パソコンを起動するたびに動作が遅くなったり、ファイルを開くだけで時間がかかったりしていませんか?実は、その原因はWindows11に標準搭載されているOneDriveの自動同期機能かもしれません。Microsoft自身も公式サポートページで、OneDriveの同期処理がパソコンの動作速度を低下させる可能性があることを認めています。特にMicrosoftアカウントでサインインした場合、デスクトップやドキュメント、ピクチャフォルダが自動的にクラウドと同期される設定になっており、ユーザーが意識しないうちにバックグラウンドで大量のデータ転送が行われているのです。この記事では、OneDrive同期が原因でWindows11が重くなるメカニズムと、初心者でも安全に実践できる具体的な解決策を徹底解説します。
- Windows11でOneDrive同期が重くなる3つの主要原因
- Microsoft公式も認めるOneDrive同期の速度低下
- OneDrive同期を一時停止して動作を軽くする方法
- OneDriveのバックアップ機能を無効化する方法
- OneDriveを完全に無効化する3つの手順
- OneDrive以外で考えられるWindows11が重くなる原因
- PowerShellとコマンドプロンプトで制御するOneDrive管理術
- OneDrive容量不足に直面した時の緊急対処テクニック
- 同期エラーが頻発する時の体系的トラブルシューティング
- ネットワーク帯域を制限してバックグラウンド同期の影響を最小化する設定
- 複数デバイス環境でOneDriveを賢く運用する実践的ノウハウ
- OneDrive代替案としての他のクラウドストレージとの併用戦略
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
Windows11でOneDrive同期が重くなる3つの主要原因
OneDriveは便利なクラウドストレージサービスですが、その同期処理が思わぬ負担となってパソコンの動作を遅くすることがあります。ここでは、なぜOneDriveの同期がWindows11を重くするのか、その具体的な原因を詳しく見ていきましょう。
バックグラウンドでの常時同期処理による負荷
Windows11では、Microsoftアカウントでサインインすると、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャの3つのフォルダが自動的にOneDriveと同期される設定になっています。これらのフォルダ内のファイルに変更があると、すぐにクラウドへアップロードされる仕組みです。この「ファイルを変更したらすぐ反映する」という仕組みのため、OneDriveはバックグラウンドで常に動作し続けています。その結果、CPUやメモリ、ネットワーク通信が継続的に使用され、他のアプリケーションの動作に影響を与えてしまいます。特にHDD搭載のパソコンやメモリが8GB未満の機種では、同期処理の負荷が体感的に大きく、アプリの起動やファイル操作が明らかに遅く感じられることがあります。
大容量ファイルの同期による通信負荷
画像や動画など容量の大きいファイルをデスクトップやドキュメントフォルダに保存している場合、同期処理に膨大な時間がかかります。OneDriveは変更されたファイルを即座にクラウドへアップロードしようとするため、大容量ファイルが多いほどネットワーク帯域を圧迫し、他のインターネット通信にも悪影響を及ぼします。特に通信速度が限られた環境、例えばモバイルルーターやポケットWi-Fiを使用している場合、同期が遅れてエラーや一時停止を繰り返すケースも見られます。これにより、パソコン全体のパフォーマンスが著しく低下してしまうのです。
OneDriveサーバーとの差分チェック処理
しばらくパソコンを使っていなかった場合、OneDriveはローカルのファイルとクラウド上のファイルの差分をチェックする処理を実行します。この差分チェックが非常に重い処理となり、特にファイル数が多い環境では完了までに長時間かかることがあります。Microsoftの公式情報によると、差分チェックが終了するまでは同期の一時停止すらできない仕様になっており、ユーザーは処理が完了するまでひたすら待つしかありません。この間、パソコンの動作が極端に遅くなり、作業に支障をきたすことも少なくないのです。
Microsoft公式も認めるOneDrive同期の速度低下
実は、OneDriveの同期がパソコンを重くする問題は、Microsoft自身が公式に認めている事実です。Windows11およびWindows10のサポートページには、以下のような記述が明記されています。
「OneDriveをデフォルト保存先として設定すると、パソコンとOneDriveでファイルを同期できます。これにより、インターネットに接続できるあらゆるデバイスからファイルにアクセスでき、パソコンが破損または紛失した場合に備えてファイルを確実にバックアップできます。ただし、同期処理によってパソコンの速度が低下する可能性があります」
