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iPhoneの写真をAmazonフォト(プライムフォト)へ移行する方法|容量の数え方とフル解像度の注意

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写真でiPhoneのストレージがいっぱいになり、Amazon Photos(アマゾンフォト)に移したいけれど「アップロードしたら画質が落ちた」「動画だけ容量オーバーで止まる」と戸惑う人が少なくありません。多くの解説記事はアプリの入れ方しか書いていませんが、実際につまずくのは「容量の数え方」と「iPhone側の写真設定」です。この記事ではその2つの落とし穴を先に押さえたうえで、移行手順を整理します。

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先に知っておきたい:Amazon Photosの容量の数え方

Amazon Photos(旧称プライムフォト)は、Amazonアカウントで使える写真・動画のオンラインストレージです。容量はプライム会員かどうかで大きく変わり、ここを誤解したまま移行を始めると途中で止まります。

会員区分 写真の保存容量 動画の保存容量
プライム会員 無制限(フル解像度のまま) 5GBまで
非プライム(無料Amazonアカウント) 写真・動画あわせて5GBまで 同左(合算5GB)

つまりプライム会員でも「動画は5GBまで」という制限は残ります。4K動画はおよそ1分あたり数百MBを消費するため、動画が多い人は写真だけ移してもすぐ動画の枠が埋まります。5GBを超える動画を残したい場合は、月額の追加ストレージプランを契約するか、動画は別の手段で保管するという割り切りが必要です。

iPhoneからAmazon Photosへ写真を移行する手順

1. アプリを入れてサインインする

  1. App Storeで「Amazon Photos」を検索し、アプリをインストールします。
  2. アプリを開き、ふだん買い物で使っているAmazonアカウントでサインインします。プライム会員のアカウントでサインインすると、写真無制限の特典がそのまま適用されます。
  3. 写真へのアクセスを求められたら「すべての写真へのアクセスを許可」を選びます。「選択した写真」だけにすると、選んだ分しか移行されない点に注意してください。

2. 自動保存(バックアップ)をオンにする

新しく撮った写真を以後ずっと自動で預けたい場合は、自動保存を有効にします。

  1. アプリ右下などのメニューから設定(歯車のアイコン)を開きます。
  2. 「自動保存」または「バックアップ」をオンにします。
  3. 必要に応じて「Wi-Fi接続時のみアップロード」を選びます。モバイル通信での大量アップロードによる通信量の消費を防げます。

自動保存をオンにすると、対象に指定したアルバム(通常はカメラロール)の写真が順番にアップロードされていきます。枚数が多い初回は数時間以上かかることがあるため、充電しながらWi-Fi環境で放置するのが現実的です。

3. 過去の写真を手動でまとめてアップロードする

自動保存とは別に、特定の写真だけ先に上げたいときは手動アップロードを使います。

  1. アプリ内の「アップロード」または「+」のメニューを選びます。
  2. iPhoneの写真一覧から移したい写真・動画を選択します。
  3. 「アップロード」を実行し、進捗バーが完了になるまで待ちます。

【最大の落とし穴】画質が下がるのはiPhone側の写真設定が原因

「Amazon Photosはフル解像度で保存できるはずなのに、上がった写真が低画質だった」という相談の多くは、Amazon側ではなくiPhoneのiCloud写真設定が原因です。

iPhoneで「設定」→(自分の名前)→「iCloud」→「写真」を開くと、保存方法を2つから選べます。

  • iPhoneのストレージを最適化:本体には縮小版だけを残し、フル解像度の元データはiCloud上に置く設定。本体の空き容量が少ないと、手元の写真が約1/10サイズの軽い版に置き換わります。
  • オリジナルをこのiPhoneにダウンロード:すべての写真・動画をフル解像度のまま本体に保つ設定。

「最適化」のまま本体に縮小版しかない状態でAmazon Photosがアップロードすると、その縮小版が上がってしまう場合があります。フル解像度で確実に移したいときは、移行前に「オリジナルをこのiPhoneにダウンロード」へ切り替え、本体に元データがそろうのを待ってからアップロードしてください。本体の空き容量が足りないとダウンロードが完了しないため、ある程度の空きを確保しておくことも必要です。

HEIC・Live Photos(ライブ写真)はどうなる?

iPhoneの標準形式であるHEIC(HEIF)や、Live Photos、HEVC形式の動画も、Amazon Photosはアップロードに対応しています。そのため、わざわざJPEGに変換してから移す必要はありません。

ただしパソコンのブラウザからAmazon Photos上の写真をダウンロードすると、環境によってはHEICがJPEGに変換されて手元に届くことがあります。これは閲覧しやすくするための変換で、クラウド上の元データが消えるわけではありません。あとからWindowsパソコンなどで開きたいなら、JPEG変換は手間が減る面もあります。Live Photosは「写真+短い動き」のうち写真部分が中心に扱われるため、動きまで完全に再生したい場合はiPhone本体やiCloud側でも残しておくと安心です。

移行後にiPhone本体の写真を消す前の確認

容量を空けるのが目的でも、消す前の確認を飛ばすと取り返しがつきません。次の点を確かめてください。

  1. Amazon Photosアプリで、消したい写真がアップロード済み(同期完了)になっているか一覧で確認する。アップロード中マークが残っていないかを見ます。
  2. パソコンやブラウザ版のAmazon Photosからも同じ写真が表示・拡大できるか、別の端末で裏取りする。
  3. 動画は5GBの枠に収まりきっているか確認する。枠を超えた動画は上がっていないことがあるため、消す前に必ず実物を確認します。
  4. 確認できてから、iPhoneの「写真」アプリで対象を削除し、「最近削除した項目」も空にして本体容量を解放する。

なお、写真を本体から消しても、iCloud写真をオンにしている場合はiCloud側からも消えることがあります。Amazon Photosとは別の保管先である点を意識して、どこに何を残すかを決めてから削除しましょう。

よくある質問

Q1. 自動保存をオンにしたのにアップロードされません。

アプリのバックグラウンド更新がオフ、Wi-Fiに接続していない、低電力モードでアップロードが抑制されている、写真アクセスが「選択した写真」になっている、のいずれかが多い原因です。iPhoneの「設定」からAmazon Photosのバックグラウンド更新と写真アクセス権限を確認し、Wi-Fiにつないで充電しながら様子を見てください。

Q2. Amazon Photosに上げた写真をiPhoneに戻せますか?

戻せます。アプリで写真を開き、共有・保存メニューから「デバイスに保存(ダウンロード)」を選べばiPhoneの写真に書き戻せます。

Q3. 動画が5GBで止まったらどうすればいいですか?

プライム会員でも動画は5GBまでが上限です。それ以上残したい場合は、Amazonの追加ストレージプランを契約するか、長尺の動画だけは別の保管先(外付けSSDや他のクラウド)に分けるのが現実的です。

まとめ

Amazon Photosへの移行でつまずく原因は、アプリ操作よりも「動画は5GBまで」という容量の上限と、iPhone側の「ストレージを最適化」設定による低画質化の2点に集約されます。フル解像度で残したいなら移行前に「オリジナルをこのiPhoneにダウンロード」へ切り替え、本体を消す前にはアップロード完了を別端末で確認する——この順番を守れば、写真を失わずに本体の容量を空けられます。

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最終確認日:2026年6月

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

現場や身近で実際に起きたトラブルをベースに、手順だけでなく「なぜそうなるか」「失敗しやすい落とし穴」「安全な設定(セキュリティ)」まで含めて解説します。

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