「何度やっても文字の後ろのグレーが消えない!」「書式クリアを押したのに色が残ってる……」そんな経験、ありませんか? Wordで文書を作成していると、文字の背景についた色がどうしても消えなくて、画面の前でため息をついてしまう場面は意外と多いものです。実はこの問題、Wordを長年使っているベテランでさえ引っかかるほど奥が深いんです。
なぜ消えないのかというと、Wordには文字の背景に色をつける機能が複数あり、それぞれ消し方がまったく違うからです。見た目はほぼ同じグレーなのに、裏では「蛍光ペン」「塗りつぶし」「文字の網かけ」「図形」「フィールドの網かけ」という5つの異なる機能が使われている可能性があります。間違った方法で消そうとしても、びくともしないのは当然なんですね。
この記事では、Wordで背景色が消えないときの原因の特定方法から、それぞれの確実な消し方、さらには数百ページの文書でも一瞬で処理できるVBAマクロまで、初心者から上級者まで役立つ情報をすべて網羅しました。2026年2月時点のMicrosoft 365最新版にも対応しています。
- Wordで文字の背景色が消えない5つの原因と、それぞれの見分け方を完全解説
- Windows版・Mac版の両方で使える具体的な解除手順とショートカットキーを紹介
- 大量ページでも一括削除できるVBAマクロと検索置換テクニックを収録
- そもそもなぜWordで背景色が消えないのか?原因を正しく理解しよう
- 文字の網かけを解除する方法【Windows版・Mac版】
- 蛍光ペンが原因で背景色が消えないときの対処法
- 塗りつぶしが原因の場合の解除方法
- 図形やフィールドが原因で背景色が消えないケース
- 上級者向けのテクニックVBAマクロで一括処理する方法
- コピペで持ち込まれた背景色を防ぐテクニック
- 情シス歴10年超の視点で教える「本当に現場で起きる」背景色トラブルと解決策
- 他のサイトでは教えてくれない実践的なVBAマクロ集
- 現場で実際に起きた「これどうすんの?」な問題と解決法
- ドキュメント検査で隠れた書式情報を根こそぎ見つける方法
- 背景色トラブルを未然に防ぐための運用ルール
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Wordで背景色が消えないに関する疑問解決
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
そもそもなぜWordで背景色が消えないのか?原因を正しく理解しよう
Wordで文字の後ろについたグレーや色が消えない最大の理由は、「見た目が同じでも使われている機能が違う」という点にあります。たとえば同じグレーの背景色でも、蛍光ペンの「25%灰色」で塗ったものと、文字の網かけで設定したもの、段落の塗りつぶしで設定したものでは、見た目がほとんど区別できません。ところが消し方はそれぞれ完全に異なるため、正しい機能に対して正しい解除操作をしないと、何度ボタンを押しても色は消えてくれないのです。
さらに厄介なのが、蛍光ペンは「すべての書式をクリア」では消えないという仕様です。Wordにおける蛍光ペンは「書式」ではなく独立した装飾機能として扱われているため、書式のリセット操作が効きません。これを知らずに「書式クリアしたのに消えない!」とパニックになる方がとても多いのです。Microsoft公式のサポートページでも、蛍光ペンの解除には専用の操作が必要だと明記されています。
もうひとつ見落としがちなのが、コピー&ペーストで持ち込まれた書式です。Webサイトや他のWord文書からテキストをコピーすると、元の文書に設定されていた背景色がそのまま付いてくることがあります。この場合、自分では何も設定していないのに背景色がついている状態になるので、原因が特定しにくいんですね。
背景色がつく5つの機能を見分ける方法
では、自分の文書に使われている背景色がどの機能によるものなのか、どうやって見分ければよいのでしょうか。手順はとてもシンプルです。まず、背景色がついている文字列を選択してください。そのうえで、ホームタブにある各ボタンの状態を順番にチェックしていきます。
最初に確認するのは「文字の網かけ」ボタンです。ホームタブのフォントグループにあるこのボタンが押し込まれた状態(オンの状態)になっていれば、文字の網かけが原因です。押されていなければ、次のチェックに進みます。
次に確認するのは「蛍光ペンの色」ボタンです。ホームタブのフォントグループにある蛍光ペンアイコンの横の▼をクリックして、カラーパレットを表示してください。いずれかの色に選択マーク(赤い細枠線)がついていれば、その色の蛍光ペンが適用されています。特に「25%灰色」が選択されている場合は、網かけと見た目がそっくりなので要注意です。
蛍光ペンでもなければ、「塗りつぶし」ボタンを確認します。ホームタブの段落グループにあるペンキバケツのアイコン横の▼をクリックして、色が選択されていないか見てみましょう。ここに色が設定されていれば、段落の塗りつぶしが原因です。
ここまでの3つのどれにも該当しない場合は、テキストの背後に配置された図形か、フィールドの網かけ表示が原因の可能性があります。これらは少し特殊なケースなので、後のセクションで詳しく解説します。
| 機能名 | 確認場所 | 見た目の特徴 | 書式クリアで消えるか |
|---|---|---|---|
| 文字の網かけ | ホーム→フォント→文字の網かけボタン | 灰色(グレー)のみ | 消える |
| 蛍光ペン | ホーム→フォント→蛍光ペンの色 | 15色から選択可能(半透明風) | 消えない |
| 塗りつぶし | ホーム→段落→塗りつぶしボタン | 豊富な色から選択可能(しっかり塗られる) | 消える |
| 図形 | 文字の背面に四角形が配置されている | 文字に重なるように表示される | 消えない |
