PowerShellでコマンドを実行した際、その操作を記録する「トランスクリプト機能」は、特に業務での手順確認やエビデンスとして非常に便利です。しかし、記録を終了する方法がわからないと、記録が残り続けてしまうことがあります。今回は、PowerShellの「Stop-Transcript」コマンドレットを使って、記録を安全に終了する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
Stop-Transcriptとは?
PowerShellでの操作を記録するには、まず「Start-Transcript」コマンドレットを使って記録を開始します。そして、記録を終了するには「Stop-Transcript」コマンドレットを使用します。これにより、記録が完了し、指定したファイルに操作内容が保存されます。
Stop-Transcriptの使い方
記録を終了するには、PowerShellのプロンプトで以下のコマンドを入力します。
Stop-Transcript
このコマンドを実行すると、記録が終了し、以下のようなメッセージが表示されます。
トランスクリプトが停止されました。出力ファイル: C:Users<ユーザー名>DocumentsPowerShell_transcript..<ランダム文字列>.<日時>.txt
このファイルには、操作開始時の情報や実行したコマンド、出力結果などが記録されています。
Stop-Transcriptを使うタイミング
記録を終了するタイミングは、以下のような場合です。
- 一連の操作が完了したとき
- 記録を中断したいとき
- PowerShellを終了する前に記録を保存したいとき
これらのタイミングで「Stop-Transcript」を実行することで、記録が適切に終了し、ファイルに保存されます。
記録ファイルの保存場所とファイル名
記録ファイルは、通常、ユーザーの「Documents」フォルダに保存されます。ファイル名は以下の形式で自動生成されます。
PowerShell_transcript..<ランダム文字列>.<日時>.txt
例えば、以下のようなファイル名になります。
PowerShell_transcript.MYPC.B2C3.20250806062346.txt
このファイルには、操作開始時の情報や実行したコマンド、出力結果などが記録されています。
よくある質問や疑問
Q1: Stop-Transcriptを忘れてしまった場合、記録はどうなりますか?
PowerShellを終了すると、自動的に記録が停止されます。しかし、記録が途中で終了してしまう可能性があるため、手動で「Stop-Transcript」を実行することをおすすめします。
Q2: 記録ファイルの保存先を変更する方法はありますか?
はい、記録ファイルの保存先を変更するには、「Start-Transcript」コマンドレットを使用する際に「-Path」パラメータを指定します。例えば、以下のように指定します。
Start-Transcript -Path "C:LogsPowerShell_transcript.txt"
これにより、指定した場所に記録ファイルが保存されます。
まとめ
PowerShellでの操作記録を終了するには、「Stop-Transcript」コマンドレットを使用します。これにより、記録が適切に終了し、指定したファイルに操作内容が保存されます。記録ファイルの保存場所やファイル名は自動で決定されますが、必要に応じて保存先を変更することも可能です。操作の記録は、後で手順を確認したり、エビデンスとして使用する際に非常に役立ちます。
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