iPhoneのクイックスタートをしたらアプリが待機中のままダウンロードできないときの解決方法

iPhoneのクイックスタートをしたらアプリが待機中のままダウンロードできないときの解決方法
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iPhoneのクイックスタートって便利ですよね。

設定やアプリを移行出来るのはもちろん、AmazonやTwitterのログインなども出来ている状態で、ほぼすべてのデータがバックアップなしで移行出来るのは大変便利です。

しかし、クイックスタートをしたら一部のアプリが待機中のままでダウンロードできなくてどうしていいかわからない💦

iPhoneの機種変更は終わったのにアプリの待機中が長いからストレス!

クイックスタート後、アプリが待機中で使えませんって、オレ失敗したのかな?

そんな困った状況を解決する方法をお伝えしたいと思います。

今すぐ解決したい方は、目次の「アプリが待機中のままダウンロードできないときの解決方法」をクリックして解決方法を確認して実行してください。

それでは、まず原因から解説していきます。

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アプリが待機中のままダウンロードできない原因

結論、「iOSが原因」「通信環境が原因」「アプリが原因」「iPhoneの容量が原因」「iPhoneの設定が原因」の5つが原因です。

  • iOSが原因
  • アプリが原因
  • 通信環境が原因
  • iPhoneの容量が原因
  • iPhoneの設定が原因

iPhoneをクイックスタートでデータ移行した場合に、新しいiPhoneを起動させてアプリを使いたいのに「待機中」のまま進まないのってストレスですよね💦

せっかく新しいiPhoneに変えたのに、満足にアプリが使えないのは困ってしまいます。そんなアプリの「待機中」を解決するためには、1つ1つ原因を丁寧にツブしていけば、解決することができます。

それでは、1つ1つ解説していきます。

iOSが原因

iPhoneのiOSバージョンやiOSの不具合によって、アプリが待機中のまま進まなくなってしまう場合があります。

クイックスタートでデータ移行をするタイミングって、新しいiPhoneを購入したときですよね?

iPhoneのクイックスタートで、推奨されているやり方として、新旧iPhoneのiOSを最新のバージョンにしてから行う点があります。

つまり、iPhoneのクイックスタートを行う際は、新旧どちらも最新のiOSにしてから行うことになります。

最新のiOSは、リリースされたタイミングにもよりますが、リリースされた初期は不具合が発生するケースが多いです。

iOS 15からiOS 16のバージョンが大きく変わるような大型アップデートの直後は、他のアプリにも影響するバグやエラーが発生することが多々あります。

また、アプリ側が新しいiOSのバージョンに対応していないと、正常にダウンロードすることができずに待機中になるケースやiPhoneのソフトウェアの不具合によりApple IDの認証が正常に行えておらずアプリのダウンロードに支障が出ているケースなんかもあるみたいですね。

アプリが原因

アプリ自体に不具合やバグがおきているのが原因で、アプリを正常にダウンロードできなくなっている可能性があります。

待機中と表示されているアプリ自体に問題が発生している場合は、正常にダウンロードできずに、待機中と表示される場合があります。

また、App Storeのサーバーが混雑や不具合を起こしている場合にも、アプリが正常にダウンロードできない状況になり「待機中…」と表示されることがあります。

iPhoneの容量が原因

新しいiPhoneのストレージ容量が足りなくて、アプリをダウンロードできないため「待機中…」と表示されている可能性があります。

iPhoneの本体容量がパンパンになっているのが原因の場合は、アプリをダウンロードできなく「待機中」と表示されます。

iPhoneの容量が足りないのが原因でアプリをダウンロードできない状態になっている。

通信環境が原因

シンプルに通信環境が悪いのが原因でまだダウンロードできていない状態になっている。

アプリのダウンロードは、あなたのiPhoneの通信環境が良いか悪いかで決まります。

通信環境が悪い場合は、アプリのダウンロードが待機中のまま止まってしまう場合があります。

他にも、容量が大きいアプリだった場合は、4G通信ではダウンロードできず、Wi-Fi接続でないとダウンロードできない設定になっている場合もあります。

機能制限や低電力モードなどiPhoneの設定が原因

機能制限や低電力モードなどで、アプリのダウンロードに制限がかかってしまっている場合は、待機中と表示されてしまい、正常にアプリのダウンロードができません。

よくあるパターンとしては、充電の残りが20%以下になってしまっていて低電力モードの制限を受けてしまい、アプリのダウンロードが止まってしまうケースや大容量のアプリだった場合はWi-Fi通信を使用する設定になっているケースは正常にダウンロードできずに待機中のまま止まってしまうことがあります。