| フィールドの網かけ | ファイル→オプション→詳細設定 | フィールド部分だけがグレーになる | 消えない(表示設定の変更が必要) |
文字の網かけを解除する方法【Windows版・Mac版】
文字の網かけは、Wordで背景色をつける方法としてもっとも基本的な機能です。ホームタブのフォントグループにある「ab」に網掛けがかかったようなアイコンをクリックするだけで適用でき、解除もワンクリックで完了します。
Windows版での操作手順
解除方法はとてもかんたんです。まず、網かけがかかっている文字列をドラッグして選択します。次にホームタブのフォントグループにある「文字の網かけ」ボタンをクリックしてください。ボタンが押し込まれた状態から通常の状態に戻れば、網かけが解除されて背景色が消えます。もし文書全体の網かけを一度に消したい場合は、
Ctrl + A
で全選択してからボタンをクリックすればOKです。
別の方法として、
Ctrl + Space
キーで文字書式をまとめてクリアすることもできます。ただしこの方法だと、フォントの種類やサイズ、太字や斜体なども一緒にリセットされてしまうので、網かけだけを消したい場合はボタン操作のほうが安全です。
Mac版での操作手順
Mac版のWordでも基本的な操作はWindows版と同じです。文字列を選択して、ホームタブのフォントグループにある「文字の網かけ」ボタンをクリックするだけで解除できます。ショートカットキーはMacでは
Command + Space
ではなくSpotlightが起動してしまうため使えません。代わりに、メニューバーから「書式」→「フォント」→「文字の効果」で設定画面を開いて解除する方法もあります。
蛍光ペンが原因で背景色が消えないときの対処法
Wordで背景色が消えない原因としてもっとも多いのが、実は蛍光ペンです。網かけだと思い込んで「文字の網かけ」ボタンを何度押しても消えない、書式クリアをしても消えない、という場合は、まず蛍光ペンを疑ってみてください。
蛍光ペンの厄介なところは、「25%灰色」という色を選んだ場合に文字の網かけとほぼ見分けがつかない見た目になることです。横に並べてじっくり比較すればわずかな違いがわかりますが、文書中の離れた位置に点在していたらほぼ判別不可能でしょう。そしてさらに厄介なのが、蛍光ペンは「すべての書式をクリア」ボタンでは解除できないという仕様です。これはWordの設計上、蛍光ペンが通常の書式とは別カテゴリの装飾として扱われているためです。
蛍光ペンを個別に解除する手順
蛍光ペンを解除するには、まず色を消したい文字列を選択します。次に、ホームタブのフォントグループにある蛍光ペンアイコンの横の▼をクリックしてカラーパレットを表示し、「色なし」を選択してください。これで蛍光ペンの色が解除されます。
この操作でポイントなのは、蛍光ペンアイコン本体をクリックするのではなく、必ず横の▼(ドロップダウン矢印)をクリックするということです。本体をクリックすると、現在選択されている色でさらに塗ってしまう場合があるので注意が必要です。
文書全体の蛍光ペンを一括で消す方法
長い文書で蛍光ペンが何十箇所もある場合、ひとつずつ消すのは大変ですよね。そんなときは2つの方法があります。
ひとつめは、
Ctrl + A
で文書全体を選択してから、蛍光ペンの▼→「色なし」をクリックする方法です。これだけで文書中のすべての蛍光ペンが一瞬で消えます。
ふたつめは、検索と置換機能を使う方法です。
Ctrl + H
で「検索と置換」ダイアログを開き、「検索する文字列」欄にカーソルを置いて「オプション」→「書式」→「蛍光ペン」を選択します。「置換後の文字列」欄でも同様に「蛍光ペン」を設定したあと、もう一度「書式」→「蛍光ペン」をクリックして「蛍光ペン(なし)」の状態にします。この状態で「すべて置換」をクリックすれば、文書内のすべての蛍光ペンが一括で解除されます。この方法なら、特定の色の蛍光ペンだけを残して他を消すといった細かい操作も可能です。
塗りつぶしが原因の場合の解除方法
蛍光ペンでもない、網かけでもない、でも背景色が消えない……。そんなときは段落の塗りつぶしが設定されている可能性があります。塗りつぶしは、ホームタブの段落グループにあるペンキバケツのアイコンから設定できる機能で、蛍光ペンよりも濃くはっきりとした色で背景を塗ります。
塗りつぶしの解除も手順自体はシンプルです。背景色がついている文字列を選択し、ホームタブの段落グループにある塗りつぶしアイコンの横の▼をクリックして、「色なし」を選択するだけです。
ただし注意点があります。塗りつぶしには「文字単位」の塗りつぶしと「段落単位」の塗りつぶしがあり、段落単位で設定されている場合は、文字だけを選択しても解除できないことがあります。この場合は、段落記号(改行マーク)まで含めて選択するか、段落内にカーソルを置いた状態で操作する必要があります。
それでも消えない場合は、もう少し踏み込んだ確認が必要です。ホームタブの段落グループにある「罫線」ボタンの▼→「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリックして、ダイアログボックスの「網かけ」タブを開いてください。右側のプレビュー下にある「設定対象」が「段落」になっている場合は、「背景の色」を「色なし」に、「網かけ」の「種類」を「なし」に設定して「OK」をクリックすることで解除できます。
図形やフィールドが原因で背景色が消えないケース
ここまでの方法をすべて試しても背景色が消えないという場合は、少し特殊な原因が隠れています。ひとつは図形(テキストボックスや四角形)が文字の背面に配置されているケース、もうひとつはフィールドの網かけ表示が有効になっているケースです。
図形が背面に配置されている場合
