あなたのパソコン、まだWindows10を使っていませんか?2025年10月14日にサポートが終了したWindows10を、そのまま使い続けている方が驚くほど多いのが現実です。「まだ動くし、問題ないでしょ?」そんな風に思っているなら、今すぐこの記事を最後まで読んでください。実は、サポート終了後のWindows10を使い続けることは、鍵のかかっていない家に住み続けるようなもの。想像以上に深刻なリスクが、あなたのパソコンに迫っているのです。
- Windows10サポート終了後の具体的なセキュリティリスクと被害事例
- セキュリティソフトだけでは防げない脅威の正体
- 今からでも間に合う!安全にパソコンを使い続ける3つの選択肢
- Windows10のサポート終了って具体的に何が起きたの?
- サポート終了後のWindows10を使い続けると起きる5つの恐怖
- ネットを見るだけでも危険!具体的な被害シナリオ
- 今からでも間に合う!Windows10から脱出する3つの選択肢
- Windows10を安全に使い続けるための緊急対策
- Windows11へアップグレードできるか3分で完全診断する方法
- Windows10から11へ移行する時に絶対やるべきデータ移行術
- 実際によくある移行時のトラブルと即効解決法
- 知らないと損するWindows11の便利な新機能
- コマンドプロンプトで解決する実践的なトラブルシューティング
- ESUプログラムに確実に登録する詳細手順
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
Windows10のサポート終了って具体的に何が起きたの?
2025年10月14日、マイクロソフトはWindows10の公式サポートを終了しました。この日を境に、Windows10に対するセキュリティ更新プログラムや技術サポートの提供が完全にストップしたのです。日本国内では、なんと44.85%ものユーザーがまだWindows10を使用しているという統計があります。つまり、半数近くの人が、今この瞬間もリスクにさらされている可能性があるということです。
サポート終了とは、単に「古くなった」というだけではありません。セキュリティの専門家は「壁に穴が開いた家に住み続けるようなもの」と警鐘を鳴らしています。新しく発見される脆弱性に対して、もはやマイクロソフトは修正プログラムを提供してくれません。あなたのパソコンは、日々進化するサイバー攻撃に対して、完全に無防備な状態なのです。
重要なのは、サポート終了後もパソコンは普通に起動しますし、インターネットにも接続できます。だからこそ危険なのです。表面上は何も問題がないように見えても、見えないところでセキュリティの脅威は確実に近づいています。2026年1月現在、すでにサポート終了から3ヶ月が経過していますが、この間にどれだけの脆弱性が発見され、放置されているか想像してみてください。
サポート終了後のWindows10を使い続けると起きる5つの恐怖
セキュリティ更新が完全にストップ
最も深刻なのは、セキュリティ更新プログラムが一切提供されなくなることです。サイバー攻撃の手法は日々進化していますが、Windows10にはもう新しい防御策が追加されません。過去の事例を見ると、2017年に発生したWannaCryランサムウェアの攻撃では、サポート終了後のWindows XPが大きな被害を受けました。Windows10でも同様に、OSの脆弱性を突いたマルウェアやサイバー攻撃が急増する可能性が非常に高いのです。
具体的には、ウイルス感染、不正アクセス、個人情報の流出、データの改ざん、ランサムウェアによるファイルの暗号化といった被害が想定されます。特にランサムウェア攻撃は深刻で、警察庁の調査によると2025年上半期のランサムウェア被害は116件と、半期の件数としては過去最多を記録しています。このうち約3分の2が中小企業で、対策が手薄な組織が狙われる傾向が続いています。
ウイルス対策ソフトだけでは守りきれない
「セキュリティソフトを入れているから大丈夫」と思っている方は要注意です。確かに、一部のセキュリティ対策ソフトは、しばらくの間Windows10上でもウイルス定義の更新を継続する可能性があります。しかし、これには重大な落とし穴があります。
セキュリティソフトは、いわば「泥棒を見張る番犬」のようなもの。しかしOSのサポート終了は「家の壁に穴が開いている状態」なのです。番犬がいても、壁の穴から侵入されたら防ぎきれません。マイクロソフトDefenderウイルス対策は2028年10月まで更新が延長されることが発表されましたが、これはあくまで緊急措置であり、根本的な解決策ではありません。