iPhone本体の設定状況と今のあなたの状況によっては、iPhone本体の設定が邪魔をしている場合があります。

アプリが待機中のままダウンロードできないときの解決方法

解決するための手順としては「ネットワーク環境をいじってみる」>「機能制限や低電力モードなどの設定を変えてみる」>「待機中のアプリのダウンロードをキャンセルしてみる」>「Apple IDのサインアウトとサインインを試してみる」>「iPhoneの容量を空ける」>「iPhoneを強制再起動してみる」の順で、新しいiPhoneを操作すれば9割方は解決することが可能です。

  • ネットワーク環境をいじってみる。
  • 機能制限や低電力モードなどの設定を変えてみる。
  • 待機中のアプリのダウンロードをキャンセルしてみる。
  • Apple IDのサインアウトとサインインを試してみる。
  • iPhoneの容量を空ける。
  • iPhoneを強制再起動してみる。

iPhoneのクイックスタートをした後に、新しいiPhoneの画面上に表示されているアプリが「待機中」のままか「ダウンロードできません」と出る場合は、上から順番に試していけば、ほぼほぼ解決します。

それでは、1つ1つ詳しく解説していきます。

ネットワーク環境をいじってみる

アプリのダウンロードは、iPhoneの通信環境が良いか悪いかが一番重要です。

通信環境が悪いと、アプリを正常にダウンロードできずに「待機中」と表示されてしまいます。

また、4Gや5Gなどのモバイルデータ通信だとダウンロードできない設定になっていると、あなたがWi-Fi接続できていないからダウンロードできないように制限がかかってしまっている場合もあります。

なので、通信環境の土台であるネットワーク環境をいじってみましょう。

一番手っ取り早いのは、Wi-Fi接続をオンすることです。

Wi-Fi接続にしてしまえば、制限を解除するために、いちいち設定画面をいじる必要もありません。

しかし、Wi-Fi接続が不安定だったり、通信自体に何かしらのエラーが発生している場合は、Wi-Fiをオンオフするだけでは通信のエラーを解消できない時があります。

そんなときは、一度「機内モード」にしてからWi-Fiに再度接続してみましょう。

機内モードに一度してからWi-Fi接続をオンにする理由は、通信状態を一度完全にリセットしてからWi-Fiに繋ぐことができるからです。

iPhoneの表示上はWi-Fiに接続されているんですが、実は、内部的にWi-Fiの接続が上手くいっていなかったなんてときにネットワークの不具合を治すのに使える方法です。

  1. Wi-Fi接続をオンにする。
  2. Wi-Fi接続のオンオフを試してみる。
  3. 機内モードにしてからWi-Fi接続をオンにしてみる。

機能制限や低電力モードなどの設定を変えてみる

ネットワーク環境が正常であることを確認した次にやることとしては、iPhoneの機能制限や低電力モードなどの設定を変えてみることです。

iPhoneには動作を制限する「スクリーンタイム」や「低電力モード」という機能があります。

この機能が、クイックスタート後の新しいiPhoneへアプリを正常にダウンロードさせないようにしている場合があります。

クイックスタート後に、アプリが「待機中」のまま進まなくなってしまっているのであれば、iPhoneの設定を確認して「スクリーンタイム」や「低電力モード」がオンになっていたら変えてみましょう。

スクリーンタイムの確認と設定をオフにする方法は下記の手順でできます。

スクリーンタイムをオフにするときの注意点として、「レポート報告」「コンテンツとプライバシーの制限」「休止時間の設定」などのすべての設定・制限がオフになりますので、活用している方は注意してください。また、保護者が設定をしている場合は、オフにするのにパスコードが必要になりますので、知らないとオフにすることはできませんので注意です。