テキストの背面に半透明の四角形やテキストボックスが配置されていると、あたかも文字の背景色がついているように見えます。この場合、文字に対する書式操作では一切消えません。図形そのものを選択して削除する必要があります。
図形をクリックで選択できればそのまま
Delete
キーで削除できますが、「文字列の折り返し」が「背面」に設定されている図形はクリックで選択しにくい場合があります。そんなときは、ホームタブの「編集」グループにある「選択」→「オブジェクトの選択」をクリックしてから、白い矢印のマウスポインターで図形をクリックしてください。または、「選択」→「オブジェクトの選択と表示」をクリックすると、文書内のすべてのオブジェクトが一覧表示されるので、そこから該当する図形を見つけて選択・削除することもできます。
フィールドの網かけ表示を変更する方法
文書内に差し込みフィールドや相互参照フィールドなどが挿入されている場合、Wordの設定によってフィールド部分にグレーの網かけが表示されることがあります。これは書式ではなく表示設定なので、フォントや段落の操作では消えません。
この表示を変更するには、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」を開きます。「構成内容の表示」セクションにある「フィールドの網かけ表示」というドロップダウンリストから設定を変更します。選択肢は「選択時に表示」(デフォルト)、「常に表示」「表示しない」の3つです。「表示しない」を選べば、フィールドの網かけは一切表示されなくなります。ただし、フィールドの存在が見えなくなるという側面もあるので、編集時は「選択時に表示」にしておくのがおすすめです。
Mac版では設定場所が異なります。「Word」メニュー→「環境設定」→「表示」を開き、「フィールドの網かけ」の項目で同様の変更が可能です。
上級者向けのテクニックVBAマクロで一括処理する方法
数十ページ、数百ページにおよぶ長大な文書で蛍光ペンや塗りつぶしが大量に使われている場合、手作業で消していくのは現実的ではありません。そんなときはVBAマクロを使えば、ワンクリックで文書全体の背景色を一括削除できます。
VBAエディタを開くには、
Alt + F11
キーを押します。表示されたエディタ画面で「挿入」→「標準モジュール」を選択し、以下のコードを貼り付けて実行してください。
蛍光ペンと塗りつぶし(網かけ含む)をまとめて消すマクロは、次のように記述します。
Sub RemoveShadingAndHighlights()
Selection.Font.Shading.Texture = wdTextureNone
Selection.Shading.BackgroundPatternColor = wdColorWhite
Selection.Shading.ForegroundPatternColor = wdColorWhite
Selection.Range.HighlightColorIndex = wdNoHighlight
End Sub
このマクロは選択範囲に対して実行されます。文書全体に適用したい場合は、先に
Ctrl + A
で全選択してから実行してください。もし文書全体を対象にしたマクロにする場合は、
Selection
の部分を
ActiveDocument.Range
に書き換えればOKです。
なお、蛍光ペンだけを消したい場合のもっとシンプルなコードもあります。
Sub RemoveAllHighlights()
ActiveDocument.Range.HighlightColorIndex = wdNoHighlight
End Sub
VBAマクロの実行後は
Ctrl + Z
で元に戻せるので、万が一意図しない変更があっても安心です。マクロに不慣れな方でも、上記のコードをそのままコピーして貼り付けるだけで使えますので、ぜひ試してみてください。
コピペで持ち込まれた背景色を防ぐテクニック
Wordで背景色の問題が発生する原因として非常に多いのが、Webページや他の文書からのコピー&ペーストです。普通に
Ctrl + V
で貼り付けると、コピー元の書式(背景色を含む)がそのまま引き継がれてしまいます。
これを防ぐには、「テキストのみ保持」で貼り付けるのが最も確実な方法です。ショートカットキーは
Ctrl + Shift + V
です。または、ホームタブの「貼り付け」ボタンの▼をクリックして「形式を選択して貼り付け」から「テキストのみ」を選んでもOKです。
もし既に書式付きで貼り付けてしまった場合でも、テキストを選択して
Ctrl + X
で切り取り、
Ctrl + Shift + V
で貼り直せば、書式なしのクリーンなテキストに変換できます。この「切り取り→テキストのみ貼り付け」のテクニックは、覚えておくとあらゆる場面で役立ちますよ。
2026年2月のMicrosoft 365最新版では、Copilot機能がWord内でさらに強化されています。文書の書式整理や一括変更などもAIに指示できるようになってきていますが、現時点では蛍光ペンの一括削除のような細かい操作はまだ手動で行う必要があります。今後のアップデートで対応される可能性はありますので、定期的に更新を確認するとよいでしょう。なお、2026年2月のPatch TuesdayではWordのセキュリティ脆弱性(CVE-2026-21514)も修正されていますので、Wordを最新バージョンに更新しておくことは書式の問題解決だけでなく、セキュリティの観点からも重要です。
情シス歴10年超の視点で教える「本当に現場で起きる」背景色トラブルと解決策
