VBAでOutlookメール本文のフォントサイズを変更する方法

こんにちは！今日は、ExcelのVBAを使ってOutlookのメール本文のフォントサイズを変更する方法についてお話しします。パソコンやスマホの操作がちょっと苦手な方でも大丈夫ですよ。一緒にゆっくりと進めていきましょう。

VBAでOutlookメールを作成する基本
メール本文のフォントサイズを変更する方法
実際に試してみましょう
よくある質問や疑問
1. Q1: フォントサイズを変更したのに、受信者側で反映されません。なぜでしょうか？
2. Q2: 他のフォントや色も設定できますか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

VBAでOutlookメールを作成する基本

Outlookのイメージ

まず、ExcelのVBAを使ってOutlookでメールを作成する基本的な手順をご紹介します。難しく感じるかもしれませんが、順を追って説明しますのでご安心ください。

Outlookアプリケーションの起動ExcelからOutlookを操作するための準備をします。
メールアイテムの作成新しいメールを作成します。
メールの各種設定宛先や件名、本文などを設定します。
メールの表示または送信作成したメールを表示したり、直接送信したりします。

具体的なコードは以下のとおりです。

vba

Sub CreateOutlookMail()

    Dim outlookApp As Object

    Dim mailItem As Object
    ' Outlookアプリケーションを起動

    Set outlookApp = CreateObject("Outlook.Application")

    ' 新しいメールアイテムを作成

    Set mailItem = outlookApp.CreateItem(0)

' メールの設定 With mailItem .To = "example@example.com" ' 宛先 .Subject = "こんにちは" ' 件名 .Body = "これはテストメールです。" ' 本文 .Display ' メールを表示 End With End Sub

このコードを実行すると、Outlookで新しいメールが作成され、画面に表示されます。

メール本文のフォントサイズを変更する方法

次に、メール本文のフォントサイズを変更する方法をご紹介します。通常の本文設定ではフォントサイズを変更できないため、HTML形式で本文を作成します。

HTML形式を使用すると、フォントサイズや色、スタイルなどを細かく設定できます。以下のコードでは、フォントサイズを10ポイント、フォントを「MSゴシック」に設定しています。

vba

Sub CreateStyledOutlookMail()

    Dim outlookApp As Object

    Dim mailItem As Object

    Dim bodyContent As String
    ' Outlookアプリケーションを起動

    Set outlookApp = CreateObject("Outlook.Application")

    ' 新しいメールアイテムを作成

    Set mailItem = outlookApp.CreateItem(0)
    ' HTML形式の本文を作成

    bodyContent = "
これはテストメールです。
"

' メールの設定 With mailItem .To = "example@example.com" ' 宛先 .Subject = "フォントサイズの変更テスト" ' 件名 .HTMLBody = bodyContent ' HTML形式の本文 .Display ' メールを表示 End With End Sub

このコードを実行すると、指定したフォントサイズとフォントでメール本文が表示されます。