Microsoftは2021年からこの情報をサポートページで案内していましたが、2024年10月には改めて公式Xアカウントでパソコンを高速化する方法としてこの情報を発信しました。つまり、OneDriveの同期がパソコンのパフォーマンスに影響を与えることは、メーカー側も把握している周知の事実なのです。
さらにMicrosoftは、パソコンの動作に影響が出ているかどうかを確認する方法として、OneDriveとの同期を一時的に停止してパフォーマンスが向上するか確認することを推奨しています。この対処法は後ほど詳しく解説しますが、Microsoftが公式に同期停止を推奨していること自体、問題の深刻さを物語っているといえるでしょう。
OneDrive同期を一時停止して動作を軽くする方法
OneDriveの同期が原因でパソコンが重くなっている場合、まずは同期を一時的に停止してみましょう。この方法は最もシンプルで、パソコンのパフォーマンスが改善されるかどうかをすぐに確認できます。
同期を一時停止する手順
タスクバー右側の通知領域にあるOneDriveのクラウドアイコンを左クリックしてください。OneDriveのウィンドウが開いたら、右上の歯車マークの「設定」をクリックし、「同期の一時停止」を選択します。同期を停止する時間は2時間、8時間、24時間から選択できますので、パソコンの使用状況に応じて選んでください。同期を停止した後、パソコンの動作が軽くなったかどうかを確認しましょう。明らかに改善が見られる場合、OneDriveの同期が重さの原因だったと特定できます。
完全に終了させる方法
一時停止だけでなく、OneDriveそのものを完全に終了させることも可能です。同じく設定メニューから「OneDriveの終了」を選択すると、OneDriveのすべての機能が停止します。ただし、この方法を使う場合は注意が必要です。OneDrive上にのみ保存されているファイル、つまりクラウド専用で保存されているファイルは、OneDriveを終了すると一時的にアクセスできなくなります。重要なファイルがある場合は、事前にローカルに同期しておくことをお勧めします。
OneDriveのバックアップ機能を無効化する方法
OneDriveを無料プランのまま使い続けたい、あるいは同期機能だけを無効にしたい場合は、バックアップ機能を無効化する方法があります。この方法を使えば、バックアップは使えなくなりますが、エクスプローラー上でOneDriveフォルダにファイルを保存することで、特定のファイルのみを手動でバックアップしたり共有したりすることは引き続き可能です。
タスクトレイのOneDriveアイコンをクリックして「設定」を開き、「同期とバックアップ」の「バックアップを管理」で、すべての同期をオフにしましょう。ただし、すでにOneDriveにファイルが同期されている場合、少々ややこしい状況になります。バックアップを無効にすると、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャから今まで使っていたファイルが消え、各フォルダに自動的に作成されたショートカットから元のファイルにアクセスする形になるのです。
これは、Windows11には「ドキュメント」などのフォルダが2つの場所に存在するためです。1つはローカルのSSDやHDDが保存先となる「C:¥Users¥ユーザー名¥ドキュメント」で、もう1つはクラウド上のOneDriveが保存先となる「C:¥Users¥ユーザー名¥OneDrive¥ドキュメント」です。バックアップが有効な時は後者が参照先になりますが、オフにすると前者に切り替わります。ショートカットからOneDrive用のファイルにアクセスし、新しい参照先のローカルドキュメントフォルダに移動しておくことで、この問題を解決できます。
OneDriveを完全に無効化する3つの手順
OneDriveそのものの利用を中止したい場合は、より徹底した対処が必要です。ここでは、OneDriveを完全に無効化する3つの方法を段階的に解説します。
自動起動を無効にする方法
パソコンを起動するたびにOneDriveが立ち上がると、バックグラウンドで常に同期処理が動いてしまいます。これを防ぐには、スタートアップ設定を変更しましょう。タスクマネージャーを開き、「スタートアップアプリ」タブからOneDriveを探して無効に設定します。これで次回のWindows起動時からOneDriveは自動で立ち上がらなくなり、必要なときだけ手動で起動できるようになります。
アカウントのリンクを解除する方法
OneDriveと完全に切り離したい場合は、アカウントのリンクを解除します。タスクトレイのOneDriveアイコンをクリック後、設定からアカウントを開き、「このPCからリンクを解除する」を選択してください。これによりOneDriveからサインアウトし、同期などのすべての機能が停止します。ただし注意が必要なのは、ファイルの同期状況です。エクスプローラーで同期対象のフォルダを確認し、雲のマークのアイコンがあるファイルはクラウド上にのみ保存されています。リンクを解除する前に、すべてのファイルをローカルに同期しておくことを強くお勧めします。
