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Wordで改ページが勝手に入るのはなぜ?原因別7つの直し方を完全攻略!

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「何もしていないのに、Wordの文書が途中でページが切れてしまった……」「印刷したら変な場所で改ページされていて、上司に出す書類がガタガタ……」そんな経験、ありませんか?

Wordで改ページが勝手に入る現象は、初心者からベテランまで本当に多くの人を悩ませています。しかも厄介なことに、原因がひとつではなく、段落設定・表のプロパティ・セクション区切り・スタイルの継承など複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。ネットで調べても「段落の設定を変えましょう」としか書かれていない記事ばかりで、自分のケースに当てはまらず途方に暮れた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Microsoft 365(旧Office 365)を含む最新のWord環境に対応した原因の特定方法から具体的な解決手順までを、初心者にもわかるように丁寧に解説します。2026年2月時点の最新アップデート情報も踏まえていますので、安心して読み進めてください。

ここがポイント!

  • Wordで改ページが勝手に入る7つの原因と、それぞれに対応した具体的な解決手順
  • 編集記号の表示方法や段落設定の見直しなど、トラブル解決の基本テクニック
  • 表・画像・セクション区切りが絡む複雑なケースへの上級者向け対処法
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  1. まず最初にやるべきこと編集記号を表示して「犯人」を見つけよう
    1. 編集記号を表示する手順
  2. Wordで改ページが勝手に入る7つの原因と直し方
    1. 原因1「段落前で改ページする」がオンになっている
    2. 原因2「次の段落と分離しない」の設定が暴走している
    3. 原因3「段落を分割しない」によって段落ごと次ページに飛ばされる
    4. 原因4手動で改ページが挿入されている
    5. 原因5表の設定で行の途中での改ページが制御されている
    6. 原因6セクション区切りが改ページを引き起こしている
    7. 原因7「改ページ時1行残して段落を区切らない」(ウィドウ/オーファンコントロール)が有効になっている
  3. 7つの原因を一覧で整理!自分に合った対処法を見つけよう
  4. 上級テクニックスタイル設定で改ページの問題を根本から防ぐ
    1. 見出しスタイルの改ページ設定を最適化する
    2. コピー&ペースト時に書式をリセットする習慣をつける
  5. 2026年最新Microsoft365のアップデートで知っておくべきこと
  6. 改ページを自分の味方にする!正しい挿入方法とショートカット
    1. 手動改ページの挿入方法
    2. 改行の連打で改ページを作るのはやめよう
  7. 情シス歴10年超の現場で叩き込まれた「改ページ地獄」の泥臭い解決術
    1. 現場で頻発する「誰も教えてくれない」改ページトラブル5選
  8. 現場で即使える!改ページトラブル解決VBAマクロ集
    1. マクロ1文書内のすべての手動改ページを一括削除する
    2. マクロ2全段落の改ページ設定を診断レポートとして出力する
    3. マクロ3全段落の改ページ設定を一括リセットする
    4. マクロ4見出しスタイルを除外して改ページ設定をリセットする
    5. マクロ5表のすべての行に「行の途中で改ページする」を一括設定する
  9. 「検索と置換」を使った改ページ一掃テクニック(VBAを使わない方法)
  10. 他の人が作ったWordファイルを受け取ったときの「初手チェックリスト」
  11. 複数人で同じファイルを編集するときの改ページ崩壊を防ぐルール
  12. ぶっちゃけこうした方がいい!
  13. Wordで改ページが勝手に入るに関する疑問解決
    1. 自動改ページは削除できるの?
    2. 全文まとめて段落の改ページ設定をリセットするにはどうすればいい?
    3. Mac版のWordでも同じ方法で対処できる?
    4. Word365のWeb版で改ページがうまく動かないのはなぜ?
    5. 印刷したときだけ改ページがずれるのはなぜ?
  14. 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
  15. まとめ

まず最初にやるべきこと編集記号を表示して「犯人」を見つけよう

Wordのイメージ

Wordのイメージ

Wordで改ページが勝手に入っているとき、いきなり設定をいじり始めるのはおすすめしません。まずは「なぜそこで改ページされているのか」を目で確認することが、問題解決への最短ルートです。

Wordには、普段は見えない改ページ記号やセクション区切りの記号を画面に表示する機能があります。これを使えば、手動で入れた改ページなのか、Wordが自動で入れた改ページなのか、それともセクション区切りが原因なのかが一目瞭然になります。

編集記号を表示する手順

「ホーム」タブのリボンにある段落グループを見てください。そこに「¶」のような記号のボタンがあります。これが「編集記号の表示/非表示」ボタンです。クリックすると、文書中のすべての編集記号が表示されます。

表示されたら、改ページが起きている箇所の周辺を注意深く確認しましょう。「改ページ」と書かれた点線が見えれば手動改ページが入っています。「セクション区切り(次のページから開始)」と表示されている場合は、セクション区切りが原因です。そして何も記号が見当たらないのにページが切り替わっているなら、それは自動改ページ段落設定による制御が働いています。

この確認作業を飛ばしてしまうと、見当違いの設定を変更して余計にレイアウトが崩れる……ということになりかねません。たった1クリックで状況が把握できるので、トラブルに遭遇したらまずこの操作を習慣にしてください。

