iPhoneのバッテリーの減りが早くて困ってませんか?
当たり前ですが、iPhoneの電池が少なくなると、電池切れを起こしてしまい、iPhoneを思ったように使うことができません。
やりたいことがあるのにできないのはストレスですよね?
実は、iPhoneのバッテリーの減りが早くなる原因を理解した上で、iPhoneを設定することによってバッテリーの減りを抑えることができます。
最近のスマートフォンでは、対応が定番になった「5G回線は使った方がいいのか。」疑問に思われている方もいらっしゃると思いますので、5Gがバッテリーに対してどのような影響を与えるのかをわかりやすく解説したあとに、5G回線と4G回線を自由に切り替える方法をお伝えします。
他にもiPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法を解説しています。興味のある方は、ぜひ下記リンクからご覧ください。
そもそも5G回線はバッテリーにやさしいのか?
結論、5Gはバッテリーにやさしくない消耗が激しい技術と言えます。
ご存知の方も多いと思いますが、5Gは4Gと比較して「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」などの機能が強化される次世代の通信回線です。
これまでのスマホによる通話やデータ通信の既存の携帯電話としてのサービスの枠を超えて、今までにない活用方法が期待されています。
例えば、「VRを活用した音楽ライブ体験」「スポーツイベントのリアルタイムライブビューイング機能」「遠隔治療の技術」「音の視覚化による生活サポート」などなど。
5Gを使えば、スマホ1つで色んなエンターテインメントや生活インフラを体験、実行することができるようになります。
ここまで説明したらお気づきの方も多いと思いますが、素晴らしいサービスではあるが、実現する為には4G回線よりも多くの電力(エネルギー)を必要とします。
なぜなら、5Gで可能になるサービスの多くは、まるで目の前にモノがあるのと同じような体験ができなければ、意味をなさないからです。
リアルタイムで行っているような体験にするには、高速かつ大容量な通信量が求められます。
中国電信の「広州市・深セン市5G基地局消耗エネルギーの実証実験データ」によると、4Gでは約930Wの消費電力に対し、5G基地局は3.7KW~3.8KWを消耗している数値が出ているとのことです。これは、4Gより5Gの方が、3倍~4倍の電力が必要ということがわかります。
この数値を推察すると、5Gは4Gよりも多くの電力が必要ということが容易にわかります。もちろん、iPhoneなどのスマートフォン端末がどのぐらい電力が必要なのか、どのぐらいの影響が出るのかは別の話です。
たしかに、5Gでは、高速かつ大容量の通信量のやり取りが可能です。
しかし、高速かつ大容量の通信を実現する為には、4Gよりも多くの電力(エネルギー)も同時に必要になります。
例えば、私たち人間が「走る(5G)」のと「歩く(4G)」ので、どれだけ目的地に着くまでに疲れるのか(エネルギーを消費するのか)をイメージしてみてください。
走れば、目的地まで早く到着することができますが、疲れます。しかし、歩けば、目的地に到着するのは遅いですが、走るよりは疲れません。
この関係性が5Gと4Gのバッテリーに関する関係性とイメージが近いです。
5Gは、「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」を実現してくれますが、必要なエネルギーも多いのです。
また、現状では5Gの通信ができるアンテナ数が少なくて、5Gの電波が距離的に遠く弱いため、iPhoneが余計にバッテリーを消費してしまっているという実情があります。
電波の距離については、別の記事で詳しく画像付きで解説していますので、詳細が知りたい方は下記リンクからご覧ください。
iPhoneの電力消費は、実際に何をしているのか(アプリや動画視聴など)とネットワークの環境によって変わってきます。
5G回線は確かに優秀な次世代の回線ではありますが、その分iPhoneのバッテリーに対する負荷も上がります。
つまり、5Gを使用した場合は、現状4Gよりもバッテリー消費が早くなります。
少しでも、iPhoneのバッテリーを長持ちさせたいのであれば、5Gを使って大容量の通信や動画視聴はしない方が良いと言えます。
iPhoneの通信を5Gから4Gに切り替える方法
iPhoneの通信設定が5Gになっているとバッテリーの減りが早くなります。
先ほどもお伝えした通り、5Gは高機能であるがゆえに、多くの電力を必要とします。
だから、普段は5Gではなく、4Gを使った方がバッテリーは長持ちします。
しかし、中途半端に、5Gの電波がある首都圏や公共機関の近くで暮らしている場合、知らず知らずの内に5G回線の電波をiPhoneが探しに行って、余計なバッテリーを消費してしまっている場合があります。
そんなムダなことは、辞めさせましょう。
iPhoneの通信を5Gから4Gに切り替える方法は簡単です。
- 「設定」を押す。
- 「モバイル通信」を押す。
- 「通信のオプション」を押す。
- 「音声通話とデータ」を押す。
- 「4G」を選択する。
- 「4G」にチェックが入ったら完了です。
どうしても5Gを使いたいという方は、5Gオートにしておくことをオススメします。
iPhoneには、他にもバッテリーの寿命を長持ちさせる設定があります。別の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
まとめ
5Gは4Gと比較して、「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」という高機能を実現できる次世代の回線です。
しかし、高機能ということは、それだけ電力(エネルギー)を必要とするということです。
なので、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる観点から考えると、必要ないなら使わない方が良いです。
近い将来、バッテリーの軽量化+高密度で高エネルギーを発することが出来るバッテリーが登場すれば、バッテリー持ちなどを気にしなくても5Gを好きに使える時代がくるかもしれません。
そうなったら夢が広がる未来ですね。
今回の話は、iPhoneだけでなく、すべての5G対応のスマートフォンやタブレットにも当てはまる話です。
「iPhoneのバッテリーの減りが早いなぁ~」って感じている人や「iPhoneのバッテリーを少しでも長持ちさせたい!」って思っているのであれば、5G回線ではなく4G回線を使うようにしましょう。
あなたのiPhoneが少しでも長持ちする1つの情報として、本記事の内容が役立てば幸いです。
簡単まとめ
- 5G回線は4G回線よりも多くのバッテリー(エネルギー)を消費する。
- iPhoneのバッテリーの減りが早いときは5Gに自動接続になっているかを確認しましよう。
- 「バッテリーの減りが気になる人」や「バッテリーを長持ちさせたい人」は4Gを常に使う設定した方が良い。
この記事を気に入っていただけたら、コメントやシェアをしていただけるととても励みになります!これからも、iPhoneの最新情報やiPhoneのトラブル解決方法について情報発信していきますので、たまにサイトをチェックしていただけると、とっても嬉しいです(‘ω’)ノ。
SNSのフォローボタンを、ポチってくれるとめっちゃ嬉しいです👍
ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
Twitter:@Uriuri_writer
Follow @Uriuri_writer
Instagram:@uriuri_writer
Instagram
コメント
[…] 5Gを4GやLTEにする […]