パソコンを使っていると、定期的に特定のプログラムを自動で起動したい場面がありますよね。そんな時に便利なのが、Windowsのタスクスケジューラです。しかし、通常の設定では管理者権限が必要なプログラムを実行できないことがあります。今回は、タスクスケジューラを最上位の特権で実行する方法をご紹介します。
タスクスケジューラとは?
まず、タスクスケジューラとは、指定した日時や条件で自動的にプログラムを実行するためのWindowsの機能です。例えば、毎朝9時にメールチェックを行うプログラムを起動したり、週末にバックアップを取る作業を自動化したりすることができます。
なぜ「最上位の特権で実行する」が必要なのか?
タスクスケジューラでタスクを作成する際、デフォルトでは標準ユーザー権限で実行されます。これでは、管理者権限が必要なプログラムを正常に動作させることができません。そこで、タスクを最上位の特権で実行する設定を行うことで、管理者権限が必要なプログラムも問題なく実行できるようになります。
タスクスケジューラで最上位の特権でタスクを実行する手順
それでは、実際にタスクスケジューラを使ってタスクを作成し、最上位の特権で実行する設定を行いましょう。
- タスクスケジューラの起動
画面左下の「スタート」ボタンをクリックし、「Windows 管理ツール」から「タスク スケジューラ」を選択します。 - タスクの作成
タスクスケジューラが起動したら、右側の「操作」ペインから「タスクの作成」をクリックします。 - 全般タブの設定
表示された「タスクの作成」ウィンドウで、以下の設定を行いますここがポイント!- 名前: タスクの名前を入力します。
- 説明: 任意でタスクの説明を入力します。
- セキュリティオプション: 「最上位の特権で実行する」にチェックを入れます。これにより、タスクが管理者権限で実行されます。
- トリガータブの設定
タスクを実行する条件を設定します。例えば、「新しいトリガーの作成」ボタンをクリックし、「開始時刻」や「繰り返し間隔」などを指定します。 - 操作タブの設定
実行するプログラムやスクリプトを指定します。例えば、「新規」ボタンをクリックし、「プログラムの開始」を選択、実行したいプログラムのパスを入力します。 - 条件タブと設定タブの確認
必要に応じて、タスク実行時の条件や設定を調整します。特に変更がなければ、そのまま閉じます。 - タスクの保存
すべての設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックしてタスクを保存します。これで、設定した条件でタスクが最上位の特権で実行されるようになります。
注意点
タスクを最上位の特権で実行する設定にすると、システムへの影響が大きくなる可能性があります。信頼できるプログラムのみを対象とし、設定を行う際は十分に注意してください。
よくある質問
Q1: タスクスケジューラで作成したタスクが実行されません。
タスクの「全般」タブで、「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」にチェックを入れ、適切なユーザーアカウントを指定しているか確認してください。
Q2: タスクの実行時にエラーが表示されます。
タスクで指定したプログラムのパスや引数が正しいか、また、プログラム自体が正常に動作するかを確認してください。
まとめ
Windowsのタスクスケジューラを使って、プログラムを最上位の特権で実行する設定を行うことで、管理者権限が必要なタスクも自動化できます。設定時には、セキュリティやシステムへの影響を十分に考慮し、信頼できるプログラムのみを対象とするよう心がけましょう。
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