PowerPointをPDFに一括変換するマクロの使い方:初心者でもできる簡単ステップ

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「PowerPointのスライドをPDFにまとめて変換したいけど、ひとつずつ手作業でやるのは面倒だなぁ」と感じていませんか?特に、たくさんの資料を一度にPDF化したいとき、手動では時間も手間もかかりますよね。そんなときに役立つのが、VBA(Visual Basic for Applications)を使った「マクロ」です。今回は、初心者の方でも安心して使える、PowerPointをPDFに一括変換するマクロの作り方と使い方をご紹介します。

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PowerPointをPDFに一括変換するマクロとは?

PowerPointのイメージ

PowerPointのイメージ

PowerPointのマクロとは、Microsoft Office製品に組み込まれているプログラミング言語「VBA」を使って、繰り返し行う作業を自動化するための仕組みです。これを使うことで、複数のPowerPointファイルを一度にPDF形式で保存することができます。

例えば、社内で使うプレゼン資料をPDF化して配布したいとき、手動で一つずつ変換するのは大変です。しかし、マクロを使えば、指定したフォルダ内のすべてのPowerPointファイルを自動でPDFに変換してくれるので、作業時間を大幅に短縮できます。

初心者でもできる!PowerPointをPDFに一括変換するマクロの作り方

では、実際にPowerPointをPDFに一括変換するマクロを作ってみましょう。以下の手順で進めていきます。

PowerPointを開いてVBAエディタを起動

まず、PowerPointを開きます。次に、キーボードの「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押すと、VBAエディタが開きます。

新しいモジュールを挿入

VBAエディタが開いたら、左側の「VBAProject(プレゼンテーション名)」を右クリックし、「挿入」→「標準モジュール」を選択します。これで新しいモジュールが作成されます。

マクロのコードを入力

新しく作成されたモジュールに、以下のコードをコピー&ペーストします。


Sub SaveAsPDF()
Dim pptApp As Object
Dim pptPres As Object
Dim savePath As String

' PowerPointアプリケーションを起動
Set pptApp = CreateObject("PowerPoint.Application")
pptApp.Visible = True

' 現在のプレゼンテーションを取得
Set pptPres = pptApp.ActivePresentation

' 保存先のパスを指定
savePath = "C:\Users\ユーザー名\Documents\プレゼンテーション.pdf"

' PDFとして保存
pptPres.SaveAs savePath, 32 ' 32はppSaveAsPDFの定数値
End Sub

このコードは、現在開いているPowerPointプレゼンテーションを指定したパスにPDF形式で保存するものです。

マクロを実行

コードを入力したら、キーボードの「F5」キーを押すか、VBAエディタの「実行」ボタンをクリックしてマクロを実行します。これで、指定した場所にPDFが保存されます。

複数のPowerPointファイルを一括でPDFに変換する方法

複数のPowerPointファイルを一度にPDFに変換したい場合は、以下のようなコードを使います。


Sub BatchConvertToPDF()
Dim pptApp As Object
Dim pptPres As Object
Dim folderPath As String
Dim fileName As String
Dim savePath As String
Dim fileDialog As Object

' フォルダ選択ダイアログを表示
Set fileDialog = Application.FileDialog(3) ' 3はフォルダ選択ダイアログ
If fileDialog.Show = -1 Then
folderPath = fileDialog.SelectedItems(1)
Else
Exit Sub
End If

' PowerPointアプリケーションを起動
Set pptApp = CreateObject("PowerPoint.Application")
pptApp.Visible = True

' フォルダ内のすべてのPowerPointファイルを処理
fileName = Dir(folderPath & "\*.pptx")
Do While fileName <> ""
Set pptPres = pptApp.Presentations.Open(folderPath & "\" & fileName)
savePath = folderPath & "\" & Left(fileName, Len(fileName) - 5) & ".pdf"
pptPres.SaveAs savePath, 32 ' 32はppSaveAsPDFの定数値
pptPres.Close
fileName = Dir
Loop

pptApp.Quit
End Sub

このコードは、指定したフォルダ内のすべてのPowerPointファイルを順番に開き、PDF形式で保存するものです。

よくある質問や疑問

Q1: VBAって難しそうで不安です。初心者でもできるのでしょうか?

はい、初心者の方でも安心して取り組める内容です。コードのコピー&ペーストだけで実行できるので、特別なプログラミングの知識は必要ありません。

Q2: 保存先のフォルダやファイル名を変更したい場合、どうすればいいですか?

コード内の「savePath」の部分を変更することで、保存先のフォルダやファイル名を自由に設定できます。例えば、「savePath = “C:\Users\ユーザー名\Documents\新しいファイル名.pdf”」のように指定します。

Q3: 他の形式(例えばPNGやPPTX)で保存することはできますか?

はい、可能です。PowerPointでは、PDF以外にもPNGやPPTX形式で保存することができます。保存形式を変更するには、コード内の「pptPres.SaveAs savePath, 32」の「32」の部分を、保存したい形式に対応する定数に変更します。

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まとめ

PowerPointのスライドをPDFに一括変換するマクロを使うことで、手作業では時間がかかる作業を効率化できます。初心者の方でも、基本的なVBAの知識と少しの工夫で、自分の作業を自動化することが可能です。ぜひ、今回紹介した方法を試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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