新しいパソコンを手に入れたとき、真っ先に頭を悩ませるのが「今まで使っていたOutlookのメールデータをどうやって移行するか」ではないでしょうか。仕事の重要なやり取りや、大切な連絡先、過去の予定表データが全部消えてしまったら大変ですよね。実は、2026年1月現在、Microsoftは新しいOutlook(Outlook new)への移行を本格的に進めており、従来のクラシック版Outlookとは移行方法がまったく異なる状況になっています。この記事では、最新情報を踏まえた確実なメール引き継ぎ方法を、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。
- アカウントの種類によって引き継ぎ方法がまったく違う点を理解できる
- 2026年最新のクラシック版と新しいOutlookの違いと対応策がわかる
- 署名やルールなど見落としがちなデータの移行手順も完全網羅
- まずはあなたのメールアカウントの種類を確認しよう
- クラシック版Outlookでの確実なデータ移行手順
- 新しいOutlookへの移行で知っておくべき重大な注意点
- 見落としがちな署名とルールの移行方法
- 2026年1月最新情報Windows 11のアップデートに要注意
- パソコン買い替え後に知っておきたいOutlookの便利な初期設定
- 実務で役立つOutlook VBAマクロの活用術
- 現場でよく遭遇するOutlookトラブルと解決法
- クラウド時代のメール管理で押さえておくべきポイント
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- パソコン買い替え時のOutlookメールアドレス引き継ぎに関する疑問解決
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
まずはあなたのメールアカウントの種類を確認しよう
パソコン買い替え時のOutlookメール引き継ぎで最も重要なのは、自分がどの種類のメールアカウントを使っているかを把握することです。アカウントの種類によって、移行の難易度や手順が大きく変わってきます。確認方法はとても簡単で、Outlookを起動して「ファイル」タブをクリックし、「アカウント設定」から「アカウント設定」を選択するだけです。表示される一覧の「種類」の列を見れば、自分のアカウントタイプがすぐにわかります。
IMAPやExchangeアカウントなら作業はほぼ不要
Microsoft 365やOutlook.com、Gmail、Yahoo!メールなどのIMAPまたはExchange形式のアカウントを利用している方には朗報です。これらのアカウントはサーバー上にメールデータが保存されているため、新しいパソコンでOutlookを起動し、同じアカウント情報でサインインするだけで自動的にメールが同期されます。つまり、面倒なエクスポートやインポート作業は基本的に必要ありません。ただし、ローカルに保存されている下書きや、オフラインで作成したメールは同期されない場合があるので、念のため旧パソコンで送信済みかどうかを確認しておくと安心です。
POPアカウントは手動での移行が必須
プロバイダーメールや独自ドメインのメールをPOP形式で受信している場合は、メールデータがパソコン内部に保存されているため、手動でのデータ移行が必要になります。POP形式はサーバーからメールをダウンロードして削除する仕組みのため、旧パソコンにしかメールが残っていないケースがほとんどです。この場合はPSTファイルを使った移行作業が欠かせません。
クラシック版Outlookでの確実なデータ移行手順
2026年現在、多くの方がまだ使用しているOutlook(classic)でのメール引き継ぎ方法を詳しく解説します。クラシック版OutlookはOffice製品に含まれる従来型のメールソフトで、PSTファイルを使った移行に完全対応しています。
旧パソコンでのエクスポート手順
まずは古いパソコンから大切なメールデータを取り出します。Outlookを起動したら「ファイル」タブをクリックし、「開く/エクスポート」から「インポート/エクスポート」を選択してください。ウィザードが開いたら「ファイルにエクスポート」を選び、「Outlookデータファイル(.pst)」を指定します。エクスポートしたいメールアカウントを選択する際は、必ず「サブフォルダーを含む」にチェックを入れましょう。これを忘れると受信トレイ内のフォルダー構造が失われてしまいます。保存先にはUSBメモリや外付けハードディスクなど、新しいパソコンにも接続できるメディアを指定するのがおすすめです。
新パソコンでのインポート手順
新しいパソコンにOfficeとOutlookをインストールしたら、まずメールアカウントの初期設定を完了させます。その後、「ファイル」タブから「開く/エクスポート」、「インポート/エクスポート」と進み、今度は「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択します。「Outlookデータファイル(.pst)」を選んでエクスポートしたPSTファイルを指定すれば、過去のメールや連絡先が復元されます。重複の処理オプションでは、通常は「重複した場合インポートしない」を選んでおくとトラブルを防げます。
