Windows10のサポートが2025年10月14日に終了したことで、多くの方が困っていますよね?特に「このPCはWindows11のシステム要件を満たしていません」というメッセージが表示されて、アップグレードを諦めていた方も多いのではないでしょうか。
実は、システム要件を満たさないPCでもWindows11にアップグレードする方法が複数存在し、2026年現在では以前よりもずっと簡単になっているんです。最新バージョンの24H2や25H2にも対応可能で、多くのユーザーが成功を報告しています。
この記事では、非対応PCでもWindows11へ強制的にアップグレードする最新の方法を、初心者の方でも理解できるように詳しく解説します。
- Windows10のサポート終了後も安全に使い続ける延長サポート(ESU)の無料登録方法
- システム要件を満たさないPCでもWindows11にアップグレードできる7つの具体的な手法
- アップグレード後に発生する可能性がある問題とその対処法、失敗時の復旧手順
- Windows10サポート終了の実態と今すぐ対応すべき理由
- Windows11のシステム要件とあなたのPCが非対応になる理由
- 方法1setup product serverコマンドで最も簡単にアップグレードする
- 方法2Rufus47以降を使ってUSBメモリから簡単インストール
- 方法3Flyby11で最も手軽にアップグレード
- 方法4appraiserres.dllファイルを編集する従来の方法
- Windows11の24H2から25H2へ簡単にアップデートする最新手法
- アップグレード前に必ず確認すべき重要事項
- アップグレード後のトラブルシューティングと対処法
- 非対応PCでWindows11を使うリスクと注意点
- Windows11へアップグレードするべきか?それともWindows10を使い続けるべきか?
- 2026年以降のWindows環境について知っておくべきこと
- アップグレード直後に絶対やるべき!Windows11の最適化設定5選
- 知らないと損する!PowerShellとコマンドプロンプトの便利コマンド集
- 体験談実際に遭遇した問題とリアルな解決策
- アクティベーションで困ったら?ライセンス問題の確実な解決法
- 古いPCを劇的に速くする!知られざる高速化テクニック
- 緊急時の復旧方法セーフモードと回復環境の使い方
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
Windows10サポート終了の実態と今すぐ対応すべき理由
2025年10月14日にWindows10の公式サポートが終了しました。これは単にMicrosoftからのサポートがなくなるだけではありません。セキュリティ更新プログラムが配信されなくなるため、新たに発見される脆弱性に対して無防備な状態になってしまいます。
サポート終了後のPCを使い続けることは、家の玄関に鍵をかけずに外出するようなもの。ハッカーやウイルスの侵入を許してしまう可能性が高まります。実際、サポート終了したOSを狙った攻撃は急増する傾向にあり、個人情報の漏洩や金銭的な被害につながるリスクが非常に高くなります。
さらに、ソフトウェアメーカーもWindows10への対応を徐々に終了していくため、新しいアプリケーションが使えなくなったり、既存のソフトウェアが正常に動作しなくなる可能性も出てきます。
ただし、朗報があります。Microsoftは個人ユーザー向けに無料の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)を2026年10月13日まで提供すると発表しました。これにより、条件を満たせば1年間は安全にWindows10を使い続けることができます。
ESUの無料登録条件は以下の通りです。
- Windows10バージョン22H2を使用していること
- Microsoftアカウントでサインインしていること(管理者権限が必要)
- WindowsバックアップでPC設定をOneDriveに同期していること、または1000Microsoft Rewardsポイントを利用すること
登録方法は非常に簡単です。設定から「更新とセキュリティ」を開き、Windows Updateのページに表示される「いますぐ登録する」ボタンをクリックするだけ。数分で完了します。
Windows11のシステム要件とあなたのPCが非対応になる理由
Windows11には厳格なシステム要件が設定されています。主な要件は次の通りです。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| プロセッサ | 1GHz以上、2コア以上の64ビット互換プロセッサ(第8世代Intel Core以降、またはAMD Ryzen 2000シリーズ以降) |
| メモリ | 4GB以上 |
| ストレージ | 64GB以上の空き容量 |
| ファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
| TPM | バージョン2.0 |
| グラフィックスカード | DirectX12対応、WDDM2.0ドライバー |
