信していきますので、サイトをお気に入りやブックマークに入れていただけると、とっても嬉しいです(‘ω’)ノ。
ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
Twitter:@Uriuri_writer
Follow @Uriuri_writer
Instagram:@uriuri_writer
Instagram
コメント