パソコンを使っていると、デスクトップに不要なショートカットアイコンが増えてきて、整理したいと思うことがありますよね。しかし、Windows 11では、右クリックしても「削除」が表示されない、もしくは削除してもすぐに戻ってきてしまうという問題が発生することがあります。今回は、そんな「消せないショートカットアイコン」の対処法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
なぜショートカットアイコンが消せないのか？
Windowsのイメージ
まず、ショートカットアイコンが消せない理由として、以下のような原因が考えられます。
- 管理者権限が必要な場合一部のショートカットは、管理者権限がないと削除できません。
- アイコンが壊れている場合リンク先のファイルやフォルダが削除されていたり、移動されていると、アイコンが壊れて削除できなくなることがあります。
- システムによって保護されている場合Windowsのシステムファイルや設定に関連するアイコンは、誤って削除しないように保護されていることがあります。
初心者でもできる！ショートカットアイコンの削除方法
それでは、実際にショートカットアイコンを削除する方法を順を追って見ていきましょう。
方法1右クリックメニューから削除する
- デスクトップ上で削除したいショートカットアイコンを右クリックします。
- 表示されるメニューから「削除」を選択します。
- ごみ箱に移動したアイコンは、ごみ箱を空にすることで完全に削除されます。
※この方法で削除できない場合は、次の方法を試してみましょう。
方法2管理者権限で削除する
- 削除したいショートカットアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- 表示される確認画面で「はい」をクリックします。
- 管理者権限でコマンドプロンプトが開いたら、「del アイコン名」と入力し、Enterキーを押します。
※この方法でも削除できない場合は、次の方法を試してみましょう。
方法3セーフモードで削除する
1. パソコンを再起動し、起動中に「F8」キーを連打して「セーフモード」を選択します。
2. セーフモードで起動したら、デスクトップ上で削除したいショートカットアイコンを右クリックし、「削除」を選択します。
※セーフモードでも削除できない場合は、次の方法を試してみましょう。
方法4アイコンキャッシュをリセットする
- 「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「%localappdata%」と入力し、「OK」をクリックします。
- 開いたフォルダ内で「IconCache.db」ファイルを探し、削除します。
- パソコンを再起動します。
※この方法でも削除できない場合は、次の方法を試してみましょう。
方法5コマンドプロンプトで削除する
- 「Win + X」キーを押し、「コマンドプロンプト（管理者）」を選択します。
- 表示される確認画面で「はい」をクリックします。
- コマンドプロンプトが開いたら、「del /f /q /a アイコンのパス」と入力し、Enterキーを押します。
※この方法でも削除できない場合は、次の方法を試してみましょう。
方法6サードパーティ製のツールを使用する
「Unlocker」や「LockHunter」などのサードパーティ製ツールを使用することで、削除できないショートカットアイコンを強制的に削除することができます。これらのツールは、削除対象のファイルが使用中でないかを確認し、使用中であればそのプロセスを終了させてから削除を試みます。
よくある質問や疑問
質問1ショートカットアイコンを削除しても、元のファイルは消えないのですか？
はい、ショートカットアイコンを削除しても、元のファイルやフォルダは消えません。ショートカットは、元の場所へのリンクに過ぎないため、削除しても実際のデータには影響を与えません。
質問2セーフモードで削除できない場合、どうすればよいですか？
セーフモードでも削除できない場合は、アイコンキャッシュのリセットやコマンドプロンプトでの削除を試してみてください。それでも解決しない場合は、サードパーティ製のツールを使用することを検討してみてください。
質問3サードパーティ製ツールの使用に不安があります。安全ですか？
信頼性のあるサードパーティ製ツールを使用すれば、安全に削除を行うことができます。ただし、公式サイトからダウンロードし、インストール時に注意深く設定を確認することをおすすめします。
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まとめ
Windows 11で消せないショートカットアイコンの削除方法について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。まずは基本的な削除方法から試し、それでも解決しない場合は管理者権限での削除やセーフモードでの削除、アイコンキャッシュのリセットなどを試してみてください。それでも解決しない場合は、サードパーティ製のツールを使用することを検討してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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