皆さん、こんにちは。
今日は、Windows 11をお使いの方が富士ゼロックスの複合機でスキャンできない場合の対処法についてお話しします。突然スキャンができなくなると、本当に困りますよね。
でも大丈夫、今回は初心者の方にもわかりやすく、ステップバイステップで解決策をご紹介します。
※社名がすでに富士ゼロックスから富士フィルムビジネスイノベーションに変更されてますが、個人的に富士ゼロックスの方がわかりやすいので、本記事では富士ゼロックスで呼び方を共通させてます。やることとしては変わらないのでご了承下さい。
よくある原因とその対処法
スキャンがうまくいかない主な原因はいくつか考えられます。以下に代表的なものとその対処法をまとめました。
ネットワークプロファイルの設定確認
まず、パソコンのネットワーク設定が適切か確認しましょう。ネットワークプロファイルが「パブリック」になっていると、複合機との通信が制限されることがあります。
- 画面左下のスタートボタンをクリックし、設定を選択します。
- ネットワークとインターネットをクリックします。
- 現在接続しているネットワークのプロパティを選択します。
- ネットワークプロファイルの種類を「プライベート」に設定します。
この設定により、複合機との通信が許可され、スキャンが可能になる場合があります。
ファイルとプリンターの共有設定を有効にする
次に、ファイルとプリンターの共有が有効になっているか確認しましょう。これが無効だと、スキャンデータの送信がブロックされることがあります。
- 先ほどと同様に、設定からネットワークとインターネットを開きます。
- ネットワークの詳細設定をクリックします。
- 共有の詳細設定を選択します。
- プライベートネットワークの項目で、ファイルとプリンターの共有を有効にするを選びます。
この設定を有効にすることで、複合機からのスキャンデータを正常に受け取ることができます。
パスワード保護共有の無効化
パスワード保護共有が有効になっていると、複合機からのアクセスが制限されることがあります。特に、パソコンにパスワードを設定していない場合は、これを無効にすることで解決することが多いです。
- 設定からネットワークとインターネットを開きます。
- ネットワークの詳細設定をクリックします。
- 共有の詳細設定を選択します。
- すべてのネットワークの項目を展開し、パスワード保護共有を無効にするを選びます。
注意点として、パソコンにパスワードを設定している場合は、この設定を変更しないほうが安全です。
SMB1.0の有効化
SMB1.0という機能が無効になっていると、複合機との通信がうまくいかないことがあります。
- 設定からアプリを選択します。
- オプション機能をクリックし、Windowsのその他の機能を選びます。
- 一覧からSMB1.0/CIFSファイル共有のサポートにチェックを入れ、OKをクリックします。
- パソコンを再起動します。
これで、複合機との通信が改善される可能性があります。
よくある質問や疑問
Q1: これらの設定を変更してもスキャンできない場合はどうすればいいですか?
それでも解決しない場合は、複合機やパソコンの再起動、セキュリティソフトの設定確認、または専門家への相談を検討してください。
Q2: 設定を変更することでセキュリティに問題はありませんか?
一部の設定変更はセキュリティに影響を及ぼす可能性があります。設定を変更する際は、IT担当者や専門家と相談の上、慎重に行ってください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、Windows 11で富士ゼロックスの複合機からスキャンできない場合の対処法をお伝えしました。設定を一つ一つ確認していくことで、問題を解決できる可能性が高いです。ぜひ試してみてください。
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