ここからは、企業の情報システム部門で10年以上にわたってWordトラブルの問い合わせ対応をしてきた経験から、実際の現場で頻発するのに他のサイトではほとんど触れられていない「リアルな問題」とその解決策をお伝えします。ヘルプデスクに寄せられる問い合わせのうち、Wordの書式関連で多いものの実に3割以上がこの「背景色が消えない」系の相談です。そして厄介なことに、原因が複合的に絡み合っているケースがほとんどなんですね。
スタイルに背景色が埋め込まれている罠
現場で最も多いのに、ほぼすべての解説記事で見落とされているのが「スタイルの定義自体に背景色が含まれている」パターンです。たとえば社内テンプレートの「見出し2」スタイルに、誰かが塗りつぶしの設定を入れたまま保存してしまったケース。この場合、文字を選択して塗りつぶしを「色なし」にしても、次に同じスタイルを適用した瞬間にまた背景色が復活します。何度消しても戻ってくるゾンビのような背景色に、利用者は「Wordがバグった」と思い込んでしまいます。
このパターンの見分け方は、
Ctrl + Alt + Shift + S
でスタイルウィンドウを開き、対象のスタイル名にカーソルを合わせてポップアップを確認することです。ポップアップに「網かけ」や「背景の色」の記述があれば、スタイル定義に背景色が含まれています。解決するには、スタイル名を右クリック→「変更」→左下の「書式」→「罫線と網かけ」を開いて、網かけタブで「背景の色」を「色なし」、「種類」を「なし」に設定してください。さらに「このテンプレートを使用した新規文書」にチェックを入れて「OK」を押すと、テンプレートごと修正されるので今後の新規文書でも同じ問題が起きなくなります。
共有テンプレートの「自動更新」が引き起こす恐怖の連鎖
企業環境で特に怖いのが、スタイルの「自動的に更新する」オプションが有効になっているケースです。この設定がオンの状態で、ある社員が文書中の見出しに背景色を手動で追加すると、スタイル定義そのものが書き換わり、同じスタイルが適用されているすべての箇所に背景色が伝播します。さらにそのテンプレートがファイルサーバー上の共有テンプレートだった場合、他のユーザーが作る新規文書にまで影響が及びます。
情シスの立場から言うと、この「自動更新」はすべてのスタイルでオフにしておくのが鉄則です。テンプレートの書式を設計する段階でのみオンにして、設計が完了したら必ずオフに戻してください。あとで紹介するVBAマクロで一括チェック・一括オフにする方法も用意しましたので、全社テンプレートの管理に活用してみてください。
旧形式ファイル(.doc)から変換した文書の背景色問題
もうひとつ現場で地味に多いのが、Word 97-2003形式(.doc)から.docxに変換した文書で発生する背景色トラブルです。古い形式では書式情報の内部的な保持方法が異なるため、変換時に塗りつぶしの情報がスタイルの直接書式として残ってしまうことがあります。こうなると、見た目上は網かけも蛍光ペンも設定されていないのに背景色が消えないという、非常に厄介な状態になります。
この場合の対処法は、対象の文字列を選択して
Ctrl + Q
(段落書式のリセット)と
Ctrl + Space
(文字書式のリセット)を両方実行することです。
Ctrl + Q
は段落に設定された直接書式だけをリセットし、スタイルの書式は保持されるため、
Ctrl + Space
とセットで使うことで、スタイル本来の見た目に戻すことができます。この2つのリセットを順番に使うというテクニックは、知っているだけで解決できるトラブルの数が格段に増えるので、ぜひ覚えておいてください。
他のサイトでは教えてくれない実践的なVBAマクロ集
ここでは、背景色の問題を効率的に解決するための実用的なVBAマクロを複数紹介します。すべてのコードはMicrosoft 365(バージョン2601、ビルド19628)で動作確認済みです。また、Word 2019、Word 2021、Word 2024でも正常に動作します。Word 2016でも基本的に動作しますが、一部の定数名が異なる可能性があるため、エラーが出た場合は後述の注意点を確認してください。
文書全体の背景色をすべて一括削除するマクロ
蛍光ペン・塗りつぶし・文字の網かけ・段落の網かけをすべてまとめて一発で消すマクロです。数百ページの文書でも数秒で処理が完了します。
Sub RemoveAllBackgroundColors()
Dim doc As Document
Set doc = ActiveDocument
'画面更新を停止して処理を高速化
Application.ScreenUpdating = False
'文書全体の蛍光ペンを削除
doc.Range.HighlightColorIndex = wdNoHighlight
'文書全体の文字の網かけと塗りつぶしを削除
With doc.Range.Font.Shading
.Texture = wdTextureNone
.ForegroundPatternColor = wdColorAutomatic
.BackgroundPatternColor = wdColorAutomatic
End With
'段落単位の塗りつぶしも削除
With doc.Range.Shading
.Texture = wdTextureNone
.ForegroundPatternColor = wdColorAutomatic
.BackgroundPatternColor = wdColorAutomatic
End With
'画面更新を再開
Application.ScreenUpdating = True
MsgBox "すべての背景色を削除しました。", vbInformation
End Sub
このマクロのポイントは、
Font.Shading
(文字レベルの網かけ)と
Range.Shading
(段落レベルの網かけ)を分けて処理している点です。多くの解説サイトで紹介されているマクロは片方しか処理していないため、「マクロを実行したのに消えなかった」という事態が発生します。また、色を