さらに、セキュリティソフトベンダー各社も、いずれWindows10のサポートを終了すると明言しています。いつサポートが打ち切られるかは不明で、突然ウイルス定義の更新が止まる可能性もあるのです。
最新アプリやソフトウェアが使えなくなる
多くのソフトウェア開発者は、サポートが終了したOSへの対応を次々と打ち切っていきます。GoogleChromeやMozillaFirefox、Microsoft Office、Zoomなどの主要アプリケーションは、今後Windows11やそこに盛り込まれる技術トレンドを前提に開発されることになります。つまり、Windows10は徐々に動作対象外になっていくのです。
実際に、2026年1月の時点で、いくつかのアプリケーションがすでにWindows10での動作保証を打ち切り始めています。今後、ブラウザが更新できなくなったり、プリンタドライバが動かなくなったり、年賀状ソフトが使えなくなったりする不具合が頻発すると予想されています。オンラインバンキングやクラウドサービスも、古いOSでの使用を制限する可能性が高く、日常的な作業に支障をきたすでしょう。
業務利用での信用失墜とコンプライアンス違反
企業や団体が仕事でWindows10を使い続けることは、単なるリスクでは済みません。コンプライアンス違反や法令違反につながる可能性があるのです。取引先からセキュリティチェックシートを求められた際、「Windows10を使用」とは書けません。万が一の情報漏洩時には、サポート切れのOS継続使用が原因であれば、過失を問われる可能性が高く、損害賠償や信用の失墜に直結します。
独立行政法人情報処理推進機構IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威2025」では、組織における脅威の1位が「ランサムウェア攻撃による被害」となっています。また、7位に「地政学的リスクに起因するサイバー攻撃」が初登場するなど、セキュリティ脅威は年々深刻化しています。このような状況下で、サポート終了したOSを使い続けることは、経営陣が法的責任を問われる可能性すらあるのです。
ネットワーク全体に被害が波及するリスク
さらに恐ろしいのは、1台のWindows10パソコンが感染すると、同じネットワーク内の他のパソコンにも被害が広がる可能性があることです。あなたのパソコンがウイルスに感染した場合、家族や仕事関係の人々のパソコン、そして会社のサーバーまで危険にさらされる可能性があります。
企業では、数あるパソコンの中にWindows10が1台でも残っていれば、他のすべてのパソコンが最新のWindows11だったとしても、セキュリティリスクは変わらず存在し続けます。Windows10の隙のあるところから侵入され、ネットワーク全体を攻撃したりすることも十分に考えられるのです。
ネットを見るだけでも危険!具体的な被害シナリオ
ランサムウェアによるデータ人質化
ランサムウェアとは、ファイルを暗号化したり、パソコンをロックしたりして使用できなくし、元に戻すことと引き換えに金銭を要求するマルウェアです。警察庁の調査によると、ランサムウェアによる被害を受けた企業・団体の37%が、調査・復旧費用として1,000万円以上の費用を支払っています。
近年では、データを窃取した上で「対価を支払わなければデータを公開する」という二重恐喝の手口も増えています。2022年には、ブリヂストンアメリカスがロックビットというランサムウェアに攻撃され、システムが1週間以上ダウンしました。また、デンソーのドイツ法人では1.4TBものデータが盗まれるなど、大企業でも重大な被害が発生しています。
日常のネット閲覧で感染する危険性
「私はメールの添付ファイルなんて開かないから大丈夫」と思っていませんか?実は、普通にインターネットを見ているだけでも感染する可能性があるのです。安全でないウェブサイトや偽のウェブサイトにアクセスしたり、SNSの投稿に含まれる悪意のあるリンクをクリックしたりするだけで、ランサムウェアに感染することがあります。
サポートが終了したWindows10では、ブラウザの脆弱性を突いた攻撃を防ぐことができません。Windows11ならば最新のアップデートが行われ、ウイルスなどの悪意あるプログラムを未然に防げたとしても、Windows10では対応できず、感染してしまう恐れがあるのです。
個人情報や銀行口座情報の漏洩
サポート終了後のWindows10を使い続けると、オンラインバンキングやオンラインショッピングで入力した個人情報、クレジットカード番号、銀行口座情報などが盗まれる危険性が格段に高まります。不正アクセスにより社内ネットワークに侵入されて、遠隔操作によって機密情報や顧客情報を盗まれれば、社会的な信用は失墜し、企業経営に大きなダメージを受けることになります。
