iPhone13の内容が発表されるAppleのイベントは、日本時間で2021年9月15日(水)午前2時に確定しました。
その情報は、Appleの公式ホームページで、すでに公開されています。
しかし、あなたはお気づきだろうか…。
Appleのイベントページの一番最初に目に飛び込んでくる画像(hero-image)に、新型iPhone「iPhone13」のカメラ機能を表しているということに!
本記事では、Appleのイベントページに表示されている画像に隠されているAppleからのメッセージを紐解き、iPhone13のカメラ機能について話していきたいと思います。
iPhone13について、最新のリーク情報を別の記事でまとめています。9月15日のイベントまでにあらかじめ事前情報をいれておきたい方はそちらをご覧ください。


Appleのイベントページに隠された5つのカメラ機能

Appleのイベントページに隠された5つのカメラ機能
あなたは、すでにAppleのイベントページを見ましたか?
まだ、見てない人は、Appleイベントの公式ホームページにアクセスしてみて下さい。
Appleの発表イベントページを表示させると、山々の中にある湖の真ん中にAppleのロゴが浮かんでいる画像が、まず目に入ると思います。
このAppleの画像の中に、新型iPhoneのカメラ性能に関するヒントが散りばめられていると考えられます。
なぜなら、Appleは発表会の内容に関して、発表会の前にヒントをユーザーに対して示していることが多いからです。
直近のイベントに関しても、発表する内容のヒントになっているモノが多数ありました。
例えば、2021年4月に行われた「Apple Event」では「iPhone12の新色パープル」や新型iMacの機能やたくさんのカラーバリエーションの発表などがありました
上のカラフルなリンゴの画像は、2021年4月に行われた「Apple Event」のイメージ画像として使われていました。カラフルなリンゴが印象的でしたが、この画像自体が「iPhone12の新色の発表」や「iMacのカラーバリエーション」を連想させるような内容になっていました。
また、2021年6月8日に行われた「WWDC」では、次世代iOSである「iOS15の発表」や「iPadOS15」「macOS Monterey」「WatchOS 8」の発表がありました。
2021年6月8日に行われた「WWDC」のイメージ画像は、Appleが開発した、カスタマイズ可能な3DCGアニメーションの絵文字「ミー文字」で作られたキャラクターがパソコンを見ている画像になります。
ミー文字のキャラクターの目に注目すると、何か文字が書かれています。

眼鏡に映るUnicode
拡大して反転すると「u{1F374} u{1F634} u{1F4BB} while true」とコードが書いてあります。これを変換すると、「食事🍴 睡眠😴 パソコン💻 無限ループ」という意味になります。
「WWDC」のイベントでは、「iOS15」になると、複数の人たちと「FaceTime」ができるようになることやiPhone自体が運転免許証の代わりにできたり、家の鍵になったり、標準アプリや通知など機能強化に重点おいていた内容の発表があったり、「WatchOS 8」では「Apple Watch」に「マインドフルネス」という新機能が加わり、従来は「呼吸」アプリとして切り出されていた機能がマインドフルネスの中に統合されることにより、今までよりも心と体の健康を保つことできる内容になることが発表されました。
ミー文字のキャラクターの目に書いてあったUnicodeの「食事🍴 睡眠😴 パソコン💻 無限ループ」という意味は、Appleの製品がユーザーの生活をテクノロジーで変えていく、もしくは、Appleの製品がよりユーザーの生活に役立つサイクルを提供するという意味があったのかもしれません。
過去のイベントからも、発表される内容がイベントのイメージ画像によって示されているケースが、多い事はお分かりいただけたでしょうか。
もちろん、深読みしすぎるとドツボにハマりますし、必ずしも意味があるわけでもないので、過信は禁物ですが、Apple社が発表会のイメージとしてつかっている画像に全く意味がないなんてことは考えづらいです。
では、本題です!
2021年9月15日(水)午前2時に行われるAppleのイベントの画像からは、どんな内容が予想されるのか!
Appleのイベントページに掲載されている画像を分析したところ5つのカメラ機能のアップグレードがあると推測できます。
iPhone13の5つのカメラ性能が向上するのでは?
- ナイトモード
- ポートレート
- 望遠カメラ
- 広角カメラ・超広角カメラ
- AR機能
なぜ、上記の5つだと思ったのかも、含めて1つ1つ詳しく解説していきます。
ナイトモード