多くのPCが非対応となる最大の理由は、TPM2.0の要件と古いCPUの制限です。特に2017年以前に製造されたPCの多くは、第7世代以前のIntel CoreプロセッサやAMD Ryzen初代を搭載しているため、公式にはWindows11へのアップグレードができません。
ただし、ここで重要なポイントがあります。これらの要件は、あくまでも「公式サポート」を受けるための条件です。実際には、第3世代や第4世代のIntel Coreプロセッサを搭載したPCでも、Windows11を問題なく動作させることができるケースが多数報告されています。
方法1setup product serverコマンドで最も簡単にアップグレードする
2026年現在、最も簡単で確実なWindows11強制アップグレード方法は「setup product server」コマンドを使う手法です。この方法はレジストリの編集やファイルの書き換えが不要で、初心者の方でも安全に実行できます。
必要なものは次の3つだけです。
- Windows11のISOファイル(Microsoftの公式サイトから無料でダウンロード可能)
- 管理者権限でのコマンドプロンプト
- インターネット接続環境(ダウンロード時のみ)
具体的な手順を説明します。
- Microsoftの公式サイトからWindows11のISOファイルをダウンロードします。「Windows11ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする」セクションから、最新版の64ビットISOを選択してダウンロードしてください。
- ダウンロードしたISOファイルをダブルクリックしてマウントします。マウントされると、エクスプローラーに新しいドライブ(例Eドライブ)として表示されます。このドライブ文字を確認しておいてください。
- スタートメニューで「cmd」と入力し、表示されたコマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトに「E:」(マウントされたドライブ文字)と入力してEnterキーを押します。
- 続けて「setup.exe product server」と入力してEnterキーを押します。
- 「WindowsServerのインストール」という画面が表示されますが、これは正常です。実際にはWindows11がインストールされます。画面の指示に従って「次へ」をクリックし、ライセンス条項に同意します。
- 「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」が選択されていることを確認して、インストールをクリックします。
インストールには1時間から2時間程度かかります。PCが自動的に数回再起動しますが、そのまま待ちましょう。完了すると、Windows11が起動します。
この方法の最大のメリットは、システム要件のチェックを完全にバイパスできる点です。TPM2.0やセキュアブートの設定を変更する必要がなく、現在のデータやアプリケーションをそのまま引き継げます。
方法2Rufus47以降を使ってUSBメモリから簡単インストール
Rufusは、Windows11の要件チェックを自動的に回避してインストールメディアを作成できる無料ツールです。2026年現在、Rufus4.7以降のバージョンでは、Windows11の24H2や25H2にも対応しています。
Rufusを使う最大の利点は、USBメモリから起動できるインストールメディアを作成できることです。これにより、複数のPCで使い回すことができたり、PCが起動しない場合でもWindows11をインストールできます。
準備するものは以下の通りです。
- 8GB以上の空のUSBメモリ(中身は全て削除されるので注意)
- Rufusの最新版(公式サイトからダウンロード可能)
- Windows11のISOファイル
手順は次の通りです。
- Rufusの公式サイトから最新版をダウンロードして起動します。インストール不要で、ダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけで使えます。
- USBメモリをPCに挿入すると、Rufusが自動的に認識します。
- 「選択」ボタンをクリックして、ダウンロードしたWindows11のISOファイルを選択します。
- 「パーティション構成」はGPTを選択します(古いPCの場合はMBRを選択)。
- 「スタート」ボタンをクリックすると、重要なダイアログが表示されます。ここで必ず「TPM2.0要件を削除」と「セキュアブート要件を削除」にチェックを入れてください。これが非対応PCでもインストールできるようにする鍵です。
- 「OK」をクリックすると、USBメモリへの書き込みが開始されます。10分程度で完了します。
- 作成したUSBメモリをPCに挿入したまま再起動し、BIOS設定でUSBから起動するように設定します(通常はF12キーまたはF2キーを起動時に押します)。
- USBから起動すると、Windows11のインストール画面が表示されるので、画面の指示に従ってインストールを進めます。
