Windows 11でブルースクリーンが発生し、初期化もできない場合の対処法
皆さん、こんにちは。パソコンを使っていて、突然青い画面、いわゆるブルースクリーンが表示されて驚いたことはありませんか?さらに、問題を解決しようとして初期化を試みたものの、うまくいかない…そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。今日は、そんなお悩みをお持ちの方に向けて、初心者でも理解しやすいように、具体的な対処法をお伝えします。
ブルースクリーンとは?その原因を知ろう

Windowsのイメージ
まず、ブルースクリーンについて簡単にご説明します。これは、Windowsが深刻なエラーを検出した際に表示される青い画面のことです。主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
ここがポイント!
- ハードウェアの不具合(例えば、メモリやハードディスクの故障)
- ドライバーやソフトウェアの問題
- ウイルスやマルウェアの感染
これらの問題が発生すると、パソコンは正常に動作できなくなり、ブルースクリーンが表示されるのです。
初期化ができないときの具体的な対処法
ブルースクリーンが頻発し、さらに初期化もできない場合、以下の手順を試してみてください。
まず、USBメモリや外付けハードディスク、プリンターなど、パソコンに接続されている周辺機器をすべて取り外してみましょう。これらの機器が原因でトラブルが発生している可能性があります。取り外した後、パソコンを再起動してみてください。
- セーフモードでの起動
セーフモードとは、Windowsを最小限の機能で起動するモードです。これにより、問題の原因を特定しやすくなります。セーフモードで起動するには、以下の手順を行います。
- パソコンの電源を入れ、すぐにキーボードの「F8」キーを連打します。
- 「詳細ブートオプション」画面が表示されたら、「セーフモード」を選択します。
セーフモードで起動できた場合は、最近インストールしたソフトウェアやドライバーをアンインストールしてみてください。
- システムファイルの修復
Windowsには、システムファイルの破損を修復するツールが備わっています。以下の手順で実行できます。
- セーフモードでパソコンを起動します。
- 「スタート」メニューから「コマンドプロンプト」を管理者権限で開きます。
- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
sfc /scannow
このコマンドにより、システムファイルの整合性がチェックされ、問題があれば自動的に修復されます。
- Windowsの再インストール
上記の方法でも解決しない場合、Windowsの再インストールを検討する必要があります。ただし、この作業はデータが失われる可能性があるため、事前に大切なデータのバックアップを取ることをお勧めします。
初期化が進まない場合、まずは周辺機器をすべて取り外し、再度試してみてください。それでも解決しない場合は、セーフモードで起動し、システムファイルの修復を試みることをお勧めします。
セーフモードでも起動できない場合、Windowsのインストールメディアを使用して修復を試みる方法があります。具体的な手順は、メーカーのサポートページなどを参照してください。
パソコンのトラブルは突然やってきますが、落ち着いて一つずつ対処していくことが大切です。今回ご紹介した方法を試しても解決しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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