Appleのイベントページの画像を最初に見て思ったこと
まず最初に画像の全体を見ると、薄暗い山奥のキレイな湖にAppleのロゴが浮かんでいる。そして、日没を連想させる空のグラデーション。
「日没」「暗い場所」と言えば、真っ先に連想されるのが、iPhoneの「ナイトモード」です。
iPhoneは明るさが足りない場所でも、カメラが自動的に周りの明りを検知し、きれいな写真撮影できるのが「ナイトモード」です。
ナイトモードは、撮影された複数の画像を分析して動きを補正し、ぼかしの多い部分を捨てコントラストや色を調整し、iPhoneのAIでノイズを取り除いて合成した写真を完成品として、1枚の写真にします。
ナイトモードは、iPhone11シリーズから登場し、iPhone12では超広角カメラやインカメラでもナイトモードが使用することができるようになり、iPhoneは夜間や薄暗い場所でもきれいな写真が撮れるように進化してきました。
でも、問題点はあります。
例えば、iPhoneを手持ちで撮影すると、ナイトモードは延長しても10秒までしか使えないので、よりきれいな撮影をする際は、三脚で固定しなればいけなかった。三脚で固定することにより、iPhoneがナイトモードを最大約30秒まで延長して、より多くの映像を撮影することができ、よりきれいな写真にすることができましたが、三脚なんて常時みんな持ってないですよね💦
Appleのイベントページの画像が「手持ちでiPhoneユーザーが山奥の湖で撮影した」と仮定するのであれば、今までよりもナイトモードの性能が向上している示唆(におわせ)になっている可能性があります。
他にも、iPhone11で登場した時からずっとあるのですが、光源がレンズ内で反射して映り込む「光の玉」や「ゴースト」と呼ばれる現象は、iPhone12でも改善することができませんでした。
ですが、iPhone13では改善できたから、光がレンズ内で反射して写り込みそうな「日没」を背景にしたのではなかろうか。ちょっと期待しちゃいますよね。
つまり、iPhone13では、ナイトモードの機能向上(鮮明かつ色合いのキレイな写真を撮影することができる)と改善点(光源がレンズ内で反射するのを防ぐ)のカバーが行われた可能性が高いです。
ポートレート

Appleのロゴがぼやけて見える
湖の中央に浮かんでいるAppleのロゴの回りは、背景の大自然との明暗さがハッキリとロゴを際立たせるような写真になっていますよね。
この写真って、ポートレートとよく似ていませんか?
ポートレートで撮影する時って、被写体を際立たせるために、背景をぼかして人物や物が目立つような写真になりますよね。個人的な主観も入っていますが、Appleのロゴの外側はネオンライトのような光の輪郭がぼやけているように見えます。
しかも、周りは「日没」なので薄暗くなっています。
Appleのイベントページの画像が、iPhone13シリーズのカメラ機能を共通で表している内容になっているのなら、これは1つの機能が搭載されることを示唆していると推測できます。
つまり、ナイトモードでのポートレート撮影が、Proシリーズじゃなくても可能になるということです。
もうすこし、深堀した話になりますが、iPhone12シリーズと比較して、F値が小さいレンズが搭載されるのでは?と思っています。
なぜなら、先ほど話したナイトモードとポートレートは、レンズの「F値」と呼ばれる数値がとても密接に関係してくるからです。
簡単にF値の説明をしますね。
F値の数値が小さいメリットとしては、小さくなると取り込む光量が多くなるので、写真は明るくなります。 さらに、F値は背景のぼかし調整をするのにも関係してきます。例えば、F値の数値が下げれば下げるほど、ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた写真を撮ることが可能です。
つまり、iPhone13のカメラ機能が強化されているのであれば、「ナイトモードとポートレートの機能がアップしたiPhone13のレンズ」=「F値が小さいカメラレンズが搭載される」ことを示唆しているものだと考えられます。
望遠カメラ