新しいOutlookへの移行で知っておくべき重大な注意点
2025年1月からMicrosoftは段階的に新しいOutlook for Windowsへの移行を進めており、2026年1月現在では多くの教育機関や企業で自動切り替えが行われています。この新しいOutlookは従来のクラシック版とはまったく異なるアプリケーションであり、移行方法にも大きな制限があることを知っておく必要があります。
新しいOutlookではPSTインポートに制限がある
最も注意すべき点は、新しいOutlookではPSTファイルの完全なインポート機能がないことです。2025年後半からPSTファイルへの読み取りアクセスは段階的に追加されていますが、2026年1月時点でもメールの読み取りと検索、返信や転送といった基本操作に限られています。連絡先や予定表、タスクなどのデータはPSTファイルから直接取り込むことができません。そのため、これらのデータを移行したい場合は、一度クラシック版Outlookでインポートを行ってから新しいOutlookに切り替えるという手順が必要になります。
クラシック版Outlookはいつまで使えるのか
Microsoftの公式発表によると、クラシック版Outlookは少なくとも2029年まではサポートが継続される予定です。2026年頃から段階的に新しいOutlookへの移行が推奨されていますが、すぐに使えなくなるわけではありません。Microsoft 365の契約者であればクラシック版を使い続けることが可能ですし、Office 2021の永続ライセンスは2026年10月まで、Office 2024は2029年までサポートされます。焦って新しいOutlookに移行するよりも、自分の使い方に合わせて計画的に準備を進めることをおすすめします。
見落としがちな署名とルールの移行方法
メールデータの移行に成功しても、多くの方が忘れてしまうのが署名やメールルールの引き継ぎです。これらはPSTファイルには含まれないため、別途手動での作業が必要になります。
署名ファイルのバックアップと復元
Outlookの署名は、Windowsのユーザーフォルダー内にある特定の場所に保存されています。具体的には「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Signatures」というフォルダーです。このフォルダーごとコピーして、新しいパソコンの同じ場所にペーストすれば署名を復元できます。ただし、AppDataフォルダーは通常は非表示になっているので、エクスプローラーの「表示」タブから「隠しファイル」を表示する設定に変更してからアクセスしてください。なお、新しいOutlookとクラシック版Outlookでは署名の保存場所が異なるため、両方を使い分けている場合はそれぞれで設定し直す必要があります。
仕分けルールのエクスポートとインポート
受信メールを自動でフォルダーに振り分けるルールも、個別にバックアップが必要です。クラシック版Outlookでは「ファイル」→「ルールと通知の管理」→「オプション」から「ルールをエクスポート」を選ぶことで、ルールファイル(.rwz形式)として保存できます。新しいパソコンでは同じ手順で「ルールをインポート」を選べば復元完了です。ただし、フォルダーへの振り分けルールは、移行先のOutlookにも同じ名前のフォルダーが存在していないと正しく動作しません。先にメールデータをインポートしてフォルダー構造を復元してから、ルールをインポートするという順序を守りましょう。
2026年1月最新情報Windows 11のアップデートに要注意
2026年1月に配信されたWindows 11のセキュリティアップデート(KB5074109)により、クラシック版OutlookがPOPアカウントで正常に起動しないという不具合が報告されています。この問題はOutlookがバックグラウンドで起動したまま画面に表示されない現象で、タスクマネージャーからOutlook.exeのプロセスを終了させることで一時的に解決できます。Microsoftはこの問題を認識しており、修正プログラムの配布が進められています。パソコン買い替えのタイミングでこの問題に遭遇した場合は、Windows Updateで最新の修正を適用してから移行作業を行うことをおすすめします。
パソコン買い替え後に知っておきたいOutlookの便利な初期設定
新しいパソコンにOutlookを設定したら、ぜひ確認しておきたい便利な設定があります。これらを最初に行っておくと、後から「やっておけばよかった」と後悔することがなくなります。特に、送信済みメールの保存設定やオフラインでの使用量設定は、見落としがちですが非常に重要なポイントです。
送信済みメールが消えないようにする設定
