皆さん、こんにちは!
今日は、Windows 11にアップグレードした後、Outlookでメール検索がうまくいかないとお困りの方に向けて、わかりやすく解決方法をお伝えします。
「あれ?あのメールどこ行った?」なんて焦った経験、ありませんか?
そんな時の対処法を一緒に見ていきましょう。
なぜWindows 11でOutlookの検索がうまくいかないの?
まず、なぜこんな問題が起きるのか気になりますよね。実は、Windows 11にアップグレードすると、Outlookの検索機能が一時的にうまく動かなくなることがあるんです。これは、アップグレード中に検索のためのデータベース(インデックス)が再構築されるためで、その間は検索結果が表示されにくくなります。
解決策1:インデックスの再構築を確認しよう
まずは、インデックスの再構築が完了しているか確認してみましょう。これが完了していないと、検索がうまくいかないことがあります。
- Outlookを開きます。
- 画面上部の検索ボックスをクリックします。
- リボンに表示される「検索」タブから「インデックスの状況」を選択します。
ここで、「Outlookはすべてのアイテムのインデックス作成を終了しました」と表示されていれば問題ありません。もし、まだ完了していない場合は、しばらく待ってから再度確認してみてください。
解決策2:インデックスを手動で再構築してみよう
インデックスの再構築がうまくいかない場合は、手動で再構築を試してみましょう。
- Outlookの「ファイル」タブをクリックします。
- 左側のメニューから「オプション」を選択します。
- 表示されたウィンドウで「検索」をクリックします。
- 「検索オプション」の中の「インデックス処理のオプション」をクリックします。
- 「詳細設定」を選び、「再構築」をクリックします。
この操作で、インデックスの再構築が始まります。完了までに時間がかかる場合がありますので、その間はパソコンを再起動しないように注意してください。
解決策3:Windows Searchサービスの状態を確認しよう
Outlookの検索機能は、Windowsの検索サービスと連携しています。このサービスが停止していると、検索がうまくいかないことがあります。
- キーボードの「Windowsキー + R」を押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「services.msc」と入力して「OK」をクリックします。
- 表示されたサービス一覧から「Windows Search」を探し、右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「サービスの状態」が「実行中」になっているか確認し、停止している場合は「開始」をクリックします。
これで、Windows Searchサービスが正常に動作しているか確認できます。
解決策4:Outlookの組み込み検索を使用する
一時的な回避策として、Windowsのデスクトップ検索を無効にし、Outlookの組み込み検索機能を使用する方法があります。ただし、レジストリの編集が必要となるため、操作には十分注意してください。
- キーボードの「Windowsキー + R」を押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「regedit」と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディタを起動します。
- 以下のパスに移動します:
`HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Search` - 右ペインで右クリックし、「新規」から「DWORD(32ビット)値」を選択します。
- 新しい値に「PreventIndexingOutlook」と名前を付け、値を「1」に設定します。
- レジストリエディタを閉じ、パソコンを再起動します。
この設定により、Outlookは組み込みの検索機能を使用するようになります。
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