ショートカットは元のファイルではなく、置き場所を書き留めた入口です
よく使うExcelのファイルを、デスクトップからすぐ開けるようにしたい。そう思って「エクセル ショートカット 作成」と検索して、このページを開いてくださった方が多いと思います。作り方そのものは、慣れてしまえば十秒ほどで終わる、とても簡単な操作です。
ただ、作り方だけを覚えて安心してしまうと、あとになって手が止まることがあります。「ショートカットを消したら、中の表まで消えてしまうのでは」「元のファイルを別のフォルダーに片づけたら、もう開けなくなるのでは」。LINEでのご相談でも、こうした不安を伺うことがあります。もったいないのは、その不安のせいでショートカットを作らないまま、毎回フォルダーを何段もたどって開いている方がいらっしゃることです。
そこでこの記事では、作り方を先に片づけたうえで、作ったあとに実際に何が起きるのかを、当サイトの実機で条件を一つずつ変えながら測った結果としてお伝えします。重心は後半にあります。基本の作り方だけを知りたい方は前半でお帰りいただいて構いませんし、Microsoftのサポートページ「Office のプログラムまたはファイルのデスクトップ ショートカットを作成する」にも基本の手順は案内されています。この記事にしかないのは、その先です。
検証に使ったのは、Windows 11 バージョン 24H2(ビルド 26100.8875)と、Excel Home & Business 2019(32ビット版・バージョン 16.0.19127.20302)が入ったパソコンです。作業はすべて C:\temp\kensho の下に専用のフォルダーを作って行いました。検証は2度に分けて行っており、1度目が excel_shortcut、2度目が excel_shortcut2 です。それぞれで何を確かめたのかは、このあとの実験の説明で書きます。
まず、いちばんの結論からお伝えします。ショートカットは元のファイルの分身ではなく、元のファイルがどこに置いてあるかを書き留めただけの、まったく別の小さなファイルです。この一行が頭に入っていると、このあとの話はほとんど自分で説明がつくようになります。

ショートカットと元のファイルの大きさを実際に測ってみました
言葉で「別のファイルです」と言われても、なかなか実感がわかないと思います。そこで当サイトでは、Excelのファイルと、そこから作ったショートカットの両方の大きさを、実際に測ってみました。
用意したのは、表を入れた 売上集計.xlsx というExcelファイルと、そこから作った 売上集計 - ショートカット です。測った結果は、元のExcelファイルが8,714バイト、ショートカットが932バイトでした。バイトというのはファイルの大きさを表す単位で、数字が大きいほど中身が詰まっていると考えてください。ショートカットのほうは、1キロバイトにも満たない、ごく小さなファイルにすぎません。中に表が入っていないからです。
| 比べたところ | ショートカット | 元のExcelファイル |
|---|---|---|
| 名前 | 売上集計 – ショートカット | 売上集計.xlsx |
| この検証で測った大きさ | 932バイト (置き場所の文字数ぶん増減します) |
8,714バイト |
| 中に入っているもの | 元のファイルの置き場所を書いた文字列 アイコンの情報など |
入力した表のデータそのもの |
| これだけを消したとき | 元のファイルは8,714バイトのまま残った (2度目の検証の中で確認) |
表そのものが失われる |
ここで一つ注意していただきたいのが、ショートカットの大きさはいつでも932バイトというわけではない、という点です。ショートカットの中身は元のファイルの置き場所を書いた文字列ですから、フォルダーの階層が深く、名前が長いほど、そのぶん大きくなります。置き場所の文字数ぶん増減する、と考えてください。数字そのものより、1キロバイトにも満たない、元のファイルとは桁が違う小さなファイルだ、という点を覚えておいてください。
そしてもうひとつ、後半で説明する2度目の検証の中で確かめたことがあります。ショートカットのほうだけを削除して、そのあと元のExcelファイルを調べ直しました。ショートカットは無くなっていましたが、元のExcelファイルはそのままそこにあり、大きさも8,714バイトのままでした。ショートカットを削除しても、元のExcelファイルは消えません。
この点は、Microsoftの開発者向け技術情報のシェルリンクのページにも書かれています。そこには『リンク ファイルを削除しても、対応するオブジェクトは影響を受けません。』とあります。少し硬い言い方ですが、リンク ファイルというのがショートカットのこと、対応するオブジェクトというのが元のファイルのことです。公式に書いてあることを、当サイトでは実際の数字で裏づけた、という形になります。
アイコンの左下にある小さな矢印がショートカットの目印です
デスクトップに並んでいるアイコンを見て、これが本体なのかショートカットなのか分からなくなることがあります。見分け方はとても簡単で、アイコンの左下に小さな曲がった矢印が重ねて表示されていれば、それがショートカットです。矢印が付いていなければ、そこにあるのがファイルの本体です。