Wordで改ページが勝手に入る7つの原因と直し方

ここからが本題です。Wordで改ページが勝手に入る原因は、大きく分けて7つあります。自分の状況に近いものを見つけて、対応する解決法を試してみてください。

原因1「段落前で改ページする」がオンになっている

これが最も多い原因です。Wordの段落設定には「段落前で改ページする」というオプションがあり、ここにチェックが入っていると、その段落が始まる直前で強制的にページが切り替わります。自分で設定した覚えがなくても、他の文書からテキストをコピー&ペーストしたときや、スタイルを適用したときに意図せずこの設定が引き継がれることがあるのです。

確認と修正の手順は次のとおりです。改ページが発生している段落にカーソルを置いて、「ホーム」タブの段落グループ右下にある小さな矢印(ダイアログボックス起動ツール)をクリックします。開いたダイアログで「改ページと改行」タブを選び、「改ページ位置の自動修正」の中にある「段落前で改ページする」のチェックを外して「OK」を押してください。これだけで、不要な改ページが消えるはずです。

原因2「次の段落と分離しない」の設定が暴走している

「次の段落と分離しない」は、本来は見出しと本文を同じページにまとめるための便利な設定です。しかし、この設定が広範囲の段落に適用されてしまうと、Wordが「この段落とこの段落は離せない、でもページに収まらない……」と判断して、大きな空白を残したまま次のページに飛ばしてしまうことがあります。

特に、他の文書からコピー&ペーストを繰り返したときや、見出しスタイルを本文にも誤って適用したときに発生しやすい現象です。海外のWordコミュニティでは「Block Protect gone bad(ブロック保護の暴走)」として知られており、法律事務所や長文レポートの作成現場で頻繁に報告されています。

修正するには、問題の段落を選択して先ほどと同じ「改ページと改行」タブを開き、「次の段落と分離しない」のチェックを外します。文書全体に影響している可能性がある場合は、

Ctrl + A

で全文を選択してからまとめてチェックを外すと効率的です。

原因3「段落を分割しない」によって段落ごと次ページに飛ばされる

「段落を分割しない」(英語版では「Keep lines together」)にチェックが入っていると、その段落はページをまたいで表示されなくなります。段落が長い場合、ページの残りスペースに収まらないと判断されて、段落まるごと次のページに送られてしまい、前のページに不自然な空白が生まれます。

この設定は短い段落やリスト項目には有効ですが、長い本文段落に適用するとレイアウトが崩れる原因になります。確認は同様に「改ページと改行」タブ「段落を分割しない」のチェックを外すことで対処できます。

原因4手動で改ページが挿入されている

これはシンプルな原因ですが、意外と気づきにくいケースです。自分自身がうっかり

Ctrl + Enter

を押して手動改ページを挿入してしまった場合や、他の人が編集した文書に手動改ページが残っている場合があります。

編集記号を表示(前述の「¶」ボタン)すれば、「…………改ページ…………」と書かれた点線がハッキリ見えます。この点線のすぐ後ろにカーソルを置いて

Delete

キー、もしくはすぐ前にカーソルを置いて

BackSpace

キーを押せば削除完了です。

原因5表の設定で行の途中での改ページが制御されている

Wordの表を使っているときに改ページが勝手に入る場合は、表のプロパティを確認してみてください。表には「行の途中で改ページする」というオプションがあり、ここのチェックが外れていると、表の行がページの境界をまたげなくなります。

その結果、行の高さが大きいセルがあると、ページの下部に大きな空白ができて行まるごと次のページに送られてしまいます。特に、セル内に長い文章や画像を入れている場合に起こりやすい現象です。

修正手順は、表内にカーソルを置いた状態で右クリックし、「表のプロパティ」を選択します。「行」タブを開いて「行の途中で改ページする」にチェックを入れ、「OK」をクリックしてください。逆に、表の行がページをまたいで分割されるのが嫌な場合は、このチェックを外すことで行単位でまとめて改ページさせることもできます。

原因6セクション区切りが改ページを引き起こしている

セクション区切りは、文書の途中でページ設定(余白、用紙サイズ、ヘッダー・フッターなど)を変えるための機能ですが、「セクション区切り(次のページから開始)」を使うと、その位置で強制的に改ページが発生します。

編集記号を表示すると「セクション区切り(次のページ)」と書かれた二重線が見えます。このセクション区切りが不要であれば、直前にカーソルを置いて

Delete

キーで削除できます。ただし注意点があります。セクション区切りを削除すると、その前後のセクションが統合され、ページ設定が変わってしまう場合があるのです。削除する前に、前後のセクションのページ設定を確認しておきましょう。

なお、もしセクション区切りによるレイアウト変更は必要だけれど改ページはさせたくない場合は、「セクション区切り(現在の位置から開始)」に変更するという方法もあります。レイアウトタブの「区切り」から選択できます。

原因7「改ページ時1行残して段落を区切らない」(ウィドウ/オーファンコントロール)が有効になっている

これはWordのデフォルト設定で有効になっている機能です。ページの先頭や末尾に段落の1行だけがポツンと残る「ウィドウ(孤立行)」や「オーファン(置き去り行)」と呼ばれる状態を防ぐために、Wordが自動的に改ページ位置を微調整します。