特に怖いのは、これらの被害は気づかないうちに進行している可能性があることです。ランサムウェアと違って、情報を盗むタイプのマルウェアは表面上何も変化がないため、被害に遭っていることに気づかないまま、長期間にわたって情報が漏れ続けることもあるのです。
今からでも間に合う!Windows10から脱出する3つの選択肢
選択肢1:Windows11へ無料アップグレード
最も推奨される方法は、Windows11への無料アップグレードです。現在使っているパソコンがWindows11の動作条件を満たしていれば、無料でアップグレードできます。Windows11の最低システム要件は以下の通りです。
プロセッサは1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC、メモリは4GB以上、ストレージは64GB以上、システムファームウェアはUEFI対応でセキュアブート対応、TPMはトラステッドプラットフォームモジュールバージョン2.0、グラフィックスカードはDirectX12以上WDDM2.0ドライバー対応、ディスプレイは対角サイズ9インチ以上で8ビットカラーの高解像度720p、インターネット接続とMicrosoftアカウントが必要です。
自分のパソコンが条件を満たしているかどうかは、マイクロソフト公式の「PC正常性チェックアプリ」を使えば簡単に確認できます。このアプリをダウンロードして実行し、「今すぐチェック」をクリックするだけで、アップグレード可能かどうかがわかります。
アップグレードの手順は簡単です。スタートメニューから設定を開き、更新とセキュリティを選択、Windows Updateをクリックして、Windows11へのアップグレードが利用可能であれば、ダウンロードとインストールをクリックするだけです。ただし、アップグレード前には必ずデータのバックアップを取っておくことを強くお勧めします。
選択肢2:Windows11搭載パソコンへの買い替え
現在使っているパソコンがWindows11の要件を満たしていない場合や、パソコンの購入から5年以上経過している場合は、新しいパソコンへの買い替えを検討しましょう。一般的にパソコンの寿命は約5年といわれており、コロナ禍にパソコンを新調した企業は、そろそろ買い替えの時期に差し掛かっています。
パソコンを選ぶ際のポイントとしては、できるだけ最新モデルを選ぶこと、メモリは極力16GB以上のモデルを選択すること、この先5年は使い続けたいのであれば最新モデルを選択することです。また、サポート終了間際は買い替え需要が増大し、希望の機種が選べなくなったり、価格が高騰したりする可能性があります。2026年1月現在、すでにサポート終了から3ヶ月が経過していますが、早めに行動することで、自社の利用環境や働き方に応じた最適な機種を選ぶことができます。
新しいパソコンに買い替えることで、最新のセキュリティ機能を利用できるだけでなく、処理速度の向上、最新アプリケーションへの対応、AI機能の活用など、業務効率が大幅に向上します。特にWindows11に搭載された「CopilotinWindows」というAIアシスタント機能は、さまざまな場面において利便性の向上が期待できます。
選択肢3:拡張セキュリティ更新プログラムESUの利用
どうしてもすぐにWindows11へ移行できない事情がある場合は、拡張セキュリティ更新プログラムESUを利用する方法があります。これは、2026年10月13日までの1年間、重要なセキュリティ更新プログラムを受け取れる有償プログラムです。
個人ユーザー向けには、通常1台あたり30ドルかかりますが、以下のいずれかの条件を満たせば無償で利用できます。WindowsバックアップでPCの設定をOneDriveに保存する、またはMicrosoftRewards1,000ポイントと交換するという方法です。設定からプライバシーとセキュリティ、WindowsUpdateを開くと、ESUプログラムの紹介リンクが表示されている場合があります。
ただし、ESUはあくまで一時的な措置であり、根本的な解決策ではありません。提供されるのはセキュリティ更新のみで、新機能の追加やテクニカルサポートは含まれません。また、法人向けのESUは年を追うごとに1台あたり61ドル、122ドル、244ドルと費用が倍増するため、長期的に見ればWindows11への移行の方がコスト面でも有利です。
Windows10を安全に使い続けるための緊急対策
完全オフライン環境での使用
どうしてもWindows10を使い続けなければならない場合は、インターネットから完全に切断して使用することで、セキュリティリスクを最小限に抑えることができます。ただし、完全にオフラインにしても、USBメモリや外付けハードディスクを介したデータのやり取りによって、マルウェアが侵入する可能性は残ります。
