最近よく職場や関係会社の方々からお問い合わせを受けます。
ウィルスバスターって本当に必要なの?
本記事では、中小企業のセキュリティ担当者が回答していきたいと思います。
もちろん、専門用語は少な目かつ画像多めで、わかりやすく解説していきます。
ちなみに、本記事ではWindowsのパソコンに「ウィルスバスターは本当に必要なのか?」という点を深堀して解説していきますので、Macの方はごめんなさい。m(__)m
ウィルスバスターは本当に必要なのか?
結論、「必要な人」と「必要ない人」がいます。
ウィルスバスターの必要性を、忖度なしにお話した場合、ウィルスやセキュリティについての知識があれば必要ありません。
なぜなら、そもそもWindowsに搭載されているWindows Defender(Microsoft Defender)があれば、大体のセキュリティ対策はできていますので、ウィルスバスターなどのセキュリティソフトを購入する必要はないからです。
世界規模でセキュリティソフトのウィルスを検知する能力やブロック能力を調べている「AV-Comparatives」の調査結果では以下のような内容になっています。
上記の画像のグラフは、赤色がウイルスを防げなかったことを表しており、黄色はユーザーが自分でウイルスを入れてしまい防げなかったことを表しています。グレー色はしっかりとセキュリティソフトが機能してブロックしてくれたことを意味しています。
つまり、グレー色が多ければ多いほど、優秀なセキュリティソフトということになります。
ここで、注目していただきたいのが、Windows Defenderとウィルスバスターの結果です。
上記の画像を見ていただけるとわかるように、無料のWindows Defenderと有料のウィルスバスターを比較しても、そこまで違いはありません。ウィルスをブロックした精度としては、ウイルスバスターに若干劣ってはいるものの、そこまで違いはなく、むしろ良いサイトを誤って悪いサイトという風に認識してしまった誤検出の数で考えると、ウィルスバスターよりも精度が上です。そう考えると、ちょっと、ウィルスバスターは過保護すぎますね💦
一昔前では、Windows Defenderは簡易的なセキュリティソフトとしての位置づけで、ウィルスバスターやノートンと比べて機能面不安がありました。ですが、2022年の現在においては、Microsoft社がセキュリティ関連製品に大きく力を入れたことが影響し、他の有料セキュリティソフトにも引けを取らないぐらいの機能を持っています。もちろん、有料ソフトと比べると機能面で不足している部分も一部ありますが、悪質なサイトを見分ける知識や出所が不明で安全ではないフリーソフトをインストールしないなど、ウィルスやセキュリティに関する知識がある方は、Windows Defender(Microsoft Defender)があれば、事足りるのが現状です。
つまり、あなたのパソコンの使い方によってはWindows Defender(Microsoft Defender)で十分安全を確保出来ます。
では、逆にウィルスバスターが「必要な人」は、どのような人なのでしょうか。
下記の項目に1つでも当てはまるのであれば、ウィルスバスターの購入をした方が良いです。
ウィルスバスターを購入した方が良い人の特徴
- 他人の個人情報を扱う人
- 会社や企業の情報を扱う人
- 有害なサイトや詐欺サイトの見分けがつかない人
- アダルト系の広告が多いサイトを閲覧する人
- フリーソフトをダウンロードする人
上記の項目に1つでも当てはまる人は、Windows Defender(Microsoft Defender)よりも対策が強力なウィルスバスターやノートンなどのセキュリティソフトを入れておく方が安全性がグッと上がります。
ウィルスバスターとWindows Defenderを比較して、ウィルスバスターのメリットをあげると、多機能であることが最大の違いです。
つまり、Windows Defenderと比較してプラスアルファで機能が追加されている点が、ウィルスバスターの魅力です。
ウィルスバスターが、Windows Defenderよりも優れている点として、インターネットに不慣れな方がウィルスや詐欺の被害に合わないように、迷惑メールや有害なWebサイト広告をブロックして、未然に防いでくれる機能があります。Windows Defenderよりもウィルスバスターの方が早く検知して、一歩早く有害なサイトということを認識してブロックしてくれたりします。