  1. 「設定」を押す。
  2. 「スクリーンタイム」を押す。
  3. 「スクリーンタイムをオフにする」を押す。
  4. 「スクリーンタイムをオフにする」を押す。

低電力モードをオフにする方法は下記の手順でできます。

  1. 「設定」を押す。
  2. 「バッテリー」を押す。
  3. 「低電力モード」をオフにする。

待機中のアプリのダウンロードをキャンセルしてみる

アプリの待機中は、ダウンロードを待機している際に表示されます。

たくさんのアプリが待機中のままになっている場合は、どこかのダウンロードで内部的に不具合が発生して、途中で止まってしまっている可能性があります。

そんなときは、待機中になっている複数のアプリのダウンロードを一旦止めて、1つ1つ再ダウンロードするようにして下さい。

アプリのダウンロードはキャンセルされますが、後でアプリをダウンロードすることは問題なくできますので、安心して待機中のアプリのダウンロードをキャンセルしてください。

待機中のアプリのアイコンを押すと、ストップボタン(一時停止のマーク)が表示されて、そのボタンを押すとダウンロードが一時停止になります。

  1. 待機中と表示されているアプリアイコンを押す。
  2. ストップボタン(一時停止マーク)が表示されるので押す。
  3. ダウンロードが一時停止される。

また、App Storeからも「待機中」と表示されたアプリのダウンロードやアップデートを止めることができます。

  1. 「App Store」を押す。
  2. 右下の「検索」を押す
  3. 検索ボックスに待機中と表示されているアプリ名を入力して検索する。
  4. アプリを選択する。
  5. ダウンロードの進捗具合を示す円の真ん中にあるストップボタンを押す。
  6. アプリのダウンロードをキャンセルすることができる。

上記のどちらかの手順で、待機中になっている複数のアプリのダウンロードを一旦止めて、1つ1つ再ダウンロードすると、正常にダウンロードが始まり、待機中問題を解決できる場合があります。

1つ1つ再ダウンロードしていく際に、キャンセルしたアプリを再度ダウンロード再開させたい場合は、一時停止になっているボタンを再度押してあげると再開されます。App Storeからなら「ダウンロード」もしくは「アップデート」と表示されているボタンを押せば、ダウンロードが再開されます。

Apple IDのサインアウトとサインインを試してみる

iPhoneのアプリダウンロードは、Apple IDにサインインしていないとできません。

普通、一度Apple IDを設定したら、意図的にサインアウトするなんてことは、特殊な場合を除きないと思います。

しかし、不具合によって、Apple IDが正常に認識(認証)できない状態になっており、アプリをダウンロードできない状態になっていることが稀にあります。

つまり、ネットワーク環境が正常でも、Apple IDに関連する不具合が発生している場合は、「待機中…」の表示ままでダウンロードが一向に進まないなんてことがあります。

なので、一度Apple IDのサインアウトとサインインをして、Apple IDをiPhoneが正常に認識できるようにしてあげましょう。

  1. 「設定」を押す。
  2. 「自分の名前(ユーザー名)」を押す。
  3. 一番下にある「サインアウト」を押す。
  4. データのコピーを残すかどうかを選択して、右上の「サインアウト」を押す。
  5. 再度表示された「サインアウト」を押す。
  6. サインアウトが完了するまで少し待つ。
  7. サインアウトが完了したら、Apple IDの「iPhoneにサインイン」を押す。
  8. ユーザーIDとパスワード入力してApple IDにサインインする。(認証させる)

サインアウトを一度してしまうと、iCloudとの連携が切れてしまうので、iPhoneからiCloudに保存しているすべての写真とiCloud Driveで共有しているデータが削除されます。ですが、iCloud上にはそのまま残ります。どうしても不安な方は、事前にバックアップ取るなど対策をしっかり行ってからやることをオススメします。

こういった話を聞くと多くの人は、写真について消えてしまうのではないかと不安に思いますよね💦

不安に思ってしまった人はごめんなさい。💦

iPhoneのクイックスタートを使って機種変更したけど、そういえば写真ってどうなってるの?なんてお思いの方もいらっしゃると思います。もし、不安や疑問をお持ちの方がいれば、別の記事でクイックスタートとiPhone本体の写真のデータ移行について詳しく解説していますので、そちらも併せてご覧いただけたら幸いです。