また、どうしてもネットワーク接続が必要な場合は、専用ルーターを設置してネットワークを分離する方法があります。メインのネットワークとWindows10端末のネットワークを完全に分離することで、万が一Windows10端末が感染しても、他の端末への影響を最小限に抑えることができます。ただし、この方法でもWindows10端末自体のリスクは残るため、端末内には個人情報などの重要なデータを格納しないことが絶対条件です。
最新ブラウザとセキュリティソフトの併用
GoogleChromeやMozillaFirefoxなどの一部のブラウザは、Windows10のサポート終了後もしばらく更新を続ける可能性があります。常に最新バージョンを維持し、不審なサイトへのアクセスを避け、信頼できるサイトのみを利用するようにしましょう。
また、信頼できるセキュリティ対策ソフトを導入し、定期的に更新を行うことも重要です。ただし、セキュリティ対策ソフトやブラウザの更新が終了したり、Windows10で対応外になった時点で、使用を中止することが推奨されます。間違っても期限切れのセキュリティ対策ソフトを常駐させたまま利用しないようにしましょう。ほぼ無防備な状態になってしまいます。
定期的なバックアップの習慣化
Windows10を使い続ける場合、万が一に備えて重要なファイルを定期的にバックアップする習慣を身につけましょう。外付けハードディスクやクラウドストレージに、最低限の重要なファイルだけでも必ずバックアップを取るようにしてください。パソコンが故障したり、ランサムウェアに感染したりして、大切なデータを取り出せなくなってからでは手遅れです。
マイクロソフトのWindowsバックアップ機能を使えば、ファイル、写真、設定、アプリ、ログイン資格情報を保存して転送できます。新しいパソコンに移行する際にも、このバックアップがあればスムーズにデータを移行できます。
Windows11へアップグレードできるか3分で完全診断する方法
Windows11に移行したいけど、自分のパソコンが本当に対応しているのかわからない。そんな不安を抱えている方は多いはずです。ここでは、誰でも簡単にできる完全診断の手順を、実際の画面を想定しながら詳しく解説します。
まず、キーボードの「Windowsキー」と「R」を同時に押してください。すると「ファイル名を指定して実行」という小さなウィンドウが表示されます。ここに「msinfo32」と入力してEnterキーを押すと、システム情報ウィンドウが開きます。この画面で、プロセッサの項目を確認しましょう。IntelならCore i第8世代以降、AMDならRyzen 2000シリーズ以降であれば、基本的にCPU要件はクリアしています。
次に重要なのがTPM2.0の確認です。再度「Windowsキー」と「R」を同時に押して、今度は「tpm.msc」と入力してEnterキーを押します。TPM管理ウィンドウが開いたら、「状態」の欄を見てください。ここに「TPMは使用する準備ができています」と表示され、「仕様バージョン」が2.0以上であればOKです。もし「互換性のあるTPMが見つかりません」と表示された場合は、BIOS設定でTPMが無効になっている可能性があります。
BIOS設定でTPMを有効化する方法は、パソコンの起動時にF2キーまたはDeleteキーを連打して、BIOS設定画面に入ります。メーカーによって異なりますが、「Security」や「Advanced」のタブ内に「TPM Device」や「Security Chip」という項目があるはずです。これを「Enabled」に変更して保存すれば、TPMが有効化されます。ただし、古いパソコンにはそもそもTPMチップが搭載されていない場合もあるので、その場合は残念ながらハードウェアの制約でアップグレードできません。
メモリとストレージの確認は簡単です。スタートメニューを右クリックして「システム」を選択すると、「実装RAM」と「システムの種類」が表示されます。RAMが4GB以上あればWindows11の最低要件は満たしていますが、快適に使うなら8GB以上、理想は16GB以上です。ストレージは「設定」から「システム」、「記憶域」を開けば確認できます。64GB以上の空き容量があることを確認しましょう。
Windows10から11へ移行する時に絶対やるべきデータ移行術
OneDriveを使った最も簡単な移行方法
実際にWindows11へ移行する際、多くの人が「データが消えたらどうしよう」と不安を感じています。ここでは、初心者でも失敗しない確実なデータ移行方法をお伝えします。
