皆さん、こんにちは！今日は、パワーポイントで作成したスライドを、正確なサイズのPDFとして保存する方法についてお話しします。特に、印刷物を作成する際に、思った通りのサイズで出力されないとお悩みの方に向けて、わかりやすく解説していきますね。
パワーポイントのデフォルト設定とサイズの違い
PowerPointのイメージ
まず、パワーポイントで「サイズ」を選択しても、実際には正確なサイズになっていないことをご存知でしょうか？デフォルトの設定では、幅が27.517cm、高さが19.05cmとなっており、これは本来のサイズ（21cm×29.7cm）とは異なります。
正確なサイズに設定する手順
では、正確なサイズに設定する方法を見ていきましょう。
- パワーポイントを開き、上部の「デザイン」タブをクリックします。
- 右端にある「スライドのサイズ」をクリックし、「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択します。
- 表示されたウィンドウで、幅を「21cm」、高さを「29.7cm」と手入力します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、スライドが正確なサイズに設定されました。
塗り足しを考慮したサイズ設定
印刷物を作成する際、デザインが用紙の端まである場合は「塗り足し」を考慮する必要があります。塗り足しとは、仕上がりサイズよりも上下左右に3mmずつ大きくデザインを作成することで、断裁時のズレを防ぐためのものです。
具体的には、以下のサイズで設定します。
- 幅21cm + 0.6cm = 21.6cm
- 高さ29.7cm + 0.6cm = 30.3cm
この設定により、印刷時のトラブルを防ぐことができます。
スライドをPDFとして保存する方法
スライドをPDFとして保存する手順は以下の通りです。
- 「ファイル」タブをクリックします。
- 「エクスポート」を選択し、「PDF/XPSドキュメントの作成」をクリックします。
- 保存場所とファイル名を指定し、「発行」をクリックします。
これで、スライドがPDFとして保存されます。
よくある質問や疑問
Q1: デフォルトの設定で作成したスライドを印刷すると、余白ができてしまうのはなぜですか？
デフォルトの設定では、実際のサイズよりも小さいため、印刷時に余白が生じます。正確なサイズに設定することで、余白を防ぐことができます。
Q2: 塗り足しを設定しないと、どのような問題が起こりますか？
塗り足しを設定しないと、断裁時にデザインが切れてしまったり、白い余白が出てしまう可能性があります。特に、デザインが用紙の端まである場合は、塗り足しを設定することをおすすめします。
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まとめ
いかがでしたか？パワーポイントで正確なサイズのPDFを作成するためには、スライドサイズの設定が非常に重要です。デフォルトの設定に頼らず、手動で正しいサイズを入力することで、思い通りの印刷物を作成することができます。ぜひ、今回の手順を参考にしてみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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