Windows 11でリモートデスクトップ接続時のキーボード設定と便利なショートカット

皆さん、こんにちは。今日は、Windows 11でリモートデスクトップを使う際のキーボード設定や便利なショートカットについてお話しします。リモートデスクトップを使っていて、「あれ？キーボードの入力がおかしいな」と感じたことはありませんか？そんな時の対処法や、作業を効率化するショートカットキーをご紹介します。

リモートデスクトップ接続時のキーボード配列の問題とその対処法
1. キーボード配列のズレの原因
2. レジストリを使ったキーボード配列の修正方法
リモートデスクトップで使える便利なショートカットキー
よくある質問や疑問
1. Q1: リモートデスクトップ接続時にキーボードが全く反応しない場合、どうすれば良いですか？
2. Q2: MacからWindows 11にリモートデスクトップ接続すると、キーボード配列が正しく認識されません。どうすれば良いですか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

リモートデスクトップ接続時のキーボード配列の問題とその対処法

Windowsのイメージ

リモートデスクトップを使っていると、キーボードの配列が思った通りに動作しないことがあります。例えば、「@」を入力しようとしても違う記号が出てしまうなど。これは、接続先のPCがキーボードを正しく認識していないことが原因です。

キーボード配列のズレの原因

この問題は、リモートデスクトップ接続時に接続先のPCがキーボードを英語配列（USキーボード）として認識してしまうことが主な原因です。特に、接続先のPCが起動時にキーボードが接続されていない場合、デフォルトでUSキーボードとして設定されることがあります。

レジストリを使ったキーボード配列の修正方法

キーボード配列の問題を解決するためには、接続先のPCのレジストリを編集する方法があります。以下に手順を示しますが、レジストリの編集はシステムに影響を与える可能性があるため、慎重に行ってください。

リモートデスクトップで接続先のPCにログインします。
キーボードの「Win」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
「regedit」と入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを起動します。
レジストリエディターで以下のパスに移動します

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411
右側の「Layout File」をダブルクリックし、値を「KBD106.DLL」に変更します。
変更を保存し、PCを再起動します。

この手順により、キーボード配列が正しく認識されるようになります。

リモートデスクトップで使える便利なショートカットキー

リモートデスクトップを使う際、以下のショートカットキーを覚えておくと作業がスムーズになります。

Ctrl + Alt + EndリモートPCで「Ctrl + Alt + Del」を送信します。これにより、タスクマネージャーの起動やパスワード変更が可能です。
Ctrl + Alt + Breakリモートデスクトップの表示を全画面とウィンドウ表示で切り替えます。
Alt + Page UpリモートPC上で開いているプログラムを順方向に切り替えます。
Alt + Page DownリモートPC上で開いているプログラムを逆方向に切り替えます。

これらのショートカットを活用することで、リモートデスクトップでの作業効率が向上します。

よくある質問や疑問

Q1: リモートデスクトップ接続時にキーボードが全く反応しない場合、どうすれば良いですか？

まず、リモートデスクトップ接続を一度終了し、再度接続してみてください。それでも解決しない場合、接続先のPCを再起動することで改善されることがあります。

Q2: MacからWindows 11にリモートデスクトップ接続すると、キーボード配列が正しく認識されません。どうすれば良いですか？

Macから接続する際、リモートデスクトップのメニューバーの「Connections」から「Keyboard Mode」を「Unicode」に設定することで、キーボード配列が正しく認識される場合があります。

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まとめ

リモートデスクトップを利用する際、キーボードの設定やショートカットキーを適切に使うことで、作業効率が大きく向上します。特に、キーボード配列の問題はよく発生するトラブルの一つですが、今回ご紹介した方法で解決できることが多いです。もし、他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。