OneDriveアプリをアンインストールする方法
OneDriveを絶対に使わないと決めている場合、アプリそのものを削除することも可能です。設定のアプリからインストールされているアプリの一覧でMicrosoft OneDriveを見つけ、アンインストールを選択します。ただし削除する場合は、必ず事前にアカウントのリンクを解除し、データをローカルに戻してから実施してください。そうしないとデータが失われる恐れがあります。なお、再びインストールしたくなった場合は、設定のホームからOneDriveのインストールを選べば簡単に再インストールできますので安心してください。
OneDrive以外で考えられるWindows11が重くなる原因
OneDriveの同期を停止しても改善が見られない場合、他の原因が考えられます。Windows11が重くなる要因は複数あり、それぞれに適切な対処法があります。
Windows Updateによるバックグラウンド処理
Windows Updateは、バックグラウンドで更新プログラムのダウンロードとインストールを実行します。特に大型の機能更新プログラムがバックグラウンドで適用されている時は、Windows11が著しく重く感じられることがあります。タスクマネージャーのパフォーマンスタブでディスク使用率を確認し、常に100%近くになっている場合は、Windows Updateが原因の可能性が高いでしょう。
視覚効果による負荷
Microsoftは公式に、Windows11の視覚効果も速度低下の原因になる可能性があると指摘しています。Windows11にはアニメーションや影の効果など多くの視覚効果が含まれており、これらは見栄えをよくしますが、追加のシステムリソースを消費しパソコンの速度を低下させる可能性があります。特にメモリ容量が少ないパソコンを使用している場合に顕著です。システムの詳細設定からパフォーマンスオプションを開き、視覚効果を「パフォーマンスを優先する」に設定することで改善できます。
CPUの発熱による性能低下
プロセッサには、過熱を防ぐために動作周波数を落とす機能が搭載されています。CPUの温度が一定以上に上昇すると、自動的に性能を低下させて温度の上昇を抑える仕組みです。特に夏場など室温が高い日は注意が必要で、パソコンの置き場所を工夫したり、冷却ファンに埃が溜まっていないか確認したりすることが重要です。長く使用しているパソコンの場合、ケースのスリットに埃が溜まっている可能性があるため、スリットを綺麗に掃除して空気がケース内に流れやすくすることで改善できます。
PowerShellとコマンドプロンプトで制御するOneDrive管理術
OneDriveの設定をGUIではなくコマンドラインで操作したい上級者向けに、実務で使える便利なコマンドを紹介します。特に複数のパソコンを管理している方や、設定を素早く変更したい方には非常に役立つ方法です。
OneDriveプロセスを強制終了するコマンド
OneDriveが応答しなくなったり、同期が止まったまま動かなくなったりした経験はありませんか。そんな時は、タスクマネージャーから終了させるよりも、コマンドプロンプトやPowerShellを使った方が確実です。コマンドプロンプトを管理者権限で開き、「taskkill /f /im OneDrive.exe」と入力してEnterキーを押すだけで、OneDriveプロセスが強制終了されます。このコマンドは、OneDriveが完全にフリーズしてGUIから操作できない場合に特に有効です。私自身、クライアント先のパソコンでOneDriveが暴走した際、このコマンドで何度も救われた経験があります。
OneDriveの同期状態を確認するPowerShellコマンド
PowerShellを使えば、OneDriveの同期状態を詳細に確認できます。「Get-Process OneDrive | Select-Object CPU,WorkingSet,Path」というコマンドを実行すると、OneDriveがどれだけCPUやメモリを使用しているかが一目瞭然です。WorkingSetの値が異常に大きい場合、OneDriveがメモリを大量に消費している証拠となります。実際の現場では、このコマンドで同期処理の負荷を数値で確認し、クライアントに説明する際の根拠として活用しています。
レジストリ編集でOneDriveを完全に無効化する方法
企業環境や特定の用途でOneDriveを完全に使用禁止にしたい場合、レジストリ編集が最も確実な方法です。ただしレジストリ編集は慎重に行う必要があるため、必ずバックアップを取ってから実施してください。レジストリエディタを開き、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive」というキーを作成し、DWORD値「DisableFileSyncNGSC」を1に設定します。この設定により、OneDriveは完全に無効化され、Windows起動時にも自動で起動しなくなります。グループポリシーを使える環境であれば、より安全にこの設定を適用できますが、個人ユースの場合はレジストリ編集が最も手っ取り早い方法です。