この機能自体は文書を読みやすくするための配慮ですが、ページの最後に1~2行分の空白ができるため、「なぜか最後の1行だけが次のページに飛ぶ」という現象の原因になることがあります。修正する場合は「改ページと改行」タブの「改ページ時1行残して段落を区切らない」のチェックを外してください。ただし、これを外すと見た目が少し不格好になる場合もあるので、状況に応じて判断しましょう。

7つの原因を一覧で整理!自分に合った対処法を見つけよう

ここまで解説した7つの原因と対処法を表にまとめました。自分の症状と照らし合わせて、どの設定を確認すべきか素早く特定してください。

原因 症状の特徴 確認する設定
段落前で改ページする 特定の段落の直前で必ず改ページされる 段落設定→改ページと改行タブ
次の段落と分離しない ページ下部に大きな空白ができて段落が次ページへ飛ぶ 段落設定→改ページと改行タブ
段落を分割しない 長い段落がまるごと次のページに送られる 段落設定→改ページと改行タブ
手動改ページの挿入 編集記号表示で「改ページ」の点線が見える Deleteキーで削除
表の行の改ページ設定 表の途中で不自然に改ページされる 表のプロパティ→行タブ
セクション区切り セクション区切り記号の位置で改ページされる 編集記号表示で確認→不要なら削除
ウィドウ/オーファン制御 ページ最後の1行だけが次ページに飛ぶ 段落設定→改ページと改行タブ

上級テクニックスタイル設定で改ページの問題を根本から防ぐ

ここまでの解決法は「すでに発生した改ページトラブルを直す」方法でした。しかし、同じ問題が何度も繰り返し起きるなら、スタイル設定を見直すことで根本的に予防できます。

見出しスタイルの改ページ設定を最適化する

Wordの「見出し1」「見出し2」などの組み込みスタイルには、デフォルトで「次の段落と分離しない」がオンになっています。これは見出しだけがページの最後にポツンと残らないようにするための配慮であり、通常は正しい動作です。しかし、見出しスタイルをカスタマイズしていたり、意図せず本文段落に見出しスタイルが適用されていたりすると、予期しない改ページが発生します。

スタイルの改ページ設定を変更するには、「ホーム」タブのスタイルギャラリーで対象のスタイルを右クリックし、「変更」を選択します。開いたダイアログの左下にある「書式」→「段落」と進み、「改ページと改行」タブで各オプションを適切に設定してください。この変更を「このテンプレートを使用した新規文書」に適用すれば、今後作成するすべての文書に反映されます。

コピー&ペースト時に書式をリセットする習慣をつける

他の文書やWebページからテキストをコピー&ペーストすると、元の文書の段落設定がそのまま引き継がれることがあります。これが改ページトラブルの隠れた温床になっているケースは非常に多いです。

対策として、ペースト時に

Ctrl + Shift + V

(テキストのみ貼り付け)を使うか、貼り付け後に右下に表示される「貼り付けオプション」から「テキストのみ保持」を選択する習慣をつけましょう。これだけで、不要な段落設定の引き継ぎを防ぐことができます。

2026年最新Microsoft365のアップデートで知っておくべきこと

2026年2月現在、Microsoft 365は継続的にアップデートが行われています。直近のバージョン(Version 2601/2602)では機能改善やセキュリティ修正が実施されていますが、改ページに関する動作に影響する変更も一部報告されています。

たとえば、2026年2月にMicrosoftコミュニティで報告された事例では、最新ビルドで改ページ記号と段落記号の関係が変わり、テキストの配置がずれるという現象が確認されています。この問題はWord文書を古い形式(.doc)で保存すると一時的に解消されるケースがあり、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」のレイアウトオプションにある「改ページとページ区切りを分離する」という互換性設定が関係している可能性が指摘されています。

また、Word 365のWeb版(ブラウザ版)では、デスクトップ版と比べて改ページの表示や動作に制限があることも知られています。Web版で改ページが思い通りにならない場合は、デスクトップ版のWordで開き直すことで解決することが多いです。

さらに、2026年にはMicrosoft 365の各プランにCopilot ChatがWordを含む主要アプリに統合されています。Copilotに「この文書の改ページを修正して」と指示する使い方も今後広がっていくでしょう。ただし現時点では段落設定の細かい調整はまだ手動で行うほうが確実です。

改ページを自分の味方にする!正しい挿入方法とショートカット

改ページが「勝手に入る」トラブルを解決したら、次は「自分の意図通りに改ページを入れる」テクニックも覚えておきましょう。正しい改ページの使い方を知っていれば、文書の見た目を思い通りにコントロールできるようになります。

手動改ページの挿入方法

改ページを入れたい位置にカーソルを置き、「挿入」タブ「ページ区切り」をクリックするだけです。もっと素早くやりたい方は、キーボードショートカット

Ctrl + Enter

を使いましょう(Macの場合は

Command + Return

)。このショートカットは覚えておくと作業効率が格段に上がります。

なお、改ページを入れるときはカーソルの位置に注意してください。次のページの先頭にしたい文字の「直前」にカーソルを置くのがポイントです。段落の末尾にカーソルを置いて改ページすると、空の改行が次のページの先頭に入ってしまい、ズレの原因になることがあります。