もうひとつ、確実な確かめ方があります。ショートカットを右クリックして「プロパティ」を選び、「ショートカット」タブを開くと、そのショートカットがどこを指しているのかが、そのまま文字で表示されます。この記事の後半では、この画面を「ショートカットが今どこを覚えているかを見るための窓」として使います。リンク先を確認したり書き換えたりする操作そのものについては、当サイトのWindows 11でショートカットのリンク先を確認・変更する方法で手順を説明していますので、そちらをご覧ください。
Excelファイルのショートカットをデスクトップに作る手順
ここからが作り方です。よく使うExcelのファイルをデスクトップから一発で開けるようにする方法は、大きく分けて二通りあります。どちらでも同じものができますので、やりやすいほうで構いません。
「送る」から作る方法がいちばん迷いにくい手順です
もっとも確実なのが、右クリックの「送る」を使う方法です。ファイルの置き場所を動かさずに、デスクトップにだけ入口を増やせます。
- デスクトップに置きたいExcelのファイルを、フォルダーの中に表示します。
- そのファイルの上で右クリックします。
- Windows 11 の場合は、出てきた短いメニューのいちばん下にある「その他のオプションを確認」をクリックします。
- 項目が縦にたくさん並んだメニューに切り替わったら、「送る」にマウスの矢印を合わせます。
- 右側に開いた一覧の中から「デスクトップ (ショートカットを作成)」をクリックします。
- デスクトップに、同じ名前のうしろに「- ショートカット」が付いたアイコンができます。
手順3が、Windows 11 でつまずきやすいところです。Windows 11 では右クリックで最初に出るメニューが短くまとめられていて、その中に「送る」がありません。昔のWindowsと同じ長いメニューを出すために、いったん「その他のオプションを確認」を選ぶ必要があります。Windows 10 をお使いの場合は、この手順3は不要で、右クリックしたらすぐ「送る」が見つかります。
ここで「メニューに送るが見当たらない」と感じて手が止まる方が少なくないのですが、それはお使いのパソコンの不調ではなく、Windows 11 の作りがそうなっているだけです。安心してください。
できあがったショートカットの名前は、あとから自由に変えられます。「- ショートカット」の部分が邪魔だと感じたら、アイコンを右クリックして「名前の変更」を選び、好きな名前に直して構いません。ショートカットの名前を変えても、元のファイルの名前は変わりません。名前と中身は別のものだからです。
右ボタンでドラッグして作る方法も覚えておくと早いです
フォルダーとデスクトップが両方見えている状態なら、運んで作るほうが早い場合があります。ここで大事なのは、マウスの左ボタンではなく右ボタンを押しながら運ぶことです。
- フォルダーの窓を小さくして、うしろのデスクトップが見える状態にします。
- 目的のExcelファイルの上で、マウスの右ボタンを押したままにします。
- 押したまま、デスクトップの空いているところまで動かします。
- デスクトップの上で右ボタンから指を離します。
- 小さなメニューが出てくるので、「ショートカットをここに作成」をクリックします。
右ボタンで運ぶと、指を離したときに「ここにコピー」「ここに移動」「ショートカットをここに作成」の三つが選べる形で出てきます。自分で選べるので、間違いが起きにくいのが利点です。
左ボタンでドラッグすると、ショートカットではなく移動になります
ここは初心者の方がやってしまいがちな事故です。ふだんの感覚で左ボタンを押したままファイルをデスクトップへ運ぶと、ショートカットは作られません。同じドライブの中であればファイルそのものが移動し、元のフォルダーからは消えてしまいます。
「デスクトップにショートカットを作ったつもりだったのに、いつものフォルダーからファイルが無くなっていた」というご相談は、この操作が原因になっていることがあります。慌てて探し回る前に、まずデスクトップを見てください。そこにあるアイコンの左下に矢印が付いていなければ、それはショートカットではなく、運ばれてきたファイルの本体です。
戻し方も簡単で、そのアイコンを右ボタンで元のフォルダーへ運び直し、「ここに移動」を選べば元どおりになります。慌ててもう一度作り直したり、新しく作り直したりする必要はありません。
| 作り方 | 向いている場面 | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| 右クリックの「送る」から作る | フォルダーだけを開いて作業しているとき 操作に自信がないとき |
Windows 11 は「その他のオプションを確認」を先に押す |
| 右ボタンで運んで作る | フォルダーとデスクトップが両方見えているとき | 指を離したあとのメニューで選び間違えない |
| 左ボタンで運ぶ | ショートカット作りには使えない | 同じドライブ内ではファイルそのものが移動する |
フォルダーのショートカットもまったく同じ手順で作れます
ここまではExcelのファイルを例にしてきましたが、ファイルではなくフォルダーでも操作はまったく同じです。よく使うフォルダーを右クリックして「その他のオプションを確認」から「送る」を開き、「デスクトップ (ショートカットを作成)」を選べば、デスクトップからそのフォルダーを一発で開けるようになります。
