Windows10のアップデートが終わる？使える期間っていつまでなの？

今日職場でこんなこと言われました。

Windows10って2023年6月13日でアップデート終了らしいやん！

セキュリティ的に危なくなるし、うちもパソコン買い換えないとまずくない？

ちょっと待ってください！

その認識は、間違ってます！

なぜ間違っているのか。

Windows10について、最近広まっている誤解について、中小企業のパソコン担当者がわかりやすく簡単に解説していきたいと思います。

Windows10の使える期間はまだあります
なぜWindows10が6月で使えなくなるって言われてるの？
アップデートの手順をザックリ解説
まとめ

Windows10の使える期間はまだあります

最初にお伝えしておくと、Windows10のサポートが切れるのは2025年10月14日です。

Windows10のサポート期間については、Microsoftの公式でハッキリと明言されています。

Microsoft公式「Windows 10 Home and Pro」から引用

Windows 10 は 2025 年 10 月 14 日にサポート終了となります。現在のバージョンである 22H2 は Windows 10 の最終バージョンであり、すべてのエディションはその日まで毎月のセキュリティ更新プログラムのリリースで引き続きサポートされます。既存の LTSC リリースでは、特定のライフサイクルに基づいて、その日以降も引き続き更新プログラムが受信されます。
引用元：Microsoft公式「Windows 10 Home and Pro」

つまり、Windows10は、まだまだ使うことができます。本記事を書いている2023年5月現在から計算すると約2年半は使える計算ですね。

もし、あなたパソコンがWindows10を使っていても心配しないでください。

とりあえず、今スグにWindows11に買い替える必要はありませんので、急いで新しいパソコンを買う必要はありません。

なぜWindows10が6月で使えなくなるって言われてるの？

結論、Windows10の「Version 21H2」が2023年6月13日にサポート終了するからです。

だから言うたやん！

うん。言いましたよね。

でも、Windows10が使えなくなるわけではないんですよ。

Microsoft公式「Windows 10 Home and Pro」から引用

Windows10の「Version 21H2」が2023年6月13日にサポート終了という意味は、Windows10が使えなくなるわけではありません。

Windows10の「Version 21H2」は今後アップデートしないから、「Version 21H2」かWindows11へアップデートしてくださいねという意味です。

なので、Windows10の「Version 22H2」にアップデートすれば、何も問題はなくWindows10を使い続けることができます。

「Version 21H2」が2023年6月13日にサポート終了になるという情報を、Windows10のサポート終了というふうに誤認してしまうユーザーが多かったのが、今回の原因です。

もし身近に「Windows10が6月で使えなくなるの！？」と騒いでいる人がいたら、「Version 22H2」にアップデートすれば大丈夫ですよと優しく声をかけてあげましょう。

もし、今自分のWindows10のバージョンが「22H2」なのかわからない方向けに、Windows10のバージョンを確認する方法を別の記事で分かりやすく解説しています。

詳細を知りたい人はそちらをご覧ください。

Windows10のバージョンを確認する３つの方法！全部教えたる！

Windows10のバージョンを確認する方法はいくつかあります。簡単な手順からちょっと難しい手順まで、全部お教えします。正直、よくわからない人は「設定からバージョンを確認する方法」をご覧いただければすぐにWindows10のバージョンを...

もし、Windows10のバージョンが「21H2」であれば6月までにアップデートを完了させておきましょう。「22H2」にアップデートをすることで、2025年10月14日まで利用可能となります。

アップデートの手順をザックリ解説

特に設定していなければ自動アップデートに設定されていると思うのですが、設定によってはなっていない場合もありますし、自動アップデートを知らず知らずのうちに拒否している場合もあるので、Windows10のアップデート方法を簡単に説明しますね。

Windows10の左下にあるスタートボタンをクリックして、「歯車マーク（設定）」を開きます。「更新とセキュリティ」を選択し、利用可能な更新プログラムをインストールします。これによって、Windows10の最新バージョンの「22H2」にアップデートできます。

左下の「Windowsマーク（スタートボタン）」を押す。
「歯車マーク（設定）」を押す。
「更新とセキュリティ」を押す。
Windows Updateの項目で更新プログラムがないかを確認してあれば更新する。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Windows10が使えなくなるわけじゃないのはわかっていただけましたでしょうか？

うん！とりあえず平気ってことね！

結論、Windows10はまだ長い期間使えますので、安心して使い続けてください。必要な場合にはアップデートを行って、2025年10月14日まで使えますように。急ぐ必要はありませんので、今のパソコンを楽しんでくださいね！

簡単まとめ

Windows10が2023年6月に使えなくなるわけではありません。
しかし、Windows10のバージョンを「22H2」へアップデートをしなければいけません。
基本は自動でアップデートされるされない場合もあるので、自分のWindows10のバージョンを確認しましょう。できていなければ2023年6月までにアップデートしておきましょうね。

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