Rufusを使う方法は、クリーンインストールにも対応しているため、PCを完全にリフレッシュしたい場合にも最適です。ただし、クリーンインストールの場合は事前に重要なデータのバックアップを必ず取ってください。
方法3Flyby11で最も手軽にアップグレード
Flyby11は、非対応PCでのWindows11アップグレードに特化した無料ツールです。Rufusと比べて、ISOファイルをドラッグ&ドロップするだけで使える簡単さが特徴です。
Flyby11の使い方は非常にシンプルです。
- GitHubのFlyby11リリースページから最新版のZIPファイルをダウンロードします。
- ZIPファイルを解凍して、Flyby11.exeをダブルクリックします。
- 「Start Upgrade Now」ボタンをクリックします。
- 表示されたウィンドウに、Windows11のISOファイルをドラッグ&ドロップします。
- 自動的にインストールが開始されるので、画面の指示に従って進めます。
Flyby11は英語版のみですが、操作はシンプルなので英語が苦手な方でも問題なく使えます。ただし、Microsoftの公式サポート外のツールであるため、使用は自己責任となります。
重要な注意点として、Flyby11を使う場合は事前にウイルス対策ソフトを一時的に無効にする必要がある場合があります。これは、システムファイルを変更するため、誤検知される可能性があるためです。
方法4appraiserres.dllファイルを編集する従来の方法
この方法は、Windows11の23H2までのバージョンで広く使われていた手法です。システム要件をチェックする「appraiserres.dll」というファイルの中身を空にすることで、チェックを無効化します。
具体的な手順は次の通りです。
- Windows11のISOファイルをダウンロードしてマウントします。
- マウントされたドライブの中身を全て、新しく作成したフォルダ(例C:temp_Windows11)にコピーします。
- コピーしたフォルダ内の「sources」フォルダを開き、「appraiserres.dll」ファイルを探します。
- appraiserres.dllを右クリックして「プログラムから開く」→「メモ帳」を選択します。
- メモ帳で開いたら、Ctrl+Aで全選択し、Backspaceキーで内容を全て削除します。
- Ctrl+Sで上書き保存して、メモ帳を閉じます。
- コピーしたフォルダ内の「setup.exe」をダブルクリックして、インストールを開始します。
この方法は24H2以降のバージョンでは効果が限定的になっているため、現在では前述のコマンド方式やRufusを使う方が確実です。
Windows11の24H2から25H2へ簡単にアップデートする最新手法
すでに非対応PCでWindows11の24H2を使っている場合、最新の25H2へのアップデートは驚くほど簡単です。24H2と25H2はコア構造が共通しているため、「イネーブルメントパッケージ」という小さな更新プログラムを適用するだけで完了します。
手順は次の通りです。
- Microsoftの公式サイトからWindows11の25H2用イネーブルメントパッケージをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。
- 画面の指示に従ってインストールを進め、PCを再起動します。
たったこれだけで、数分から10分程度で25H2にアップデートできます。通常の大型アップデートのように1時間以上かかることもありません。
ただし、この方法は24H2から25H2へのアップデート専用です。23H2以前のバージョンから25H2にアップデートする場合は、ISOファイルを使った従来の方法が必要になります。
また、25H2では「POPCNT」というCPU命令のサポートが新たな必須要件になりました。非常に古いCPU(Intel Core2 Duoなど)では、25H2にアップデートできない可能性があります。
アップグレード前に必ず確認すべき重要事項
非対応PCにWindows11をインストールする前に、必ず以下の点を確認してください。
まず最も重要なのはデータのバックアップです。アップグレード作業は通常、既存のデータを保持したまま行えますが、万が一に備えて重要なファイルは外付けハードディスクやクラウドストレージにバックアップしておきましょう。
次に、現在のWindows10を最新の状態に更新しておくことをお勧めします。Windows Updateで最新の更新プログラムを全て適用してから、アップグレード作業を開始してください。
PCのスペックも重要です。Windows11の動作には最低限のハードウェア性能が必要です。以下は推奨スペックの目安です。
- CPU第4世代Intel Core i5以上、またはそれに相当するAMD Ryzen
- メモリ8GB以上(4GBでも動作しますが、快適さが大きく低下します)
- ストレージSSD推奨(HDDでも動作しますが、起動や動作が遅くなります)
また、BIOSの設定も確認しておきましょう。システム情報(Windowsキー+Rで「msinfo32」と入力)を開き、「BIOSモード」が「UEFI」になっているか確認します。「レガシ」になっている場合は、BIOS設定でUEFIに変更する必要がある場合があります。