ファイルを一つひとつデスクトップに並べていくと、かえって探しにくくなります。「請求書」「写真」のように、まとまりのあるフォルダーごと入口を作るほうが、結果としてすっきりすることが多いと思います。Excelのファイルにかぎらずデスクトップにショートカットを置く方法を一通り知りたい方はWindows 11でデスクトップにショートカットを作成する方法を、デスクトップではなく画面下の帯に置きたい方はWindows 11でタスクバーにショートカットを追加する方法をご覧ください。この記事では、Excelのファイルのショートカットが作ったあとにどう振る舞うか、という一点に話を絞ります。
ここからは条件を1つだけ変えて続けて測った実験の報告です
後半に入ります。ここから先は、当サイトが実際にパソコンを操作して測った結果です。読んでくださる方に信じていただくためには、どういう測り方をしたのかを先にお見せするのが筋だと思いますので、実験の組み立てから書きます。
使ったExcelファイルは 売上集計.xlsx の1つだけです。置き場所として「書類」「保管」「デスクトップ代わり」という3つのフォルダーを用意し、元のファイルは「書類」に、ショートカットは「デスクトップ代わり」に置きました。移動の実験で運び先が要るので、フォルダーは3つ必要でした。ファイルは1つ、置き場所は3つのフォルダーという組み立てだとお考えください。ファイル名まで測るたびに変えてしまうと、結果が変わったときに何が効いたのか分からなくなるので、ファイルは通して同じものを使っています。
もうひとつ、正直に書いておきます。この検証は、同じ組み立てで2度に分けて行いました。1度目は C:\temp\kensho\excel_shortcut で、プロパティ画面の確認と、あとで出てくる2種類のエラー画面の撮影をしました。2度目は C:\temp\kensho\excel_shortcut2 で、開くまでの時間を細かく測り直しました。1度目は1秒に1回しか画面を見ていなかったため「およそ2秒」としか言えず、それでは粗すぎたからです。2度目は50ミリ秒ごとに見ています。この記事に出てくる秒数は、すべて2度目の測り直しの値です。
測った順番は次のとおりです。
| 順番 | やったこと | 結果 | どちらの検証か |
|---|---|---|---|
| 1 | 何も変えず、同じ条件で3回続けて開く(比べるための基準) | 開いた(1.691秒 / 1.640秒 / 1.678秒) | 2度目 |
| 2 | ショートカットだけを削除して、元のファイルを調べる | ショートカットは消え、元のファイルは8,714バイトのまま残った | 2度目 |
| 3 | (次を測るためにショートカットを作り直した) | 準備の作業 | 2度目 |
| 4 | 元のファイルを同じドライブの「保管」フォルダーへ移動して開く | 開いた(1.739秒) | 2度目 |
| 5 | さらに元のファイルの名前を変えて開く | 開いた(1.727秒) | 2度目 |
| 6 | (名前を「売上集計.xlsx」に戻し、「書類」フォルダーへ戻し、ショートカットを作り直した) | 次の2つを同じ条件で比べるための準備 | 1度目・2度目とも |
| 7 | 元のファイルをごみ箱に入れて開く | 開かず、ボタンが3つの画面が出た | 1度目 |
| 8 | ごみ箱から元に戻して開く | また開いた | 1度目 |
| 9 | 元のファイルを完全に削除して開く | 開かず、ボタンが2つの画面が出た | 1度目 |
3番目と6番目は、測定ではなく準備の作業です。とくに6番目を隠さずに書いておきたいと思います。5番目までで元のファイルは名前も置き場所も変わってしまっているので、そのまま7番目と9番目に進むと、ごみ箱に入れた場合と完全に消した場合とで条件がずれてしまいます。そこで、いったん最初の名前と最初のフォルダーに戻し、ショートカットも作り直してから、この2つを比べました。
いちばん最初に、何も変えていない状態で開くことを3回確かめているところも大事です。ここが通らないうちに次へ進むと、開かなかったときに「条件のせいなのか、そもそも仕掛けが壊れていたのか」が分からなくなります。
そして7番目と9番目、つまりごみ箱に入れた場合と完全に消した場合は、同じフォルダーの同じ名前のファイルを使い、開き方も同じにしたまま、消し方だけを変えて続けて測りました。この二つを比べたかったので、それ以外はすべてそろえてあります。表のいちばん右の列に書いたとおり、7番目から9番目の結果と、この記事に載せている2つのエラー画面の写真は、いずれも1度目の検証のものです。2度目は5番目までを測り、そのあとのリセットまでを記録して終えています。
時間の測り方についても書いておきます。ここでいう秒数は、ショートカットを開くようWindowsに頼んでから、Excelのウィンドウが画面に出るまでの時間です。表の中身が完全に表示しきるまでの時間ではありません。
もうひとつ正直にお伝えしておくことがあります。今回の「開く」という操作は、マウスでダブルクリックしたのではなく、プログラムからWindowsに「このショートカットを開いてください」と頼む方法で行いました。エクスプローラーの画面をマウスでダブルクリックした場合もまったく同じ結果になるかどうかは、今回の測り方では確かめていません。ここから先の結果は、その条件の下でのものとしてお読みください。
元のファイルを移動しても名前を変えても、ショートカットは開けました