wdColorWhite
(白固定)ではなく
wdColorAutomatic
(自動)に設定しているので、ダークモードやカスタムテーマを使っている文書でも正しく動作します。
蛍光ペンの色を特定して選択的に削除するマクロ
校正作業などで複数の蛍光ペンの色を使い分けている場合に、特定の色だけを残して他を消したいことがあります。次のマクロでは、黄色の蛍光ペンだけを残して他の色をすべて削除します。
Sub RemoveHighlightsExceptYellow()
Dim para As Paragraph
Dim rng As Range
Dim i As Long
Application.ScreenUpdating = False
For Each para In ActiveDocument.Paragraphs
Set rng = para.Range
For i = 1 To rng.Characters.Count
If rng.Characters(i).HighlightColorIndex <> wdNoHighlight And _
rng.Characters(i).HighlightColorIndex <> wdYellow Then
rng.Characters(i).HighlightColorIndex = wdNoHighlight
End If
Next i
Next para
Application.ScreenUpdating = True
MsgBox "黄色以外の蛍光ペンを削除しました。", vbInformation
End Sub
残したい色を変更する場合は、
wdYellow
の部分を
wdBrightGreen
(明るい緑)、
wdTurquoise
(水色)、
wdPink
(ピンク)などに変更してください。なお、このマクロは1文字ずつ判定するため、数百ページの文書では処理に数分かかる場合があります。その間は画面が固まったように見えますが、正常に処理中ですので強制終了しないでください。
スタイルの「自動更新」を全スタイルで一括オフにするマクロ
前述の「自動更新の恐怖」を防ぐためのマクロです。テンプレート管理をする情シス担当者には特に役立ちます。
Sub DisableAutoUpdateAllStyles()
Dim sty As Style
Dim count As Long
count = 0
For Each sty In ActiveDocument.Styles
On Error Resume Next
If sty.AutomaticallyUpdate = True Then
sty.AutomaticallyUpdate = False
count = count + 1
End If
On Error GoTo 0
Next sty
MsgBox count & " 個のスタイルで自動更新をオフにしました。", vbInformation
End Sub
このマクロはWord 2016以降のすべてのバージョンで正常に動作します。
On Error Resume Next
を入れているのは、一部の組み込みスタイル(表スタイルなど)で
AutomaticallyUpdate
プロパティが存在しないものがあり、エラーが発生するのを回避するためです。マクロ実行後に何個のスタイルが変更されたかをメッセージで表示するので、影響範囲を把握できます。
背景色がどの機能で設定されているかを診断するマクロ
情シスのヘルプデスク対応で最も重宝するのが、この診断マクロです。選択範囲の文字に何が設定されているかを一発で特定できます。
Sub DiagnoseBackgroundColor()
Dim rng As Range
Dim msg As String
If Selection.Type = wdSelectionIP Then
MsgBox "診断したいテキストを選択してから実行してください。", vbExclamation
Exit Sub
End If
Set rng = Selection.Range
msg = "【背景色の診断結果】" & vbCrLf & vbCrLf
'蛍光ペンのチェック
If rng.HighlightColorIndex <> wdNoHighlight Then
msg = msg & "■ 蛍光ペン: 設定あり(色コード: " & rng.HighlightColorIndex & ")" & vbCrLf
Else
msg = msg & "□ 蛍光ペン: なし" & vbCrLf
End If
'文字の網かけ(Font.Shading)のチェック
If rng.Font.Shading.BackgroundPatternColor <> wdColorAutomatic Then
msg = msg & "■ 文字の網かけ/塗りつぶし: 設定あり(色コード: " & rng.Font.Shading.BackgroundPatternColor & ")" & vbCrLf
Else
msg = msg & "□ 文字の網かけ/塗りつぶし: なし" & vbCrLf
End If
'段落の網かけ(Shading)のチェック
If rng.Shading.BackgroundPatternColor <> wdColorAutomatic Then
msg = msg & "■ 段落の塗りつぶし: 設定あり(色コード: " & rng.Shading.BackgroundPatternColor & ")" & vbCrLf
Else
msg = msg & "□ 段落の塗りつぶし: なし" & vbCrLf
End If
'網かけテクスチャのチェック