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また、サインアウトした状態のままだと「iMessage」「FaceTime」「App Store」などのApple IDでのサインインが必須のサービスが使えなくなります。まぁ、すぐにサインインすると思いますので、対した問題ではありませんが、知り合いと連絡を取り合う際に「iMessage」「FaceTime」を多用している方は、サインアウトをする時間帯には注意した方が良いかもしれません。

iPhoneの容量を空ける

アプリが待機中のまま進まない理由としては、iPhoneの本体の容量不足によって、アプリがダウンロードできなくて「待機中」になってしまうことがあります。

まずは、あなたの新しいiPhoneの容量がどのぐらい空きがあるのかを確認しましょう。

iPhone本体の容量を確認する方法は下記の通りです。

  1. 「設定」を押す。
  2. 「一般」を押す。
  3. 「iPhoneストレージ」を押す。
  4. 使用済み:○○GB/○○GBの数字を確認して容量に空きがあるかを確認する。

iPhoneの空き容量がないとアプリをダウンロードできず、待機中のまま固まってしまいます。

あなたがどんなアプリをダウンロードするかにもよりますが、20GB~30GBぐらいはストレージ容量に空きがあった方が、アプリをスムーズにダウンロードできると思います。

iPhoneの容量の大半を占めているのは「写真」「動画」「アプリ」「システムデータ」です。この4つのデータを削除や別の端末へ保存するなど整理すれば十分な空き容量を確保できると思います。

iPhoneの容量を空ければ、待機中が解除され、正常にダウンロードが始まります。

写真や動画の削除方法がわからない方向けに、データの削除と完全削除方法を丁寧に画像つきで解説した記事がありますので、方法がわからない方はそちらをご参考にしてください。

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iPhoneを強制再起動してみる

ここまでで紹介した方法を試して「待機中…」が全く治らないのであれば、iPhoneの本体に不具合が発生している可能性が高いです。

iPhoneの不具合により、クイックスタート後にiPhoneのアプリが待機中のまま進まない場合は、強制再起動をしてあげるといいです。

iPhoneの機種によって、強制再起動の方法が違いますので、別の記事でiPhoneの強制再起動について詳しく解説していますので、そちらを確認してください。

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もしクイックスタートに失敗したらどうしたらいいの?

iPhoneのクイックスタートは、簡単にデータ移行できるので、機種変更の時に大変便利です。

しかし、クイックスタートも100%正常にデータ移行できるとは限りません。もちろん、通常なら100%できるはずなのですが、予期せぬバグや不具合が発生すると正常にデータ移行できない場合があります。

クイックスタート前に事前にバックアップとらなけらばいけなかったの?なんかクイックスタート失敗したけどどうしたらいいの?という方は別の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。

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まとめ

iPhoneのクイックスタートをしてデータ移行を行った際に、アプリが待機中と表示されたまま、まったく動かないときの原因と解決方法についてお話させていただきました。

本来であれば、待機中はWi-Fiにつないでいる状態で10分~20分ぐらい放置しておけば、だいたいアプリのダウンロードは終了します。

しかし、いつまで経っても待機中のまま先に進まない。

そんなときは、本記事で紹介させていただいた解決方法を参考にトライしてみて下さい。

あなたのiPhoneライフに、少しでもお役立ちできる情報の1つとして、本記事の内容が役立てば幸いです。

簡単まとめ

  • iPhoneのクイックスタート後にアプリが待機中のまま動かない原因は「iPhoneのソフトウェアのiOSが原因がある」「アプリ自体に原因がある」「あなたのiPhoneの容量に原因がある」「あなたのiPhoneの通信環境に原因がある」「iPhoneの設定である機能制限や低電力モードに原因がある」など大きく分けて5つの原因があります。
  • クイックスタート後にアプリが待機中のまま動かない時の解決方法は「ネットワーク環境を見直す」「iPhoneの機能制限や低電力モードなどの設定を変える」「待機中のアプリのダウンロードをキャンセルして止めてみる」「Apple IDをサインアウトして再度サインインしてみる」「iPhoneの容量を確認していっぱいだったら容量を空ける」「iPhoneを再起動する」です。

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