初心者でもできる！WordでVBAを使って表を自動化する方法

Wordを使っているときに「表を繰り返し作業しているけど、手動で作るのが面倒だな…」なんて思ったことはありませんか？実は、WordにはVBA（Visual Basic for Applications）という便利な機能があって、これを使うと表の作成や編集を自動化できます。

今回は、VBA初心者の方でもわかりやすく、WordでのVBAを使って表を自動化する方法をお伝えします。これからお話しする内容を覚えれば、あなたも仕事の効率が格段にアップすること間違いなしです！

VBAとは？まずは基本から理解しよう

Wordのイメージ

VBA（Visual Basic for Applications）とは、Microsoft Office製品（WordやExcelなど）に組み込まれているプログラミング言語です。簡単に言うと、手作業でやっていることを自動でやらせるための「魔法のようなツール」です。

例えば、毎回同じ形式で表を作成しなければならない仕事があったとします。その時にVBAを使うと、毎回同じ手順をプログラムに任せることができるので、時間を大幅に短縮できます。

VBAを使うことで、次のようなことができます

ここがポイント！

VBAを学べば、これらを手軽に実現できるようになりますよ。

それでは、実際にVBAを使ってWordで表を自動化する手順を見ていきましょう。ここでは、Wordの「開発」タブを使ってVBAのコードを作成する方法を紹介します。

Wordの「開発」タブは、デフォルトでは非表示になっています。まずは、このタブを表示させるところから始めましょう。

これで「開発」タブが表示されます。

次にVBAエディターを開いて、コードを入力できる環境を整えましょう。

ここからが本番です。VBAコードを使って表を作成します。今回は、3行×3列の表を作成するコードを紹介します。

Sub CreateTable()
    Dim doc As Document
    Set doc = ActiveDocument
    doc.Tables.Add Range:=Selection.Range, NumRows:=3, NumColumns:=3
End Sub

このコードをエディターに入力して実行すると、カーソルの位置に3行×3列の表が作成されます。

VBAのコードは、Wordの「開発」タブから「Visual Basic」を選択することで、VBAエディター内で確認できます。また、他のユーザーが作成したコードはインターネットで調べることもできます。

初めて触る方には少し難しく感じるかもしれませんが、基本的なコードを書けるようになると、かなり便利です。難しければ少しずつ学びながら使っていけば大丈夫です！

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