ここがこの記事の中心です。ショートカットについていちばん多い心配は、「元のファイルを動かしたら切れてしまうのか」という点だと思います。世の中の解説には「移動したり名前を変えたりすると機能しなくなるので、ショートカットは作り直したほうがスムーズです」と書かれているものもあります。
今回の実験では、そうはなりませんでした。結果を並べます。
| 何をしたあとに開いたか | Excelは開いたか | ウィンドウが出るまでの時間 | そのあとショートカットが覚えていた場所 |
|---|---|---|---|
| 何もしない(比べるための基準・3回) | 3回とも開いた | 1.691秒 1.640秒 1.678秒 |
C:\temp\kensho\excel_shortcut2\書類\売上集計.xlsx |
| 同じドライブの別フォルダー「保管」へ移動 | 開いた | 1.739秒 | C:\temp\kensho\excel_shortcut2\保管\売上集計.xlsx |
| さらに名前を「売上集計_2026年版.xlsx」に変更 | 開いた | 1.727秒 | C:\temp\kensho\excel_shortcut2\保管\売上集計_2026年版.xlsx |
同じドライブの中で移動しても、そのあと名前を変えても、ショートカットはそのまま開きました。時間のほうも見てみます。何も変えずに3回測った基準が1.640秒・1.678秒・1.691秒、移動したあとが1.739秒、名前を変えたあとが1.727秒でした。移動したあとと名前を変えたあとの値は、どちらも基準の3回すべてよりわずかに大きい値です。ただし、この2つは1回ずつしか測っていません。ですので、速くなったとも遅くなったとも判断はできません。今回の測り方で言えるのは、どの条件でも1.6秒から1.8秒のあいだにExcelのウィンドウが出て、待たされる感じはまったく無かった、ということだけです。
ですので、元のファイルを別のフォルダーに片づけたからといって、あわててショートカットを作り直す必要はありませんでした。ここで大事なのは「同じドライブの中で」という条件です。今回の検証機は内蔵のドライブがC:しかなく、USBメモリなど別のドライブへ移した場合は試せていません。その話は後半の「確かめられなかったこと」でまとめてお伝えします。
作り直しをすすめる説明が間違いだと申し上げたいのではありません。当サイトが測ってみたらこうだった、というご報告です。
プロパティを開いてキャンセルしただけでは古い場所のままでした
この実験では、もう一つ面白いことが分かりました。上の表のいちばん右の列を、もう一度見てください。ショートカットが覚えている場所そのものが、移動した先や新しい名前に変わっています。
順を追って説明します。ここは1度目の検証で確かめた部分です。まず、元のファイルを「保管」フォルダーへ移した直後に、エクスプローラーでショートカットのプロパティ画面を開き、リンク先の欄に何が入っているかを取り出しました。そこに入っていたのは C:\temp\kensho\excel_shortcut\書類\売上集計.xlsx、つまり移動する前の古い場所のままでした。画面では欄の幅の都合で先頭が隠れて見えていますが、取り出した文字列はこのとおりです。その下の「作業フォルダー」も C:\temp\kensho\excel_shortcut\書類 のままでした。
そのうえで、この画面は[OK]を押さずに閉じました。そしてもう一度ショートカットに保存されている文字列を読み出しましたが、まだ古い場所のままでした。ところが、そのあとショートカットを開く操作をしてExcelが立ち上がったあとに読み出すと、保存されている場所が新しい「保管」フォルダーへ書き換わっていました。
つまり、書き換えが起きたのは開いたときで、プロパティ画面を開いて眺め、[OK]を押さずに閉じただけでは書き換わりませんでした。ここは条件を正確に書いておきます。当サイトが確かめたのは、この「開いて、[OK]を押さずに閉じた」場合だけです。プロパティ画面で[OK]や[適用]を押した場合にどうなるかは測っていません。いずれにせよ、移動したあとにプロパティを開いて「リンク先が古いままだ」と気づいても、それだけで壊れていると判断する必要はない、ということになります。

- 今回の実験で場所が書き換わったのは、ショートカットを開いたときでした。プロパティ画面を開いて[OK]を押さずに閉じただけでは、古い場所のままでした。
- ですので、移動したあとにプロパティのリンク先が古いままでも、一度開いてみるまでは切れていると決めつけないでください。
公式が仕組みとして書いていることを、実機で起きるところまで確かめました
ここは正直に書いておきたいところです。この「開いたら書き換わる」という動きは、当サイトが見つけた未知の現象ではありません。Microsoftの開発者向け技術情報に、仕組みとしてきちんと説明があります。
まず、シェルリンクのページには『ショートカットの作成後にドキュメントを移動または名前変更すると、ユーザーが次回ショートカットを選択したときに、ショートカットの更新が試行されます。』とあります。そして IShellLink::Resolve のページには、リンクを解決する仕組みの説明として『成功し、次の条件が満たされた場合、リンク オブジェクトが読み込まれたファイルは、リンク オブジェクトの新しい状態を反映するように更新されます。』と書かれ、その直後に三つの条件が並んでいます。
『SLR_UPDATE フラグが設定されています。』