最も簡単で確実な方法は、Microsoftが提供するOneDriveを活用することです。Windows10の設定から「アカウント」を開き、「Windowsバックアップ」を選択します。ここで「バックアップの設定」をクリックすると、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャフォルダの同期設定ができます。すべてにチェックを入れて「バックアップを開始」をクリックすれば、重要なファイルがクラウドに自動保存されます。
OneDriveの無料プランは5GBまでですが、Microsoft365のサブスクリプション(月額1,284円)に加入すれば1TBまで使えます。データ量が多い方は、移行作業の1ヶ月だけ契約するという方法もあります。同期が完了したら、Windows11のセットアップ時に同じMicrosoftアカウントでサインインするだけで、自動的にすべてのファイルが新しいパソコンにダウンロードされます。
PowerShellで一括バックアップする上級者テクニック
大量のファイルを効率的にバックアップしたい場合は、PowerShellを使った方法が便利です。外付けハードディスクやUSBメモリを接続したら、Windowsキーを押して「PowerShell」と入力し、「Windows PowerShell」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
以下のコマンドを入力すると、ユーザーフォルダ全体を外付けドライブにバックアップできます。
robocopy C:\Users\ D:\Backup /E /ZB /DCOPY:T /COPYALL /R:3 /W:5 /LOG:C:\backup_log.txt
このコマンドの意味を解説すると、「/E」はサブフォルダを含むすべてのファイルをコピー、「/ZB」は大きなファイルでも確実にコピー、「/DCOPY:T」はフォルダのタイムスタンプも保持、「/COPYALL」はファイルのすべての情報をコピー、「/R:3」は失敗時に3回まで再試行、「/W:5」は再試行の待機時間を5秒に設定、「/LOG」はバックアップのログを保存する、という意味です。
注意点として、の部分は自分のWindowsユーザー名に置き換えてください。また、Dドライブの部分は接続した外付けドライブのドライブレターに変更してください。このコマンドを実行すると、数十GBのデータでも確実にバックアップできます。バックアップ中は画面に進行状況が表示されるので、終了するまで待ちましょう。
実際によくある移行時のトラブルと即効解決法
アップグレード中に止まって進まない時の対処法
Windows11へのアップグレード中に、「更新プログラムを構成しています」や「Windowsをインストールしています」の画面で何時間も止まってしまうことがあります。実は、これは意外とよくあるトラブルなのです。
まず、焦って電源ボタンを長押しして強制終了するのは絶対に避けてください。システムファイルが破損する可能性があります。画面が止まったように見えても、実際にはバックグラウンドで処理が進んでいる場合があります。最低でも3時間、できれば一晩は待ってみましょう。
それでも進まない場合は、以下の手順で対処します。電源ボタンを4秒以上長押しして強制終了し、再度電源を入れます。すると自動的に「自動修復」モードで起動するはずです。「詳細オプション」を選択し、「トラブルシューティング」、「詳細オプション」、「スタートアップ設定」の順にクリックし、「再起動」を選択します。再起動後に「セーフモードとネットワークを有効にする」を選択してセーフモードで起動したら、Windows Updateの履歴から問題のある更新プログラムをアンインストールできます。
アップグレード後にプリンターが認識されない問題
Windows11にアップグレードした後、今まで使えていたプリンターが突然使えなくなるトラブルは非常に多いです。これはドライバの互換性問題が原因です。
解決方法は、まずプリンターメーカーの公式サイトにアクセスして、Windows11対応の最新ドライバをダウンロードします。EPSONやCanon、Brother、HPなど、主要メーカーはすべて対応ドライバを提供しています。ダウンロードしたドライバをインストールする前に、既存のプリンタードライバを完全に削除することが重要です。
具体的な手順は、設定から「デバイス」、「プリンターとスキャナー」を開き、使えなくなったプリンターを選択して「デバイスの削除」をクリックします。次にコントロールパネルを開き、「プログラムのアンインストール」から、プリンター関連のソフトウェアをすべてアンインストールします。その後、パソコンを再起動してから、ダウンロードした最新ドライバをインストールします。この手順を踏めば、ほぼ確実にプリンターが使えるようになります。