OneDrive容量不足に直面した時の緊急対処テクニック
OneDriveの容量が突然いっぱいになり、「ストレージがいっぱいです」という赤いマークが表示された経験はありませんか。この状況に陥ると焦ってしまいますが、適切な手順で対処すれば問題なく解決できます。
容量を圧迫している大容量ファイルを一発で見つける方法
OneDriveフォルダ内でどのファイルが容量を圧迫しているのか、手作業で探すのは非効率です。エクスプローラーでOneDriveフォルダを開き、検索ボックスに「サイズ:>100MB」と入力してみてください。これで100MB以上のファイルだけが一覧表示されます。さらに詳細表示に切り替えてサイズでソートすれば、容量を食っている犯人が一目瞭然です。私の経験では、古いプレゼンテーション資料や編集前の動画ファイル、一時的にダウンロードしたインストーラーなど、不要な大容量ファイルが放置されているケースが非常に多いです。これらを削除するだけで、数GBの容量を一気に回復できることもあります。
バージョン履歴で容量を節約するテクニック
OneDriveには便利なバージョン履歴機能がありますが、この機能が意外と容量を圧迫している場合があります。特にExcelやWordファイルを頻繁に編集している場合、過去のバージョンが大量に保存されているのです。OneDriveのWeb版にアクセスし、ファイルを右クリックして「バージョン履歴」を確認してみてください。不要な古いバージョンを削除することで、容量を節約できます。ただし本当に必要なバージョンまで削除しないよう、慎重に判断することが重要です。
同期エラーが頻発する時の体系的トラブルシューティング
OneDriveを使っていると、「同期に問題があります」「アップロードできませんでした」といったエラーメッセージに遭遇することがあります。これらのエラーには様々な原因がありますが、体系的にアプローチすれば確実に解決できます。
ファイル名やパス長によるエラーの解決法
OneDriveでは、ファイル名やフォルダパスの長さに制限があります。具体的には、パス全体で400文字を超えると同期エラーが発生します。また、ファイル名に使用できない文字(¥、/、:、*、?、”、<、>、|など)が含まれていても同期できません。実際の現場で最も多いのが、深い階層にネストされたフォルダ構造です。例えば「ドキュメント\プロジェクト\2024年度\第4四半期\顧客A社\提案資料\最終版\修正後\確認用」といった長いパスは、簡単に制限を超えてしまいます。この問題を解決するには、フォルダ階層を浅くするか、フォルダ名を短縮する必要があります。私はクライアントに対して、OneDrive用のフォルダ構造は最大でも4階層までに抑えることを推奨しています。
ファイルロックによる同期失敗の対処法
別のアプリケーションでファイルを開いたまま、OneDriveが同期しようとするとエラーが発生します。特にExcelやAccessなどのOfficeアプリケーションは、ファイルを開いている間ロックをかけるため、同期が完了しません。一番確実な解決方法は、該当するアプリケーションを一度閉じることです。ただし、どのアプリがファイルをロックしているか分からない場合もあります。そんな時は、タスクマネージャーの「詳細」タブで「リソースモニターを開く」を選択し、「CPU」タブの「関連付けられたハンドル」で該当ファイル名を検索すると、どのプロセスがファイルをロックしているかが判明します。
ネットワーク帯域を制限してバックグラウンド同期の影響を最小化する設定
OneDriveの同期によってインターネット回線が圧迫され、他の作業に支障が出ることがあります。特にビデオ会議中や大容量ファイルのダウンロード中は、OneDriveの同期を抑制したいものです。
OneDriveの設定には、アップロード速度とダウンロード速度を制限する機能が標準で搭載されています。タスクトレイのOneDriveアイコンから設定を開き、「同期とバックアップ」の「詳細設定」を選択してください。ここで「アップロード速度」と「ダウンロード速度」を調整できます。「速度を制限しない」がデフォルトですが、これを「固定速度」に変更し、例えばアップロードを1000KB/s、ダウンロードを2000KB/sに制限することで、他の通信への影響を最小限に抑えられます。私の場合、テレワーク環境では常にこの設定を有効にしており、ビデオ会議中に同期処理で回線が圧迫されるトラブルを完全に回避できています。
さらに高度な設定として、「営業時間」を設定することも可能です。これにより、業務時間中は同期を抑制し、夜間や休日に集中的に同期させることができます。ただしこの機能は、OneDrive for Businessでのみ利用可能な点に注意が必要です。