『ターゲットが移動または名前変更され、新しいターゲットを参照するように Shell リンク オブジェクトの内部状態が更新されました。』
『シェル リンク オブジェクトは、IPersistFile を介してファイルから読み込まれました。』
三つ目については一言だけ補足します。公式ページでは、この文の読点の前にリンクの都合で空白が入った状態で表示されています。この記事ではその空白を詰めて引用しました。
そのSLR_UPDATEというものについても、同じページに『リンク オブジェクトが変更された場合は、そのパスと識別子の一覧を更新します。』と説明されています。つまり、決められた条件がそろえばショートカットのファイル自体が更新される、というのは公式に書かれている設計です。
では当サイトは何をしたのか。公式が説明しているのは、あくまで開発者向けの仕組みの話です。ふだんパソコンを使っている人から見て、実際にどれくらいの速さで開くのか、書き換わった文字列が具体的にどうなるのか、プロパティを開いて閉じただけの場合はどうなのかまでは書かれていません。当サイトがお見せしたのは、その部分です。開けた、待たされる感じはまったく無かった、覚えている場所は「保管」フォルダーの新しい名前に変わっていた、プロパティを開いて[OK]を押さずに閉じただけでは変わらなかった。実際に手を動かして見えたところを、そのまま並べています。
元のファイルが見つからないとき、当サイトの実機では2種類の画面が出ました
では、元のファイルが無くなってしまったときはどうなるのか。ここが今回いちばん報告したかったところです。
同じフォルダーの同じファイル、同じ開き方のまま、消し方だけを変えて続けて測ったところ、出てきた画面が違いました。ごみ箱に入っている場合と、完全に消えている場合とで、文章もボタンの数も別のものになります。
元のファイルがごみ箱にあるときはボタンが3つの画面が出ました
まず、元のファイルをふつうに削除した場合、つまりごみ箱に入っている状態でショートカットを開こうとしたときです。出てきた画面のタイトルは「ショートカット エラー」で、本文はこう書かれていました。
『このショートカットが参照する項目』に続けてファイル名(売上集計.xlsx)が引用符付きで表示され、そのあとに『は、削除されていますが、ごみ箱から復元できる可能性があります。』
『ファイルを復元するか、このショートカットを削除するか選択してください。』
そして下に並んでいるボタンは[元に戻す][削除][キャンセル]の三つです。文章の中に、はっきり「ごみ箱」という言葉が出ています。文面から見ると、Windowsはごみ箱の中まで確認したうえでこの画面を出しているようです。いずれにせよ、この画面が出たなら、元のファイルはまだ助かります。

元のファイルが完全に消えているときはボタンが2つの画面が出ました
次に、同じファイルをごみ箱にも残さず完全に消してしまった場合です。同じように開こうとすると、やはり「ショートカット エラー」という画面が出ますが、文章がまったく違いました。
『このショートカットは、リンク先の』に続けてファイル名(売上集計.xlsx)が引用符付きで表示され、そのあとに『が変更または移動されているので、正しく機能しません。』
『このショートカットを削除しますか?』
ボタンは[はい][いいえ]の二つだけです。ごみ箱という言葉はどこにもなく、復元の話も出てきません。かわりに、このショートカットを削除するかどうかを聞かれます。もう元のファイルは見つからないので、行き先を失った入口のほうを片づけますか、という問いかけです。

| 元のファイルの状態 | 画面に出た文章 | ボタン | 読み取れること |
|---|---|---|---|
| ごみ箱の中にある | 『このショートカットが参照する項目』+ファイル名+『は、削除されていますが、ごみ箱から復元できる可能性があります。』 『ファイルを復元するか、このショートカットを削除するか選択してください。』 |
[元に戻す] [削除] [キャンセル] |
元のファイルはまだ助かる |
| 完全に消えている | 『このショートカットは、リンク先の』+ファイル名+『が変更または移動されているので、正しく機能しません。』 『このショートカットを削除しますか?』 |
[はい] [いいえ] |
元のファイルは見つからない |
なお、実際の画面ではボタンの文字にキーボード操作用の記号が付いていて、「元に戻す(R)」「削除(D)」「はい(Y)」「いいえ(N)」と表示されます。この記事では読みやすさを優先して、かっこの部分を省いて書いています。
この違いは、実際に困っている場面ではとても役に立ちます。ボタンが三つ出て「ごみ箱」という言葉が見えたなら、まだ元のファイルは残っています。ボタンが二つで、削除しますかと聞かれているなら、ごみ箱にも無い状態です。画面を読むだけで、自分が今どちらの状況にいるのかが分かるわけです。
公式に書かれていることと、この記事が言えることの線引き
ここで、独自性を大きく言いすぎないように、線を引いておきます。
まず、ボタンが二つの画面、つまり「解決できないときにショートカットの削除を提案してくる」という動きそのものは、公式に書かれています。IShellLink::Resolve のページに SLR_OFFER_DELETE_WITHOUT_FILE という設定があり、『ショートカットがファイルへのショートカットではない場合でも、このメソッドが解決できない場合にショートカットを削除するオプションを提供します。』と説明されています。Windows 7 以降とも明記されています。ですので、こちらは当サイトが見つけたことではありません。