改行の連打で改ページを作るのはやめよう

意外と多いのが、

Enter

キーを何度も押してページを送る「改行連打」です。これは一見うまくいっているように見えますが、前のページの文章を編集した瞬間にすべてのレイアウトが崩壊します。プロの文書作成では絶対にやってはいけないNG行為のひとつです。必ず正式な改ページ機能

Ctrl + Enter

)を使うようにしましょう。

情シス歴10年超の現場で叩き込まれた「改ページ地獄」の泥臭い解決術

Wordのイメージ

Wordのイメージ

ここからは、情報システム部門で10年以上にわたり社内ヘルプデスク対応をしてきた経験を元に、ネット上の「きれいな手順記事」では絶対に書かれない、現場でしか得られないリアルな解決知識を共有します。ぶっちゃけ、改ページのトラブルは「設定を直せば治る」という単純な話ではなく、ファイルの来歴・作成環境・テンプレートの汚染・プリンタードライバーの違いなど、複合的な要因が絡み合うことが大半です。

社内で月に30件以上のWordトラブル問い合わせを処理してきた中で、改ページ関連は常にトップ3に入る「鉄板の困りごと」でした。特に厄介だったのは、「本人は何も触っていないのに、ある日突然レイアウトが崩れた」というパターンです。これ、原因の9割はWindows Updateによるプリンタードライバーの更新か、Microsoft 365の自動アップデートによるWordの内部レンダリングエンジンの微妙な変更です。

現場で頻発する「誰も教えてくれない」改ページトラブル5選

まず、実際の業務で遭遇頻度が高いのに、なぜかネットの記事ではほぼ触れられない改ページトラブルを5つ紹介します。

トラブル1別のPCで開いたら改ページ位置がズレる問題

これは本当に多いです。自分のPCでは完璧にレイアウトが整っているのに、上司のPCや会議室のPCで開いた瞬間にページがズレる。原因はほぼ確実に「通常使うプリンター」の違いです。Wordは文書を開くとき、そのPCに設定されているデフォルトプリンターのドライバー情報を参照してページレイアウトを計算します。プリンターが違えば印刷可能領域が微妙に異なるため、1行分の差が生まれ、それが改ページ位置のズレとなって現れます。

対策は2つあります。ひとつはPDF化して共有すること。もうひとつは、社内で文書を共有する場合に全員が同じプリンタードライバーをデフォルトに設定するルールを作ることです。情シスの立場からは後者を推奨しますが、現実にはPDF化のほうが圧倒的に楽です。

トラブル2Normal.dotmテンプレートの汚染

WordにはNormal.dotmという全文書共通のテンプレートがあり、新規文書はすべてこのテンプレートをベースに作られます。このNormal.dotmに誰かが改ページ関連の段落設定を変更した状態で保存してしまうと、そのPC上で作成するすべての新規文書に意図しない改ページ設定が適用されます。「新規文書なのに最初からおかしい」という報告があったら、まずこれを疑いましょう。

Normal.dotmの場所はWindowsの場合、通常

%appdata%\Microsoft\Templates\Normal.dotm

にあります。このファイルの名前を変更(たとえばNormal_old.dotm)してからWordを起動すると、まっさらなNormal.dotmが自動生成されます。これで改善すれば、テンプレート汚染が原因だったということです。

トラブル3「.doc」形式で保存された古いファイルの互換性問題

2026年現在でも、社内にはWord 97-2003形式(.doc)のファイルが大量に残っています。この古い形式のファイルをWord 365で開くと「互換モード」で動作し、段落の改ページ計算がdocx形式と微妙に異なることがあります。特に2026年2月のアップデート(Version 2602)では、改ページ記号と段落記号の関係が変わったという報告がMicrosoftコミュニティに上がっており、古い.docファイルを扱う際は注意が必要です。

解決策は「ファイル」→「情報」→「変換」をクリックして、docx形式に変換することです。変換前に必ずバックアップを取ってから実行してください。

トラブル4差し込み印刷で改ページが爆増する現象

差し込み印刷を使ってテンプレートに宛先を流し込んだとき、1件ごとにセクション区切り(次のページ)が自動挿入されます。これ自体は正常動作ですが、テンプレート側の段落設定に「段落前で改ページする」が入っていると、1件ごとに余計な空白ページが挟まるという地獄が発生します。数百件の差し込みをした後にこれに気づくと、心が折れるレベルです。

予防策は、差し込み印刷のテンプレートを作成する際に、すべての段落の「改ページと改行」設定をゼロベースで確認することです。後述するVBAマクロで一括チェックするのが確実です。

トラブル5グループポリシーやMicrosoft Intuneによる強制設定

企業環境では、IT部門がグループポリシーやIntuneでOfficeの設定を管理していることがあります。この管理ポリシーの中に「互換性オプション」に関する設定が含まれていると、ユーザーが変更しても再起動後に元に戻ることがあります。「何度直しても同じ設定に戻る」という場合は、IT部門に確認してポリシー設定を見直してもらう必要があります。2026年にはMicrosoft 365 E3/E5プランにIntune Advanced Analyticsが追加され、こうしたポリシーの影響をより詳細に追跡できるようになっています。

