PowerPointでのプレゼンテーション作成時、「タイトルスライド」を適切に設定することは非常に重要です。しかし、多くのユーザーが見落としがちなポイントがあります。それは、スライド番号の設定。特に、表紙（タイトルスライド）以外のスライド番号を適切に振る方法についてです。
あなたも「1枚目のスライドからスライド番号が開始されてしまって困った…」なんて経験、ありませんか？ この記事では、その問題を解決するための手順と、PowerPointをより効果的に活用するための裏技を徹底解説します。初心者でも簡単に理解でき、実践できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
PowerPointでのスライド番号設定の基本
PowerPointのイメージ
PowerPointでスライド番号を設定するには、いくつかの基本的な手順を踏む必要があります。まずは、スライド番号を全スライドに適用するための基本的な設定方法を確認しましょう。
スライド番号をすべてのスライドに適用する方法
PowerPointでスライド番号を設定するには、まず以下の手順を行います
- 「挿入」タブを開き、「テキスト」グループから「ヘッダーとフッター」ボタンをクリックします。
- 表示されるダイアログボックスの「スライド」タブに進み、「スライド番号」のチェックボックスをオンにします。
- さらに、「タイトルスライドに表示しない」にチェックを入れ、「すべてに適用」ボタンをクリックします。
これで、表紙のタイトルスライド以外のすべてのスライドにスライド番号が自動的に設定されます。しかし、ここで一つ問題が発生します。通常、スライド番号は「2枚目のスライド」に「2」と表示されてしまうのです。
スライド番号を「1」から表示させるための設定方法
もし、「2枚目のスライド」を「1」と表示させたければ、スライド番号の設定を少し調整する必要があります。ここでは、スライド番号を「1」から開始させるための設定方法を詳しく見ていきましょう。
スライド番号の開始番号を変更する方法
スライド番号を「1」から始めたい場合は、PowerPointの設定を少し変更するだけで簡単に解決できます。具体的には、次の手順を行います
- 「デザイン」タブを開き、PowerPoint 2013では「ユーザー設定」グループ内の「スライドのサイズ」をクリックします。
- PowerPoint 2010以前のバージョンでは、「ページ設定」を選択します。
- 表示されるダイアログボックス内で、「スライド開始番号」を「0」に設定します。
- 設定を保存し、「OK」をクリックします。
これで、2枚目のスライドには「1」と表示されるようになります。実際、この「開始番号」を「0」に設定することによって、スライド番号がスムーズに「1」からカウントされるようになります。
よくある質問
Q1: 「タイトルスライドにスライド番号を表示させたくない」場合はどうすればいいですか？
A1: 「タイトルスライドに表示しない」オプションにチェックを入れることで、タイトルスライドだけにスライド番号を表示させないようにできます。この設定を活用すれば、プレゼンテーションの見栄えを保ちながら、スライド番号の管理ができます。
Q2: スライド番号をカスタマイズしたい場合はどうすればいいですか？
A2: スライド番号のカスタマイズは、スライドマスターを使用して変更することができます。スライドマスターを使うと、特定のスライドの番号の位置やフォントを変更できるので、プレゼンテーションに合わせたデザインが可能になります。
Q3: 「0」からスライド番号を設定する方法がうまくいかない場合はどうすればいいですか？
A3: バージョンによる違いが影響している場合があります。PowerPoint 2010以前を使用している場合は、設定が異なる場合がありますので、使用しているバージョンに適した手順を確認し、再度試してみてください。
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まとめ
PowerPointでスライド番号を適切に設定することは、プレゼンテーションをよりプロフェッショナルに見せるための重要なステップです。特に、タイトルスライドに番号を表示させたくない場合や、スライド番号を「1」から表示させたい場合には、少しの設定変更で簡単に解決できます。
この記事で紹介した手順を実践すれば、どんなバージョンのPowerPointでもスライド番号を効果的に設定でき、さらにプレゼンテーションの印象を向上させることができます。ぜひ、次回のプレゼンテーションで試してみてください！
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