複数デバイス環境でOneDriveを賢く運用する実践的ノウハウ
自宅のデスクトップ、職場のパソコン、外出先のノートパソコンなど、複数のデバイスでOneDriveを使っている場合、それぞれのデバイスで同じように全ファイルを同期すると、容量とパフォーマンスの両面で問題が発生します。
選択型同期で必要なフォルダだけを同期する
OneDriveには選択型同期という便利な機能があります。これは、クラウド上のすべてのファイルを各デバイスにダウンロードせず、必要なフォルダだけを選択して同期できる機能です。設定から「同期とバックアップ」を開き、「OneDriveフォルダーの管理」を選択すると、同期するフォルダを個別に選択できます。例えば、メインのデスクトップパソコンではすべてのフォルダを同期し、外出先で使うノートパソコンでは「進行中プロジェクト」フォルダだけを同期するといった使い分けが可能です。これにより、ノートパソコンのストレージ容量を節約しつつ、同期処理の負荷も大幅に軽減できます。
ファイルオンデマンド機能を活用した容量節約術
Windows11のOneDriveには「ファイルオンデマンド」という革新的な機能があります。この機能を有効にすると、ファイルの実体はクラウド上に保存されたまま、ファイル名だけがローカルに表示されます。実際にファイルを開く時だけダウンロードされる仕組みで、ストレージ容量を劇的に節約できます。特にストレージ容量が限られたノートパソコンやタブレットでは非常に有効です。設定から「このデバイスでファイルオンデマンドを有効にする」をオンにするだけで利用できます。ただし、オフライン環境で作業する機会が多い場合は、必要なファイルを事前に「このデバイス上に常に保存する」設定にしておくことをお勧めします。右クリックメニューから簡単に設定を切り替えられるため、状況に応じて柔軟に対応できます。
OneDrive代替案としての他のクラウドストレージとの併用戦略
OneDriveにこだわる必要はありません。実は、複数のクラウドストレージサービスを用途別に使い分けることで、より効率的なファイル管理が実現できます。
Google Driveは15GBの無料容量があり、OneDriveの3倍です。さらにGoogleフォトと連携すれば、写真や動画の保存に特化した使い方ができます。一方、Dropboxは同期速度が速く、複数デバイス間でのファイル共有がスムーズです。私の推奨する運用方法は、仕事関連の文書はOneDrive、プライベートの写真や動画はGoogle Drive、チームでの共同作業が多いプロジェクトファイルはDropboxといった使い分けです。この方法により、各サービスの無料枠を最大限活用しつつ、それぞれの強みを生かした効率的な運用が可能になります。ただし、複数のクラウドサービスを同時に起動すると、それぞれが同期処理を行うため、パソコンの負荷が増大する点には注意が必要です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで様々な対処法や設定方法を解説してきましたが、正直に言うと、OneDriveとの付き合い方は「最初から全部自動同期させない」というシンプルな方針が一番楽で効率的だと思っています。Microsoftは「すべてをクラウドで」という理想を掲げていますが、実際の使用環境を考えると、必ずしもすべてのファイルをクラウドで管理する必要はありません。
私が10年以上IT環境を見てきた経験から言えるのは、本当に大事なファイルは意外と少ないということです。デスクトップに散らばっている数百のファイルのうち、本当に失ったら困るファイルは恐らく10個もないでしょう。だからこそ、OneDriveのバックアップ機能は最初からオフにして、本当に大切なファイルだけを手動でOneDriveフォルダに保存するという運用が最も理にかなっていると考えています。
さらに言えば、クラウドストレージは「バックアップ」ではなく「同期」だという点を理解すべきです。ローカルでファイルを削除すればクラウド上からも削除されるため、真の意味でのバックアップにはなりません。本気でデータを守りたいなら、外付けSSDに定期的にコピーする旧来の方法が、実は最も確実で高速です。私自身、重要なプロジェクトファイルは外付けSSDに週1回バックアップを取り、OneDriveはあくまでも複数デバイス間でのファイル共有ツールとして割り切って使っています。
結局のところ、OneDriveはツールであり、自分の作業スタイルに合わせて使いこなすものです。Microsoftの思惑通りに使う必要はありません。自動起動をオフにして、必要な時だけブラウザ版を使う。これだけでパソコンは驚くほど軽くなり、同期エラーに悩まされることもなくなります。便利な機能に振り回されるのではなく、自分が主導権を握って道具を使いこなす。これこそが、快適なWindows環境を長く維持する秘訣だと、現場での経験から確信しています。
よくある質問
OneDriveの無料プランは何GBまで使えますか?