パソコン買い替え後に意外と多いトラブルが、送信したはずのメールが送信済みアイテムに残っていないという問題です。これは設定で回避できます。「ファイル」→「オプション」→「メール」と進み、「メッセージの保存」セクションにある「送信済みアイテムフォルダーにメッセージのコピーを保存する」に必ずチェックを入れてください。新規インストールした直後は、この設定がオフになっていることがあるため、初期設定の段階で確認しておくことを強くおすすめします。
オフライン使用時のメール同期量を設定する
IMAPやExchangeアカウントを使用している場合、デフォルトでは過去12か月分のメールしかオフラインで保持されません。インターネットに接続していない環境で古いメールを参照したい場合は、「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」と進み、該当アカウントをダブルクリックして「オフラインで使用するメール」の期間を「すべて」に変更しましょう。ただし、この設定を変更するとパソコンのストレージ消費量が増えるため、容量に余裕がある場合のみ実施してください。
実務で役立つOutlook VBAマクロの活用術
パソコンを買い替えた機会に、Outlook VBAマクロによる作業効率化に挑戦してみてはいかがでしょうか。VBAとはVisual Basic for Applicationsの略で、Officeアプリケーションを自動操作できるプログラミング言語です。難しそうに感じるかもしれませんが、コピペで動くコードも多く、一度設定すれば毎日の作業時間を大幅に短縮できます。
開発タブを表示してVBAを使えるようにする
Outlookでマクロを使うには、まず「開発」タブを表示させる必要があります。「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」と進み、右側の一覧から「開発」にチェックを入れてください。これでリボンに「開発」タブが追加され、Visual Basicエディターを開けるようになります。マクロを実行する際は、同じくオプションの「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」→「マクロの設定」で「すべてのマクロを有効にする」または「デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする」を選択しておく必要があります。
定型メールを一発作成するVBAコード
毎日同じような報告メールを送信している方には、次のVBAコードが便利です。「開発」タブの「Visual Basic」をクリックしてエディターを開き、「ThisOutlookSession」に以下のコードを貼り付けてください。
Sub 日報メール作成()
Dim objMail As Outlook.MailItem
Set objMail = Application.CreateItem(olMailItem)
With objMail
.To = "boss@example.com"
.CC = "team@example.com"
.Subject = Format(Date, "yyyy/mm/dd") & " 業務日報"
.Body = "お疲れ様です。" & vbCrLf & vbCrLf & _
"本日の業務内容をご報告します。" & vbCrLf & vbCrLf & _
"【本日の作業内容】" & vbCrLf & _
"・" & vbCrLf & _
"・" & vbCrLf & vbCrLf & _
"【明日の予定】" & vbCrLf & _
"・" & vbCrLf & vbCrLf & _
"以上、よろしくお願いいたします。"
.Display
End With
Set objMail = Nothing
End Sub
このコードを実行すると、今日の日付が件名に自動入力された日報メールの下書きが開きます。宛先やテンプレート文面は自分の業務に合わせて書き換えてください。
受信メールを自動でExcelに記録するVBAコード
特定の件名のメールを自動でExcelに記録したい場合は、以下のコードを「ThisOutlookSession」に追加します。これを使えば、問い合わせメールの管理や受注メールの集計が自動化できます。
Private Sub Application_NewMailEx(ByVal EntryIDCollection As String)
Dim objMail As Outlook.MailItem
Dim objItem As Object
Dim xlApp As Object
Dim xlBook As Object
Dim xlSheet As Object
Dim lastRow As Long
Dim filePath As String
filePath = "C:\Users\Public\Documents\メール記録.xlsx"
Set objItem = Application.Session.GetItemFromID(EntryIDCollection)
If TypeOf objItem Is Outlook.MailItem Then