Appleのロゴくりぬいた中身なんか凹凸あるくない?
湖に浮かぶ、Appleのロゴの中は、まるで虫眼鏡のレンズのように凹凸あり、解像度が違うように感じます。おそらく、周りよりもズームをして撮影しているのでは?と錯覚してしまいます。
これって、望遠カメラみたいですよね。
正直、iPhoneシリーズの望遠カメラって10倍とかズームすることができますが、画質は荒くなり、遠くの小さい被写体をズームして撮影することに向いていません。
しかし、今回の新型iPhone「iPhone13」では、望遠カメラの性能が向上し、遠くの小さな被写体も”くっきり”撮影できるようになるかもしれません。
また、Appleのイベントページの画像自体が、薄暗く明け方や日没を連想させる背景になっていることから、ナイトモードでの望遠性能が向上している可能性を読み取れます。
複合して考えると、iPhone13ではナイトモードで星や遠くの夜景などを”くっきり”撮影できる天体撮影ができるカメラが搭載されている可能性を示唆しているものだと考えられます
広角カメラ・超広角カメラ

この画像って広角カメラ・超広角カメラで撮影している画像に似てね?
Appleのイベントページの画像の全体をみると、まるで広角カメラや超広角カメラで撮影したかのような幅広い風景写真になっています。
これは、広角カメラや超広角カメラの性能アップを示唆しているものだと考えられます。
広角カメラや超広角カメラは、iPhone11シリーズから追加され、iPhone12シリーズではナイトモードでの広角カメラ・超広角カメラが利用できるようになりました。
しかし、実際に使った方は分かると思いますが、少し物足りない。初めて使った時は感動するのですが、実際に写真に収めてみると、ナイトモードでの広角カメラや超広角カメラは、目の前に広がっている感動的な風景を上手く写真に収めるには少し足りない気分になると思います。
広角カメラや超広角カメラでナイトモードを使えるようになったといっても、まだ発展途上なんです。
例えば、iPhone11シリーズやiPhone12シリーズに搭載されている広角カメラや超広角カメラで撮影すると、暗い場所で撮影した写真の多くは滲んでいる箇所やぼやけている箇所、AI処理のザラザラ感がどうして写真に写し出されてしまう。
iPhoneのカメラ性能は、全体的に上がってきているが、どうしても早朝や日没時には、カメラ性能が低下している実情がユーザー体験としてあります。
しかし、Appleのイベントイメージ画像で、日没を連想させる時間での広角カメラ・超広角カメラを使用しているような風景を出しているということは、iPhone12よりも性能があがっていることは容易に想像ができる。
つまり、iPhone13では、広角カメラや超広角カメラの性能つかったAIがいままでよりも、何を撮っているのか、撮影シーン別に合わせた形で、綺麗な写真を私たちに見せることができるようになった。
だから、広角カメラや超広角カメラで撮影したかのような大自然の風景写真を、イベントのイメージ画像として採用したのではないかと思います。
AR機能

