PowerPointでフォームを作成しているとき、「ドロップダウンリストの文字サイズが10.5ptになっている」と驚かれる方が多いのではないでしょうか。なぜ、切りの良い10ptや11ptではなく、10.5ptという中途半端な数値が設定されているのでしょうか?今回は、その理由と、初心者でもわかりやすく解説していきます。
なぜ10.5ptなのか?その背景を探る
ドロップダウンリストの文字サイズが10.5ptに設定される理由は、主に以下の2つの要因によるものです。
日本の活字文化と「5号活字」の影響
日本では、かつて活版印刷で使用されていた「5号活字」があり、そのサイズが約10.5ptでした。これが日本の標準的な文字サイズとして広まり、Microsoft Wordなどのソフトウェアでもデフォルトの文字サイズとして採用されるようになりました。特に、公式な文書やレポートでは、このサイズが一般的とされています。
プロポーショナルフォントの特性
ドロップダウンリストなどで使用されるフォントは、文字の幅が均等でない「プロポーショナルフォント」が多いです。このフォントでは、文字の幅に合わせてスペースが調整されるため、10.5ptという微妙なサイズが選ばれることがあります。これにより、リスト内の文字が均等に配置され、視認性が向上します。
ドロップダウンリストの文字サイズを変更する方法
「10.5ptの文字が小さくて見づらい」と感じる場合、文字サイズを変更することで改善できます。以下の手順で設定を変更してみましょう。
- PowerPointで対象のスライドを開きます。
- リボンの「開発」タブをクリックし、「デザインモード」をオンにします。
- 変更したいドロップダウンリストを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「FontSize」の項目で、希望する文字サイズ(例12pt)を入力します。
- 「デザインモード」をオフにして、設定を適用します。
これで、ドロップダウンリストの文字サイズが変更され、見やすくなります。
よくある質問
Q1: ドロップダウンリストの文字サイズを変更しても、他の部分に影響はありませんか?
文字サイズを変更しても、ドロップダウンリスト内の文字の配置やレイアウトには影響しません。ただし、文字サイズが大きくなると、リストの表示領域が狭くなる可能性があるため、注意が必要です。
Q2: 10.5ptの文字サイズは、公式な文書でも使用されているのでしょうか?
はい、日本の公的な文書やレポートでは、10.5ptの文字サイズが標準とされています。特に、Microsoft Wordなどのソフトウェアでは、デフォルトで10.5ptが設定されていることが多いです。
Q3: 他のフォントサイズ(例11pt)を使用しても問題ありませんか?
はい、11ptなどの他のフォントサイズを使用しても問題ありません。ただし、文書の統一感を保つためには、全体で同じフォントサイズを使用することをおすすめします。
まとめ
ドロップダウンリストの文字サイズが10.5ptである理由は、日本の活字文化やプロポーショナルフォントの特性によるものです。見やすさを重視する場合は、文字サイズを変更することで改善できます。文書の目的や用途に応じて、適切な文字サイズを選択しましょう。
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