こんにちは！今日は、ExcelのVLOOKUP関数を使っているときに表示される「#N/A」というエラーを、どのようにして表示させないようにするかについてお話しします。パソコンやExcelがあまり得意でない方でも、安心して最後までお付き合いくださいね。
VLOOKUP関数とは？
Excelのイメージ
まず、VLOOKUP関数について簡単にご説明します。これは、Excelで特定の値を探し出し、その値に対応する情報を取得するための関数です。例えば、商品コードを入力すると、その商品名や価格を自動的に表示してくれる、とても便利な機能なんですよ。
「#N/A」エラーが表示される理由
でも、このVLOOKUP関数を使っていると、「#N/A」という見慣れない表示が出てくることがあります。これは、「Not Available」の略で、指定した値が見つからないときに表示されるエラーなんです。例えば、商品コードを入力していない場合や、入力した商品コードがリストに存在しない場合に、このエラーが表示されます。
「#N/A」エラーを表示させない方法
では、この「#N/A」エラーを表示させないようにするには、どうしたら良いのでしょうか？実は、いくつかの方法がありますので、ご紹介しますね。
方法1IFERROR関数を使う
最も簡単な方法は、IFERROR関数を使うことです。これは、数式がエラーになった場合に、指定した値を表示する関数です。具体的には、以下のように使います。
=IFERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE), "")
この数式では、VLOOKUP関数でエラーが発生した場合に、空白（””）を表示するようにしています。これで、「#N/A」エラーが表示されるのを防ぐことができます。
方法2IF関数とISERROR関数を組み合わせる
もう一つの方法は、IF関数とISERROR関数を組み合わせることです。これは、エラーが発生したかどうかを確認し、エラーの場合には空白を表示するというものです。具体的には、以下のように使います。
=IF(ISERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)), "", VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE))
この数式では、まずVLOOKUP関数がエラーになるかを確認し、エラーの場合には空白を、そうでない場合にはVLOOKUP関数の結果を表示するようにしています。
実際の使用例
例えば、商品コードを入力すると、その商品名を表示するExcelシートを作成しているとします。商品コードが未入力の場合や、存在しない商品コードを入力した場合に「#N/A」エラーが表示されると、見た目が良くないですよね。そんなとき、先ほどご紹介した方法を使ってエラーを非表示にすると、シートがすっきりと見やすくなります。
よくある質問や疑問
Q1: IFERROR関数とIF関数＋ISERROR関数のどちらを使えば良いですか？
Excel 2007以降のバージョンをお使いであれば、IFERROR関数を使うと簡単にエラー処理ができます。以前のバージョンをお使いの場合は、IF関数とISERROR関数を組み合わせて使用する方法をおすすめします。
Q2: エラーが発生したときに、空白ではなく特定のメッセージを表示することはできますか？
はい、できます。例えば、エラーが発生したときに「データが見つかりません」と表示したい場合は、以下のように数式を変更します。
=IFERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE), "データが見つかりません")
これで、エラーが発生した際に指定したメッセージが表示されるようになります。
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まとめ
今回は、ExcelのVLOOKUP関数で表示される「#N/A」エラーを非表示にする方法についてお話ししました。IFERROR関数やIF関数＋ISERROR関数を使うことで、簡単にエラー表示を回避できます。これらの方法を活用して、見やすく使いやすいExcelシートを作成してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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