パソコンを使っていると、「画面を切り取りたいのに、うまくいかない…」という経験、ありませんか?特に、Windows 11にアップデートしてから、「Snipping Tool(スニッピングツール)」が動かない、または反応しないといったトラブルが増えているようです。今回は、そんなお悩みを解決するための方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
Snipping Toolが動かない原因とその対処法
まずは、Snipping Toolがうまく動作しない原因と、それぞれの解決策を見ていきましょう。
バックグラウンドアプリの設定が原因かも?
Snipping Toolがバックグラウンドで動作するためには、設定での許可が必要です。もし設定がオフになっていると、ツールが正しく機能しません。
解決方法
- 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」を開きます。
- 「Snipping Tool」を選択し、「詳細オプション」をクリック。
- 「バックグラウンドアプリの許可」を「電力最適化(推奨)」に設定します。
他のアプリが干渉している可能性
他のアプリがSnipping Toolと競合していると、正常に動作しないことがあります。
解決方法
- 「タスクマネージャー」を開き、不要なアプリを終了します。
- 特に「Explorer Patcher」や「Winaero Tweaker」などのカスタマイズ系アプリは注意が必要です。
Snipping Toolの修復・リセットを試す
アプリ自体に不具合がある場合、修復やリセットで改善することがあります。
解決方法
- 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」を開きます。
- 「Snipping Tool」を選択し、「詳細オプション」をクリック。
- 「修復」をクリックし、次に「リセット」を試します。
Snipping Toolを再インストールする
アプリのインストールに問題がある場合、再インストールで解決することがあります。
解決方法
- 「プログラムの追加と削除」から「Snipping Tool」をアンインストールします。
- Microsoft Storeから再インストールします。
日付と時刻の設定を確認
システムの日時設定が正しくないと、アプリの動作に影響を与えることがあります。
解決方法
- 「設定」→「時間と言語」→「日付と時刻」を開きます。
- 「時刻を自動的に設定する」をオフにし、手動で正しい日時を設定します。
PrintScreenキーでSnipping Toolが起動しないようにする方法
Windows 11では、PrintScreenキーを押すとSnipping Toolが起動する設定になっています。しかし、これが不便に感じる方もいらっしゃるでしょう。
設定方法
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」を開きます。
- 「PrintScreen キーを使用して画面キャプチャを開く」をオフにします。
これで、PrintScreenキーを押してもSnipping Toolは起動しなくなります。
Snipping Tool以外の代替ツールを試す
もし、Snipping Toolがどうしても使えない場合、他のスクリーンショットツールを試してみるのも一つの手です。
おすすめの代替ツール
- EaseUS RecExperts画面全体や部分的な録画が可能で、簡単な編集機能も備えています。
- Screenpressoスクリーンショットだけでなく、動画キャプチャや編集機能も充実しています。
これらのツールは、公式サイトからダウンロードできます。
よくある質問や疑問
Q1: Snipping Toolが起動しない場合、どうすればいいですか?
上記の対処法を順番に試してみてください。特に、アプリの修復やリセット、再インストールが効果的です。
Q2: PrintScreenキーを押しても反応しない場合、どうすればいいですか?
キーボードのドライバが最新か確認し、必要であれば更新してください。また、外部キーボードを使用している場合は、接続を確認してください。
Q3: Snipping Tool以外のスクリーンショットツールはありますか?
はい、上記で紹介したEaseUS RecExpertsやScreenpressoなど、他にも多くのツールがあります。自分の用途に合ったものを選んで試してみてください。
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まとめ
Windows 11で「画面切り取りができない」とお困りの方へ、Snipping Toolの不具合とその対処法を中心にご紹介しました。設定の確認やアプリの修復、代替ツールの導入など、さまざまな方法で問題を解決できます。もし、これらの方法で解決しない場合や、さらに詳しいサポートが必要な場合は、お気軽にLINEからお声掛けください。
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