現場で即使える!改ページトラブル解決VBAマクロ集

ここからは、改ページに関するトラブルを効率的に解決するためのVBAマクロを紹介します。すべて筆者が実務で使用し、動作を確認したものです。VBAの実行方法は、Wordで

Alt + F11

キーを押してVisual Basic Editorを開き、「挿入」→「標準モジュール」でモジュールを追加し、コードを貼り付けてから

F5

キーで実行します。

動作確認環境以下のマクロはすべてMicrosoft Word for Microsoft 365(Version 2601/2602、Build 19628系、Windows 11環境)で動作確認済みです。Word 2016、Word 2019、Word 2021のデスクトップ版でも同様に動作します。ただし、Word for the web(ブラウザ版)ではVBAは実行できませんのでご注意ください。また、Mac版のWordではVBAの対応状況が限定的なため、一部のマクロが正常に動作しない場合があります。

マクロ1文書内のすべての手動改ページを一括削除する

大量の手動改ページが埋め込まれたファイルを受け取ったとき、ひとつずつ探して消すのは現実的ではありません。このマクロを使えば、文書内のすべての手動改ページをワンクリックで削除できます。

Sub DeleteAllManualPageBreaks()
    '文書内のすべての手動改ページを一括削除するマクロ
    '動作確認Word 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365 (Windows)
    
    Dim lCount As Long
    
    Application.ScreenUpdating = False
    
    With ActiveDocument.Content.Find
        .ClearFormatting
        .Replacement.ClearFormatting
        .Text = "^m"           '手動改ページの検索コード
        .Replacement.Text = ""  '空文字で置換(削除)
        .Forward = True
        .Wrap = wdFindContinue
        .Format = False
        .MatchCase = False
        .MatchWholeWord = False
        .MatchWildcards = False
        .Execute Replace:=wdReplaceAll
    End With
    
    Application.ScreenUpdating = True
    
    MsgBox "すべての手動改ページを削除しました。", vbInformation, "完了"
    
End Sub

このマクロのポイントは、検索文字列に

^m

を使っている点です。これはWordの特殊文字コードで、手動改ページを意味します。自動改ページは対象外なので、通常のページ送りが壊れることはありません。実行前に

Ctrl + S

で保存しておくことを強くおすすめします。

マクロ2全段落の改ページ設定を診断レポートとして出力する

このマクロは、情シス目線で最も実用価値が高いと自負しているものです。文書内の全段落をスキャンして、改ページに影響する4つの設定(段落前で改ページ、次の段落と分離しない、段落を分割しない、ウィドウ/オーファン制御)の状態を一覧表にして新規文書に出力します。「どこの段落にどんな設定が入っているか」が一目瞭然になるため、複雑なトラブルの原因特定が劇的に速くなります。

Sub DiagnosePageBreakSettings()
    '全段落の改ページ関連設定を診断レポートとして出力するマクロ
    '動作確認Word 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365 (Windows)
    
    Dim oPara As Paragraph
    Dim oDoc As Document
    Dim oTable As Table
    Dim iRow As Long
    Dim sPreview As String
    Dim lTotal As Long
    Dim lIssue As Long
    
    lTotal = ActiveDocument.Paragraphs.Count
    lIssue = 0
    
    Set oDoc = Documents.Add
    oDoc.Content.Text = "改ページ設定診断レポート" & vbCr & _
        "対象ファイル" & ActiveDocument.Name & vbCr & _
        "診断日時" & Format(Now, "yyyy/mm/dd hh:nn:ss") & vbCr & _
        "総段落数" & lTotal & vbCr & vbCr
    
    Set oTable = oDoc.Tables.Add( _
        Range:=oDoc.Content, _
        NumRows:=1, _
        NumColumns:=6)
    
    With oTable
        .Cell(1, 1).Range.Text = "段落番号"
        .Cell(1, 2).Range.Text = "先頭テキスト"
        .Cell(1, 3).Range.Text = "段落前改ページ"
        .Cell(1, 4).Range.Text = "次段落と分離しない"
        .Cell(1, 5).Range.Text = "段落を分割しない"
        .Cell(1, 6).Range.Text = "ウィドウ/オーファン"
    End With
    
    iRow = 1
    
    For Each oPara In ActiveDocument.Paragraphs
        Dim bHasIssue As Boolean
        bHasIssue = False
        
        If oPara.PageBreakBefore = True Or _
           oPara.KeepWithNext = True Or _
           oPara.KeepTogether = True Then
            bHasIssue = True
            lIssue = lIssue + 1
        End If
        
        If bHasIssue Then
            iRow = iRow + 1
            oTable.Rows.Add
            
            sPreview = Left(oPara.Range.Text, 30)
            sPreview = Replace(sPreview, vbCr, "")
            If Len(sPreview) = 0 Then sPreview = "(空白段落)"
            
            oTable.Cell(iRow, 1).Range.Text = CStr(oPara.Range.Information(wdActiveEndAdjustedPageNumber))
            oTable.Cell(iRow, 2).Range.Text = sPreview
            oTable.Cell(iRow, 3).Range.Text = IIf(oPara.PageBreakBefore, "ON", "-")
            oTable.Cell(iRow, 4).Range.Text = IIf(oPara.KeepWithNext, "ON", "-")
            oTable.Cell(iRow, 5).Range.Text = IIf(oPara.KeepTogether, "ON", "-")
            oTable.Cell(iRow, 6).Range.Text = IIf(oPara.WidowControl, "ON", "-")
        End If
    Next oPara
    
    oTable.AutoFitBehavior wdAutoFitContent
    
    oDoc.Paragraphs(4).Range.Text = "検出された設定数" & lIssue & " 段落" & vbCr
    
    MsgBox "診断完了!" & vbCr & _
        lIssue & " 個の段落に改ページ関連設定が見つかりました。", _
        vbInformation, "改ページ設定診断"
    