最近流行しているフィッシング詐欺サイトやサポートセンターを装った詐欺サイトを検知して、警告画面を表示してくれる機能もウィルスバスターの良い点です。
また、Windows Defender(Microsoft Defender)にはない機能として、ウイルスバスターでは、保護するパソコンやモバイル端末の保護状況を端末上で定期的に確認することができます。会社や家庭でパソコンを複数台を管理する場合は、Windows Defenderでは一元管理ができないので、ちゃんとセキュリティが保護されているのか不安な時があります。その点、ウィルスバスターの方が優れていると言えます。自分は大丈夫と思っていても、あなたの身近な人が、ウィルスや詐欺サイトの危険に会わないとは限りません。しっかりと知っている人が、確認できる機能があった方が安全です。特に企業や会社目線で考えると、ウィルスバスターなどのある程度管理ができるセキュリティソフトを導入しておく方がリスクを軽減できます。最近では、個人情報や会社の部外秘の資料など、テレワークが多くなったので社外に持ち出して業務をするなんてことも増えたと思います。そんな時に、社員が誤って、悪質なサイトを閲覧してしまい、ウィルスに感染して外部に情報漏洩なんてしたら、損害賠償や法的に罰せられるなどの重たい責任を背負わされることになりかねません。
家族でパソコンを使っていた場合でも同じです。お子さんが訳も分からず、悪質なサイトを開いてしまい、データやファイルをアップロード・ダウンロードしてしてしまうことを未然に防いだり、SNSに個人情報などをアップロードさせないよう使わせなくする制限をかけることもウィルスバスターはできます。最近では、子どもの悪ふざけが、ネットで炎上して個人を特定されてしまい、デジタルタトゥーとして消えないものとして一生背負っていかないといけなくなるケースも増えています。そうなったら、就職をすることも難しくなりますし、いじめや誹謗中傷も受けることになります。家族であれば、そうならないように見守ってあげたいですよね。
企業としても家族としても、ちゃんと管理していたかを問われることにもなりますので、複数人で大切な情報を管理・運用している場合は、一元管理できるようなウィルスバスターようなセキュリティソフトは導入はしておかないと、思わぬところでとんでもない事件に発展してしまうことがあります。
インターネットの知識に自信がない方は、Windows Defenderよりもウィルスバスターを導入しておいた方が、安心度は高いです。ウィルスバスターの購入を検討しているようでしたら、ダウンロード3年版ならで2ヵ月無料延長キャンペーン中!ですので、お得に購入できますので、キャンペーン期間中に下記のリンクから購入されることをオススメします。
まとめ
少し前までセキュリティーソフトを買うのは常識だったと思います。
ですが、最近ではWindowsのパソコンに最初から入っている無料のWindows Defender(Microsoft Defender)のセキュリティ性が向上しているので、有料のセキュリティソフトを購入しなくても、ある程度インターネットの知識があればWindows Defenderだけでも問題ないと思います。
しかし、あなたの状況によっては、有料のセキュリティソフトであるウィルスバスターを購入した方が良い場合があります。
しっかりとしたインターネットの知識を持っていない場合は、あなたや身の周りの人がフィッシング詐欺や悪質なサイトの被害に合ってしまう可能性があります。そんなときにWindows Defenderにはない多機能なウィルスバスターを使っていれば、被害を未然に防げたなんてこともあるかもしれません。
あなたや身の回りの人が、インターネットで被害に合わない為の情報の1つとして、本記事が役に立てば幸いです。
簡単まとめ
- ウィルスバスターは必要な人と必要じゃない人がいる。
- Windowsのパソコンなら、最初から入っている無料のWindows Defenderが優秀なので、インターネットにある程度の知識がある方なら、有料のウィルスバスターは絶対に必要というわけではない。
- ウィルスバスターが必要な人は、インターネットの知識に自信のない人であったり、パソコン内で個人情報や会社の情報を使用している人です。
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