一方で、当サイトが確認した公式の三つのページ、つまりシェルリンク、IShellLink::Resolve、分散リンク追跡とオブジェクト識別子には、ごみ箱についての記述は見当たりませんでした。この記事で独自と言えるのは、元のファイルがごみ箱にある場合に、Windowsがそれを見分けて「ごみ箱から復元できる可能性があります」と伝え、[元に戻す]を含む3つのボタンを出す、という一点だけです。日本語で検索した範囲でも、この文面をそのまま扱った解説は見つけられませんでした(2026年7月時点)。逆に言えば、それ以外の部分は公式で説明がつきます。
もう一つ、公式と実機で見え方が違うところがあります。シェルリンクのページには『それでも一致するものが見つからない場合は、ユーザーに場所の入力を求めるダイアログ ボックスが表示されます。』とあり、IShellLink::Resolve のページにも『両方の方法が失敗した場合は、ユーザーに場所の入力を求めるダイアログ ボックスが表示されます。』と書かれています。つまり公式の説明では、ファイルの場所を自分で教えてくださいという画面が出ることになっています。ところが当サイトの実機では、ごみ箱にある場合も完全に消えている場合も、場所を尋ねられることはありませんでした。
| 公式に書かれていること | 当サイトの実機で起きたこと |
|---|---|
| 『両方の方法が失敗した場合は、ユーザーに場所の入力を求めるダイアログ ボックスが表示されます。』 | 場所は一度も尋ねられず、2種類の「ショートカット エラー」のどちらかが出た |
| 『ショートカットがファイルへのショートカットではない場合でも、このメソッドが解決できない場合にショートカットを削除するオプションを提供します。』 | 完全に消したときは、まさに削除を尋ねる2つのボタンの画面が出た |
| 『ショートカットの作成後にドキュメントを移動または名前変更すると、ユーザーが次回ショートカットを選択したときに、ショートカットの更新が試行されます。』 | 移動後も改名後も、待たされる感じなくそのまま開き、覚えている場所も新しいものへ書き換わっていた |
| 『リンク ファイルを削除しても、対応するオブジェクトは影響を受けません。』 | ショートカットだけを消しても、元のExcelファイルは残った |
どちらが正しいという話ではありません。公式の技術情報は、プログラムを作る人に向けて、機能の既定の動きを説明したものです。一方この記事が書いているのは、ふつうにパソコンを使っている人の画面に何が出たか、という観測です。見ている場所が違えば、見える画面も違ってきます。公式に書いてある画面と自分の画面が違っても、間違った操作をしたわけではありません。この記事では実機に出たものをそのまま載せ、公式の説明も、それはそれとして残しておきます。

ここまでの結果を、条件ごとに一覧にしておきます。この一覧は4行とも、同じドライブの中で、プログラムから開く方法で試した結果です。
| 元のファイルにしたこと | ショートカットを開こうとすると | そのあとどうすればよいか |
|---|---|---|
| 同じドライブの中で別のフォルダーへ移動した | 開いた(1.739秒) | そのまま使える。作り直し不要 |
| 同じドライブの中でファイル名を変えた | 開いた(1.727秒) | そのまま使える。作り直し不要 |
| 削除してごみ箱に入っている | ボタンが3つの画面が出た | ごみ箱を開いて自分で元に戻す |
| 完全に消してしまった | ボタンが2つの画面が出た | 元のファイルが無いので入口も作り直し |
| ショートカットのほうだけを消した | 該当なし | 元のファイルは無事。もう一度作ればよい |
ごみ箱から元に戻せば、同じショートカットがそのまま使えました
ボタンが三つ出る画面、つまり元のファイルがごみ箱にある状態になったとき、どうすればよいのか。ここも、ひとつ前の2種類の画面と同じ1度目の検証の中で確かめました。
ごみ箱に入っている元のExcelファイルを、ごみ箱側の「元に戻す」で復元し、そのあとで、前から置いてあった同じショートカットを開いてみました。結果は、同じショートカットがそのままExcelを開きました。新しく作り直す必要はありませんでした。
これは考えてみれば当たり前のことです。ショートカットは元のファイルの置き場所を覚えているだけですから、その置き場所にファイルが戻ってくれば、また元どおり案内できます。ショートカットのほうが壊れていたわけではないのです。
- デスクトップにある「ごみ箱」をダブルクリックして開きます。
- 戻したいファイルの名前を一覧の中から探して、一回クリックして選びます。
- 上の帯にある「元に戻す」をクリックします。
- ファイルがもとあったフォルダーへ戻ります。
- デスクトップのショートカットをダブルクリックして、開くことを確かめます。
ごみ箱の中でファイルが見つけにくいときは、ごみ箱の窓の中で「元の場所」の列を見てください。どのフォルダーから消したものかが書いてあるので、同じ名前のファイルがいくつもあるときの区別に使えます。
実機で確かめられなかったことは、そのままお伝えします