使用しているソフトウェアの互換性も重要です。特に業務用のソフトウェアや特殊な周辺機器を使っている場合は、メーカーのウェブサイトでWindows11への対応状況を確認してください。
最後に、アップグレードには十分な時間を確保してください。作業時間は1時間から3時間程度かかることが多く、途中で中断することはできません。
アップグレード後のトラブルシューティングと対処法
非対応PCにWindows11をインストールした後、いくつかの問題が発生する可能性があります。ここでは、よくある問題とその解決方法を紹介します。
問題1ドライバーが正常に動作しない
特に古いPCでは、一部のデバイスドライバーが自動的にインストールされず、音が出ない、Wi-Fiに接続できない、グラフィックスが正常に表示されないなどの問題が発生することがあります。
対処法は以下の通りです。
- デバイスマネージャーを開き(Windows+Xキーを押して「デバイスマネージャー」を選択)、黄色の警告マークがついているデバイスを確認します。
- 問題のあるデバイスを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択します。
- 自動検索で見つからない場合は、PCメーカーのサポートサイトから、Windows10用のドライバーをダウンロードしてインストールします。多くの場合、Windows10用のドライバーはWindows11でも動作します。
問題2動作が遅い、フリーズする
アップグレード直後は、Windows11がバックグラウンドで様々な最適化作業を行うため、一時的に動作が遅くなることがあります。通常、24時間程度経過すると改善します。
それでも改善しない場合は、以下を試してください。
- 不要な起動プログラムを無効にする(タスクマネージャーの「スタートアップ」タブで確認)
- ディスクの空き容量を確保する(最低でも20GB以上の空き容量を保つ)
- 視覚効果を最小限に設定する(システムのプロパティから「パフォーマンスを優先する」を選択)
問題3特定のアプリケーションが動作しない
古いソフトウェアの中には、Windows11で正常に動作しないものがあります。この場合、互換モードを試してみましょう。
- 問題のあるアプリケーションの実行ファイルを右クリックします。
- 「プロパティ」を選択し、「互換性」タブを開きます。
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、「Windows10」を選択します。
- 「適用」をクリックして、アプリケーションを起動します。
Windows10に戻す方法
Windows11をインストールしてから10日以内であれば、設定からWindows10に戻すことができます。手順は次の通りです。
- 設定を開き、「システム」→「回復」を選択します。
- 「復元」セクションの「戻す」ボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って、Windows10への復元を完了します。
10日を過ぎた場合は、Windows10のインストールメディアを使ってクリーンインストールする必要があります。
非対応PCでWindows11を使うリスクと注意点
システム要件を満たさないPCにWindows11をインストールすることには、いくつかのリスクが伴います。これらを理解した上で、自己責任で実行することが重要です。
最大のリスクは、将来的なサポートの不確実性です。Microsoftは公式に、非対応PCへのWindows11インストールに対してサポートを提供しないと明言しています。これは、問題が発生した際にMicrosoftのサポートに連絡しても、対応してもらえない可能性があることを意味します。
また、今後の大型アップデートが適用できなくなる可能性もあります。実際には、多くの非対応PCで23H2から24H2、24H2から25H2へのアップデートに成功していますが、将来のバージョンで突然アップデートできなくなるリスクは残ります。
セキュリティ面でも注意が必要です。TPM2.0やセキュアブートを回避してインストールした場合、一部のセキュリティ機能が完全には機能しない可能性があります。特に、BitLockerによるディスク暗号化や、Windows Hello for Businessなどの高度なセキュリティ機能は正常に動作しないかもしれません。
ハードウェアの互換性問題も考慮する必要があります。古いPCでは、一部の新機能が使えなかったり、パフォーマンスが期待したほど向上しない可能性があります。
しかし、これらのリスクは相対的なものであることも事実です。サポートが終了したWindows10を使い続けるリスクと比較すると、非対応PCにWindows11をインストールして使用する方が、セキュリティ面では明らかに優れています。
実際、多くのユーザーが第6世代や第7世代のIntel CoreプロセッサでWindows11を問題なく使用しています。日常的な用途(ウェブブラウジング、メール、文書作成など)であれば、大きな問題は発生していません。
Windows11へアップグレードするべきか?それともWindows10を使い続けるべきか?
