皆さん、PowerPointで文字や画像をスクロールさせて、より動きのあるプレゼンテーションを作りたいと思ったことはありませんか?
今回は、初心者の方でも簡単にできる、PowerPointでのスクロールアニメーションの作成方法をご紹介します。
スクロールアニメーションとは?
スクロールアニメーションとは、文字や画像が画面上を上下や左右に動く効果のことです。
例えば、映画のエンドロールのように文字が下から上へ流れる動きや、ウェブサイトのバナーのように画像が横にスライドする動きなどがあります。これらの効果をPowerPointで再現することで、視覚的に魅力的なスライドを作成できます。
縦方向のスクロール!エンドロールの作成方法
まずは、文字を下から上へスクロールさせる、映画のエンドロールのような効果を作成してみましょう。
- PowerPointのスライドに、スクロールさせたい文字を入力します。
- 文字を選択し、上部の「アニメーション」タブをクリックします。
- 「アニメーションの追加」から「開始」効果の中にある「クレジットタイトル」を選択します。
- 設定したアニメーションの速さを調整するには、アニメーションウィンドウで効果を右クリックし、「効果のオプション」から「タイミング」タブで「速さ」を変更します。
これで、文字が下から上へスクロールするエフェクトが設定されました。
横方向のスクロール:画像をスライドさせる方法
次に、画像を左右にスクロールさせる方法をご紹介します。
- スライドにスクロールさせたい画像を挿入します。
- 画像を選択し、「アニメーション」タブをクリックします。
- 「アニメーションの追加」から「アニメーションの軌跡」を選択し、「左」または「右」を選びます。
- アニメーションの軌跡が表示されるので、赤い終点のポイントをドラッグして、画像が移動する距離を調整します。
- 必要に応じて、アニメーションの速さや開始タイミングを調整します。
これで、画像が左右にスクロールする効果を設定できます。
カスタムパスで自由なスクロールを作成する
さらに、オブジェクトを自由な軌跡でスクロールさせたい場合は、カスタムパスを使用します。
- アニメーションを設定したいオブジェクトを選択します。
- 「アニメーション」タブで「アニメーションの追加」をクリックします。
- 「アニメーションの軌跡」から「カスタムパス」を選択します。
- スライド上で、オブジェクトに動いてほしい軌跡を描画します。クリックで直線、ドラッグで曲線を描けます。
- 描画が完了したら、Enterキーを押して確定します。
これで、オブジェクトが指定した軌跡に沿ってスクロールするアニメーションが設定されます。
よくある質問や疑問
Q1. アニメーションの速さを細かく調整するにはどうすればいいですか?
アニメーションの速さを細かく調整するには、アニメーションウィンドウで対象のアニメーションを右クリックし、「効果のオプション」を選択します。次に、「タイミング」タブで「継続時間」を手動で入力することで、希望の速さに設定できます。
Q2. 複数のオブジェクトに同じアニメーションを適用する方法はありますか?
はい、あります。
まず、アニメーションを設定したオブジェクトを選択し、「アニメーション」タブの「アニメーションのコピー/貼り付け」機能を使用して、他のオブジェクトに同じアニメーション効果を適用できます。
Q3. アニメーションの開始タイミングを自動に設定できますか?
できます。
アニメーションウィンドウで対象のアニメーションを選択し、「開始」のオプションから「直前の動作と同時」や「直前の動作の後」などを選ぶことで、自動的にアニメーションを開始させることができます。
まとめ
いかがでしたか?
PowerPointのアニメーション機能を活用することで、文字や画像をスクロールさせ、動きのある魅力的なスライドを作成できます。最初は基本的な設定から始めて、慣れてきたらカスタムパスなどの高度な機能にも挑戦してみてください。プレゼンテーションに動きを加えて、みんなの注目を集めましょう!
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