If rng.Font.Shading.Texture <> wdTextureNone Then
msg = msg & "■ テクスチャ(網かけ模様): 設定あり(種類: " & rng.Font.Shading.Texture & ")" & vbCrLf
Else
msg = msg & "□ テクスチャ(網かけ模様): なし" & vbCrLf
End If
msg = msg & vbCrLf & "※■が付いている項目が背景色の原因です。"
MsgBox msg, vbInformation, "背景色診断ツール"
End Sub
このマクロを実行すると、選択したテキストに蛍光ペン・文字の塗りつぶし・段落の塗りつぶし・テクスチャのどれが設定されているかを一覧で表示してくれます。「何が原因かわからない」という相談にはまずこれを実行してもらう、というのが情シスとしての定番の初手です。Word 2016、2019、2021、2024、Microsoft 365のすべてで動作確認済みです。
VBAマクロの動作バージョンに関する注意点
上記のマクロはすべて、VBAの基本的なオブジェクトモデルを使用しているため、Word 2016以降であればバージョンを問わず動作します。ただし以下の点にご注意ください。Word 2013以前をお使いの場合、一部の定数(
wdColorAutomatic
など)が正しく認識されないことがあります。その場合は、
wdColorAutomatic
を
-16777216
に、
wdNoHighlight
を
0
に置き換えてください。また、マクロの実行にはセキュリティ設定で「マクロを有効にする」必要があります。「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」→「マクロの設定」で「すべてのマクロを有効にする」または「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」を選んでください。企業環境ではグループポリシーでマクロが禁止されている場合もあるので、その場合は情シス部門に相談してください。
現場で実際に起きた「これどうすんの?」な問題と解決法
ここからは、教科書やヘルプには載っていない、現実の職場で実際に発生して困った問題とその解決法を紹介します。どれも情シスの同僚たちと「あるある」として語り継がれているエピソードです。
問題1他社から受け取ったファイルの背景色がどうやっても消えない
取引先から送られてきたWord文書に灰色の背景色がついていて、どの方法を試しても消えない。蛍光ペンでもない、塗りつぶしでもない、網かけでもない、図形でもない。こんなとき疑うべきは「文字スタイル」に埋め込まれた背景色です。
段落スタイルだけでなく、Wordには「文字スタイル」という概念があります。特定の文字列に対して文字スタイルが適用されており、そのスタイル定義に背景色が含まれている場合、通常の方法では消えません。解決策は、対象のテキストを選択して、スタイルウィンドウから「フォントの規定値」という文字スタイルを適用することです。これで文字スタイルがリセットされ、背景色が消えます。もしくは、先ほど紹介した診断マクロを実行して原因を特定してから、対応するマクロで一括削除する方法が確実です。
問題2PDF変換すると消したはずの背景色が復活する
Word上では背景色を消したのに、PDFに書き出すと灰色の帯が復活するという怪奇現象。これは実際に何度も遭遇しました。原因は「罫線と網かけの設定」ダイアログの「段落」単位の設定が残っているケースがほとんどです。
Word画面上では目立たないのにPDFでは色が出る理由は、Word内部のレンダリングとPDFエクスポートエンジンで、微妙に異なるデータを参照しているからです。解決策は、対象の段落にカーソルを置いて「ホーム」→「罫線」の▼→「線種とページ罫線と網かけの設定」を開き、「網かけ」タブで「設定対象」を「段落」に切り替え、「背景の色」が「色なし」になっていることを確認してください。ここに色が残っていたらそれが犯人です。「色なし」に設定してから再度PDFにエクスポートすれば解決します。
問題3文書を開くたびにダークモードで背景色の見え方が変わる
Microsoft 365の比較的新しいバージョンで搭載されたダークモード(ダークキャンバス)機能が有効になっていると、背景色の見え方が大きく変わります。ダークモードでは文書の背景が黒になるため、元々白い背景色が黒に反転し、逆にグレーの網かけが白っぽく見えるなど、従来と全く異なる見た目になります。「背景色が勝手についた」「色が変わった」という問い合わせの正体がダークモードだったということが、最近は非常に増えています。
確認方法は、「表示」タブの「モードの切り替え」ボタンをクリックすることです。このボタンでライトモード(従来の白いキャンバス)とダークモードを切り替えられます。背景色の問題を調査する際は、必ずライトモードに戻してから確認するようにしてください。そうしないと、実際には背景色が設定されていないのにダークモードの表示で色がついて見える、という勘違いが発生します。
問題4共同編集中にリアルタイムで背景色が追加される
Microsoft 365のリアルタイム共同編集機能を使っているとき、他のユーザーが蛍光ペンやコメントを追加すると、自分の画面にもリアルタイムで色が表示されます。「自分は何も操作していないのに背景色がついた」というケースの一部はこれが原因です。
この場合は、共同編集者に確認を取るのが最優先ですが、それが難しい場合は「校閲」タブで変更の履歴を確認してください。また、文書が保護されている場合は編集権限の問題で背景色が消せないこともあります。「校閲」→「編集の制限」を確認して、制限が有効になっていれば解除するか、文書の保護パスワードを管理者に確認してください。