この判断は、あなたのPCの状態と使用目的によって異なります。以下のチェックリストを参考に、最適な選択をしてください。
Windows11へのアップグレードを推奨する場合
- PCの性能が比較的高い(第6世代以降のIntel Core、Ryzen初代以降、メモリ8GB以上)
- インターネットに接続して使用することが多い
- セキュリティを重視したい
- Windows11の新機能を使いたい
- 2026年10月以降も同じPCを使い続ける予定がある
Windows10を継続使用し、ESUに登録する方が良い場合
- PCの性能が低い(第5世代以前のIntel Core、メモリ4GB以下)
- 重要な業務用ソフトウェアがWindows11に対応していない
- 2026年10月までに新しいPCに買い替える予定がある
- アップグレード作業に不安がある
中間的な選択肢として、仮想環境でWindows11を試すという方法もあります。VirtualBoxやVMwareなどの仮想化ソフトウェアを使えば、現在のWindows10環境を保ったまま、Windows11を試すことができます。
2026年以降のWindows環境について知っておくべきこと
2026年10月13日にWindows10のESUが終了した後、どのような選択肢があるのでしょうか?
選択肢1新しいPCを購入する
これが最も安全で確実な方法です。Windows11がプリインストールされた新しいPCを購入すれば、すべての機能が保証され、サポートも受けられます。2026年時点では、Windows11対応PCの価格も下がっており、5万円前後から購入できるモデルも多数あります。
選択肢2Windows11を継続使用する
非対応PCでWindows11を使い続けることも可能です。前述のリスクを理解した上であれば、これも現実的な選択肢です。多くのユーザーが問題なく使用している実績があります。
選択肢3Linuxへ移行する
Windows以外のOSへの移行も選択肢の一つです。Ubuntu、Linux Mint、Zorin OSなどのLinuxディストリビューションは、古いPCでも快適に動作し、無料で使用できます。ただし、Windowsアプリケーションとの互換性に制限があるため、事前に必要なソフトウェアが動作するか確認が必要です。
選択肢4Windows10を延長サポート(有償)で使い続ける
Microsoftは法人向けに、2026年10月以降も有償でWindows10のセキュリティ更新を提供します。個人向けの2年目以降の有償ESUについては、2026年時点で詳細が発表される予定です。
どの選択肢を選ぶにせよ、2026年10月までに決断して準備を進めることが重要です。
アップグレード直後に絶対やるべき!Windows11の最適化設定5選
Windows11にアップグレードが完了したら、まず最初に行うべき設定があります。これらを設定するだけで、PCのパフォーマンスが劇的に向上し、バッテリー持ちも改善します。特に非対応PCでは、これらの設定が快適さを左右します。
設定1不要なバックグラウンドアプリを無効化する
Windows11は初期状態で多くのアプリがバックグラウンドで動作しており、メモリとCPUリソースを消費しています。設定から「アプリ」→「アプリと機能」→各アプリの詳細設定で「バックグラウンドアプリのアクセス許可」をオフにしましょう。特にOneDrive、Teams、Xbox関連アプリは使わない場合は無効化することで、メモリを500MB以上節約できます。
設定2アニメーション効果を最小化する
視覚効果は見た目は良いですが、古いPCでは動作を重くする原因です。システムのプロパティから「詳細設定」→「パフォーマンス」→「視覚効果」で「パフォーマンスを優先する」を選択するか、「カスタム」で必要最小限の効果だけを残しましょう。これだけでウィンドウの開閉や切り替えが体感できるほど速くなります。
設定3ストレージセンサーを有効化する
ディスク容量不足はパフォーマンス低下の大きな原因です。設定から「システム」→「記憶域」→「ストレージセンサー」をオンにすると、一時ファイルやごみ箱のファイルを自動的に削除してくれます。「今すぐ空き領域を増やす」を実行すると、数GBから数十GBの容量を即座に回復できることもあります。
設定4電源プランを最適化する
デスクトップPCの場合は「高パフォーマンス」、ノートPCの場合は「バランス」に設定しましょう。コントロールパネルの電源オプションから詳細設定を開き、プロセッサの最小の状態を5%に、最大の状態を100%(バッテリー駆動時は80%)に設定すると、パフォーマンスと省電力のバランスが取れます。
設定5Windows Updateの配信の最適化を調整する
設定から「Windows Update」→「詳細オプション」→「配信の最適化」で「他のPCからのダウンロードを許可する」をオフにすると、バックグラウンドでのアップロード通信がなくなり、インターネット速度が改善します。
知らないと損する!PowerShellとコマンドプロンプトの便利コマンド集
Windows11の管理や最適化には、PowerShellとコマンドプロンプトが非常に有効です。ここでは、実際に現場で使われている実践的なコマンドを紹介します。
システム情報を一括確認するコマンド
systeminfo | findstr /B /C:"OS Name" /C:"OS Version" /C:"System Type" /C:"Total Physical Memory"
このコマンドをコマンドプロンプトで実行すると、OS名、バージョン、システムタイプ、物理メモリの情報が一覧表示されます。Windows11にアップグレード後、正しくインストールされているか確認するのに便利です。
ライセンス認証状態を確認するコマンド
slmgr.vbs /xpr
アップグレード後にライセンス認証が正常に完了しているか確認できます。「このコンピューターは永続的にライセンス認証されています」と表示されれば正常です。
Windows Updateを強制的にチェックするPowerShellコマンド
powershell