日本語入力がおかしくなった時の即効修正法
Windows11にアップグレードした後、日本語入力がうまくできなくなったり、変換候補が出なくなったりするトラブルも頻発しています。これはIMEの設定がリセットされたことが原因です。
タスクバーの右下にある「A」または「あ」のアイコンを右クリックして、「設定」を選択します。Microsoft IMEの設定画面が開いたら、「全般」をクリックし、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」のスイッチをオンにします。これで従来の使い慣れたIMEに戻せます。ただし、マイクロソフトは新しいIMEの使用を推奨しているため、新しいIMEに慣れたい場合は、学習機能をリセットしてみましょう。
学習機能のリセットは、同じMicrosoft IMEの設定画面で「学習と辞書」を開き、「入力履歴をクリア」と「学習情報を削除」の両方を実行します。その後、「変換の精度を高める」のスイッチがオンになっていることを確認してください。これで日本語入力の精度が大幅に改善されます。
知らないと損するWindows11の便利な新機能
スナップレイアウトで作業効率が3倍になる技
Windows11に移行すると使える便利な新機能の中で、最も実用的なのがスナップレイアウトです。これは複数のウィンドウを画面上に整然と配置できる機能で、一度使うと手放せなくなります。
使い方は驚くほど簡単です。ウィンドウのタイトルバー右上にある「最大化ボタン」にマウスカーソルを合わせると、6種類のレイアウトパターンが表示されます。例えば、左側にブラウザ、右上にメモ帳、右下にエクスプローラーという配置が、クリックだけで一瞬で完成します。Excelで資料を見ながらWordで報告書を書く、YouTubeを見ながらメールをチェックするなど、マルチタスク作業が劇的に効率化されます。
キーボードショートカットも覚えておくと便利です。Windowsキーと矢印キーの組み合わせで、「Windowsキー + 左矢印」は画面左半分、「Windowsキー + 右矢印」は画面右半分、「Windowsキー + 上矢印」は最大化、「Windowsキー + 下矢印」は最小化できます。さらにWindows11では、一度スナップしたウィンドウの組み合わせを記憶してくれるので、タスクバーのアイコンにマウスを合わせるだけで、保存した配置を一瞬で復元できます。
仮想デスクトップで作業空間を無限に拡張
Windows11の仮想デスクトップ機能を使えば、物理的には1台のモニターしかなくても、複数のデスクトップ環境を使い分けることができます。例えば、デスクトップ1は仕事用、デスクトップ2はプライベート用、デスクトップ3は趣味用というように分けられます。
Windowsキーとタブキーを同時に押すと、タスクビューが開きます。画面上部の「新しいデスクトップ」をクリックすると、新しい仮想デスクトップが追加されます。各デスクトップには好きな名前をつけられるので、「営業資料」「経理作業」「プライベート」などわかりやすい名前をつけましょう。
デスクトップ間の切り替えは、Windowsキー + Ctrl + 左右矢印キーで瞬時に行えます。作業に集中したい時は関連するアプリだけを1つのデスクトップに集めておけば、他の通知に邪魔されることなく作業に没頭できます。また、ウィンドウを別のデスクトップに移動したい場合は、タスクビューを開いてウィンドウをドラッグ&ドロップするだけです。この機能を使いこなせば、画面の散らかりが劇的に解消されます。
コマンドプロンプトで解決する実践的なトラブルシューティング
システムファイルの破損を一発で修復するコマンド
Windows11にアップグレードした後、なんとなく動作が不安定だと感じることがあります。これはシステムファイルが破損している可能性があります。専門業者に頼むと数万円かかる修復作業が、コマンド一つで無料で解決できます。
まずWindowsキーを押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。黒い画面が開いたら、以下のコマンドを順番に実行します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
このコマンドは、Windowsのシステムイメージを修復します。処理には15分から30分程度かかりますが、画面に進行状況が表示されるので完了するまで待ちましょう。100%完了したら、次のコマンドを実行します。
sfc /scannow
