ExcelのFILTER関数とLEFT関数を使いこなそう！初心者向け解説

皆さん、こんにちは！今日は、ExcelのFILTER関数とLEFT関数についてお話しします。これらの関数を使いこなすことで、データの抽出や文字列の操作がとても簡単になりますよ。特に、パソコンやスマホの操作がちょっと苦手な方でも大丈夫です。一緒に学んでいきましょう！

FILTER関数とは？

Excelのイメージ

まず、FILTER関数についてご紹介します。これは、指定した条件に合うデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータの中から「東京都」の情報だけを取り出したいときに便利です。

使い方はとても簡単です。以下のように入力します。

=FILTER(範囲, 条件, [空の場合])

– 範囲データが入っているセルの範囲を指定します。
– 条件抽出したいデータの条件を指定します。
– 空の場合条件に合うデータがない場合に表示する内容を指定します（省略可能）。

例えば、A列に年齢、B列に名前が入っているとします。30歳未満の人の名前を抽出したい場合、以下のように入力します。

=FILTER(B2:B100, A2:A100<30, "該当者なし")

これで、30歳未満の人の名前が一覧で表示されます。

次に、LEFT関数についてです。これは、文字列の左端から指定した文字数だけを抽出する関数です。例えば、「東京都新宿区」という文字列から「東京都」だけを取り出すことができます。

使い方は以下の通りです。

=LEFT(文字列, 文字数)

- 文字列操作したい文字列が入っているセルを指定します。
- 文字数左端から何文字を抽出するかを指定します。

例えば、セルA1に「東京都新宿区」という文字列が入っている場合、「東京都」を抽出するには以下のように入力します。

=LEFT(A1, 3)

これで、「東京都」が表示されます。

では、これらの関数を組み合わせて使う方法を見てみましょう。例えば、住所録から「東京都」に住んでいる人だけを抽出したい場合、以下のようにします。

1. B列に住所、C列に名前が入っているとします。
2. LEFT関数を使って、住所の左端から3文字を取り出し、それが「東京都」と一致するかを確認します。
3. その結果を条件として、FILTER関数で該当する名前を抽出します。

具体的には、以下のように入力します。

=FILTER(C2:C100, LEFT(B2:B100, 3)="東京都", "該当者なし")

これで、住所が「東京都」で始まる人の名前が一覧で表示されます。

FILTER関数は、Excelの新しいバージョンで導入されたため、古いバージョンでは使用できません。その場合、オートフィルターやVLOOKUP関数を使って同様の結果を得ることができます。

都道府県名は、3文字や4文字など、文字数が異なる場合があります。その場合、MID関数やFIND関数を組み合わせて、柔軟に対応することが可能です。

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いかがでしたか？今回は、ExcelのFILTER関数とLEFT関数についてご紹介しました。これらの関数を使いこなすことで、データの抽出や文字列の操作がより簡単になります。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。