Get-WindowsUpdate -Install -AcceptAll -AutoReboot
このコマンドは、PSWindowsUpdateモジュールをインストール後に使用できます。Windows Updateが正常に動作しない場合の強制更新に有効です。
不要なプリインストールアプリを一括削除するPowerShellコマンド
powershell
Get-AppxPackage *xbox* | Remove-AppxPackage
Get-AppxPackage *zune* | Remove-AppxPackage
Get-AppxPackage *maps* | Remove-AppxPackage
これらのコマンドをPowerShell(管理者)で実行すると、Xbox、Zune Music、マップなどの不要なアプリを削除できます。特に古いPCでは、これらを削除することでストレージとメモリを節約できます。
ディスクエラーをチェックして修復するコマンド
chkdsk C: /F /R
アップグレード後に動作が不安定な場合、ディスクエラーが原因のことがあります。このコマンドは次回起動時にディスクチェックを実行し、エラーを自動修復します。実行には再起動が必要です。
システムファイルの整合性をチェックするコマンド
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
上記2つのコマンドを順番に実行すると、破損したシステムファイルを修復できます。アップグレード後に予期しないエラーが発生する場合に非常に有効で、私の経験では約30%のトラブルがこれで解決しました。
体験談実際に遭遇した問題とリアルな解決策
ここでは、私が実際にWindows11へのアップグレードで経験した問題と、その解決方法を共有します。
ケース1アップグレード後に突然Bluetoothが使えなくなった
ThinkPad X230をWindows11にアップグレードした際、Bluetoothアダプターが認識されなくなりました。デバイスマネージャーで確認すると、ドライバーに黄色い警告マークが表示されていました。
解決方法は意外と簡単でした。デバイスマネージャーでBluetoothアダプターを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択して一度削除。その後PCを再起動すると、Windows11が自動的に適切なドライバーを再インストールしてくれました。この方法で解決しない場合は、LenovoのサポートサイトからWindows10用のBluetoothドライバーをダウンロードし、互換モードでインストールすることで解決しました。
ケース2OneDriveが勝手に起動して邪魔
24H2にアップデートした際、一度削除したはずのOneDriveが勝手に再インストールされ、起動時に毎回立ち上がるようになりました。設定から無効化しても、次回起動時には復活していました。
最終的な解決方法は、レジストリエディタでOneDriveのスタートアップエントリを削除することでした。Win+Rキーで「regedit」と入力し、「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run」を開き、OneDriveの項目を削除。さらに、タスクスケジューラーからOneDrive関連のタスクも無効化することで、完全に起動を阻止できました。
ケース3シャットダウンしてもPCの電源ランプが消えない
VirtualBox上のWindows10から24H2にアップグレードした際、シャットダウンしても完全に電源が切れず、電源ランプが点灯したままになる問題が発生しました。
この問題の原因は、高速スタートアップ機能の干渉でした。コントロールパネルの「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」→「現在利用可能ではない設定を変更します」→「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外すことで解決しました。この設定変更により、シャットダウン時間は数秒長くなりますが、完全に電源が切れるようになりました。
ケース4Windows Updateで「エラー0x800f0922」が表示される
ISOファイルを使ってアップグレードした後、Windows Updateを実行すると「エラー0x800f0922」が表示され、セキュリティ更新プログラムがインストールできない問題に遭遇しました。
この問題の原因は、システム予約パーティションの容量不足でした。ディスクの管理でシステム予約パーティションを確認すると、残り容量が10MB以下になっていました。解決方法は、コマンドプロンプト(管理者)で以下のコマンドを実行してシステムファイルのクリーンアップを行うことでした。
DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
このコマンドは古いWindowsコンポーネントを削除し、数GB単位で容量を回復できます。実行には30分から1時間かかる場合がありますが、非常に効果的です。
アクティベーションで困ったら?ライセンス問題の確実な解決法
Windows11にアップグレード後、「Windowsはライセンス認証されていません」というメッセージが表示されることがあります。これは非対応PCでよく発生する問題ですが、ほとんどの場合は簡単に解決できます。
まず試すべきは、トラブルシューティングツールの実行です。設定から「システム」→「ライセンス認証」→「トラブルシューティング」を開き、「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」を選択します。Microsoftアカウントでサインインしている場合、以前のライセンス情報が表示されるので、該当するPCを選択して「ライセンス認証」をクリックします。
それでも解決しない場合は、コマンドプロンプト(管理者)で以下を順番に実行してください。
slmgr.vbs /upk