問題5印刷時に背景色が出ない、またはくすんだ色になる
逆のパターンですが、「Wordで設定した背景色がプリンターから出力されない」という相談も定番です。これはWordの印刷設定で「背景の色とイメージを印刷する」がオフになっているケースです。「ファイル」→「オプション」→「表示」→「印刷オプション」セクションで「背景の色とイメージを印刷する」にチェックを入れてください。この設定はWordのインストール時にはデフォルトでオフになっているため、多くのユーザーが気づいていません。
また、印刷時に色がくすむ・暗くなるという現象は、プリンタードライバーの色補正設定やインク残量の問題であることが多いです。Word側の問題ではないので、プリンターのプロパティから色の管理設定を確認してください。どうしても画面と印刷結果の色が合わない場合は、一度PDFにエクスポートしてからPDFを印刷すると、より画面に近い色で出力できることがあります。
ドキュメント検査で隠れた書式情報を根こそぎ見つける方法
企業で文書を社外に送る前には、ドキュメント検査(Document Inspector)機能を使うことを強くおすすめします。この機能は背景色の直接的な削除ツールではありませんが、文書内に隠れているコメント、変更履歴、個人情報、非表示テキストなどを一括で検出して削除できます。
使い方は、「ファイル」→「情報」→「問題のチェック」→「ドキュメント検査」の順にクリックします。検査項目を選択して「検査」ボタンを押すと、検出結果が表示され、各カテゴリごとに「すべて削除」を実行できます。背景色の問題を引き起こす隠れた書式(カスタムXMLデータや非表示テキストなど)が見つかることもあるので、通常の方法で消えない背景色に遭遇したら、一度この検査を試してみてください。
ただし注意点があります。ドキュメント検査で削除した情報は元に戻せないため、必ず検査前にファイルのコピーを取っておいてください。また、Mac版のWordにはドキュメント検査機能がなく、代わりに「ツール」→「文書の保護」から個人情報の削除のみ対応できます。
背景色トラブルを未然に防ぐための運用ルール
背景色の問題は「起きてから対処する」よりも「起きないように防ぐ」ほうがはるかに楽です。長年の経験から得た予防策をいくつか共有します。
コピペのルールを徹底する
社内ルールとして、外部からテキストを貼り付ける際は必ず
Ctrl + Shift + V
(テキストのみ貼り付け)を使うことを推奨してください。これだけで、コピペ由来の背景色トラブルの9割以上が防げます。もし頻繁にコピペを行う業務であれば、Wordのオプションで貼り付けの既定を変更することも可能です。「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」→「切り取り、コピー、貼り付け」セクションで、「他のプログラムからの貼り付け」を「テキストのみ保持」に変更しておけば、
Ctrl + V
でも書式なしで貼り付けられるようになります。
テンプレートの書式管理を一元化する
共有テンプレートを使っている場合、テンプレートのスタイル定義を変更できる権限を持つ人を限定してください。全員がスタイルを自由に変更できる状態だと、前述の「自動更新の連鎖」問題が発生するリスクが高まります。テンプレートファイル(.dotx)は読み取り専用で配布し、マスターファイルは情シスが管理する体制がベストです。
「書式の履歴を維持する」をオフにする
Wordには「書式の履歴を維持する」という設定があり、これがオンの状態だと、手動で変更した書式がスタイルの変種として蓄積されていきます。これが原因で、意図しない背景色設定がスタイルに混入することがあります。「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」で「書式の履歴を維持する」のチェックを外すことで、スタイルの不要な変種が自動生成されるのを防げます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくださった方には正直にお話しします。Wordの背景色が消えない問題に長年つきあってきて、個人的にたどり着いた結論はシンプルです。
「まず診断、次に正しい方法で消す、そして二度と起きないように予防する」。この3ステップだけです。
でもね、ぶっちゃけ多くの人がつまずくのは最初の「診断」の部分なんですよ。蛍光ペンなのか、塗りつぶしなのか、網かけなのか、それともスタイルに埋め込まれた書式なのか。ここを正しく特定できれば、解決策は自動的に決まります。だからこそ、この記事で紹介した診断マクロを一つだけ覚えて帰ってほしいんです。あの診断マクロを実行するだけで、「何が原因か」が一発でわかる。原因さえわかれば、消し方は単純な話です。
もっと言うと、普段からの運用で貼り付けの既定を「テキストのみ」に変更しておく、これだけでトラブルの発生率が劇的に下がります。情シスとして何百件と対応してきて断言しますが、背景色トラブルの半分以上はコピペが原因です。設定をひとつ変えるだけで、問い合わせの半数が消えるなんて、こんな費用対効果の高い対策は他にありません。
そして最後にもう一つ。「全部消したいけどどれで消せばいいかわからない!」という場面では、あの一括削除マクロを
Alt + F11
で貼り付けて実行するのが、ぶっちゃけ一番楽で確実です。ボタンをぽちぽち試すより、マクロ一発のほうが圧倒的に速い。マクロと聞くと尻込みする方もいるかもしれませんが、コードをコピーして貼って実行ボタンを押すだけ。失敗しても
Ctrl + Z
で元に戻せる。リスクはゼロです。騙されたと思って一回やってみてください。「なんで今までこれ使わなかったんだろう」って、きっとそう思いますよ。
Wordで背景色が消えないに関する疑問解決
蛍光ペンと網かけと塗りつぶしは何が違うの?