Set objMail = objItem
If InStr(objMail.Subject, "【問い合わせ】") > 0 Then
Set xlApp = CreateObject("Excel.Application")
Set xlBook = xlApp.Workbooks.Open(filePath)
Set xlSheet = xlBook.Sheets(1)
lastRow = xlSheet.Cells(xlSheet.Rows.Count, 1).End(-4162).Row + 1
xlSheet.Cells(lastRow, 1).Value = objMail.ReceivedTime
xlSheet.Cells(lastRow, 2).Value = objMail.SenderName
xlSheet.Cells(lastRow, 3).Value = objMail.Subject
xlSheet.Cells(lastRow, 4).Value = Left(objMail.Body, 500)
xlBook.Save
xlBook.Close
xlApp.Quit
End If
End If
End Sub
このコードは件名に「【問い合わせ】」が含まれるメールを受信するたびに、指定したExcelファイルに受信日時、差出人、件名、本文(500文字まで)を自動記録します。ファイルパスは環境に合わせて変更してください。
選択したメールを指定フォルダーに一括移動するVBAコード
処理済みのメールを対応完了フォルダーに移動する作業を効率化するコードです。複数のメールを選択した状態でマクロを実行すると、一括で移動できます。
Sub メールを対応済みに移動()
Dim objSelection As Outlook.Selection
Dim objMail As Outlook.MailItem
Dim objFolder As Outlook.MAPIFolder
Dim objNS As Outlook.NameSpace
Dim i As Long
Set objNS = Application.GetNamespace("MAPI")
Set objFolder = objNS.GetDefaultFolder(olFolderInbox).Folders("対応済み")
Set objSelection = Application.ActiveExplorer.Selection
For i = objSelection.Count To 1 Step -1
If TypeOf objSelection.Item(i) Is Outlook.MailItem Then
Set objMail = objSelection.Item(i)
objMail.Move objFolder
End If
Next i
MsgBox objSelection.Count & "件のメールを移動しました。", vbInformation
End Sub
このマクロを使う前に、受信トレイの下に「対応済み」という名前のフォルダーを作成しておいてください。フォルダー名を変えたい場合はコード内の「対応済み」の部分を書き換えます。
現場でよく遭遇するOutlookトラブルと解決法
パソコンの買い替えに関係なく、Outlookを使っていると様々なトラブルに遭遇します。ここでは、実際に多くの人が体験する代表的な問題と、その具体的な解決方法を紹介します。
メール検索で「一致する項目が見つかりませんでした」と表示される
絶対にあるはずのメールが検索で見つからないという経験をした方は多いはずです。この問題の原因の多くは検索インデックスの破損にあります。Outlookはメールを高速で検索するために、あらかじめ「索引(インデックス)」を作成しています。この索引が何らかの理由で壊れてしまうと、存在するはずのメールが検索結果に表示されなくなります。
解決方法はインデックスの再構築です。「ファイル」→「オプション」→「検索」と進み、「インデックス処理のオプション」ボタンをクリックします。表示されたダイアログで「詳細設定」をクリックし、「インデックスの設定」タブにある「再構築」ボタンを押してください。「インデックスの再作成には時間がかかる場合があります」という警告が出ますが、「OK」をクリックして進めます。メールの量にもよりますが、完了までに数時間から一晩かかることもあるので、退社時やお昼休みに実行するのがおすすめです。
送信済みアイテムのメールが突然消えた
送信したはずのメールが送信済みフォルダーから消えてしまうトラブルも頻繁に報告されています。この場合、まず確認すべきは「古いアイテムの整理」機能が有効になっていないかどうかです。この機能が有効だと、一定期間が経過したメールが自動的にアーカイブフォルダーに移動されたり、削除されたりします。