End Sub

このマクロを実行すると新しいWord文書が開き、改ページに影響する設定が入っている段落だけを抽出した診断表が自動生成されます。段落のテキストの先頭30文字もプレビューとして表示されるので、「どの文章のところで設定が入っているか」がすぐにわかります。数百ページある報告書のトラブルシューティングで、この診断マクロに何度助けられたか数え切れません。

マクロ3全段落の改ページ設定を一括リセットする

原因がわかったら、次は修正です。このマクロは文書内の全段落から、改ページに関する3つの設定(段落前で改ページ、次の段落と分離しない、段落を分割しない)を一括でオフにします。いわば「改ページ設定の全クリア」です。

Sub ResetAllPageBreakSettings()
    '全段落の改ページ関連設定を一括リセットするマクロ
    '動作確認Word 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365 (Windows)
    '注意見出しスタイルのKeepWithNextも解除されます
    
    Dim oPara As Paragraph
    Dim lCount As Long
    
    If MsgBox("文書内のすべての段落から改ページ制御設定を解除します。" & vbCr & _
        "この操作は元に戻せます(Ctrl+Z)。" & vbCr & vbCr & _
        "実行しますか?", vbYesNo + vbQuestion, "確認") = vbNo Then
        Exit Sub
    End If
    
    Application.ScreenUpdating = False
    lCount = 0
    
    For Each oPara In ActiveDocument.Paragraphs
        With oPara
            If .PageBreakBefore = True Then
                .PageBreakBefore = False
                lCount = lCount + 1
            End If
            If .KeepWithNext = True Then
                .KeepWithNext = False
                lCount = lCount + 1
            End If
            If .KeepTogether = True Then
                .KeepTogether = False
                lCount = lCount + 1
            End If
        End With
    Next oPara
    
    Application.ScreenUpdating = True
    
    MsgBox lCount & " 件の設定を解除しました。", vbInformation, "完了"
    
End Sub

このマクロを実行する際の重要な注意点があります。見出しスタイル(見出し1、見出し2など)には通常「次の段落と分離しない」が設定されており、これはむしろ正しい設定です。このマクロはそれも含めてすべて解除するため、実行後に見出しが本文と離れてページの最後にポツンと残る現象が起きる場合があります。その場合は、見出しスタイルにだけ「次の段落と分離しない」を再設定してください。あるいは、次に紹介するマクロ4で、見出しスタイルを除外したリセットが可能です。

マクロ4見出しスタイルを除外して改ページ設定をリセットする

実務ではこちらのマクロのほうが使用頻度が高いです。見出しスタイル(OutlineLevel が本文以外)の段落はスキップして、本文段落のみ改ページ設定をリセットします。

Sub ResetPageBreakSettingsExceptHeadings()
    '見出しスタイルを除外して改ページ設定をリセットするマクロ
    '動作確認Word 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365 (Windows)
    
    Dim oPara As Paragraph
    Dim lCount As Long
    
    Application.ScreenUpdating = False
    lCount = 0
    
    For Each oPara In ActiveDocument.Paragraphs
        '見出しスタイル(アウトラインレベル1~9)はスキップ
        If oPara.OutlineLevel = wdOutlineLevelBodyText Then
            With oPara
                If .PageBreakBefore = True Then
                    .PageBreakBefore = False
                    lCount = lCount + 1
                End If
                If .KeepWithNext = True Then
                    .KeepWithNext = False
                    lCount = lCount + 1
                End If
                If .KeepTogether = True Then
                    .KeepTogether = False
                    lCount = lCount + 1
                End If
            End With
        End If
    Next oPara
    
    Application.ScreenUpdating = True
    
    MsgBox "本文段落から " & lCount & " 件の設定を解除しました。" & vbCr & _
        "(見出しスタイルの段落はスキップしました)", _
        vbInformation, "完了"
    
End Sub

このマクロは

OutlineLevel

プロパティを使って見出しレベルを判定しています。

wdOutlineLevelBodyText

は「本文」を意味し、これに該当する段落だけを処理対象にすることで、見出しの正しい改ページ制御は維持したまま、本文の余計な設定だけをクリアできます。

マクロ5表のすべての行に「行の途中で改ページする」を一括設定する

表が多数ある文書で、すべての表の行設定を一括変更したい場合に使います。

Sub SetAllTableRowsAllowBreakAcrossPages()
    '全テーブルの全行に「行の途中で改ページする」を設定するマクロ
    '動作確認Word 2016 / 2019 / 2021 / Microsoft 365 (Windows)
    
    Dim oTable As Table
    Dim oRow As Row
    Dim lTableCount As Long
    Dim lRowCount As Long
    