今回の検証では、どうしても確かめきれなかったことがあります。分かったことだけを並べて、分からなかったことを黙っているのは、読んでくださる方にとって不親切だと思いますので、正直に書いておきます。そのうえで、代わりになる確実な方法もお伝えします。
エラー画面の[元に戻す]を押したあとどうなるかは確定できませんでした
まず、当サイトが実際に試したことです。ボタンが三つ出る画面で、[元に戻す]のボタンを実際にマウスでクリックしました。押す前に、その座標が本当に[元に戻す]のボタンを指しているかどうかを確かめる手順も通しています。押した結果、画面は閉じました。
次に、確かめられなかったことです。そのあと20秒待って調べましたが、ごみ箱のファイルは元の場所に戻っておらず、Excelも開きませんでした。ただし、このときのショートカットの開き方が、ふだんの操作、つまりエクスプローラーからのダブルクリックではなく、プログラムから頼む方法だったという事情があります。その影響を取り除けていないため、このボタンを押しても復元されないと断定することはしません。今回の測り方では確定できなかった、というのが正確なところです。公式の三つのページにも、このボタンの説明や、押した結果についての記述は見当たりませんでした。
もうひとつ、うまく測れなかった回についても書いておきます。別の検証で、元のファイルを削除したあとにショートカットを開く測定をしたとき、そのときの起動方法では画面をうまく捕まえられず、結果を記録できませんでした。この記事に載せているダイアログは、そのあと方法を整えて測り直したものです。
そのうえで、代わりになる確実な方法をお伝えします。これは一般的な使い方としての補足で、出どころは当サイトの実測です。困ったときは、この画面のボタンに頼らず、いったん[キャンセル]で画面を閉じて、ごみ箱を開いて自分で「元に戻す」を選んでください。その方法であれば、同じショートカットがそのまま使えることを実機で確認しています。ひとつ前の章に書いたとおりです。
別のドライブへ移した場合は、この検証機では確かめられませんでした
もうひとつ確かめられなかったのが、USBメモリや外付けハードディスクなど、別のドライブへ元のファイルを移した場合です。今回の検証に使ったパソコンは、内蔵のドライブがC:しかなく、別のドライブへ移す状況そのものを作れませんでした。ですので、この記事に書いた「移動しても開けた」という結果は、すべて同じC:ドライブの中で動かした場合の話です。
ここから先は、当サイトの実測ではなく、Microsoftの公式ページに書かれていることの引用です。分散リンク追跡とオブジェクト識別子のページには、リンク追跡の制限について次の2文があります。
『分散リンク トラッキング サービスは NTFS ファイル システムでのみ使用可能であり、NTFS 3.0 以降のリンク ソースでのみ使用できます。』
『したがって、リンク ソースが FAT ファイル システム ボリュームに移動されると、追跡情報は失われます。』
同じページには『リムーバブル メディア上のファイルへのリンクは保持されません。』とも書かれています。リムーバブル メディアというのは、USBメモリのように取り外せる記録装置のことです。NTFSやFATというのは、ドライブの中でファイルを管理する方式の名前で、USBメモリはFATという古い方式で使われていることが多く、その場合は追いかけるための情報が失われる、ということになります。
ここからは一般的な使い方としての補足です。実用の面でまとめると、USBメモリに入れたExcelファイルのショートカットをデスクトップに作るのは、あまりおすすめできません。USBメモリを挿し直したときに、パソコンが付ける記号が前回と変わってしまうこともあるからです。USBメモリの中のファイルをよく使うのであれば、まずパソコンの中の「ドキュメント」などへコピーして、そのコピーのほうにショートカットを作るほうが安心です。
よくある質問
ショートカットを削除すると、元のExcelファイルも消えますか
消えません。ショートカットは元のファイルの置き場所を書き留めただけの別のファイルで、今回の検証でも932バイトしかありませんでした。実際にショートカットだけを消してみても、元のファイルは8,714バイトのまま残っていました。公式にも『リンク ファイルを削除しても、対応するオブジェクトは影響を受けません。』と書かれています。
ですから、デスクトップを片づけたいときは遠慮なく消して構いません。もう一度、右クリックの「送る」から作り直せば済みます。消し方そのものに迷ったときは、当サイトのWindows 11でショートカットを削除する方法もあわせてご覧ください。
元のファイルを別のフォルダーへ移したら、ショートカットは作り直しですか
同じドライブの中で移しただけなら、今回の検証では作り直しは要りませんでした。移動後も1.739秒で開き、そのとき覚えている場所も新しいフォルダーへ書き換わりました。
ただしこれは、C:ドライブの中で動かした場合の結果です。USBメモリなど別のドライブへ移した場合は、この検証機では確かめられていません。公式には、リムーバブル メディア上のファイルへのリンクは保持されないと書かれています。
ファイル名を変えたらショートカットは切れますか
今回の検証では切れませんでした。移動したうえでさらに名前を変えたショートカットも、1.727秒で開いています。開いたあとには、覚えている名前も新しいものに書き換わっていました。