確認方法は、送信済みアイテムフォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択し、「古いアイテムの整理」タブを開きます。ここで不要な設定が行われていないか確認してください。もし消えたメールがアーカイブに移動されていた場合は、「C:\Users\ユーザー名\Documents\Outlook ファイル\Archive.pst」にある可能性があります。このファイルを「ファイル」→「開く/エクスポート」→「Outlookデータファイルを開く」で追加すれば、アーカイブされたメールを確認できます。
Outlookの起動が異常に遅くなった
パソコンを買い替えてしばらく経つと、Outlookの起動に時間がかかるようになることがあります。主な原因はデータファイル(PSTまたはOST)の肥大化です。長年使い続けていると、削除したはずのメールの痕跡がデータファイル内に残り、ファイルサイズが膨れ上がってしまいます。
この問題を解決するには、データファイルの圧縮を行います。「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」と進み、「データファイル」タブを開きます。使用しているデータファイルを選択して「設定」をクリックし、「今すぐ圧縮」ボタンを押してください。この操作により、不要な領域が整理されてファイルサイズが縮小し、起動速度が改善されることがあります。
PSTファイルが破損してOutlookが起動しない
最悪のケースとして、PSTファイルが破損してOutlook自体が起動しなくなることがあります。この場合は、Microsoftが提供するSCANPST.EXE(受信トレイ修復ツール)を使って修復を試みましょう。このツールはOutlookをインストールすると自動的にパソコンにインストールされます。
ツールの場所はOfficeのバージョンによって異なりますが、一般的には「C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16」または「C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16」にあります。SCANPST.EXEをダブルクリックで起動し、破損したPSTファイルを指定して「開始」ボタンを押すと、ファイルをスキャンして修復可能な問題を検出してくれます。修復前に必ずバックアップを取っておくことを忘れないでください。
クラウド時代のメール管理で押さえておくべきポイント
2026年現在、メール環境は急速にクラウド中心へと移行しています。パソコンを買い替えるタイミングで、自分のメール管理方法を見直してみることをおすすめします。
POPからIMAPへの移行を検討する
もし現在POPでメールを受信しているなら、IMAPへの切り替えを真剣に検討してください。POPはメールをサーバーからダウンロードしてローカルに保存する方式のため、パソコンを買い替えるたびにPSTファイルの移行が必要になります。一方、IMAPはサーバー上にメールを保持したまま同期する方式なので、新しいパソコンでアカウントを設定するだけでこれまでのメールがすべて同期されます。スマートフォンやタブレットなど複数のデバイスでメールを確認する場合にも、IMAPなら既読状態やフォルダー構造が同期されて便利です。プロバイダーによってはIMAP対応していない場合もあるので、契約内容を確認してみてください。
Microsoft 365を活用するメリット
Microsoft 365(旧Office 365)を利用すると、Exchangeサーバーによるクラウドベースのメール管理が可能になります。Exchangeアカウントであれば、メール、連絡先、予定表、タスクがすべてサーバー上に保存されるため、パソコンを買い替えてもアカウントでサインインするだけですべてのデータが同期されます。また、メールボックス容量も50GB〜100GBと大容量で、ローカルのストレージを圧迫しません。個人利用ならMicrosoft 365 Personalが月額1,490円(または年額14,900円)で利用できるので、頻繁にパソコンを買い替える方やデータ移行の手間を省きたい方には特におすすめです。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまでOutlookのメール引き継ぎについて詳しく解説してきましたが、正直なところ、個人的にはPOPアカウントをまだ使っている人は今すぐIMAPかExchangeに移行した方が絶対に楽だと思います。PSTファイルをエクスポートしてUSBメモリで移動して、インポートして、署名もルールも別でバックアップして……という作業、ぶっちゃけ時代遅れです。2026年にもなって、パソコンを買い替えるたびにこんな面倒なことをしているのは、正直もったいない。
特に仕事でメールを使っている人は、月額1,000円〜2,000円程度でMicrosoft 365を契約してExchangeアカウントを使うのが最も賢い選択だと断言します。契約料がもったいないと感じるかもしれませんが、パソコン買い替えのたびに半日から丸一日かけてデータ移行する手間を考えたら、完全に元は取れます。しかもMicrosoft 365なら常に最新のOfficeが使えて、OneDriveで1TBのクラウドストレージも付いてくる。これで年間15,000円程度なら、どう考えてもお得です。
