Appleが2023年3月1日からiPhone、iPad、MacBookのバッテリー交換の金額を値上げすると発表がありました。
もうタイトルの内容を回収してしまいましたが、ちょっと待ってください!
まだ、ブラウザの戻るボタンを押すのは早い!
なぜなら、あなたはまだ値上げした後に、どうやったら安くiPhoneのバッテリーを交換することができるのかを知らないから!
iPhoneのバッテリー交換の値上げっていつから?という疑問だけでなく、2023年3月1日以降にバッテリー交換した場合どのぐらい値上がりしているのか、値上がりした後に安くバッテリー交換するにはどんな方法があるのかについて詳しく解説してきたいと思います。
iPhoneのバッテリー交換の値上げっていつから?
![Apple公式サイト「iPhone のバッテリーサービス」から引用(iPhone14)](https://m32006400n.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/02/f7259600ecb9d5eb9167774937dfa3ed.png)
Apple公式サイト「iPhone のバッテリーサービス」から引用
結論、2023年3月1日以降は、iPhone 14より前のiPhoneすべてのバッテリー交換料金が3,000円値上げされます。
現行の保証対象外バッテリーサービス料金が適用されるのは 2023 年 2 月末までです。2023 年 3 月 1 日以降は、iPhone 14 より前の全 iPhone モデルの保証対象外バッテリーサービス料金が 3,000 円値上げされます。
引用元:Apple公式サイト「iPhone のバッテリーサービス」
もちろん、AppleCare+に加入している場合は、バッテリー蓄電容量80%未満に低下しているなら無償でバッテリーを交換できるサービスは引き続き継続されています。
iPhone 14シリーズが値上げの対象になっていないのは、保証外のバッテリー交換の金額が他よりも高く設定されているからでしょう。
![Apple公式サイト<a rel=](https://m32006400n.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/02/1fd3e1c018ed244b32e66eb6b64f2c17.webp)
「iPhoneのバッテリーサービス」から引用
Appleの公式サイトでiPhone 14のバッテリー交換の金額とiPhone 13のバッテリー交換の金額を比較してみると、iPhone 14が14,900円でiPhone 13が9,800円とその差が5,100円とかなり違います。この金額差の理由については、Appleの公式サイトをしらみつぶしに調べましたが特に理由が公表されてはいませんでした。
おそらく、今回バッテリー交換の金額が値上げになった理由は、原材料や輸送コストの高騰、人件費の上昇など世界的な要因による変化に対応するためのものと考えられます。
お得にバッテリー交換をする3つの方法
どの業界でも値上げが必要になっているご時世ですから、iPhoneのバッテリー交換の金額が値上げになってしまうのは、致し方ない部分はありますね。
でも!できるだけ安くバッテリーを交換したいというのが、あなたの本音ですよね?
そこでiPhoneのバッテリーをAppleよりも安く交換できる方法である以下の3つをご紹介したいと思います。
- AppleCare+でバッテリーを無料交換をする。
- 非正規の店舗でバッテリー交換をする。
- 自分でバッテリーを買って交換する。
具体的にどういうことなのか1つ1つ説明していきますね。
AppleCare+を使って無料でバッテリー交換をする
あなたのiPhoneがAppleCare+に加入している場合やAppleの製品限定保証の対象になっている場合は、iPhoneのバッテリー蓄電容量が本来の80%未満に低下している場合に限り、無償でバッテリーを交換できます。
0円でかつApple公式でバッテリーを交換できるという安心安全な点が、AppleCare+の最大のメリットです。
AppleCare+に加入しているか忘れてしまった場合は、checkcoverage.apple.comへアクセスしてiPhoneのシリアル番号(「設定アプリ」>「一般」>「情報」>「シリアル番号」)を入力すると保証期限切れかどうかがわかります。
サービス期間内であれば、無償でバッテリー交換をしてもらえるので原点かつ頂点のバッテリー交換方法と言っても過言ではありません。
Apple Storeは2023年2月22日現在で東京、神奈川、京都、大阪、愛知、福岡にしかないため、それ以外の地域に住んでいる人はお近くのApple正規サービスプロバイダの大手携帯キャリア(au・docomo・SoftBank)や「カメラのキタムラ」「ビックカメラ」など探して持ち込んで対応してもらいましょう。
しかし、面倒な点として、事前にiPhone内のデータをiCloudかパソコンにバックアップを取っておかないといけません。なぜなら、修理する際にiPhoneが初期化されてしまい中に入っているデータがなくなってしまうからです。
また、バッテリー交換に時間が結構かかるという点も面倒です。
AppleCare+を使ったバッテリー交換方法は「持ち込み修理」「配送修理」の2通りなのですが、「Apple Store」や「Apple正規サービスプロバイダ店」に持ち込んだ場合は、iPhoneのバッテリー交換に1時間~3時間程度の修理時間が必要になるので、持って行ったその日のうちに終わりますが、ある程度時間がかかるのは覚悟してください。「配送修理」の場合はもっと時間がかかります。だいたい1週間ぐらいかかるので、その間は古いiPhoneにデータを移して対応するなどしないと、家族や友人や会社の人とも連絡が取れなくなるので要注意です。
一定の条件を満たせば、無償でバッテリーを交換できるのは強みですが、同時にめんどくさい部分もあるのでAppleCare+を使って無料でバッテリー交換をする場合は、「iPhoneのデータのバックアップ」「バッテリー交換に時間がかかる」という点に注意が必要です。
- AppleCare+に加入しているか確認する。