ただ、元のファイルの名前を変えてもショートカットの表示名は元のままですので、見た目と中身がずれます。分かりにくいと感じたら、ショートカットの名前も同じように変えておくと迷いません。
ショートカットのアイコンに矢印が付いているのはなぜですか
それがショートカットである目印だからです。左下に小さな曲がった矢印があれば、そこにあるのは入口で、ファイルの本体は別の場所にあります。矢印が無ければ本体です。
デスクトップにあるアイコンを消してよいかどうか迷ったときは、まずこの矢印を見てください。矢印があれば入口を消すだけなので、中身は無事です。矢印が無ければ、それを消すと中身も一緒にごみ箱へ入ります。
ダブルクリックしたら「ショートカット エラー」と出ました
元のファイルが見つからない状態です。ボタンが三つあり文中に「ごみ箱」と書かれていれば、ごみ箱に残っています。ボタンが二つで削除しますかと聞かれていれば、完全に消えています。
三つのボタンが出た場合は、その画面ではいったん[キャンセル]を押して、ごみ箱を開いて自分で「元に戻す」を選ぶのが確実です。この方法なら、同じショートカットがそのまま使えることを実機で確認しています。
プロパティのリンク先が古いままですが、壊れていますか
壊れているとはかぎりません。今回の検証では、元のファイルを移動した直後にプロパティを開き、[OK]を押さずに閉じた場合、リンク先は古い場所のままでした。それでも開く操作をしたらそのまま開き、そのあとで新しい場所に書き換わりました。
ですので、まず一度開いてみてください。それでも「ショートカット エラー」が出るようであれば、元のファイルが同じドライブの中に無い可能性があります。
まとめ
Excelのショートカットは、作り方そのものは右クリックの「送る」から数回のクリックで終わります。Windows 11 で「送る」が見つからないときは「その他のオプションを確認」を先に押す、という一点さえ知っていれば、つまずくところはほとんどありません。
そのうえで、この記事でお伝えしたかったのは、作ったあとに何が起きるかのほうです。同じファイルを使い、変える条件を一つずつにして続けて測った結果を、もう一度まとめておきます。いずれも同じドライブの中で、プログラムから開く方法で試したときの結果です。
- 元のファイルは8,714バイト、ショートカットは932バイトの別ファイルで、ショートカットだけを消しても元のファイルは8,714バイトのまま残りました。
- 何も変えずに3回測った基準が1.64秒から1.69秒、移動したあとが1.739秒、名前を変えたあとが1.727秒で、いずれもそのまま開きました。
- プロパティ画面を開いて[OK]を押さずに閉じただけでは、リンク先は古い場所のままでした。
- 元のファイルが見つからないときの画面は、ごみ箱にあるときはボタンが3つ、完全に消えているときは2つでした。
- ごみ箱から自分で元に戻せば、同じショートカットがそのまま使えました。
そして、言いすぎないように線を引いた部分も書いておきます。移動や改名のあとに書き換わる仕組みも、完全に消したときに削除を尋ねてくる動きも、公式に説明があります。この記事が独自に確かめられたのは、元のファイルがごみ箱にあるときだけ、Windowsがそれを見分けて復元をすすめ、3つのボタンの画面になる、という一点です。あわせて確かめたこととして、プロパティ画面を開いて[OK]を押さずに閉じただけでは保存されている場所が変わらないこと、開いたあとには新しい場所に書き換わっていることがあります。開くまでの時間の数値については、パソコンの機種や中身によって変わるものですので、この記事だけの発見として数えるつもりはありません。
確かめられなかったことも同じように残します。エラー画面の[元に戻す]ボタンを押したあとどうなるかは、今回の測り方では確定できませんでした。別のドライブへ移した場合も、この検証機では試せていません。この二つは断定せず、確実な代わりの方法と公式の記述をお伝えするにとどめました。
ショートカットは、パソコンを使いやすくするための小さな道具です。仕組みが分かってしまえば、消してしまっても、動かしてしまっても、慌てる場面はほとんどありません。安心して活用していただければと思います。
右クリックしても「送る」がどうしても出てこない、デスクトップに作ったつもりのアイコンがいつのまにか本体になっていて元の場所からファイルが消えた、開こうとしたら見慣れない「ショートカット エラー」が出てどのボタンを押していいか分からない。こうした場面は、文章だけではどうしても判断がつかないことがあります。今どんな画面が出ているのか、ボタンはいくつあるのか、アイコンの左下に矢印が付いているかどうか。それだけ教えていただければ、どこを押せばよいのかを一緒に確かめるところからお手伝いします。パソコンを触り始めたばかりで、専門の言葉が分からなくても大丈夫です。
出典・引用サイト
- シェル リンク(Microsoft Learn)
- IShellLinkA::Resolve メソッド(Microsoft Learn)
- 分散リンク追跡とオブジェクト識別子(Microsoft Learn)
- Office のプログラムまたはファイルのデスクトップ ショートカットを作成する(Microsoft サポート)
最終確認日 2026年7月27日/記事作成 uri uri


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