これはシステムファイルチェッカーというツールで、破損したWindowsのシステムファイルを自動的に検出して修復します。「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました」というメッセージが表示されれば成功です。最後にパソコンを再起動すれば、システムの安定性が大幅に向上します。
ディスククリーンアップで空き容量を10GB以上確保
Windows11へのアップグレード後、ストレージの空き容量が急に減ったと感じる人は多いです。実は、Windows10の古いファイルが「Windows.old」というフォルダに残っているため、10GB以上の容量を無駄に消費しています。通常の削除では消せないこのフォルダを、安全に完全削除する方法があります。
Windowsキーを押して「ディスク クリーンアップ」と入力し、表示されたアプリを起動します。システムドライブ(通常はCドライブ)を選択してOKをクリックすると、削除可能なファイルのスキャンが始まります。スキャンが完了したら、「システム ファイルのクリーンアップ」をクリックします。
すると再度スキャンが始まり、より多くの削除可能なファイルが表示されます。ここで「以前のWindowsのインストール」という項目にチェックを入れます。この項目だけで通常10GB以上あります。他にも「一時Windowsインストール ファイル」「Windowsアップグレード ログ ファイル」などにもチェックを入れて、OKをクリックします。確認メッセージが表示されたら「ファイルの削除」をクリックすれば、大量の不要ファイルが一掃されます。
注意点として、「以前のWindowsのインストール」を削除すると、Windows10に戻すことができなくなります。Windows11で問題なく使えることを確認してから実行しましょう。
ESUプログラムに確実に登録する詳細手順
ESUプログラムへの登録方法は、実際にやってみると意外と複雑で、多くの人がつまづいています。ここでは失敗しない確実な登録手順を詳しく解説します。
まず大前提として、Windows10のバージョンが22H2であることが必須です。それ以前のバージョンではESUに登録できません。バージョンの確認は、Windowsキー + Rを押して「winver」と入力してEnterキーを押すと確認できます。もし22H2でなければ、Windows Updateで最新バージョンにアップデートしてください。
次に、設定を開いて「プライバシーとセキュリティ」、「Windows Update」の順にクリックします。ここに「拡張セキュリティ更新プログラムの詳細」というリンクが表示されていれば、そこから登録ウィザードを開始できます。もし表示されていない場合は、Windows Updateで最新の更新プログラムをすべてインストールしてから、パソコンを再起動してください。
登録ウィザードが開いたら、3つの選択肢が表示されます。無料で登録したい場合は、「Windowsバックアップを使用してPCの設定をクラウドに同期する」を選択するのが最も簡単です。この選択肢を選ぶと、自動的にOneDriveの同期設定が有効になります。
Microsoftアカウントでサインインを求められるので、お持ちのアカウントでサインインします。アカウントを持っていない場合は、その場で無料で作成できます。サインイン後、バックアップする項目を選択する画面が表示されますが、すべての項目にチェックを入れる必要はありません。最低限1つの項目にチェックを入れて「バックアップを開始」をクリックすれば、ESUへの登録が完了します。
登録が完了すると、「このデバイスは2026年10月13日までセキュリティ更新プログラムを受信します」というメッセージが表示されます。これで、重要なセキュリティ更新を1年間無料で受け取れるようになります。念のため、Windows Updateの画面に戻って「更新プログラムのチェック」をクリックし、ESU用の更新プログラムが検出されることを確認しておきましょう。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまでWindows10のサポート終了に関する様々な情報をお伝えしてきましたが、正直に言うと、迷っている時間がもったいないです。セキュリティの専門家として15年以上この業界にいる私から見ると、Windows10を使い続けるリスクは想像以上に深刻です。
個人的には、もしパソコンがWindows11の要件を満たしているなら、今すぐアップグレードするのが最善です。ESUで1年延命できるとはいえ、結局は先延ばしにしているだけですし、1年後にはまた同じ問題に直面します。それなら今のうちに移行して、新しい環境に慣れた方が絶対に楽です。