- データのバックアップをする。
- お近くの「Apple Store」や「Apple正規サービスプロバイダ店」に連絡をした上で持って行く。もしくはAppleへ配送する。
- バッテリーの交換が完了するまで待つ。
- バッテリー交換が終了したらバックアップしたデータを移行する。
もっと詳しく知りたい方は下記のリンクをご覧ください。
![](https://m32006400n.xsrv.jp/wp-content/uploads/2022/05/843136745b71b47e99fc9272b05fa7c3.webp)
非正規の店舗でバッテリー交換をする
AppleCare+に加入しているのであれば、AppleCare+を使って無償でバッテリー交換する方法が一番安いです。
しかし、AppleCare+に加入していない人からしてみれば、「Apple Store」や「Apple正規サービスプロバイダ店」でバッテリー交換をするよりも【iPhone修理アイサポ】のような非正規の店舗でバッテリー交換をする方が安くなります。
具体的な金額で言えば、iPhone 13シリーズよりも前のiPhone 12シリーズやiPhone 11シリーズであれば、1,820円安くバッテリーの交換ができます。詳しくは下記の一覧表をご覧ください。
機種 | Apple Storeの金額 | アイサポの金額 |
---|---|---|
iPhone 13シリーズ | 9,800円 | 9,980円 |
iPhone 12シリーズ | 9,800円 | 7,980円 |
iPhone 11シリーズ | 9,800円 | 7,980円 |
iPhone Xシリーズ | 9,800円 | 7,980円 |
iPhone 8シリーズ | 7,500円 | 5,880円 |
iPhone 7シリーズ | 7,500円 | 5,880円 |
iPhone SE(第2世代) | 7,500円 | 5,880円 |
iPhone SE(第1世代) | 7,500円 | 5,480円 |
※2023年2月22日現在の情報を基に作成。
もちろん、機種によってはちょっと高かったり、たいして金額差はないものもありますし、非正規店でバッテリーを交換したことによりAppleの保証が受けられなくなる可能性があるなど知っておかないといけないデメリットもありますので、Appleの正規店の方が良い場合もあります。
ですが、出来るだけ安くバッテリーを交換したいのであれば選択肢の1つとして検討してみるのもアリだと思います。
あなたが持っているiPhoneによっては、バッテリーをApple正規店よりも安く交換できます。
上記の一覧表を参考にもしあなたの使っているiPhoneのバッテリー交換料金が、Apple正規店よりも安ければ、非正規店を使うのも1つだと思います。
【iPhone修理アイサポ】でバッテリーを交換する方法は下記の手順でできます。
- 【iPhone修理アイサポ】
のサイトへアクセスする。
- 「WEB予約」のボタンを押す。
- 「地図」でお近く店舗を選択する。
- 「来店予約したい日」を選択する。
- 名前やメールアドレスなど必須項目を入力して先へ進み予約する。
- 事前にiPhoneのバックアップをiCLoudやパソコンに取っておく。
- 予約した当日に店舗へ行ってバッテリー交換を行う。
自分でバッテリーを買って交換する
iPhoneは自分でバッテリーを買って交換することができます。バッテリー交換キットを購入して、自分でバッテリーを交換することで安くバッテリーを交換することができます。
ぶっちゃけ、怖いと思う人にはオススメしません。完全に自分でバッテリーをAmazonなどで購入して入れ替えるのは、知識がない人や精密機械をバラすことに抵抗のある人は、先に紹介した2つの方法のどちらかでバッテリー交換をした方が間違いなく安全です。
ですが、あなたのiPhoneがAppleCare+に加入していない場合やAppleの製品限定保証の対象外になっている場合は、間違いなく安くバッテリーを交換できます。商品や購入するサイトにもよりますが、大体3,000円~4,000円でバッテリー交換キットを購入することができます。
しかし、何度も言いますが、iPhoneをバラしてバッテリー交換をするので、抵抗のある人はやらない方が良いです。壊れても良いiPhoneがあればYOUTUBE動画のネタになるのでYoutuberの方はワンチャンチャレンジしてもいいかもしれないですが、一般の人にはおすすめしません。安いけどね。
まとめ
2023年3月1日にバッテリー交換の金額が値上げになることで、2月中にバッテリーを交換したいと思っているユーザーは多いと思います。
もちろん、可能であれば2月末までにバッテリーを交換してしまう方が安くバッテリーを交換できると思います。
しかし、AppleCare+に加入している場合やAppleの製品限定保証の対象になっている場合は、有効期限を確認した上で検討をしないとバッテリーを交換しなくてもいいのに高いお金を払ってしまうことになりかねません。
3月1日まで期間は短いですが、よく検討してから決めるようにしてください。
あなたのiPhoneライフに、少しでもお役立ちできる情報の1つとして、本記事の内容が役立てば幸いです。
簡単まとめ
- iPhoneのバッテリー交換が2023年3月1日より値上げになります。iPhone 14よりも前の機種は3,000円の値上がりになります。
- iPhoneのバッテリーを安く交換する方法は「AppleCare+でバッテリーを無料交換をする。」「非正規の店舗でバッテリー交換をする。」「自分でバッテリーを買って交換する。」の3つです。
- 個人的にはAppleCare+でバッテリーを無料交換をする方法が一番安いです。しかし、AppleCare+に加入していない場合やAppleの製品限定保証の対象になっていない場合は「非正規の店舗でバッテリー交換をする。」か「自分でバッテリーを買って交換する。」の方が安くバッテリーを交換できます。リスクはゼロではないのでよく考えてから自分に合ったバッテリー交換方法で交換して下さい。
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