「でも、うちはプロバイダーのメールアドレスしかないから……」という声もあるかもしれません。その場合でも、まずはプロバイダーがIMAPに対応しているか確認してください。最近のプロバイダーはほとんどがIMAP対応しています。IMAPであれば、少なくともメール本体の移行作業は「新しいパソコンでアカウント設定するだけ」で済みます。これだけでも、PSTファイルをコピーして回るよりはるかにストレスが減ります。
VBAマクロについても一言。正直、VBAを覚える暇があったらPower Automateを勉強した方が将来性があると思います。VBAはクラシック版Outlookでしか動かないし、新しいOutlookには対応していません。Microsoftは明らかに新しいOutlookへの移行を進めているので、VBAに依存した自動化は2029年以降使えなくなるリスクがあります。とはいえ、今すぐ使える便利さは確かなので、短期的な効率化としてはVBAを使いつつ、中長期的にはPower AutomateやPower Appsに移行する準備を進めておくのが現実的な戦略です。
最後に、新しいOutlookに今すぐ完全移行する必要はまったくないということも強調しておきます。クラシック版Outlookは2029年までサポートされますし、PSTファイルのフルサポートも含めて、現時点ではクラシック版の方が機能が充実しています。新しいOutlookは確かにモダンで見た目もきれいですが、まだ発展途上。焦って移行して「やっぱりクラシック版の方が良かった」と後悔するくらいなら、今はクラシック版を使いながら、新しいOutlookの機能が充実するのを待つのが賢明です。両方インストールしておいて、たまに新しいOutlookの進化をチェックするくらいがちょうどいいバランスではないでしょうか。
パソコン買い替え時のOutlookメールアドレス引き継ぎに関する疑問解決
Microsoftアカウントが同じなのにメールが表示されないのはなぜ?
Microsoftアカウントでサインインしても過去のメールが表示されない場合、考えられる原因はいくつかあります。まず、以前使っていたのがPOP形式のアカウントだった場合、メールはサーバーではなくパソコン内部に保存されているため、アカウントでサインインしただけでは復元されません。この場合はPSTファイルを使った移行が必要です。また、IMAPやExchangeアカウントでも、同期設定で「過去1か月分のみ」などの制限がかかっている場合は古いメールが表示されません。Outlookの同期設定を確認し、必要に応じて「すべて」に変更してみてください。
新しいOutlookとクラシック版Outlookは同時に使えますか?
はい、両方を同時にインストールして使い分けることが可能です。Windows 11では新しいOutlookがプリインストールされていることが多いですが、Office製品を追加でインストールすればクラシック版Outlookも利用できます。スタートメニューでは「Outlook(new)」と「Outlook(classic)」のように区別されて表示されるので、用途に応じて使い分けられます。ただし、それぞれのOutlookでアカウント設定や署名を個別に行う必要があるため、管理が煩雑になる点には注意が必要です。
OneDriveにPSTファイルを保存しても大丈夫?
PSTファイルをOneDriveの同期フォルダー内に保存することは推奨されません。OneDriveはクラウドとの同期を行うため、Outlookが使用中のPSTファイルと競合してデータ破損を引き起こす可能性があります。PSTファイルはローカルドライブ(Cドライブなど)のドキュメントフォルダーや、OneDrive同期対象外の場所に保存するようにしましょう。バックアップ目的でクラウドに保存したい場合は、Outlookを完全に終了させた状態でPSTファイルをコピーしてアップロードする方法が安全です。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
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まとめ
パソコン買い替え時のOutlookメールアドレス引き継ぎは、アカウントの種類によって難易度が大きく異なります。IMAPやExchangeアカウントならサインインするだけでほぼ完了しますが、POPアカウントの場合はPSTファイルを使った手動移行が必須です。2026年現在、Microsoftは新しいOutlookへの移行を進めていますが、クラシック版Outlookは2029年まで使い続けられるので、慌てる必要はありません。署名やルールは別途バックアップが必要な点を忘れずに、計画的にデータ移行を進めましょう。最新のWindows Updateによる不具合にも注意しながら、大切なメールデータを確実に新しいパソコンへ引き継いでください。






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