PowerPointでプレゼンテーションを作成する際、デフォルトのフォントが「Calibri」や「Meiryo」になっていることが多いですが、これを自分の好みに合わせて変更したいと思ったことはありませんか？特に、同じフォントを使い続けることでプレゼンテーションに統一感を持たせることができます。今回は、Mac版PowerPointでデフォルトフォントを変更する方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
なぜデフォルトフォントを変更するのか？
PowerPointのイメージ
プレゼンテーションを作成する際、毎回フォントを手動で変更するのは手間がかかります。デフォルトフォントを自分の好みに設定しておけば、新しいスライドを追加するたびに自動的にそのフォントが適用され、作業効率が大幅に向上します。
Mac版PowerPointでデフォルトフォントを変更する方法
スライドマスターを開く
- PowerPointを開き、上部メニューの「表示」タブをクリックします。
- 「スライドマスター」を選択すると、スライドマスター表示に切り替わります。
フォントを変更する
- スライドマスターの上部にある「フォント」ボタンをクリックします。
- 表示されるフォント一覧から、使用したいフォントを選択します。
- 必要に応じて、「フォントのカスタマイズ」を選択し、見出し用と本文用のフォントを個別に設定することもできます。
スライドマスターを閉じる
- 設定が完了したら、「スライドマスター」タブの「マスター表示を閉じる」をクリックして、通常のスライド表示に戻ります。
テンプレートとして保存する（オプション）
- 頻繁に同じフォント設定を使用する場合は、テンプレートとして保存しておくと便利です。
- 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択し、「PowerPointテンプレート（.potx）」として保存します。
- 次回からは「新規作成」時に、このテンプレートを選択することで、設定したフォントが自動的に適用されます。
よくある質問や疑問
Q1: Mac版PowerPointで「フォントのカスタマイズ」が表示されません。どうすればよいですか？
- Mac版PowerPointでは、Windows版と異なり、直接的なフォントカスタマイズ機能が制限されています。
- その場合、スライドマスターで個別にフォントを設定し、テンプレートとして保存する方法が推奨されます。
Q2: 特定のフォントを使用したいが、Macにインストールされていません。どうすればよいですか？
- 使用したいフォントがMacにインストールされていない場合、まずそのフォントをインストールする必要があります。
- フォントファイルをダウンロードし、ダブルクリックしてインストールします。
- インストール後、PowerPointを再起動すると、フォント一覧に追加されているはずです。
Q3: 他の人と共有する際、フォントが異なって表示されることがあります。どうすればよいですか？
- 他の人とプレゼンテーションを共有する際、相手の環境にフォントがインストールされていないと、表示が崩れることがあります。
- その場合、フォントを埋め込む設定を行うことで、相手の環境でも同じフォントで表示されるようにできます。
- ただし、Mac版PowerPointではフォントの埋め込み機能が制限されているため、Windows版で埋め込んだフォントを使用するか、PDF形式で保存して共有する方法が考えられます。
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まとめ
PowerPoint for Macでデフォルトフォントを変更することで、プレゼンテーションの統一感を高め、作業効率を向上させることができます。スライドマスターを活用し、テンプレートとして保存することで、毎回の手間を省くことができます。特定のフォントを使用したい場合は、まずそのフォントをインストールし、必要に応じてフォントの埋め込み設定を行うと良いでしょう。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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