AppleのロゴをiPhoneやiPadでタップすると?
最近では、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のコンテンツが非常に多くなってきました。
映画館や遊園地のアトラクション、ポケモンGOなどのゲーム、家具や家電を自分の家に試しで設置できるアプリなど。あなたも1度は体験したことがあるのではないでしょうか?
iPhoneのAR機能を使って、リアルな空間に文字や画像を重ねるためには、「周囲環境」と「現在位置」の認識をカメラができなければいけません。
iPhone13では、赤外線を使い奥行きを計測する新しいセンサーが搭載され、今まで以上に、周辺のデータ値をリアルタイムに取得・処理するスピードが上がり、ARカメラとして、次のステップの空間認識能力が付与されていのではと推測できます。
理由は2つあります。
1つ目は、Appleのイベントページの湖に浮かぶ、Appleのロゴをタップすると、ARカメラならではのコンテンツが使用できる点。(iPhoneとiPadでは動作確認できました。)
iPhoneやiPadのSafariから、Appleのイベントページを起動し、湖に浮かぶAppleのロゴをタップして下さい。そうすると、ARカメラが起動し、周辺の環境をカメラが認識すると、あなたの目の前には、Appleのロゴが突如あらわれます。リンゴの中身を覗こうとすると、その先には…。
ARの機能を使った洒落たメッセージが見えましたか?
2つ目は、Apple社自体がAR事業に力を入れており、独自のARコンテンツを作成するフレームワーク「ARKit5」を推進していることやARグラス(AR眼鏡)の発売・開発についても活発に動いている点です。
他にも、世界的な背景もあります。
コロナ過によって、誰でも気軽に外出できる時代は一時的にストップしてしまいました。
最近では、洋服店や雑貨店などで、お店に行かなくても購入できるように遠隔カメラで実店舗の状況を見て、購入できるようなユーザー体験を提供している店舗も存在します。
そこにさらにAR(拡張現実)の機能を付与できれば、自宅の中で実物の洋服や雑貨の周りを歩いたり、さまざまな角度から眺め、疑似的に手に取り、ARカメラを使って試着することも可能になる時代が今後来ると予想できます。他にも、新しい住まいの内見をしたいときにも、疑似的な空間を作り出すことで、実際の場所に行かなくても家を見比べることが可能です。
もちろん、コロナがなくなったとしても、遠方のユーザーや気軽に行くことができない場所にあるお店に行きたいユーザーは一定数いますので、AR自体が衰退していくことないでしょうし、新しいユーザー体験ができる方が選択の幅が広がり、顧客満足度の向上にもつながります。
Appleが会社としても力を入れているので、iPhone13のAR認識機能は上がっている可能性が高いです。
まとめ
新型iPhoneの発表が行われると予想されるAppleのイベントは、日本時間で9月15日午前2時に行われます。
今回のイベントでは、新型iPhoneの他にも「Apple Watch 7」「AirPods 3」「新型iPad」の発表があるのでは?と予想されています。

その中でも、個人的に最も注目しているのは新型iPhoneである「iPhone13」です。
今回のAppleのイベントでは、iPhoneのカメラ性能の向上についてピントがあてられていると思っています。
理由は、Appleイベントのイメージ画像が、iPhone13のカメラ性能を示唆しているかのような内容の画像になっているからです。
イメージ画像から読み取れるiPhone13のカメラ性能の向上しているポイントは5つです。
iPhone13の5つのカメラ性能が向上するのでは?
- ナイトモード
- ポートレート
- 望遠カメラ
- 広角カメラ・超広角カメラ
- AR機能
他にも、iPhone13では、動画性能も上がっている情報が多く、「ナイトモード+ポートレート+動画」の撮影ができることや「8Kでの動画撮影」「夜に望遠鏡で撮影したかのような動画」などがリーク情報として挙げられています。
公式の発表ではないので、実際に2021年9月に発売されるであろう「iPhone13」にすべての機能が実装されるとは確定していませんが、実際に新型iPhoneに搭載されたら、ますます写真撮影や動画撮影が楽しくなってきそうですね。
なお、iPhone13の発売スケジュールは、日本時間の9月15日(水)午前2時から発表イベント、9月17日(金)に予約開始、9月24日(金)に発売開始、という日程になると思われます。
この記事を気に入っていただけたら、コメントやシェアをしていただけるととても励みになります!これからも、iPhoneの最新情報やiPhoneのトラブル解決方法について情報発信していきますので、たまにサイトをチェックしていただけると、とっても嬉しいです(‘ω’)ノ。
ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
Twitter:@Uriuri_writer
Follow @Uriuri_writer
Instagram:@uriuri_writer
Instagram
コメント
[…] iPhone13のカメラ機能の全貌が見えた?Appleのイベント画像に隠されている5つのこと […]
[…] iPhone13のカメラ機能の全貌が見えた?Appleのイベント画像に隠されている5つのこと […]
[…] iPhone13のカメラ機能の全貌が見えた?Appleのイベント画像に隠されている5つのこと […]