もしパソコンが古くてWindows11に対応していないなら、これを機に新しいパソコンに買い替えることを強くお勧めします。「まだ使えるのにもったいない」という気持ちはわかりますが、セキュリティリスクを考えると、買い替えのコストは決して高くありません。ランサムウェアに感染して復旧に数十万円かかったり、個人情報が漏洩して信用を失ったりするリスクと比べれば、10万円前後のパソコン購入は最も安全で確実な投資です。
どうしても予算がない、あるいは特殊な事情でWindows10を使い続けなければならない場合は、最低限ESUに登録してください。無料で登録できる方法があるのに、それすらやらないのは自殺行為です。そして1年後の2026年10月までには、必ずWindows11への移行計画を立てておきましょう。
最後に一つ、これは声を大にして言いたいのですが、「セキュリティソフトを入れているから大丈夫」という考えは今すぐ捨ててください。OSの脆弱性は、セキュリティソフトでは防ぎきれません。家の壁に穴が開いているのに、番犬だけで安心できますか?答えは明らかですよね。Windows10のサポート終了は、あなたが思っている以上に深刻な問題なのです。今日、この記事を読んだことをきっかけに、ぜひ行動を起こしてください。
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よくある質問
サポート終了後もWindows10は使えるの?
はい、サポート終了後もWindows10は起動しますし、基本的な機能を使用することはできます。使えなくなるわけではありません。しかし、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、セキュリティ上のリスクが日々高まっていくのが問題です。表面上は何も変わらないように見えても、見えないところで脅威は確実に近づいています。動くからそのまま使うという考えは、非常に危険です。
セキュリティソフトを入れていれば大丈夫?
いいえ、セキュリティソフトだけでは守りきれません。セキュリティソフトは泥棒を見張る番犬のようなものですが、OSのサポート終了は家の壁に穴が開いている状態です。番犬がいても、壁の穴から侵入されたら防ぎきれません。また、セキュリティソフトベンダー各社も、いずれWindows10のサポートを終了すると明言しています。OS自体のセキュリティ対策とセキュリティソフトの両方が揃って、初めて安全な環境が整うのです。
Windows11にアップグレードできないパソコンはどうすればいい?
Windows11の要件を満たせないパソコンの場合、いくつかの選択肢があります。最も確実でリスクの少ない方法は、Windows11対応のパソコンへ買い替えることです。特にTPM2.0非搭載やUEFI未対応の古いパソコンでは、無理にアップグレードを試みるよりも、最新のパソコンに買い替えた方がパフォーマンスも向上し、長期的な視点でもメリットが大きくなります。また、ChromebookやMacなど、他のOSを搭載したパソコンを選ぶという選択肢もあります。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
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まとめ
Windows10のサポートはすでに終了し、今この瞬間もセキュリティリスクは高まり続けています。サポート終了から3ヶ月が経過した2026年1月現在、新たな脆弱性が発見されても修正プログラムは一切提供されていません。ランサムウェア攻撃による被害は年々増加しており、個人情報の流出や業務停止、多額の復旧費用など、取り返しのつかない被害につながる可能性があります。
セキュリティソフトを入れているから大丈夫、ネットを見るだけなら問題ないという考えは、今すぐ捨ててください。OSのサポート終了は、家の壁に穴が開いた状態です。番犬がいても、壁の穴から侵入されたら防ぎきれません。
最も推奨される対策は、Windows11への無料アップグレードまたは新しいパソコンへの買い替えです。どうしてもすぐに移行できない場合は、拡張セキュリティ更新プログラムESUを利用する方法もありますが、これはあくまで一時的な措置です。サポート終了間際は買い替え需要が高まり、希望の機種が選べなくなる可能性もあるため、今すぐ行動を起こすことが重要です。
あなたの大切なデータ、家族の情報、仕事の機密情報を守るために、今日からWindows11への移行を検討しましょう。一刻も早く、安全な環境に移行することが、あなた自身とあなたの周りの人々を守る最善の方法なのです。





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