iPhoneで使っているクレジットカードの有効期限が近づいてきたら、早めに登録情報を更新しておきたいですよね。ただ、iPhoneで「クレジットカードの有効期限を更新する場所」は1か所ではありません。実は用途のちがう2つの場所があり、片方だけ直しても、もう片方の支払いが止まってしまうことがあります。ここを混同したまま操作してしまう方がとても多いところです。
このページでは、まず「あなたが更新したいのはどちらなのか」をはっきりさせてから、それぞれの正しい手順を順番に解説します。難しい言葉は使わず、設定アプリのどこをタップするかまで具体的にご案内します。
まず「どちらのカードを更新したいのか」を見分ける
iPhoneにクレジットカードを登録する場所は、大きく分けて次の2つです。自分がどちらを更新したいのかを、先に確認しておきましょう。
- App Storeの購入・サブスク・iCloudの支払いが止まった、または止まりそう → このあと解説する「①Apple Account(旧Apple ID)のお支払い方法」を更新します。
- お店でのタッチ決済(Apple Pay)やSuicaへのチャージ、Safariでのネット決済に使うカードを変えたい → 「②Apple Pay(ウォレット)のカード」の操作になります。
Amazonや楽天などの買い物アプリ、出前・配車などのアプリに直接登録したクレジットカードは、iPhoneの設定でもApple Payでもなく、それぞれのアプリの中で更新します。各アプリの「アカウント」や「お支払い方法」から変更してください。iPhone本体の設定とは別物だと考えると分かりやすいです。
①Apple Account(旧Apple ID)のお支払い方法を更新する
App Storeでのアプリ購入、各種サブスク(月額サービス)、iCloudの容量の支払いなどに使われているのが、Apple Account(以前は「Apple ID」と呼ばれていたもの)に登録したお支払い方法です。ここのカードが期限切れになると、サブスクの自動更新が止まったり、アプリの購入ができなくなったりすることがあります。
- 「設定」アプリを開くホーム画面から歯車のアイコンの「設定」をタップします。
- 画面の一番上にある自分の名前をタップ設定画面の最上部に表示されている、ご自身の名前(Apple Account)をタップします。
- 「お支払いとお届け先」を選択表示された一覧の中から「お支払いとお届け先」をタップします。確認のため、Face IDやパスコードを求められることがあります。
- 更新したいカードを選ぶ現在登録されているお支払い方法の一覧が出ます。期限を更新したいカードをタップします。
- 有効期限を新しい内容に直すカードの詳細画面で、有効期限の欄を新しい期限に書き換えます。カード番号やセキュリティコードの入力を求められる場合は、新しいカードに記載の内容を入力します。
- 「完了」をタップして保存入力できたら右上の「完了」をタップします。これでApple Account側のお支払い方法が更新されます。
カード会社から届いた新しいカードが、有効期限だけでなくカード番号そのものも変わっている場合は、古いカードの期限を直すのではなく、いったん新しいカードを追加してから古いカードを削除するほうが確実です。お支払い方法の一覧の下にある「お支払い方法を追加」から新しいカードを登録し、不要になったカードは左にスワイプするなどして削除します。表示や操作はiOSのバージョンによって少し異なる場合があります。
②Apple Pay(ウォレット)のカードを更新する
お店のレジでiPhoneをかざして支払うタッチ決済や、Suicaなどへのチャージ、Safariでのネット決済に使うのが、ウォレットアプリに登録したApple Payのカードです。①のApple Accountとは別の場所なので、こちらも使っている方は忘れずに確認しましょう。
Apple Pay(ウォレット)のカードは、カード番号や有効期限をご自身で手入力して書き換えることが基本的にできません。ウォレットのカードはカード会社と連携して管理されているため、有効期限の更新は次の2つのいずれかで反映されます。
- カード会社側で自動更新される多くの場合、カード会社が新しい有効期限の情報を反映してくれるため、利用者は特に操作しなくても使い続けられます。
- うまく反映されないときは「削除して再追加」自動で更新されない場合は、ウォレットから古いカードを削除し、新しいカードをあらためて追加し直します。
まずは現在の登録状況を確認し、必要に応じて削除・再追加を行う手順です。
- 「ウォレット」アプリを開くホーム画面からウォレットのアイコンをタップします。
- 確認したいカードを選ぶ登録されているカードの中から、対象のカードをタップします。
- 右上の「・・・」をタップカードの詳細画面で、右上にある「・・・」のマークをタップして、メニューを開きます。
- カードの状態を確認するカード情報や利用履歴が確認できます。期限切れが原因で使えない場合は、ここに案内が表示されることがあります。
- 必要ならカードを削除する古いカードを入れ替える場合は、メニューの中にある「カードを削除」を選びます。
- 新しいカードを追加するウォレットの画面右上の「+」から、新しいカードを追加します。カメラでカードを読み取るか、番号を手入力して登録します。カード会社の認証(SMSやアプリでの確認など)を求められることがあります。
削除や再追加をしても、Suicaなどの交通系の残高やチャージ設定が影響を受ける場合があります。心配なときは操作前に残高を確認しておくと安心です。
有効期限が切れたまま放置するとどうなる?
カードの有効期限が切れたまま更新せずにいると、次のようなことが起こる場合があります。早めに更新しておくことで、こうしたトラブルを防げます。
- サブスクが自動で止まる動画配信や音楽、iCloudの容量など、月額サービスの自動更新の支払いが失敗し、サービスが使えなくなることがあります。
- App Storeでの購入ができないアプリやアプリ内課金の支払いが通らなくなることがあります。
- タッチ決済が使えないレジでApple Payをかざしても決済が完了しない場合があります。
よくある質問
Q1. Apple Account(旧Apple ID)のカードを直せば、Apple Payのカードも自動で更新されますか?
いいえ、別々に管理されています。①のApple Accountのお支払い方法を更新しても、②のウォレット(Apple Pay)のカードには反映されません。両方使っている場合は、それぞれ確認・更新してください。
Q2. ウォレットのカードの有効期限を、自分で書き換えられないのですが?
ウォレット(Apple Pay)のカードは、利用者が有効期限を直接入力して変更することは基本的にできない仕組みです。カード会社側で自動更新されるのを待つか、自動で反映されない場合は古いカードを削除して新しいカードを追加し直してください。
Q3. 更新したのに、すぐに支払いができません。どうすればよいですか?
カード会社による認証手続き(SMSやアプリでの本人確認など)が必要な場合があります。案内に従って手続きを済ませると使えるようになることが多いです。それでも反映されない場合は、iPhoneを再起動するか、カード会社に問い合わせてみてください。
Q4. アプリ(Amazonなど)に登録したカードはどこで更新しますか?
各アプリの中で更新します。iPhoneの設定やウォレットではなく、そのアプリの「アカウント」や「お支払い方法」から、登録カードの情報を変更してください。
まとめ
iPhoneでクレジットカードの有効期限を更新するときは、まず「どの支払いに使うカードなのか」を見分けることが大切です。App Storeやサブスクなら①Apple Account(旧Apple ID)のお支払い方法、お店でのタッチ決済なら②Apple Pay(ウォレット)のカードを確認します。ウォレットのカードは自分で期限を書き換えられないため、自動更新を待つか削除・再追加で対応する点だけ覚えておきましょう。期限が切れる前に早めに整えておくと、支払いが止まる心配がなくなります。
uri uri
最終確認日: 2026年6月21日



コメント