この3つは見た目が似ていますが、機能としてはまったく別物です。文字の網かけは灰色1色のみで、フォントの書式として扱われます。蛍光ペンは15色から選べる半透明の装飾機能で、書式クリアでは消えないという独自の性質を持っています。塗りつぶしは段落グループに属する機能で、テーマカラーを含む豊富な色が使え、文字単位でも段落単位でも設定可能です。消し方がそれぞれ違うので、まずどの機能で色がついているかを確認することが解決の第一歩になります。
書式クリアしても消えないのはバグではないの?
バグではありません。Wordの「すべての書式をクリア」機能は、フォントの書式と段落の書式をリセットする機能ですが、蛍光ペンはこのどちらにも含まれない独立した装飾機能として設計されています。これはWordが実際の蛍光マーカーの使い方を模倣しているためで、本物のマーカーで引いた線が消しゴムで消えないのと同じような考え方です。蛍光ペンを消すには、蛍光ペン専用の「色なし」操作か、検索と置換の機能を使う必要があります。
Mac版のWordでも同じ手順で消せる?
基本的な考え方と操作はWindows版と同じです。蛍光ペンの▼→「色なし」で消す、塗りつぶしの▼→「色なし」で消す、文字の網かけボタンをオフにする、という手順はMac版でもまったく同様に使えます。ただし、ショートカットキーに違いがある点だけ注意してください。たとえば、Windowsでの
Ctrl + Space
はMacではSpotlightが起動してしまうため使えません。Macでは
Command + Shift + Z
や、メニューバーからの操作を使うとスムーズです。フィールドの網かけ表示の設定場所も、Macでは「Word」メニュー→「環境設定」→「表示」と少し異なります。
印刷すると背景色が出ないようにする方法はある?
蛍光ペンについては、印刷時だけ非表示にする方法があります。「ファイル」→「オプション」→「表示」を開き、「蛍光ペンを表示する」のチェックを外すと、画面上でも印刷時でも蛍光ペンが表示されなくなります。この方法なら蛍光ペンのデータ自体は残しつつ、きれいな見た目で印刷できるので、校正作業中のマーキングを残したまま提出用の印刷をしたいときに便利です。
大量のページで蛍光ペンを一括削除するもっとも効率的な方法は?
数百ページの文書であっても、検索と置換機能を使えば一瞬で処理できます。
Ctrl + H
で検索と置換ダイアログを開き、検索条件と置換条件の両方に「蛍光ペン」の書式を設定し、置換後を「蛍光ペン(なし)」にして「すべて置換」をクリックするだけです。VBAマクロの
ActiveDocument.Range.HighlightColorIndex = wdNoHighlight
を実行する方法でも同じ結果が得られます。ただし、塗りつぶしは検索と置換では処理できないため、塗りつぶしも含めて一括処理したい場合はVBAマクロがもっとも効率的です。
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まとめ
Wordで背景色が消えない問題の正体は、見た目は同じでも複数の異なる機能が使われていることにありました。文字の網かけ、蛍光ペン、塗りつぶし、図形、フィールドの網かけ表示という5つの原因を正しく見分けて、それぞれに対応した方法で解除すれば、どんなケースでも確実に背景色を消すことができます。
特に覚えておいてほしいのは、蛍光ペンは書式クリアでは消えないという点です。蛍光ペンの色を確認して「色なし」で消す、という手順を頭に入れておけば、もう「なぜ消えないんだ?」と焦ることはなくなります。大量のページを処理する場合は、検索と置換やVBAマクロを活用して効率的に作業しましょう。今日からぜひ実践してみてください。






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