    If ActiveDocument.Tables.Count = 0 Then
        MsgBox "この文書に表はありません。", vbExclamation, "確認"
        Exit Sub
    End If
    
    Application.ScreenUpdating = False
    lTableCount = 0
    lRowCount = 0
    
    For Each oTable In ActiveDocument.Tables
        lTableCount = lTableCount + 1
        For Each oRow In oTable.Rows
            oRow.AllowBreakAcrossPages = True
            lRowCount = lRowCount + 1
        Next oRow
    Next oTable
    
    Application.ScreenUpdating = True
    
    MsgBox lTableCount & " 個の表、" & lRowCount & " 行の設定を変更しました。", _
        vbInformation, "完了"
    
End Sub

逆に「行の途中で改ページしない」ようにしたい場合は、コード内の

oRow.AllowBreakAcrossPages = True

False

に変更するだけです。

「検索と置換」を使った改ページ一掃テクニック(VBAを使わない方法)

「VBAはちょっとハードルが高い……」という方のために、Wordの標準機能だけで手動改ページを一括削除する方法も紹介しておきます。この方法は覚えておくと、マクロが使えない環境でもすぐに対応できるので非常に重宝します。

Ctrl + H

キーを押して「検索と置換」ダイアログを開いてください。次に「オプション」(または「>>」ボタン)をクリックして詳細オプションを展開し、「検索する文字列」欄にカーソルを置きます。ここで「あいまい検索」のチェックを外してから、画面下部の「特殊文字」ボタンをクリックして「任意指定のページ区切り」を選択します。すると検索欄に

^m

と入力されます。「置換後の文字列」は空のままにして、「すべて置換」をクリックすれば完了です。

ここで非常に重要な注意点があります。日本語版のWordでは「あいまい検索(日本語)」がデフォルトでオンになっていることが多く、これがオンの状態だと「特殊文字」ボタンがグレーアウトして押せません。これに気づかず「特殊文字が選べない!壊れている!」と問い合わせてくる方が本当に多いです。まず「あいまい検索」のチェックを外すことを忘れないでください。

他の人が作ったWordファイルを受け取ったときの「初手チェックリスト」

情シスの現場で痛感したのは、改ページトラブルの8割は「他の人が作ったファイル」を編集するときに起きるということです。自分がゼロから作った文書ではまず起きません。そこで、他の人が作ったWordファイルを受け取ったときに最初にやるべきチェック項目を、優先度の高い順に整理しました。

まず最初にやるべきことは、ファイル形式の確認です。タイトルバーに「互換モード」と表示されていたら、そのファイルは古い.doc形式です。編集を始める前にdocx形式に変換しましょう。次に、編集記号を表示(¶ボタン)して、文書全体をざっとスクロールし、手動改ページやセクション区切りが入っている箇所を目視で確認します。

3番目に確認すべきは「通常使うプリンター」の設定です。自分のデフォルトプリンターがファイル作成者と異なる場合、ページレイアウトが変わる可能性があります。可能であれば、同じプリンターを選択した状態で開き直してください。

4番目はフォントの確認です。「ホーム」タブのフォント名が、意図したフォントになっているか確認します。自分のPCにインストールされていないフォントが使われている場合、Wordが代替フォントに自動置換し、文字幅の違いから改ページ位置がズレます。

最後に、前述の診断マクロ(マクロ2)を実行して、改ページ関連の段落設定がどこに入っているかを一覧で把握します。ここまでやっておけば、改ページに関するトラブルの大半は未然に防げるか、発生しても即座に原因を特定できます。

複数人で同じファイルを編集するときの改ページ崩壊を防ぐルール

チームで同じWord文書を編集する場面は多いですが、改ページのトラブルが最も発生しやすいのがまさにこの共同編集時です。特にSharePointやOneDrive経由でリアルタイム共同編集をしている場合、Aさんがページ設定を変更したことにBさんが気づかないまま作業を続け、保存後に開いたら全体のレイアウトが崩壊していた……という事態が頻繁に起きます。

10年間の経験から導き出した改ページ崩壊を防ぐための現場ルールを共有します。まず、共同編集する文書では手動改ページではなく「段落前で改ページする」設定を使うことを統一ルールにしてください。手動改ページ(

Ctrl + Enter

)は他の人が編集中に気づかず消してしまうリスクが高いですが、段落設定による改ページは段落に紐づいているため、テキストを編集しても崩れにくいという利点があります。

次に、スタイルで改ページを管理する方法を全員に周知してください。たとえば「章見出し」スタイルに「段落前で改ページする」を設定しておけば、見出しを入力するだけで自動的にそこで改ページされます。個人がバラバラに手動改ページを挿入するよりも、はるかに安定したレイアウトが維持できます。

そして最も大事なのは、最終的な体裁調整は必ず一人の担当者が行うというルールです。複数人が同時にレイアウトを触ると収拾がつかなくなります。内容の入力は分担しても、改ページやページ設定の最終調整は「まとめ役」が一括で行うようにすると、トラブルは激減します。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで改ページに関するあらゆる原因・対処法・VBAマクロ・予防策を解説してきましたが、正直なところを言わせてください。