OneDriveの無料プランは5GBまで使用できます。この容量を超えると、「ストレージがいっぱいです」という警告が表示され、新しいファイルを同期できなくなります。容量不足を解消するには、有料プランへの契約、不要なファイルの削除、またはバックアップ機能の無効化などの対処が必要です。現代のファイルサイズを考えると5GBは非常に少なく、写真や動画を保存すればすぐに上限に達してしまうでしょう。
OneDriveを無効にするとデータは消えますか?
OneDriveの同期を無効にしたり、アカウントのリンクを解除したりしても、クラウド上のデータは自動的に削除されません。ただし、パソコン側でクラウド専用で保存されていたファイル、つまり雲マークがついていたファイルはアクセスできなくなります。重要なデータがある場合は、必ず事前にローカルに同期しておくか、外付けSSDなどにバックアップを取っておくことをお勧めします。
初期セットアップ時にOneDriveを無効にできますか?
以前はWindows11の初期セットアップ時に「このPCにのみファイルを保存する」を選択することでバックアップを無効化できましたが、現在はこの画面が表示されなくなりました。現状ではMicrosoftアカウントでのサインインによって自動的にOneDriveのバックアップが有効になる仕様となっています。初期セットアップ時に無効にするには、ローカルアカウントでセットアップする方法がありますが、これは公式な方法ではないため自己責任での実施となります。
OneDriveを使わずにバックアップする方法はありますか?
OneDriveを使わなくても、外付けSSDやUSBメモリを利用すれば簡単にバックアップが取れます。特に写真や動画などの大容量データは、クラウドよりもローカル保存の方が転送が速く作業もスムーズです。また、他のクラウドストレージサービス、例えばGoogle DriveやDropboxなどを利用する方法もあります。これらのサービスは手動でファイルを選択してアップロードする仕組みのため、OneDriveのような自動同期による負荷を避けることができます。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
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まとめ
Windows11でOneDriveと同期させると重くなる問題は、Microsoft自身も公式に認めている事実です。デスクトップやドキュメント、ピクチャフォルダが自動的にクラウドと同期される設定により、バックグラウンドで常に処理が行われ、CPUやメモリ、ネットワーク通信に負荷がかかります。特に大容量ファイルを多く扱う環境や、HDD搭載機、メモリ8GB未満のパソコンでは、その影響が顕著に現れます。
解決策としては、まず同期を一時停止してパフォーマンスが改善されるか確認し、必要に応じてバックアップ機能の無効化、自動起動の停止、アカウントリンクの解除、アプリのアンインストールなど、段階的な対処を行うことが重要です。ただし、データの消失を避けるため、必ず事前にローカルへのバックアップを取ってから作業を進めてください。
OneDriveは確かに便利な機能ですが、すべてのユーザーにとって最適とは限りません。自分の使い方に合わせて設定を見直し、快適なWindows環境を手に入れましょう。パソコンの動作が重いと感じたら、まずはOneDriveの同期状況を確認することから始めてみてください。






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