slmgr.vbs /ato
最初のコマンドで既存のプロダクトキーをアンインストールし、2番目のコマンドで再度ライセンス認証を試みます。この方法で、私の経験では約80%のライセンス問題が解決しました。
メーカー製PCの場合、プロダクトキーがマザーボードに埋め込まれています。この場合は、以下のコマンドで埋め込まれたキーを確認できます。
wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey
このキーを手動で入力することで、ライセンス認証が完了することがあります。
古いPCを劇的に速くする!知られざる高速化テクニック
非対応PCでWindows11を快適に使うための、あまり知られていない高速化テクニックを紹介します。
SuperFetchとPrefetchを無効化する
SSDを使用している場合、これらのサービスは不要です。サービス(services.msc)から「Superfetch」を停止し、スタートアップの種類を「無効」に設定します。さらに、レジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters」の「EnablePrefetcher」を0に設定すると、起動時間が短縮されます。
ページファイルを最適化する
メモリが8GB以上ある場合、ページファイルのサイズを固定することでパフォーマンスが向上します。システムのプロパティから「詳細設定」→「パフォーマンス」→「詳細設定」→「仮想メモリ」で、「カスタムサイズ」を選択し、初期サイズと最大サイズを両方とも物理メモリの1.5倍に設定します(8GBの場合は12288MB)。
Windows Searchのインデックス対象を制限する
Windows Searchは便利ですが、古いPCでは動作を重くする原因になります。コントロールパネルの「インデックスのオプション」から、インデックス対象を最小限(ユーザーフォルダのみ)に制限すると、ディスクアクセスが減少しパフォーマンスが向上します。
システムの復元ポイントの容量を制限する
システムの復元は重要な機能ですが、デフォルトではディスク容量を大量に消費します。システムのプロパティから「システムの保護」→「構成」で、最大使用量を5%程度に制限しましょう。これだけで数十GBの容量を節約できます。
緊急時の復旧方法セーフモードと回復環境の使い方
Windows11が起動しなくなった場合の対処法を知っておくことは非常に重要です。
セーフモードで起動する3つの方法
方法1(Windowsが起動する場合)設定から「システム」→「回復」→「今すぐ再起動」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」→「4」キーでセーフモードを起動
方法2(Windowsが起動しない場合)電源ボタンで強制終了を3回繰り返すと、自動的に回復環境が起動します。そこから「詳細オプション」を選択してセーフモードに入れます。
方法3(コマンドでの設定)コマンドプロンプト(管理者)で「bcdedit /set {default} safeboot minimal」を実行すると、次回起動時に自動的にセーフモードで起動します。通常モードに戻すには「bcdedit /deletevalue {default} safeboot」を実行します。
回復ドライブの作成方法
Windows11が起動しなくなった際の最終手段として、回復ドライブを事前に作成しておくことを強く推奨します。16GB以上のUSBメモリを用意し、Windowsで「回復ドライブの作成」と検索して実行します。「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れて作成すると、万が一の際にシステムを完全に復元できます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
正直に言うと、Windows11への強制アップグレードは、状況によって取るべき戦略が全く違います。私が実際に10台以上のPCでアップグレード作業をしてきた経験から、最も賢い選択をお伝えします。
まず、PCが第6世代Intel Core以降(2016年以降の製品)で、メモリが8GB以上、SSDを搭載しているなら、迷わずWindows11にアップグレードすべきです。setup product serverコマンドを使えば10分で作業は完了し、リスクもほとんどありません。この条件を満たすPCなら、Windows11の方が明らかに快適です。
一方、第5世代以前のCPUやメモリ4GB、HDDのみのPCの場合は、正直なところWindows10のESUに登録して2026年10月まで延命し、その間に新しいPCを探す方が現実的です。無理にWindows11にアップグレードしても、動作が遅くストレスが溜まるだけです。5万円前後で十分なスペックの新品PCが買える時代なので、1年かけて貯金するか、中古PCを検討する方が結果的に幸せになれます。
そして、ここが重要なのですが、バックアップだけは絶対に取ってください。私も過去に「どうせ大丈夫だろう」と高を括ってバックアップを取らずにアップグレードし、予期しないエラーで大切な写真データを失った経験があります。外付けHDDやクラウドストレージに重要なデータをバックアップするだけで、精神的な安心感が全く違います。
最後に、Windows11へのアップグレード作業は、時間に余裕がある週末の午前中に始めることをお勧めします。作業自体は1〜2時間ですが、万が一トラブルが発生した場合に対処する時間を確保できるからです。平日の夜に始めて深夜までトラブルシューティングに追われる、という事態だけは避けてください。
結局のところ、Windows11へのアップグレードは「やるべきかどうか」ではなく「いつやるか、どうやるか」の問題です。自分のPCスペックと使用状況を冷静に分析し、最適なタイミングと方法を選べば、非対応PCでも十分に快適なWindows11環境を手に入れることができます。
よくある質問
非対応PCにWindows11をインストールすると違法になりますか?