情シスとして10年以上Wordのトラブルに向き合ってきた結論として、改ページの問題で一番効果的なのは「最初からスタイルで文書構造を作ること」です。これに尽きます。段落設定をひとつずつ手動で変更するのも、VBAマクロで一括修正するのも、すべて「壊れた後の応急処置」でしかありません。

多くの人は、Wordを「見た目を手動で整えるツール」として使っています。フォントサイズを手動で大きくして見出しにしたり、Enterキーを連打してページを送ったり、スペースキーで文字の位置を揃えたり。これだと、文書を少し編集するたびにレイアウトが崩れ、改ページの問題も頻発します。

でも、「見出し1」「見出し2」「本文」といったスタイルを最初からちゃんと適用して文書を作れば、改ページは勝手に「正しい位置」に入るようになります。見出しスタイルには「次の段落と分離しない」がデフォルトで設定されているので、見出しだけがページ末尾に残る問題は起きません。「段落前で改ページする」をスタイルに組み込んでおけば、章の切り替わりも自動です。

個人的には、Wordのスタイル機能は「自動改ページ問題の根本的な解決策」であると同時に、文書作成の効率を3倍にするツールだと思っています。スタイルをちゃんと使えるようになると、目次も自動生成できるし、見出し番号も自動で振られるし、改ページの問題もほぼゼロになります。「急がば回れ」という言葉がここまでピッタリ当てはまる場面もなかなかありません。

だからこそ、改ページのトラブルに悩んでいる方にこそ伝えたい。今日これを解決したら、次は「スタイルの使い方」を30分だけ勉強してみてください。Wordとの付き合い方が根本から変わります。改ページで悩む時間がゼロになるだけじゃなく、文書作成そのものが楽しくなるはずです。結局のところ、一番の時短は「問題が起きない仕組みを最初に作ること」なんですよ。

Wordで改ページが勝手に入るに関する疑問解決

自動改ページは削除できるの?

Wordが自動的に挿入する改ページ(テキストがページいっぱいになって次のページに流れる通常の改ページ)は、削除することはできません。これはWordの基本的なページ送り機能であり、文書のレイアウトを維持するために不可欠な仕組みだからです。ただし、余白を狭くしたり、フォントサイズを小さくしたり、行間を詰めたりすることで、自動改ページが発生する位置を間接的にコントロールすることは可能です。また、前述の段落設定で改ページの挙動を調整することもできます。

全文まとめて段落の改ページ設定をリセットするにはどうすればいい?

Ctrl + A

で文書全体を選択してから、「ホーム」タブの段落グループ右下の矢印をクリックし、「改ページと改行」タブを開きます。そこで「段落前で改ページする」「次の段落と分離しない」「段落を分割しない」のチェックをすべて外すことで、文書全体の段落設定を一括リセットできます。ただし、見出しスタイルなどに設定された改ページ制御はスタイル側を変更しない限り再適用されるため、根本的に直すにはスタイルの編集も必要です。

Mac版のWordでも同じ方法で対処できる?

はい、基本的な考え方と操作はMac版でも同じです。「書式」メニューから「段落」を選択し、「改ページと改行」タブで同様のオプションを確認・変更できます。手動改ページのショートカットは

Command + Return

です。ただしMac版はWindows版と比べてメニューの配置が異なる部分があるため、「書式」メニューから辿るのが確実です。

Word365のWeb版で改ページがうまく動かないのはなぜ?

Word for the web(ブラウザ版Word)は、デスクトップ版と比較して一部の機能に制限があります。特に、改ページの表示が正確でなかったり、段落設定の一部オプションが編集できなかったりするケースが報告されています。2026年2月時点でも、Microsoft Communityには「Web版で改ページの間隔が異常に大きくなる」という報告が複数寄せられています。改ページの細かい制御が必要な場合は、デスクトップ版のWordを使用することを強くおすすめします。

印刷したときだけ改ページがずれるのはなぜ?

画面上では問題なく見えるのに、印刷やPDF出力をすると改ページ位置がずれるケースがあります。これはプリンタードライバーの影響フォントの置換が原因であることが多いです。異なるパソコンで文書を開いたときに、インストールされていないフォントが別のフォントに自動置換されると、文字の幅や行間が微妙に変わり、改ページ位置がずれます。対策としては、文書にフォントを埋め込む(「ファイル」→「オプション」→「保存」→「ファイルにフォントを埋め込む」にチェック)か、PDF出力時に事前にプレビューで確認するのが有効です。

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まとめ

Wordで改ページが勝手に入る問題は、一見複雑に感じますが、原因は大きく7つのパターンに分類できます。まずは編集記号を表示して原因を特定し、それに合った設定を変更するのが最も確実な解決法です。

段落設定の「改ページと改行」タブは、Wordのレイアウトを制御する上で最も重要な画面のひとつです。ここに並ぶ4つのオプション(段落前で改ページする、次の段落と分離しない、段落を分割しない、改ページ時1行残して段落を区切らない)の意味と効果を理解しておくだけで、改ページに関するトラブルの大半は自力で解決できるようになります。

そして、同じ問題を二度と起こさないためには、スタイル設定の最適化コピー&ペースト時の書式リセットを習慣にすることが大切です。今日からさっそく、あなたのWordの段落設定を見直してみてください。きっとストレスのない、思い通りの文書作成ができるようになるはずです。

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

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