新しいiPhone15 Proが手に入ったけれど、付属のUSB-Cケーブルについて疑問を持っている方も多いでしょう。
え?本当にデータの高速通信できるの?
当サイトではiPhone15やiOS17に関連した情報を掲載しています。興味がある方は是非ご覧ください。
付属USB-Cケーブルのデータ転送速度
結論、iPhone15 Pro/iPhone15 Pro Maxに同封されている付属のUSB-Cケーブルでは高速通信できません。
iPhone15Proシリーズが発表されたとき、「データ転送速度は20倍!」みたいな話があったと思いますが、あれは10Gb/sの速度のUSB 3ケーブルがあるのが前提条件なだけで、同梱されているUSB-Cのことを示唆しているわけではありません。←勝手に騙されたぜwちくしょうw
iPhone15 Proに付属するUSB-Cケーブルは、USB 2.0(480Mbps)仕様です。これは、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)仕様のUSB-Cポートを搭載したiPhone 15 Proとは対照的です。私がこのケーブルを使用してデータを転送した際、その速度の違いをはっきりと感じました。大量の写真やビデオを転送する際には、時間がかかることを覚悟してください。
データの転送速度をあげたいのであれば、最大10Gb/sに対応している「USB 3.1 Gen 2」や「USB 3.2 Gen 2」に対応したケーブルを別途購入する必要があります。
また、iPadやMacbookを持っているのであればThunderboltにも対応しているケーブルを購入した方が便利です。
そこで!個人的にオススメしたいのが、AnkerのThunderbolt4ケーブルです。
Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4 ケーブル |
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AnkerのThunderbolt4ケーブルは、あらゆるUSB-C機器に簡単に接続できますし、高速通信にも対応しています。これ一本で、多様なデバイスとの接続が可能となり、デスク周りの整理整頓も一層スムーズになるのでオススメです。
1つ前のAnkerのThunderbolt3ケーブルでも十分に高速通信に対応しているし、金額的にもThunderbolt4ケーブルよりも安価なので、とりあえず試してみたいという方は少し安いAnkerのThunderbolt3ケーブルでも十分に満足できると思います。
AnkerのThunderbolt3ケーブルを購入したいと思う方はこちら→Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル (0.7m ブラック)【100W出力 / 40Gbps / 高速データ転送 / 4K対応 / 5K対応】MacBook iPad Pro/Air 他対応
Thunderbolt4ケーブルとThunderbolt3ケーブルの違いを知りたいという方は別の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
互換性と実際の使用感
付属のUSB-Cケーブルは充電用としては十分ですが、データ転送をスムーズに行いたい場合、USB 3.0以上のケーブルの使用をおすすめします。私自身、4Kの動画データを転送する際には、別途購入したUSB 3.2ケーブルなどを使用しています。
また、iPhone15 ProのUSB-Cポートは、MacやiPad、外付けストレージデバイス、ディスプレイなど、さまざまなデバイスを充電および接続できます。しかし、付属のUSB-CケーブルでiPhone 15 ProをMacやUSB 3.2 Gen 2対応のデバイスと接続しても、最大データ転送速度はUSB 2.0の480Mbpsまでに制限されるので、そこんとこは理解していないとガッカリ感がハンパないです。
ちなみに、USB 2.0とUSB 3.2のサクサク度を簡単に例えると、それは「自転車とスポーツカー」の違いに似ています。
USB 2.0はまるで、平坦な道をゆっくりと走る自転車のよう。データ転送は安定していますが、速度はそれほど速くありません。大量のデータを転送する場合、目的地に到達するまでに時間がかかることがあります。それは、風景を楽しみながらのんびりと走るサイクリングに似ています。
一方、USB 3.2は、高速道路を颯爽と走るスポーツカーのように、データをサクサクと高速で転送します。大容量のファイルでも、あっという間に目的地に到達するスピード感があります。それは、エンジンの音を聞きながら、風を切って走るドライブの快感に似ています。
つまり、USB 2.0はのんびりとしたデータ転送の旅を楽しむ自転車、USB 3.2は大量のデータを瞬時に目的地に運ぶスポーツカー、それぞれの「サクサク度」は全く違います。
USB 2.0の上限速度が480Mbpsに対して、USB 3.2ケーブルの最大転送速度は10Gbpsなので全然違います。どのぐらい違うというと1Gbpsは1Mbpsの1000倍となるので10,000Mps=10Gbpsになりますので、USB 2.0の上限速度が480Mbpsなので約20倍ですね。
注意点ですが、外付けのHDDやSSDをiPhone15Proに接続しようと思っている方は、消費電力にも気を付けておかないとイメージ通りの機能をしないので注意が必要です。
USB-Cの周辺機器をiPhoneにつなぐ場合、消費電力「4.5W以下」じゃないと機能しないと言われています。つまり、消費電力が大きい高機能な周辺機器はiPhone15Proにつないでも認識できず使えないので要注意です。
便利だからって何でもかんでも使えるわけではありません。
USB-Cケーブルのアップグレード
iPhone15 Proを最大限に活用するためには、USB 3.2 Gen 2やUSB4ケーブルの使用を検討する価値があります。これにより、データ転送速度が大幅に向上し、より効率的に作業を進めることができます。私は、大量のデータを頻繁に転送するため、このアップグレードを非常に重宝しています。また、iPhone15Proの画面を別のディスプレイに表示させるなどYOUTUBEやTwitchなどの動画を大画面で見るなんてことも!
まとめ
iPhone15 Proに付属するUSB-Cケーブルは、基本的な使用には問題ありませんが、データ転送速度や互換性を最大限に引き出したい場合は、ケーブルのアップグレードをおすすめします。適切なケーブルを使用することで、iPhone15 Proのパフォーマンスをより一層向上させ、快適なユーザーエクスペリエンスを享受することができます。
最後に記事全体の内容を簡単にまとめます。
簡単まとめ
- iPhone15 Proの付属USB-CケーブルはUSB 2.0仕様で高速データ転送ができない。
- 高速データ転送を実現するにはUSB 3.2 Gen 2やThunderbolt 3/4ケーブルの購入が必要。
- AnkerのThunderbolt 4ケーブルは高速通信に対応し、多様なUSB-C機器との接続がスムーズ。
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