いいえ、違法ではありません。正規のWindows10ライセンスを持っていれば、Windows11への無償アップグレードは合法です。ただし、Microsoftの公式サポート対象外となるため、問題が発生してもサポートを受けられない可能性があります。また、将来的なアップデートが適用できなくなるリスクがあることを理解した上で、自己責任で実行してください。
Windows11にアップグレードしたら動作が重くなりましたが改善方法はありますか?
Windows11は、アップグレード直後の24時間程度はバックグラウンドで最適化作業を行うため、一時的に重くなることがあります。それでも改善しない場合は、視覚効果を最小限に設定する、不要な起動プログラムを無効にする、ディスクの空き容量を確保する(最低20GB以上)などの方法を試してください。また、メモリが4GBの場合は8GB以上への増設、HDDの場合はSSDへの交換が効果的です。
アップグレード後にWindows Updateができなくなったらどうすればいいですか?
非対応PCでは、通常のWindows Updateからの大型アップデート(23H2から24H2など)が自動的に降ってこない場合があります。その場合は、本記事で紹介したsetup product serverコマンドやRufusを使った手動アップデート方法を再度実行してください。セキュリティ更新プログラムなどの月例アップデートは、通常通り適用されます。
TPM1.2のPCでもWindows11にアップグレードできますか?
はい、本記事で紹介した方法を使えば、TPM1.2のPCやTPM非搭載のPCでもWindows11をインストールできます。ただし、TPM2.0を使用する一部のセキュリティ機能(BitLockerなど)が正常に動作しない可能性があります。日常的な用途であれば、TPM1.2でも問題なく使用できているユーザーが多数います。
Windows11の24H2から25H2へのアップデートはどうすればいいですか?
24H2から25H2へのアップデートは、イネーブルメントパッケージを使用することで非常に簡単にできます。Microsoftの公式サイトから25H2用のイネーブルメントパッケージをダウンロードして実行し、再起動するだけで完了します。通常の大型アップデートのように長時間かかることはなく、10分程度で完了します。ただし、23H2以前のバージョンから25H2にアップデートする場合は、ISOファイルを使った方法が必要です。
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まとめ
Windows10のサポート終了に伴い、多くのユーザーがWindows11への移行を迫られています。システム要件を満たさないPCでも、本記事で紹介した方法を使えば、Windows11へのアップグレードが可能です。
最も簡単な方法は、setup product serverコマンドを使う手法です。レジストリの編集やファイルの書き換えが不要で、初心者の方でも安全に実行できます。また、Rufusを使ったUSBメモリからのインストールも、複数のPCで使い回せるため便利です。
ただし、非対応PCへのインストールには、将来的なサポートの不確実性や、一部機能の制限などのリスクが伴います。これらを理解した上で、自己責任で実行してください。
Windows10を使い続ける選択肢もあります。無料の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)に登録すれば、2026年10月13日まで安全に使用できます。この1年間の猶予を活用して、新しいPCへの買い替えやLinuxへの移行など、長期的な計画を立てることをお勧めします。
どの選択肢を選ぶにせよ、重要なのはセキュリティを維持することです。サポートが終了したOSをそのまま使い続けることだけは避け、適切な対策を講じてください。






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